『Nizi Project2』Pt2 #8 DayDay.2―韓国合宿ファイナル進出9人決定、3人が脱落

2023年11月29日

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・9人がファイナル・ステージに進出決定、ユウキは体力の課題を指摘される
・ソウダイ、タイガ、ショーンは脱落―ソウダイの歌唱力、ショーンのビジュアル・自由さも見切られた

K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2、ニジプロ2）のパート2の韓国合宿の第8話の続きが、2023年12月1日（金）22時からのHulu完全版配信に先駆けて、11月29日（水）の日本テレビ系「DayDay.」で先出特集された。

韓国合宿の3rdステージのチーム審査②の個人順位が発表され、9人のファイナル進出と、ソウダイ、タイガ、ショーンの3人の脱落が決定した。

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Tverでの見逃し配信は放送日の21時から利用可能だ。次週・12月6日（水）の「DayDay.」での先出特集で、デビューメンバーが決定するファイナル・ステージがスタートする。

脱落したソウダイ、タイガ、ショーンは、直近の審査でJ.Y.Park（パク・ジニョン）からネガティブなコメントがあったので、全くの想定外ではなかった。それでも、ファイナルまで待ってから決めてもよかったのに、3人は多いとの思いもあったし、何カ月も頑張る姿を見てきた3人の脱落が確定して、筆者も気持ちにずしりと来て、落ち込んだ。これがサバ番。

図表1　韓国合宿2ndステージ・チーム審査②での順位（年齢は2023年11月28日「DayDay.」放送時に表示された年齢）

1位　ハル（井上陽、17、JYP練習生）個人審査5位、チーム審査①1位
2位　トモヤ（植村朋哉、17、JYP練習生）* 個人審査2位、チーム審査①2位
3位　ユウヒ（小森優陽、16、JYP練習生）* 個人審査4位、チーム審査①3位
4位　セイタ（河嶋星太、17、JYP練習生）個人審査9位、チーム審査①6位
5位　ユウ（富安悠、18）個人審査1位、チーム審査①4位
6位　ケン（蘇建、17）個人審査3位、チーム審査①5位
7位　エイジ（伊藤瑛史、16）* 個人審査7位、チーム審査①8位
8位　ユウキ（西山裕貴、16）* 個人審査6位、チーム審査①7位
9位　ミラク（星沢弥樂、15）* 個人審査12位、チーム審査①10位
*追加キューブ獲得。
脱落: ソウダイ、タイガ、ショーン

9人がファイナル・ステージに進出決定、ユウキは体力の課題を指摘される

J.Y.Parkは、韓国合宿の3rdステージのチーム審査②の個人順の位発表を、いつも通り1位から始めた。前もって、脱落者の有無に触れなかったので、どこで分かるのか、緊張感があった。

TOP3のハル、トモヤ、ユウヒは前回（チーム審査①）と同じだった。1位チームのハルが個人1位になるのは、ある意味当然だ。

4位から6位のセイタ、ユウ、ケンは、チーム審査②で1位になったハルチームのメンバーで、本番審査の際に合格の証のキューブをもらえていたので、順位が高いことは分かっていた。敢えて言えば、ハルチームのメンバーでハルに次ぐ高い順位になったのが、オンエアで褒められていたユウやケンでなくセイタだったことは、少し意外だった。

J.Y.Parkが順位の高いほうから1人ずつ名前を呼ぶ直前に、筆者は自分なりに次は誰が呼ばれそうか考えてみたが、7位はダンスの才能が褒められていたエイジ、8位は良い意味で見直されていたユウキが呼ばれたことには、全く違和感はなかった。

J.Y.Parkはユウキにキューブを授与しながら、「体の力を育てるべきです」と注文をつけた。このシーンがしっかり放送されたということは、この体力の問題が、ユウキがファイナルでデビューできるか否かの判断のポイントになる可能性を示している。

ソウダイ、タイガ、ショーンは脱落―ソウダイの歌唱力、ショーンのビジュアル・自由さも見切られた

9位を発表する前に、J.Y.Parkは難しい顔つきになって、言いにくそうに「キューブをもらえるメンバーは9位までです」と言った。あと1人？ 3人が脱落、というのは衝撃だった。筆者は脱落者は漠然と、12人いるからセミファイナルでの脱落者は2人くらいかな、と思っていた。

最後の通過者の9位にミラクの名前が呼ばれた時、ミラクの通過に納得できなくはなかったが、ソウダイとショーンを脱落させて良かったのだろうか、という気はした。

確かに直近のJ.Y.Parkの評価コメントは、ミラクについては「短所はないですが、目だった長所があまりよく見えないんです」とのことで、減点要因はなかった。一方で、他の3人は問題点が指摘されていた。

ソウダイは持ち前の歌唱力がステージで発揮できない状態が続いていて、このままデビューしてもそのままなら、懸念が残ると思われた。

また、ショーンは、才能は認められていたものの、自由すぎて、ダンスの動きを他のメンバーと合わせられずにいたので、グループ向きではないかも、との印象があった。タイガも、動きが他のメンバーに遅れて鈍く見える箇所があった。

タイガはずっとネガティブな雰囲気が漂っていて、危ないと思っていた。しかし、ソウダイの歌唱力や、ショーンのビジュアル人気は、新規ファン獲得に役立つ可能性があったので、脱落させるにはもったいない気もした。ファイナルでの改善の可能性を待たずに、この時点でJ.Y.Parkから見切りをつけられてしまったのは、ちょっとショックだった。

ファイナリストが9人だから、デビューするグループは7人組になる可能性が最も高そうだが、幅を見ると、5人から8人の間だろう。ユウキは指摘された体力の問題を、ファイナルまでに解決できるだろうか。頑張れ、ユウキ。

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