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・2022年12月に韓国合宿スタート、最初の個人別パフォーマンス審査でまずは3人がキューブ獲得
・ユウキ―ダンスの弱点を見事に克服してキューブ獲得
・ハル―ボーカルの新たな課題が示されたが、芸術の作品みたいと絶賛され、キューブ獲得
・ユウ―猛練習し、アクロバット入りステージで絶賛され、キューブ獲得
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2、ニジプロ2）のパート2の韓国合宿の第1話が、2023年10月13日（金）22時からHuluで配信された。
今回は、韓国合宿開始日から最初の個人別レベルテストのユウキ、ハル、ユウの3人の本番審査の模様までが紹介された。10月11日（水）の日本テレビ系「DayDay.」での先出特集でのダイジェストとほぼ同じ場面の、詳細な完全版だった。今回紹介された3人はいずれも合格の証のキューブを獲得でき、順調なスタートを切った。
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2022年12月に韓国合宿スタート、最初の個人別パフォーマンス審査でまずは3人がキューブ獲得
雪が薄く積もっていた韓国仁川国際空港の到着ロビーに14時すぎに現れた一般参加者5人（エイジ、ユウキ、ユウ、ショーン、ミラク）を、JYP練習生と、先に韓国入りしていたケンの7人が、手作りのウェルカムボードを掲げて出迎えた。彼らは寒い時期の厚手のジャケットを着ていたが、3カ月ぶりの再会とのことで、韓国合宿開始時に「2022年12月」との画面表示があった。
12人は共同生活を始めた。宿舎の広いバルコニーには、中でくつろげるテントがあった。
韓国合宿では、(1) 個人レベル審査、(2) チーム審査①、(3) チーム審査②、(4) ファイナル審査、という4つの審査があり、その都度個人別順位が発表される。１つの審査ごとに合格の証のキューブが授与される。
J.Y.Parkは「実力と同じくらい大切なのは、皆さんの態度・心構え」と述べ、「Nizi Project」シーズン1同様、真実・誠実・謙虚を要請した。態度という要素は、特にチームワークが必要なグループ活動では非常に大事だという。また、この合宿の目標を「デビュー舞台に立つメンバーを選ぶ」とした反面、順位が2回最下位になったら脱落、とのルールを通告した。
JYPセンターでのレッスンも始まった。最初の個人レベルテストの本番のD-22からのレッスン開始で、3週間の準備期間があった。本番では、参加者たちはプロのスタイリングで登場し、日本合宿よりも大きく、照明も充実した本格的なステージで、パフォーマンスを披露した。
ユウキ―ダンスの弱点を見事に克服してキューブ獲得
日本合宿で最終2位だったユウキ（西山裕貴、16）は、キュートなアイドル・ビジュアルで、なにわ男子あたりが好きな女の子に、ウケそうな気がする。
ユウキは2PMの「10 out of 10」のパフォーマンスを披露した。練習では、爽やかで可愛いキャラのため、2PMのワイルドな雰囲気が出せずに苦戦していた。アドバイスをくれたのはJYP練習生のソウダイで、結局、自分らしさを出すことにした。
J.Y.Parkや他の参加者が見守る中で、薄い水色のパーカーに白いキャップという衣装のユウキが、トップバッターとしてステージ・パフォーマンスを披露した。爽やかでフレッシュながらも元気いっぱいのソロステージで、最後は可愛い決めポーズだった。
J.Y.Parkは「一番印象に残ったのはダンスです。日本合宿では、キレとダンスラインが足りなかった。とても良くなりました。そして歌がとても上手でした。呼吸をコントロールしながら歌っていた。一つだけ惜しかったのは、トップバッターで、緊張してしまって、本当にやるべきことだけをやっている感じ。でも、僕がアーティストに一番期待するところは、自分の短所を補える力です。ユウキ君はこの舞台を通して、それを見せました。」と褒め、キューブを授与した。
ハル―ボーカルの新たな課題が示されたが、芸術の作品みたいと絶賛され、キューブ獲得
日本合宿で最終3位だったJYP練習生・ハル（井上陽、17）は、プロのスタイリングで雰囲気がものすごく変わって（特に眉、アイメイク、髪型）、カッコよくなっていた。ダンスの達人でもあるので、Stray Kidsのヒョンジンのタイプに似ているかもしれない。
2PMの「Again & Again」を披露。J.Y.Parkは以前、ロボットのように見えると話していたので、感情表現が課題だった。。別れた女性への未練や苦悩を歌った曲だったが、自身にそういう経験がなかったこともあり、練習では表現に苦労していた。
シルバーの光沢のある上下衣装で臨んだ本番ステージでは、表情も感情表現もダンス・歌同様、素晴らしかった。J.Y.Parkは「芸術ということは、ある感情を表現することです。ダンスがいくら優れていても、歌が本当に優れていても、ある感情が感じられなかったら、感動が生まれません。でも、このハル君の舞台は、本当に芸術の作品みたいです。これまで努力して直したことが、有難くて誇らしいです」と絶賛した。
さらに、「歌の実力はとても安定的に成長していますが、最後のアドリブでボリュームを急に下げたのは、悪い癖です。」と課題を指摘したものの、「それ以外は本当に良かったので、感動的なステージでした」と評価し、キューブを授与した。
ユウ―猛練習し、アクロバット入りステージで絶賛され、キューブ獲得
日本合宿最終8位（ダンス10位、ボーカル11位）だったユウ（富安悠、18）は、基礎ができていないとJ.Y.Parkに指摘されていて、JYP練習生らとの実力の差を痛感して悩み、人の2倍以上練習すると決め、実際に猛練習した。ユウは、前髪を下ろすとは嵐の松本潤に少し似ているイケメンだが、プロのスタイリングで赤いカットソーに白パンツを着こなしていて、ますますビジュアル・センターっぽい雰囲気になっていた。
本番前に韓国語の上達に関して、J.Y.Parkに印象的な言葉を尋ねられ、ユウは「お金持ち」「完成度」を挙げた。すると、その2つを作って文章を作ってみてください、と指示され、「20歳でお金持ちになりたい。ステージで完成度を上げて、カッコいい姿をお見せします」と何とかつないだ。
ユウはGOT7「Girls Girls Girls」のパフォーマンスを披露した。J.Y.Parkから見て、ユウはパワフルな曲が得意で、こういう軽快な曲ができるか未知数だった。ダンスの練習では余裕感の出し方が難しかった。JYP練習生たちにアドバイスを沢山もらった。
本番ステージでは、片手倒立やバク転などのアクロバティックな動きも入れて、見事に成功させた。また、猛練習した韓国語のラップも、上手くこなせた。
J.Y.Parkは開口一番「来てください」と呼び掛けて、キューブを授与し、こうコメントした。
「素晴らしかったです。どれぐらい一生懸命練習したかが感じられます。これは努力です。切実な努力です。明るくて元気な雰囲気が、完璧でした。でも、その中で、ディテールまで完璧です。歌、特にリズム感が、驚くべきです。付点入りのリズムを、最初から最後まで一度もミスをしませんでした」
「アクロバットに感動はしませんでしたが、アクロバットは付加価値で、その前の動きでリズムに遅く乗ったり速く乗ったりのメリハリの強弱があって、本当に良かったです。人生でチャンスはなかなか来ません。それが来た時に、掴むべきです。富安君は今、それを掴みました。韓国語が上手になったのよりも、歌とダンスがもっと上手になりました」
図表1 韓国合宿進出メンバー12人の日本合宿最終順位（年齢は2023年10月11日「DayDay.」放送時に表示された年齢）
1位 トモヤ（植村朋哉、17、JYP練習生、福岡）（ダンス6位、ボーカル2位）
2位 ユウキ（西山裕貴、16、兵庫）（ダンス12位、ボーカル3位）
3位 ハル（井上陽、17、JYP練習生、大阪） （ダンス4位、ボーカル5位）
4位 エイジ（伊藤瑛史、16、愛知名古屋）（ダンス1位、ボーカル9位）
5位 ミラク（星沢弥樂、15、東京） （ダンス5位、ボーカル10位）
6位 ユウヒ（小森優陽、16、JYP練習生、和歌山）（ダンス7位、ボーカル7位）
7位 タイガ（藤牧大雅、18、JYP練習生、東京）（ダンス13位、ボーカル14位）
8位 ユウ（富安悠、18、福岡）（ダンス10位、ボーカル11位）
9位 ショーン（柗原翔音、18、兵庫）（ダンス3位、ボーカル16位）
10位 ソウダイ（三浦颯大、17、JYP練習生、宮崎）（ダンス9位、ボーカル1位）
11位 セイタ（河嶋星太、16、JYP練習生、埼玉）（ダンス17位、ボーカル6位）
12位 ケン（蘇建、17、東京）（ダンス15位、ボーカル17位）
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番組情報
*2023年10月7日（土）14:30より日本テレビ（関東ローカル）で「実況！ニジプロ2」放送開始（ヒロミ、森圭介アナがパフォーマンスを実況、J.Y.Parkコメントあり）
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