『Nizi Project2』Pt2 #2 DayDay先出―韓国合宿個人審査②5人中ショーン、ユウヒ、ケンがキューブ獲得

2023年10月18日

（目次）・TOP
・ミラク―ダンスの動作・表現力や歌で厳しい評価、キューブなし
・ソウダイ―メインボーカル候補として他の参加者より高い表現力が要求され、キューブなし
・ショーン―カッコよさに驚かれ、キューブ獲得
・ユウヒ―自由に遊ぶ感じのパフォーマンスが評価され、キューブ獲得
・ケン―自信喪失からトモヤの練習協力で立ち直り、キューブ獲得

K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2、ニジプロ2）のパート2の韓国合宿の第2話が、2023年10月20日（金）22時からのHulu完全版に先立って、10月18日（水）の日本テレビ系「DayDay.」で先出特集され、12人の韓国合宿開始の個人別パフォーマンス審査の中編がオンエアされた。放送日の21時よりTver見逃し配信もある。

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今回は5人の審査の模様が紹介され、ショーン（現在18）、ユウヒ（16、JYP練習生）、ケン（17）は合格の証のキューブを獲得できたが、ミラク（15）とソウダイ（17、JYP練習生）は獲得できなかった。

J.Y.Park（パク・ジニョン）は、日本合宿より厳しい基準、プロとしてデビュー可能かの視点で評価していて、全員同じ基準で見てはいないようだ。各自のグループでの役割を考えた上での、個別の課題に重きが置かれている印象だ。たとえば、メインボーカル候補のソウダイは、もはや高い歌唱技術だけでは評価されず、表現力が問題視されて、キューブ獲得ができなかった。

ミラク―ダンスの動作・表現力や歌で厳しい評価、キューブなし

日本合宿最終5位だったミラク（現在15歳）は、韓国合宿では苦戦した。トレーナーから「力（パワー）がない」と指摘され、歌いながら踊ることにも苦労していた。ミラクは落ち込むと、母や姉とビデオ通話して、励まされていた。

個人審査の披露曲はStray Kidsの「MANIAC」で、ミラクは黒いTシャツのカジュアル衣装で本番に臨んだ。J.Y.Parkは「動作に対する理解と、それを表現する能力が、少し足りないです。なので、すごく努力しないといけないし、歌も今よりももっと早く伸びないといけない」と厳しい評価をした。キューブなし。ミラクに脱落フラッグのリスクが出てきたような気がした。

ソウダイ―メインボーカル候補として他の参加者より高い表現力が要求され、キューブなし

日本合宿最終10位だった、メインボーカル候補のJYP練習生・ソウダイ（17）は、日本合宿では、J.Y.Parkに、高音になると先に考えて力が入ってしまう、という問題を指摘されていた。

披露曲はUsherの「DJ Got Us Fallin’ In Love」で、高音部分が多いことに、ソウダイは懸念していた。また、練習中にトレーナーに「情熱が感じられない。仕事みたい」とダメ出しされていた。

ソウダイは、黒の薄手の前ジッパーのジャケットを着て本番に臨んだ。J.Y.Parkは以下の厳しい評価コメントをした。

「ここにいる参加者の中で、高音の発生を最もパワフルに出せるのは明らかです。問題は、何の感情も感じられなかったことです。今、僕の頭に残っているのが、『night!』この音しか残っていません。この『night』が全て同じに聞こえました。ボリューム10！すべて同じでした。高音でも、感情が込められ、その部分を歌うたびに違う感じにしなければなりませんが、音楽のように聞こえませんでした」

所感を尋ねられ、ソウダイは「ずっと練習をしながら、基本練習とか高音練習とか、技術とかばっかりに夢中になって、そういう心配が、やっぱり舞台の上に出てしまったのかな」と述べた。

J.Y.Parkは「三浦君を本当に大切に思うからこそ、考える機会が必要だと思います。今日はキューブを与えないことにします」と、締めくくった。ソウダイはメインボーカル候補だけに、ボーカルの表現力に関して、他の参加者よりも明らかに高いレベルが要求されていた。

それでも、ソウダイは歌唱力がずば抜けていて必要な人材だから、NiziUのニナのように、努力を見せれば最後にぎりぎりでもデビューできるのではないか。

ショーン―カッコよさに驚かれ、キューブ獲得

日本合宿最終9位だったショーン（18）は、ダンスは得意だが、日本合宿では歌の表現力が不十分だと、J.Y.Parkに指摘されていた。

ショーンは黒の重ね着の衣装で、GOT7「Hard Carry」を披露した。オンエアされた尺がかなり短くて、視聴者にはよく分からなかった。J.Y.Parkは「本当に、本当に驚きました。カッコよかったです」と褒め、キューブを授与した。ショーンはビジュアル要員の1人だから、カッコよく見えるかどうかは、重要と思われる。

ユウヒ―自由に遊ぶ感じのパフォーマンスが評価され、キューブ獲得

日本合宿最終6位だったJYP練習生・ユウヒ（16）は、ベージュのベストの上に白黒でカラフルプリント入りのスタジャンを着て、GOT7「A」を披露した。オンエアの尺がかなり短かったので、よく分からなかったが、J.Y.Parkは「自由に遊ぶ感じが出ています」と褒めて、キューブを授与した

ケン―自信喪失からトモヤの練習協力で立ち直り、キューブ獲得

日本合宿を最下位12位でぎりぎり通過したケン（17）は、韓国合宿で2回連続して最下位になると脱落とのルールに怯え、練習中も「自分だけ置いて行かれている気がして」と、1人で落ち込んでいた。

助けてくれたのは、日本合宿最終1位のトモヤ（17）だった。トモヤは「何で泣いてるの？」「俺の目10秒見て」と話しかけ、ケンが最下位になると心配していると、「俺がおるやし、最下位はないって」「一緒に踊るか？」と言って、ケンのダンスの練習に付き合ってくれた。

2人が一緒にケンの披露曲の2PM「HANDS UP」を踊っているシーンが流れたが、トモヤがめっちゃ上手で、さすがだった。自分の練習でなく、友達の練習に時間を割いてくれるトモヤが偉すぎる。おかげでケンはようやく、心の底から楽しんでダンスをやっていると実感できるようになった。

本番ステージでは、ケンは黒地のカラフル模様の衣装で登場した際に「I can, you can 蘇健」のキャッチフレーズを述べ、パフォーマンスを披露した。

J.Y.Parkは「東京合宿で、最終順位が12位、最下位でしたね。ビリの逆襲ですね。まず、歌が本当に印象的でした。ボーカルのトーンが本当に良くて、リズム感が素晴らしかったです。でも、最後の高音はまだ上手く歌えませんが、その高音だけパワフルに出せたら、ボーカルは最高レベルにまで行けます」と褒め、キューブを授与した。

ケンはNiziUのマユカのような“虹の奇跡”枠で、面白くて愛されるキャラでもあるので、今後何か失敗がなければ、最後まで残れる可能性が高いと思われる。

図表1　韓国合宿進出メンバー12人の日本合宿最終順位（年齢は2023年10月11日「DayDay.」放送時に表示された年齢）

1位　トモヤ（植村朋哉、17、JYP練習生）（ダンス6位、ボーカル2位）
2位　ユウキ（西山裕貴、16）（ダンス12位、ボーカル3位）
3位　ハル（井上陽、17、JYP練習生）（ダンス4位、ボーカル5位）
4位　エイジ（伊藤瑛史、16）（ダンス1位、ボーカル9位）
5位　ミラク（星沢弥樂、15）（ダンス5位、ボーカル10位）
6位　ユウヒ（小森優陽、16、JYP練習生）（ダンス7位、ボーカル7位）
7位　タイガ（藤牧大雅、18、JYP練習生）（ダンス13位、ボーカル14位）
8位　ユウ（富安悠、18）（ダンス10位、ボーカル11位）
9位　ショーン（柗原翔音、18）（ダンス3位、ボーカル16位）
10位　ソウダイ（三浦颯大、17、JYP練習生）（ダンス9位、ボーカル1位）
11位　セイタ（河嶋星太、16、JYP練習生）（ダンス17位、ボーカル6位）
12位　ケン（蘇建、17）（ダンス15位、ボーカル17位）

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