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・日本合宿ダンス審査後半―ハル（井上陽）、ソウダイ（三浦颯大）、トモヤ（植村朋哉）、コウヘイ（永塚康平）がキューブ獲得
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第4話のHuluでの完全版が、、2023年8月11日（金）22時から配信された。
以下、ネタバレに留意されたい。今回は日本（東京）合宿の冒頭の個人別ダンス審査の後半だった。以下、既に8月9日（水）の日本テレビ系「DayDay.」の特集で登場した参加者について書いたものが、再掲されている場合もある。
今回ダンスを披露した参加者の中で、J.Y.Park（パク・ジニョン）から合格の証のキューブをもらえたのは、JYP練習生のハル（井上陽、16）、ソウダイ（三浦颯大、16）、トモヤ（植村朋哉、16）の3人と、静岡県在住のコウヘイ（永塚康平、15）の、計4人だった。
第3話でミラク（星沢弥樂、14）、ショーン（柗原翔音、17）、エイジ（伊藤瑛史、15）の3人がキューブをもらえていたので、今回の4人と併せて、計7人がキューブを獲得できたことになる。
次回のダンスの順位発表は、J.Y.Parkが米国で開催したオーディションのA2KのLA合宿と同じ方式なら、まずは追加のキューブ獲得者がいないか、スタッフと話し合った上で、キューブを獲得できた参加者だけの順位を発表することになるだろう。この時点でキューブが獲得できなくても、合宿の最後のグループ・パフォーマンス審査の際にもチャンスがある。
日本合宿ダンス審査後半―ハル（井上陽）、ソウダイ（三浦颯大）、トモヤ（植村朋哉）、コウヘイ（永塚康平）がキューブ獲得
ケン（蘇建、15）
「こんにちは、I can, we can ソケン。東京から来ました」と意表を突く自己紹介をしたソ・ケンは、小さい頃から姉や妹と歌ったり踊ったりしており、「Nizi Project」（シーズン1）を観て、応募を決意した。韓国語が少しだけ話せる。
地区予選では、J.Y.Park（パク・ジニョン）に「他の参加者に比べて遅すぎです。参加者の中で実力が一番悪いです。ひとまずは保留します」と判定された。しかし、その数日後に、J.Y.Parkはビデオレターで「ケン君、いろいろ悩んだ末に、君の可能性をみて、チャンスをもう1回与えることにしました。一生懸命練習して来て下さい」と述べた。
今回の日本（東京）合宿では、RAIN「Switch to me (duet with J.Y.Park)」のダンスを披露した。J.Y.Parkは「本当に下手です。ここにいる参加者の中で一番下手と思います。どうして保留したのか、分かります。でも、ダンスを長く習っていないことを考えると、可能性は間違いなくあると思います。なぜなら、力とスピードが素晴らしいです。身体の動きにセンスがある。でも、本当に下手です」と評し、合格の証のキューブはなしだった。
席に戻ると、周囲の他の参加者から「すごかったよ」「大丈夫」と励ましのコメントをもらっていた。人気者のようだ。
ユウ（富安悠、17）
福岡出身。嵐の松本潤にちょっと似た感じの、端正な顔立ちのイケメン。地区予選でシルエットが汚いと指摘されていた。今回は前髪を切って下ろしていた。
Stray Kids「HELLEVATOR」の創作ダンスを披露。感情表現は豊かで、体幹の強さを見せるアクロバティックな動きもあった。J.Y.Parkは「地域予選で指摘したところは、本当に良くなりました。パワーは本当に良いですが、合間合間に力を抜いて軽く踊る動きが必要です。最初から最後までずっと力を入れるから、少し重いように見えます。もう一つは、体がいつも丸くなっています。首を伸ばさないといけません。バレリーナのように。でもこの状態から力は抜く（実演）。でも力は素晴らしいですね。自分の体についてのコントロールが素晴らしいです」と評し、キューブはなしだった。
ハル（井上陽、16）: 〇
大阪出身、JYP練習生歴6カ月でソウル地区予選に臨み、「参加者の中でダンスは1番です」とJ.Y.Parkに褒められていた。
Stray Kids「Back Door -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「力、スピード、動きの転換は最高だと思います。でも、全体的には少し固まる感じがします。余裕を持って力を抜いて軽く踊る動きがもっと必要です。今スピードと力を維持させながら、（余計な）力だけ抜くべきです」「参加者の中でダンスが最高になる可能性が高いと思います。でも、今日は違います」と意外に辛口だったが、キューブは授与した。
ユウキ（西山裕貴、14）
兵庫県出身。Stray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「力とスピードが足りないです。合間合間に、強く速い動きが必要です。今日は少し残念ですね」と評し、キューブなしだった。
セイタ（河嶋星太、15）
JYP練習生歴7カ月。その前にモデル歴7年。Stray Kids「HELLEVATOR」のダンスを披露。J.Y.Parkは「セイタ君は、体が硬いです。あまりにも余裕がないように見えます」と評し、キューブなしだった。
タカト（大塚天翔）
福岡出身。J.Y.Parkは「他の参加者に比べて、あまりにも粗っぽいです。ダンスを踊っているように見えなくて、ある動きをやっとしているように見えます」と厳しかった。キューブなし。
タイガ（藤牧大雅）
東京出身。JYP練習生歴3年。Stray Kids「Double Knot -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「全ての動きは関節と筋肉で表現するんだよ。手で何かをしている時も、その手だけ動くのではなく、それに合わせて足の動きまでも全部シンクロしないといけないのに、こっちを意識すると、それ以外の部分が雑になる。この概念を身につけないと、実力がこれ以上伸びないと思う。動きの正確さ、それが問題です」と厳しいコメントをした。キューブなし。
ソウダイ（三浦颯大、16）: 〇
宮崎県出身。JYP練習生。歌に自信あはるが、ダンスに自信はない。2PM「Make it」のダンスを披露。特に表現力に力を入れた練習をしていた。
J.Y.Parkは「本当に良かったです。練習量がかじられます。動き１つ1つについて、どれだけ沢山悩んだかが感じられます。ダンスのラインが本当にキレイです。動き1つ1つが速くて正確でも、動きに合う感情まで込めているからです。唯一残念なところは、全ての動きに感情を入れる必要はないです。合間合間には、軽い動きも必要です」と評し、キューブを授与した。
コウヘイ（永塚康平、15）: 〇
静岡県在住。地区3次予選では、名古屋会場からの振り替えで東京会場に来た。まだあどけなさの残る可愛い顔立ち。小学4年生から6年生までの3年間ダンスを習ったことがあり、フリーダンスが得意。ダンスはCreepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」を、自分で振付を考えて披露した。J.Y.Parkは「振付はまあまあ」「永塚さんは、ダンスする時、話をしているように見えます。それが本当に大切です」と褒められ、合格した。
今回はStray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは、講評の前に「来てください」と呼んで、いきなりキューブを授与した。
それから、「コウヘイ君は、振付を完璧に、自分の感情を思い切り載せます。理由は、振付を完璧に覚えているんじゃない。身に着けたからです。全ての動きが本当に速くて正確ですけど、それを全部余裕を持って表現しています。強弱・緩急があって、速くすべき動きと余裕を持ってする動きが、完璧に区分できます。本当にびっくりしました。素晴らしいと思います」と絶賛した。
トモヤ（植村朋哉、16）: 〇
福岡出身。JYP練習生。13歳で渡韓。色白、切れ長の目。合宿の自己紹介に一番に手を挙げた。
Stray Kids「Back Door -Japanese ver.-」のダンスを披露。とても上手で、速いし、しなやかな柔軟性もあった。終わると、他の参加者や別室のJYPスタッフから大きな拍手があった。
J.Y.Parkは「指摘したところを完璧に直して来ました。一番良かったところは、転換です。動きの転換。特に最近のダンスは、動きの転換が本当に大事です。動きの転換は実は感情の転換です。トモヤ君は、その転換が素晴らしいです。動きの余裕は生まれましたけど、心の余裕はまだ感じられない。それ以外は素晴らしいです」と褒め、キューブを授与した。
次回は、ダンス審査の順位が発表される。
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