（目次）・TOP
・個人別プロフィール写真―プロのスタイリングでみんなあか抜ける
・ミラクがリーダーのStray Kids『Back Door -JP-』チーム―JYP練習生タイガがやっと褒められる、ミラクまちまち
・ハルがリーダーの2PM『Without U -JP-』チーム―ユウとJYP練習生・タイチが課題克服、ハルはリーダーシップ発揮
・エイジがリーダーのStray Kids『神メニュー -JP-』チーム―ユウキが絶賛され、ショーンはボーカル・キューブ獲得
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第9話が、2023年9月15日（金）22時からHulu完全版として配信された。次週の日本テレビ系「DayDay.」先出特集は、9月19日（火）・20日（水）の2日間かけて放送される。
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個人別プロフィール写真―プロのスタイリングでみんなあか抜ける
今回は日本（東京）合宿での最後のミッションとなるチーム・パフォーマンス審査の中編だったが、既に9月13日（水）の日本テレビ系「DayDay.」で先出特集された部分が多かった。「DayDay.」の特集でもHulu完全版でも、J.Y.Park（パク・ジニョン）の講評が映らなかった参加者は脱落してしまったのかな、と案じながら観た。
たった2日間の練習のはずだったが、本番直前にコロナ陽性者が出てしまい、単独での自主練習期間を経て、ようやく本番となった。ちなみに、本番の衣装を着て個人別プロフィール写真みたいなものが番組の公式X（ツイッター）で公開されたが、プロのスタイリングでみんなあか抜けていた。今のところ、筆者が個人的にデビューの可能性を高そう、中程度、低そうに分けて示すとこんな感じだ。
ユウキ リオ ユウヒ ショウケイミラク タイチ（神奈川） タイガ
セイタ タイチ（東京） ケン コウヘイ タカト ユイト タカオ
以下、ネタバレに留意されたい。
ミラクがリーダーのStray Kids『Back Door -JP-』チーム―JYP練習生タイガがやっと褒められる、ミラクまちまち
メンバー: ミラク（14、キューブ3個、リーダー）、タイガ（JYP練習生、17、キューブ2個）、タイチ（15、東京、キューブ2個）、タカオ（14、キューブなし）
ミラクとJYP練習生・タイガ（藤牧大雅、17）は、幼少期に同じダンススクールに通っていた幼馴染みだった。「Niji Project Season2」の日本合宿で、久々に再会していた。
ミラクはダンスが得意でダンス順位は5位だったが、ボーカルが経験不足で苦手意識があり、ボーカルのトレーナーのレッスンでも苦戦していた。
タイガはJYP練習生歴が3年ながら、地区予選に続き、日本合宿のボーカル審査でも「音程が不安定すぎるから、没頭できません」などと厳しい評価を受けて、ボーカル・キューブがJYP練習生で唯一もらえず、涙を見せていた。
本番パフォーマンスは成功できた。
タカオについて、J.Y.Parkは「タカオ君は、すごく練習したのが見ていて分かりました。それなのに、練習したにも関わらず、実力に自身を持てるほどではなかったと思います」
タイチについて、J.Y.Parkは「タイチ君は、リズムやメロディーなどがチーム全体に影響するくらい、今日は不安定でした」
ミラクについて、J.Y.Parkは「ミラク君は、ダンスをする時、力が足りないです」「力を入れて踊るべきポイントがあるのに、そんなメリハリがなくて残念でした。でも、それ以外は完璧でした。自由に表現しているから、ボーカルとダンスが全部、自分自身をありのまま見せることを、恐れていないように見えます。JYPが一番大事に思っている、ナチュラルさ、君はナチュラルそのものです」と評した。
タイガについて、J.Y.Parkは「タイガ君は初めて、JYP最長練習生らしく見えました」「個人テストでは全部惜しかったです。ダンスもボーカルもスター性も、当然基本以上はできているけど、なぜ特別なレベルまで行けないんだろう？ 今日は全然違う人みたいです」と褒め、「なぜですか？」と尋ねた。
これにタイガは「JYPで練習生生活をしながら、だんだん歳も上になるにつれて、実力を発揮できなかったりする時が、時間が経つにつれて増えてきて、歌とダンスを楽しめなくなった時期がありました」「この時間をもらって、自分を見つめ直す時間として頑張って、練習してきました」と言いながら涙ぐんだ。ここで、ボーカル・キューブを獲得し、キューブ3個獲得となった。
ハルがリーダーの2PM『Without U -JP-』チーム―ユウとJYP練習生・タイチが課題克服、ハルはリーダーシップ発揮
メンバー: ハル（JYP練習生、16、キューブ3個、リーダー）、ユウ（17、キューブ3個）、タイチ（JYP練習生、17、キューブ2個）、タカト（18、キューブ1個）
嵐の松本潤に少し似ているイケメン・ユウ（富安悠、17）は、既にキューブを3個獲得できていたものの、J.Y.Parkに地区予選時に「音程が不安定すぎる」と指摘され、日本合宿のボーカル審査でも「音程の不安定が、まだ大きく変わっていません」と厳しい評価だった。ユウは今回歌い出しを担当する重責を負った。
ハル（井上陽、16）はJYP練習歴がまだ6カ月で、チーム・パフォーマンスで作品を仕上げるのは今回が初めてだった。それでも、夜にホテルの部屋で全員での自主練習を主導するなど、リーダーシップを発揮した。
本番ステージでは、歌い出しでアップになったユウは、どう見ても芸能人のオーラを発していた。ハルの歌声は伸びやかでリズム感も良かった。JYP練習生・タイチはスリムで、スタイルの良さが、ダンスで際立っていた。
大成功だった。J.Y.Parkの反応はかなり良く、開口一番、「4人が1つのチーム、1人のように見えました。感動的でした」と絶賛した。また、「このチームのチームワークは、間違いなく見えました。リーダーのリーダーシップと関係が大きいと思います」「動きを合わせることより、一段階上が、感情を合わせることです。このチームは、感情が合っているように見えました。素晴らしかったです」と、全員のチームワークとリーダーのハルを褒めた。
ただ、韓国人トレーナーのガチ氏の解説動画によると、この曲は他のチームのStray Kidsの曲に比べて、歌もダンスも難易度が低いそうだ。
ユウについて、J.Y.Parkは「ユウ君は、初めは実力が印象的でなかったですけど、時間が経つにつれて、伸び具合が本当に驚くべきです。最初の姿に比べて、信じられないです。ルックスも」と褒めた。既に視聴者人気のあるイケメン・ユウに対するJ.Y.Parkの評価が上がり、ユウのデビューの可能性が高くなりつつあるようだ。
さらに、J.Y.Parkは「僕は上手くできる人より、上手くなりたいと思う人がもっと好きです。なぜなら、そんな人がもっと高い所まで行けるからです」との明言を述べた。
JYP練習生のタイチ（稲垣太地、17）について、J.Y.Parkは「タイチ君は、声もダンスも期待以上に豊かに見えました。声量が豊かだったし、ダンスも動きが大きかったです」と褒め、ダンス・キューブを授与した。
キューブ1個のタカト（大塚天翔、18）について、J.Y.Parkは「タカト君は、このチームで悪目立ちしないで、溶け込めたことに、びっくりです。実力の差がすごくあったのに。本当に褒めてあげたいです」と、独特の褒め方をした。しかし、追加キューブはなしだった。脱落の可能性が高くなってきたようだ。
エイジがリーダーのStray Kids『神メニュー -JP-』チーム―ユウキが絶賛され、ショーンはボーカル・キューブ獲得
メンバー: エイジ（15、キューブ3個、リーダー）、ユウキ（14、キューブ3個）、ショウケイ（15、キューブ2個）、ショーン（17、キューブ2個）
4人とも一般参加者で、かつ全員がダンスキューブを獲得していたチームで、J.Y.Parkに期待されていた。
練習では、Stray Kids「神メニュー -Japanese ver.-」のパワフルで速い動きのダンスをしながら歌うことに苦戦。また、動きを揃えるためにトレーナーに何十回も繰り返し練習させられた。
元々ボーカル経験が乏しく歌に苦手意識があったショーンが、踊りながら上手く歌うことができず、うずくまって「ごめん、できなくて」と弱音を吐き、エイジやユウキに励まされた場面もあった。
また、ユウキは個人審査の際に、J.Y.Parkに、クレシェンドのようにだんだん音量を上げて行く歌いグセを指摘されて、修正しようと、懸命に練習を重ねた。
本番パフォーマンスは黒と朱色の衣装で臨んだ。カッコいいパフォーマンスを見事に成功させた。
J.Y.Parkは「期待を超える舞台でした！」と総括した上で、ユウキをこう絶賛した。
「みんな素晴らしかったけど、ユウキ君、ラップ、ボーカル、ダンス、全部素晴らしかった！ 聞いたことない声です。興味深い歌声です。人を惹きつける歌声。そして、あんなに一生懸命踊りながらも、この歌で歌わなければならない。全てのメロディーをユウキ君が全部、少しのブレもなく、声が細くならないで、カッコよく歌ってくれました。ボーカル審査の時に、クレシェンドのように声を押し出しながら歌うクセを直して、と言いましたが、今回は全くなくなっていました」
「長所を持っている人よりも凄い人は、短所を直していける人です。このパフォーマンスのMVPはユウキ君だと思います」
ショーンについて、J.Y.Parkは「ショーン君は、1つ1つ細かく練習した軌跡が見えました。自分だけの才能の見せ方を分かっています。ステージ上で自分を表現する、その自由はそのまま維持して、さらにもう一歩踏み出すと、ボーイズグループ・メンバーとして、もっと成長していけそうです」と褒め、ボーカルキューブを授与した。
エイジについて、J.Y.Parkは「チームのパフォーマンスが、これだけ素晴らしいということは、リーダーが素晴らしいということです。エイジ君は、チーム全体をカッコよく見せたいと思いながらやっているのが、本当に感じられました。褒めてあげたいです」と述べた。
ショウケイについて、J.Y.Parkは「ショウケイ君は、ダンス、歌、全ての役割をしっかり果たしてくれました」と褒めた。
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