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・デビューの可能性が高そうな参加者/ SMのNCT東京（仮）のデビュー決定メンバーとのカラーの違い
・日本合宿スター性評価でのキューブ獲得は14人
・個人別のスター性評価パフォーマンス
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第8話が、2023年9月8日（金）22時からHulu完全版として配信された。以下、ネタバレに留意されたい。
毎週水曜日の日本テレビ系「DayDay.」の先出特集では、9月6日放送回で早くも日本合宿最終ミッションであるチーム・パフォーマンス評価が始まっていたが、Hulu完全版の第8話は、その前のスター性評価の全員の結果までだった。
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改めて印象的だったのは、メインダンサー候補のトモヤの、ずば抜けたエンターテイナーぶりだった。今回は出番はなかった嵐の松本潤に少し似ているイケメン・ユウは、ただ座っているだけなのに、カメラに映る分量が多く、デビュー組に必要なビジュアルセンターだと確信した。ソウダイはメインボーカルとして不可欠で、ハルもダンスの評価が高い。
ユウキはこのオーディションでデビューできるかどうかはボーダー近辺で微妙と思われるが、アイドルっぽく見えるので、将来芸能人にはなりそうな気がする。
デビューの可能性が高そうな参加者/ SMのNCT東京（仮）のデビュー決定メンバーとのカラーの違い
スター性評価の全容が判明し、さらに9月6日の「DayDay.」でハル・ユウ・（JYP練習生）タイチ・タカトのチームのパフォーマンスがJ.Y.Parkに好評だったところまでを考慮して、筆者個人的にデビューの可能性が高そうなメンバーを挙げると、以下だと思われる。7人組の可能性が最も高いと思われるが、5人～9人組の範囲内だろう。
デビューの可能性がかなり高いと思われる参加者:
トモヤ、ソウダイ、ハル、ユウ
デビューの可能性がまあまあ高いと思われる参加者:
エイジ、ユウヒ、リオ、ショーン、ユウキ、ミラク
ところで、SMエンターテインメントのNCTの日本活動多めの新チーム（仮称: NCT東京またはNCT New Team）のデビューメンバー7人が決定したが、そちらは練習生出身の日韓合同実力派イケメンチームで（日本人4人と韓国人3人）、日本人2人は10代半ばでフレッシュな感じなので、NCT DREAMの日本版みたいなカラーになるかもしれない。
それに対し、JYPのNizi Project2から誕生するボーイズグループは、全員日本人の5～9人組となる見込みで、JYP練習生たちはある程度K-POPぽさもあるが、一般参加者の雰囲気は幾分かBE:FIRSTに近いものを感じる。
エイジやリオがデビュー組に入れば、ヒップホップ・ダンス系のカラーが強まるかもしれない。一方、トモヤはハイレベルの振付を作ることができ、作曲も自分で習得中のようなので、独自のカラーのグループが作れそうだ。また、トモヤはバラエティ力も高い。
日本合宿スター性評価でのキューブ獲得は14人
20人の参加者の日本（東京）合宿のスター性評価については、これまで日本テレビ「DayDay.」とHulu完全版で少しずつスター性評価の様子が伝えられていたが、ようやく全員のパフォーマンス内容と結果が判明した。キューブを獲得できたのは14人で、獲得できなかったのは6人だった。
図表1 日本合宿スター性審査でキューブを獲得した14人と獲得できなかった6人の合計獲得キューブ数
スター性キューブ獲得[キューブ計3個]:
・トモヤ（植村朋哉、16、JYP練習生）: 編曲・ダンス・アクロバット（ダンス6位*、ボーカル2位*）
・ハル（井上陽、16、JYP練習生）: ロボット風ポッピンダンス（ダンス4位*、ボーカル5位*）
・ソウダイ（三浦颯大、16、JYP練習生）: ヨーヨー（ダンス9位*、ボーカル1位*）
・エイジ（伊藤瑛史、15）: ビートボックス（ダンス1位*、ボーカル9位*）
・ミラク（星沢弥樂、14）: 空手ダンス（ダンス5位*、ボーカル10位*）
・ユウキ（西山裕貴、14）: 創作ダンス・韓国語早口言葉（ダンス12位*、ボーカル3位*）
・ユウ（富安悠、17）: 犬4種を声を変え解説（ダンス10位*、ボーカル11位*）
スター性キューブ獲得[キューブ計2個]:
・ショーン（柗原翔音、17）: 手を使わずズボンをはく（ダンス3位*、ボーカル16位）
・タイチ（高橋泰智、15、東京出身）: 似顔絵描き（ダンス11位*、ボーカル15位）
・タイガ（藤牧大雅、17、JYP練習生）: ジャズダンス（ダンス13位*、ボーカル14位）
・タイチ（稲垣太地、17、JYP練習生）: 応援部パフォーマンス（？）（ダンス15位、ボーカル12位*）
スター性キューブ獲得[キューブ計1個]:
・ユイト（榎本唯人、14）: 手品（？）（ダンス16位、ボーカル19位）
・ケン（蘇建、15）: 卓球・鍋・モップパフォ―マンス（ダンス15位、ボーカル17位）
・タカト（大塚天翔、18）: 和太鼓（ダンス20位、ボーカル20位）
スター性キューブなし[キューブ計2個]:
・ユウヒ（小森優陽、15、JYP練習生）: 人形を使った腹話術、アカペラ歌唱入り（ダンス7位*、ボーカル7位*）
・リオ（高橋理央、14）: 棒を用いた武術（太極拳？）（ダンス14位*、ボーカル4位*）
・ショウケイ（渡祥恵、15）: 空手の（？）護身術（ダンス8位*、ボーカル8位*）
スター性キューブなし[キューブ計1個]:
・セイタ（河嶋星太、15、JYP練習生）: 似顔絵（ダンス17位、ボーカル6位*）
・コウヘイ（永塚康平、15）: サックス演奏 （ダンス2位*、ボーカル13位）
スター性キューブなし[キューブなし]:
・タカオ（山口恭生、14）: バレエダンス（？）（ダンス19位、ボーカル18位）
注: *はキューブ獲得。ダンス・キューブ獲得は上位14人、ボーカル・キューブ獲得は上位12人、スター性キューブ獲得は14人。
個人別のスター性評価パフォーマンス
ユウキ（西山裕貴）
兵庫県出身。鮮やかな黄緑、銀縁入りのセットアップの衣装で、J.Y.Park「FEVER」の曲で創作パフォーマンスを披露。愛する人への気持ちを表現したダンス主体だが、途中に自分で勉強してきた韓国語の早口言葉を入れた。
J.Y.Parkは「自分の感情を思い切り自由に表現するのは、本当に良かったです」「でも、新鮮に感じられる予想外の部分が少し足りなかった」と評し、その場でなキューブはなしだった。しかし、スタッフとのミーティングで、発音習得の努力が認められ、追加キューブが授与された。
ソウダイ（三浦颯大）
宮崎出身、JYP練習生。ヨーヨーの高難度のパフォーマンスを披露。BGMはStray Kidsの「神メニュー（インスト）」「HELLEVATOR」など。J.Y.Parkは「完成度が本当に高いと思います」「君に似合っていると思います」と褒め、キューブ授与。
タカト（大塚天翔）
福岡出身。3歳から習っていた和太鼓のパフォーマンスを披露。BGMは「Double Knot -Japanese ver.-」。J.Y.Parkは「タカト君が演技をした」「16ビート、それが本当に印象的です」「面白くて、同時にカッコ良かったです」と褒め、キューブを授与。
ハル（井上陽）
大阪出身、JYP練習生。長年やってきたポッピンダンスのロボット風のパフォーマンスを披露。ロボットでなく人間らしく踊りたいと努力した、自分のストーリーということで、セリフ入りのStray Kids「ソリクン」「神メニュー」の音源も自分でアレンジした。
J.Y.Parkは「自分のストーリーでもありつつ、ウィットに富んだ面白い形で披露したことに、驚きました」「実際の話を題材にして、とても印象的でした」「アーティストは嬉しいことでも悲しいことでも芸術にできると本当に有利です。実際の物語ほど強いものはないからです」「アイデアもパフォーマンスも全部良かったです」と称賛し、キューブを授与。
エイジ（伊藤瑛史）
愛知県出身。地域予選で歌ったCreepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」を自分なりのアレンジを加えながら、独学で習得したビートボックスで表現。
J.Y.Parkは「スターとは、ファンのみなさんに、その人の見えないところを愛される存在です。見える身体を通して表現したいことを表現するのです」「エイジ君は、ずっと一貫性が感じられるものがあります。根底には、本当のストリートHIP HOPの感じがあります。15歳という幼い歳にもかかわらず、はっきりした自分だけのカラーを持っているのは、特別だと思います」と褒め、キューブを授与。
トモヤ（植村朋哉）
福岡出身、JYP練習生。ステッキを用いて、怪盗モヤがスター性キューブを奪いに行くというコンセプトで、アクロバティックな創作ダンスのパフォーマンスを披露。約1年前から作曲を手掛けていて、自分でアレンジしたセリフ入り音源を準備。ステッキをバトンのように曲芸っぽく使ったり、並外れた身体能力を活かした凄いアクロバティック・ダンスを見せたりで圧倒。コミカルな演出も入れて笑いもとった。天才エンターテイナーだと思えた。
J.Y.Parkはいきなり「来てください」とキューブを授与し、「振付と踊り、どっちも素晴らしかったと思います。振付をそんなに難しいレベルで作ったことは、本当に驚くべきです。2カ所しかミスしていないことが不思議なくらい、ハイレベルの振付が多かったです。その度胸にまず驚いたし、この緊張の中でミス2回だけで、本当に凄いと思います」「想像を超える動きが沢山ありました」「凄い振付師になる可能性があると思います」「ダンスの実力も印象的でした。ダンスが参加者の中で最高のレベルだと思います」と絶賛した。
その他、映る分量は僅かだったが、2人がスター性キューブを獲得できた。
・ユイト（榎本唯人）―手品（？）。キューブ授与。
・タイチ（稲垣太地、JYP練習生）―応援部パフォーマンス（？）。J.Y.Parkは「タイチ君の明るくで元気なエネルギーは十分伝えられました」と褒め、キューブ授与。
一方、スター性のキューブを獲得できなかったのは6人だった。ユウヒ以外はほとんど映っていない。
・ユウヒ（小森優陽、JYP練習生）― 人形を使った腹話術、アカペラ歌唱入り。キューブなし。
・リオ（高橋理央）―棒を用いた武術（太極拳？）。キューブなし。
・セイタ（河嶋星太、JYP練習生）―似顔絵を描いた。キューブなし。
・コウヘイ（永塚康平）―サックスを演奏。キューブなし。
・ショウケイ（渡祥恵）―空手の（？）護身術。キューブなし。
・タカオ（山口恭生）―バレエ（？）。キューブなし
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