『Nizi Project2』#3『DayDay.』先出―日本合宿ダンス審査開始、ハル、ミラク、エイジがキューブ獲得

2023年8月2日

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・日本（東京）合宿ダンス審査前半―ハル、ミラク、エイジがキューブ獲得、タカトとタイガは獲得ならず

K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第3話の、22023年8月4日（金）22時からのHuluでの完全版配信開始に先立ち、8月2日（水）の日本テレビ系「DayDay.」で、10:27頃から約25分間にわたり、先出特集が放送された。

以下、ネタバレに留意されたい。

今回から、5泊6日の日本（東京）合宿の模様の紹介となった。第2話の完全版までに、地区3次予選を通過した参加者が計10人紹介されたが、合宿に参加したのは計20人だった。うち、JYP練習生が7人、一般参加者が13人だ。参加者たちは、くじ引きで決まった2人相部屋で宿泊する。

日本（東京）合宿では、韓国合宿に進出する最終メンバーを選出する。審査はダンス、ボーカル、スター性、チームパフォーマンスの4項目が実施される。J.Y.Park（パク・ジニョン）PDが項目ごとに合格と判定すると、ダンスは黄色、ボーカルは緑、スター性は赤、オーディションへの姿勢は青のキューブが獲得できる。4つのキューブが揃うと、韓国合宿に進出できる。

J.Y.Parkはこの合宿での審査基準について、「合宿期間は、実力をどれだけ速く発展させられるかを見る期間」と述べ、「韓国に行く人数は決まっていないので、仲間たちと戦って勝つ必要がない。お互い助け合いながら一緒にいい結果を出してほしい」と注文をつけた。

J.Y.Parkの評価コメントに説得力があってこの番組が面白いのは、J.Y.Parkが大手事務所JYPエンターテインメントの実質トップ兼チーフプロデューサーであるのみならず、本人が現役アーティストとして今もハイレベルの歌とダンスをこなしているので、歌やダンスの細部にまで評価ができるからだ。

日本（東京）合宿参加者

一般: リオ（14）、ミラク（14）、ユイト（14）、タカオ（14）、タイチ（15）、コウヘイ（15）、ケン（15）、ショーン（17）、タカオ（14）、タカト（18）、ユウ（17）、ユウキ（14）、ショウケイ（15）、エイジ（15）

JYP練習生: ユウヒ（15、2年10カ月）、セイタ（15、7カ月）、ソウダイ（16、1年1カ月）、タイガ（17、3年）、タイチ（17、6カ月）、ハル（16、6カ月）、トモヤ（16、2年7カ月）

日本（東京）合宿ダンス審査前半―ハル、ミラク、エイジがキューブ獲得、タカトとタイガは獲得ならず

以下は、番組が取り上げた参加者のJ.Y.Parkによるダンス審査の模様だ（〇はダンス・キューブ獲得）。なお、番組では言及がなかったが、他のJ.Y.Parkのオーディションの合宿審査も同じキューブ方式なので、合宿冒頭のダンス審査でダンスのキューブが獲得できなくても、その後のパフォーマンス披露で改善が認められれば、合宿の最後までにダンスのキューブが獲得できるチャンスはあるはずだ。

ハル（井上陽、16、高校2年）: 〇

JYP練習生歴6カ月。小学4年生からダンスを習い、ダンス歴7年。ソウル会場の予選では、J.Y.Parkに「このオーディションの参加者の中で、ダンスは1番です」と絶賛されていた。Stray Kids「Back Door -Japanese ver.-」のダンスを披露。会場面積いっぱいをフルに使ったパフォーマンスだった。

J.Y.Parkは「力、スピード、動きの転換は最高だと思います。でも、全体的には少し固まる感じがします。スピードと力を維持させながら、（余計な）力だけ抜くべきです」と評した。ダンスの専門家が言うところの「抜き」を課題としたものの、J.Y.Parkは「来てください」と呼びかけ、合格にした。黄色のダンスキューブを獲得。

タカト（大塚天翔、18）

歌は得意だが、ダンスは苦戦。RAINの「Switch to me (duet with JYP)」のダンスを披露。J.Y.Parkは「他の参加者に比べて、あまりにも粗っぽいです。ダンスを踊っているように見えなくて、ある動きをやっとしているよう」と酷評した。キューブなし。

タイガ（藤牧大雅、17）

JYP練習生歴3年。丸顔、一重まぶた。Stray Kids「Double Knot -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「（韓国語で）手で何かをしている時も、そこに合わせて足の動きまで全部シンクロしないといけないのに、片方を意識すると、それ以外の部分が雑になる。この概念を身につけないと、実力がこれ以上伸びない」「（日本語で）動きの正確さ、それが問題です」と手厳しく、キューブなし。

ミラク（星沢弥樂、14）: 〇

丸顔。幼い頃から毎日家でマイケル・ジャクソンの映像が流れていて、物心がつく前からアイドルになる夢を持っていた。自宅リビングに大きな鏡を設置するなど、両親も協力的。

Stray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「一番驚いたところは、余裕です。14歳ですか？こんなに幼いのに、どうやってそんなに余裕を持っているか不思議です」と褒め、合格。キューブ獲得。

エイジ（伊藤瑛史、15、中学3年）: 〇

名古屋出身で、東京会場で「エース」と絶賛されていた。Stray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「歌とダンス、どっちも根本的にはある感情を伝えることです。でも、エイジ君は、初めから最後まで動き1つ1つに感情を入れて、それを伝えたい情熱が感じられます。パワー、スピード、感情表現、全部本当に上手です。完璧です」と絶賛し、合格。キューブ獲得。

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