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ZB1/ EVNNE/ BOYS PLANET

『BOYS PLANET』#12最終回―ZB1デビューメンバー9人決定、日本人ケイタは入れず

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1 pick投票になって順位大変動あり―1位はジャン・ハオ、9人中4人がYUE HUAの所属
ZB1は全員実力と魅力を備えた強いチーム、不安材料は事務所のプロデュース力、日本人不在、大手のライバル
ファイナル冒頭で番組シグナルソング『Here I Am』パフォーマンス披露
ファイナル・ミッション・ステージとバラード『Not Alone』歌唱
デビューメンバー発表(ドキュメンタリー)

サバイバル・オーディション「BOYS PLANET」の最終回・第12話が2023年4月20日に韓国Mnetと日本のABEMAで日韓同時生放送された。

韓国ソウルの養蚕(チャムシル)室内体育館で開催のファイナルで、デビューグループのメンバーが決定した。活動期間2年半の期間限定の新ボーイズグループの名前は「ZERO BASE ONE」(ZB1)で、9人のデビューメンバーに、日本人ケイタは入れなかった。

図表1 デビューメンバーの最終順位(前回は第3回生存者発表式

1位 ジャン・ハオ(G)장하오 ZHANG HAO [YUE HUA]↑(前回2位)
2位 ソン・ハンビン(K)성한빈 SUNG HANBIN ↓(前回1位)
3位 ソク・マシュー(G)석매튜 SEOK MATTHEW↑(前回9位)
4位 リッキー(G)리키 RICKY [YUE HUA]↑(前回8位)
5位 パク・ゴヌク(K)박건욱 PARKGUNWOOK↑(前回12位)
6位 キム・テレ(K)김태래KIMTAERAE ↓(前回4位)
7位 キム・ギュビン(K)김규빈 KIM GYUVIN [YUE HUA]→(前回7位)
8位 キム・ジウン(K)김지웅 KIM JIWOONG↓(前回3位)
9位 ハン・ユジン(K)한유진 HAN YUJIN [YUE HUA]↓(前回5位)
(以下脱落)
10位 ジェイ(G)제이 JAY ↑(前回13位)
11位 パク・ハンビン(K)→(前回11位)
12位 ケイタ(寺園佳汰、G)케이타 KEITA↓(前回6位)
13位 イ・フェテク(K)이회택 LEE HOETAEK↓(前回10位)
14位 クム・ジュンヒョン(K)금준현 KUM JUNHYEON↑(前回16位)
15位 イ・ジョンヒョン(K)이정현 LEE JEONGHYEON↑(前回17位)
16位 ユ・スンオン(K)유승언 YOO SEUNGEON↓(前回14位)
17位 ナ・カムデン(G)나캠든 NAKAMDEN↑(前回18位)
18位 ユン・ジョンウ(K)윤종우 YOON JONGWOO↓(前回15位)

1 pick投票になって順位大変動あり―1位はジャン・ハオ、9人中4人がYUE HUAの所属

これまでの3回の生存者発表式(順位発表式)でずっと1位だったソン・ハンビン(K=韓国グループ)を抜いて、中国出身のジャン・ハオ(G=グローバルグループ)が初の1位でデビューを飾った。1位のジャン・ハオはデビュー曲のキリングパート(見せ場のセンター)担当と、デビューアルバムにソロ曲収録というベネフィットを享受する。

ZERO BASE ONE(ZB1)の9人のメンバーのうち、4人が中国に本拠地を置く多国籍芸能プロダクションのYUE HUA Entertainmentの所属だ。1位のジャン・ハオと4位のリッキーはYUE HUA Entertainment所属のGグループ練習生で、7位のキム・ギュビンと9位のハン・ユジンはYUE HUA Entertainment所属のKグループ練習生だ。

ファイナル投票は第1回がファイナル本番に先立つ1週間の期間に、2倍に換算される第2回はファイナルの生放送中に実施された。視聴者投票は韓国以外が圧倒的に多い(一説では80%程度と言われていた)にもかかわらず、韓国票50%とそれ以外のグローバル票50%に換算されてしまうので、韓国出身の練習生が強く、デビューメンバー9人のうち6人がK(韓国)グループ練習生だった。

また、ファイナル投票はそれまでと違って1 pick制(1人にしか投票できない)だったので、1 pickに強い練習生が強みを発揮した。特に、それまでデビュー圏外だったが1 pickに強いとみられたパク・ゴヌクやリッキーは、最後にようやくデビュー圏入りを果たした。

ZB1は全員実力と魅力を備えた強いチーム、不安材料は事務所のプロデュース力、日本人不在、大手のライバル

ZERO BASE ONE(ZB1)の9人は全員実力と魅力を兼ね備えており、強いチームができたと言える。オーディション中からの熱心なファンがいるため、デビュー作はかなりの人気を得ることができるだろう。

ただ、「Girls Planet」で誕生したKep1erが先例になるならば、将来心配な点は、事務所(おそらくKep1erと同じWAKEONE所属になると思われる)の音楽プロデュースの力量だ。Kep1erはメンバーの魅力は十分あるが、2作目以降、楽曲に恵まれておらず(最近の音楽のトレンドに乗り後れていて)、最近韓国での人気が頭打ちになっている。

年央から年後半にかけて、韓国大手事務所からボーイズグループのデビューが相次ぎ、ZB1(ZERO BASE ONE)には脅威となる。

まずは、5月30日にHYBEのKOZエンターテインメント所属の新ボーイズグループBOYNEXTDOORがデビューする。ZB1とデビュー時期がほぼ重なるなら、いきなり重要なライバルとなる。HYBEのPLEDISエンターテインメントも新人ボーイズグループの2023年デビューに向け準備中だ。JYPエンターテインメント所属のLOUD組のデビューも、年央以降に確定する可能性がある。

また、ZB1としてデビューする9人に日本人メンバーが含まれなかったため、日本人がいるグループほどは、日本のメディアや一般視聴者の関心を呼ぶことができない可能性がある。ケイタをはじめとする日本人練習生を推していた日本の視聴者が、いっきにZB1への関心を失う可能性もある。

デビューメンバーの日本語に関しては、キム・ジウンは新大久保で地下アイドルをしていたという情報もあるので、ある程度は話せる可能性がある。また、毎回の順位発表式でジャン・ハオも頑張って日本語で話していたので、勉強熱心と思われる。

*「BOYS PLANET」のファイナル・ミッション課題曲の「Jelly Pop」「Hot Summer」とバラード「Not Alone」がデジタルアルバム「BOYS PLANET - FINAL TOP9 BATTLE」として2023年4月21日リリース。
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ファイナル冒頭で番組シグナルソング『Here I Am』パフォーマンス披露

以下は、ファイナルのドキュメンタリーだ。

番組冒頭で、円形ステージで「Here I Am」のステージ・パフォーマンスがあった。何か感動する。途中でソン・ハンビンとジャン・ハオのKとGのセンター2人で向き合い、さらに2人で並んで歩くシーンが感慨深い。第3回生存者発表式でこの2人が1位と2位だったからこそ実現できた。エンディング妖精のイ・フェテクが、晴れやかないい笑顔だった。

ファイナル生放送のスターマスター(MC)はファン・ミンヒョンだった。ファイナルグループ2回目の投票開始。2回目の投票は2倍となる。ファイナリスト1人ずつの最後のコメントVTRが秀逸で、18人それぞれがみんな魅力的だった。誰がデビューしても不思議はない。ケイタは練習生になって10年だそうだ。

1週間にわたる1回目の投票は184カ国で817万7501票を集めたという。最終順位1位のデビューメンバーは、デビュータイトル曲のキリングパートと、デビューアルバムのソロ曲収録のベネフィットがある。現場に約6,000名のスタークリエイターが集結した。Kep1erがゲスト出演。脱落した練習生たちも来た。ウームーティーが挨拶。

ファイナル・ミッション・ステージとバラード『Not Alone』歌唱

キリング・パートを務める練習生はスタークリエイター(投票する視聴者)に選ばれた。まずは、練習過程のVTRが始まった。

マスター陣による最後のトレーニングで、18人の練習生たちはカーネーション飾りを頭に付け、手作りケーキを専門家マスター陣にプレゼントした。シグナルソングをみんなで歌った(替え歌)。

練習成果をマスター陣に披露すると「上手」連発で大絶賛された。マスター陣が1人1人に成績表を渡した。マスター1人1人が細かく心を込めてコメントを書いていた。一番成長した練習生として、パク・ハンビンが「成長王」に選ばれた。感激で涙ぐむパク・ハンビン。

デビューするグループの名前の発表があった。「ZB1」(= ZERO BASE ONE)だった。実際にはMCが「ZERO BASE ONE」を連発していたので、略称か、フルスペリングか、どちらが通常用いられるのか、はっきりしなかった。グループ名には、0から1へと向かう自由な旅路、そして輝く始まり、という意味合いがあるという。9人がデビュー後に1つの完成した旅に出る旅路を意味する。活動期間は2年6カ月。

「Jelly Pop」チームのパフォーマンス披露があった。キリングパートはジャン・ハオが務めた(仮段階ではソク・マシューだった)。完成度が高い。イ・フェテクのメインボーカルが上手すぎる。エンディング妖精は2人ずつペアでおどけた。

「Hot Summer」チームのパフォーマンス披露があった。キリングパートはソン・ハンビンが務めた(仮段階と同じ)。カッコよさと色気のある魅力が際立つステージだった。革ジャンが暑そうだった。振付を担当したペク・クヨンが、曲に溶け込んでアーティスティックなステージと評した。

投票終了。

練習生たちが着替える間、VTRが流れた。18人はスタークリエイターに向けたオンラインライブのアイデアを出した。18人で、パジャマパーティーを開催した。スクリーンに現れた世界中のスタークリエイターが応援の言葉を述べると、感動して涙ぐむ練習生もいた。

生放送に戻り、18人全員によるステージとして、スタークリエイターに向けたバラード「Not Alone」の全員での歌唱パフォーマンスを披露した。レベルが高い。脱落した練習生たちの席にいた晴翔が自身について「前向きに考えています」などと、明るい顔で話した。

デビューメンバー発表(ドキュメンタリー)

23:15よりZERO BASE ONEのデビューメンバーの発表が始まった。

184カ国から939万8916票が集まったという。8位から順番に上位に向かって1人ずつ発表され、最後に9位が発表された。

8位は133万984点を獲得。ヒントとして、ファイナル・ミッションでボーカルを務め、。最初からスタークリエイターを虜にするビジュアルで、大きな話題を集めた、と述べられた。キム・ジウンだった。ステージ上でのカリスマだけでなく大きな魅力があるとされた。

キム・ジウンは「僕の両親が来てくれています。両親に、産んでくれてありがとうございますと伝えたいです。撮影監督、作家さん、イム・ハンビョル・マスター、ソルジ・マスター、イソクフン・マスター、ぺク・クヨン・マスター、チェ・ヨンジュン・マスター、LIP Jマスター、ありがとうございました」などと話した。

7位は134万6105点を獲得。特に実戦に強いステージ掌握力。ファイナル・ミッションで「Hot Summer」を披露。キム・ギュビンだった。呼ばれて一瞬力が抜けたようにほっとした表情を見せた。デビュー組の席に向かって歩きながら涙ぐんでいた。自らをステージ体質だと呼んでいたという。キム・ギュビン涙でなかなか言葉が出て来ず、後ろを向いた。

「チョン総括プロデューサー、イ・サンギュ代表、パク・ブンソン社長、YUE HUAのファミリーの皆さん、本当に感謝しています。結果をスタークリエイターの皆さんが与えてくださって、本当にありがとうございます。大変なことも沢山あったんですが、本当にありがとうございます。オリーとブライアン、一緒に練習している間、本当に楽しかった。また行ってくるね。ちょっとだけ待ってて。98人の練習生、大きな力を与えてくださったフェテク兄さん、ハンビン兄さん、ジウン兄さん、いなかったら完走は難しかった。ユジン、リッキー、ハオお兄さん、スンオン、先に上がってるね」涙を堪えながら、英語でもサポートへの感謝を述べた。

6位は134万9595点を獲得。オールスターを獲得したことがある。キム・テレだった。呼ばれて一瞬驚いたような表情を見せた。

「本当に想像もできませんでした。余りにも驚いてちょっと落ち着けないんですけど。スタークリエイターの皆さん、本当にありがとうございます。こんな大きいステージで素晴らしい仲間と素敵なステージで一緒に活躍できて、楽しめて本当に幸せで光栄でした。製作者の皆さん、ありがとうございます。僕たちよりも多くの汗を流して努力してくださいまして、ありがとうございます。事務所の関係者のみなさん、ありがとうございます」

「僕の家族、お母さん、お父さん、お姉さん。もし落ちても4カ月間4両親の誇らしい息子になれて良かったと伝えたかったんですけれども。心配ばかりかけていた息子のテレがデビューしますよ。心からお礼申し上げます。練習生のみんな、愛しています。もっと成長していくテレの姿をお見せしたいと思います」

5位は138万6039点を獲得。圧倒的なムードでステージを掌握する練習生。毎週成長するこの練習生のように、順位も前回より上がりました。パク・ゴヌクだった。とても驚いた表情を見せた。オールラウンダーと評された。

「今すごく泣きたいんですけど、緊張しすぎて、信じられなくて涙が出て来ないんです(笑)。高い順位を与えてくださって、本当にありがとうございます。『Jelly Fish』の仲間達ありがとうございます。ダヨン先輩ありがおとうございます。新人開発チームのお姉さんたちもありがとうございます」

「お父さん、お母さん、お兄さん、お兄さんをオンアって呼んでいるんですけど、オンア、本当にありがとう。不愛想でごめんね。家族のみんな、愛しています。フェテクお兄さん、『En Garde』のメンバー、ハンビンお兄さん、キム・ギュビンは何で僕のことを言ってくれなかった? ギュビン兄さんありがとう。ジュンヒョン、本当にありがとう。君は全部受け止めてくれて」

ここで泣いて言葉に詰まった「ありがとう、ジュンヒョン! スタークリエイターの皆さん、これからZERO BASE ONEのパク・ゴヌクとして、もっと素敵な姿を沢山お見せします」

4位は157万2089点を獲得。アーティスト・バトルで存在感をアピールしました。だから順位が上がりました。リッキーだった。驚いた表情を見せた。

「(今の気持ちを尋ねられ)気分が最高です。スタークリエイターの皆さん、足りないところは理解してくださって、ずっと応援してくださって本当にありがとうございます。中学時代から韓国に1人で来ました。本当に夢のようです」英語で心からの感謝を述べた。「ロールモデルをタトゥーで表しました。ベストを尽くします」

3位は170万2174点を獲得。全ての生存者発表式でTOP9に入っている。ソク・マシューだった。一瞬驚いた表情を見せた。魅力的な笑顔で魅了と評された。

「正直、夢を見ているようです。最近自信をなくしていました。でも、お兄さんたちが僕をいつも支えてくれて、上手くいくよってずっと言ってくれました。マスターの皆さん、本当にありがとうございました。2年間この夢に向かって走り続けてきたんですけど、かなえられてとても幸せです。母と姉も来てくれています」

ここで涙ぐむ。「お母さん、僕音ことを信じて韓国まで来れるようにしてくれて、本当にありがとう。ついに僕、ここに来たから。お母さん、ずっと会いたかった。スタークリエイターの皆さん、本当にありがとうございます。この道が正しいのか、とても悩みました。皆さんが沢山の手紙を送ってくださって、正しい道だと言ってくれてありがとうございます」

1位と2位をスクリーンで公開。大方の予想通り、ソン・ハンビンとジャン・ハオだった。ジャン・ハオは泣きそうだった。MCが「5世代ボーイズグループが誕生するファイナル」と言っていた。

1位はジャン・ハオだった。状況が呑み込めずキョトンとしていた。ソン・ハンビンにハグされても、反応に戸惑って、天を仰いだ。「これは夢ですか?」と言って、涙を拭った。

「ずっと応援してくださったスタークリエイターの皆さんに心からの感謝をお伝えします。どれだけ努力してここまで来たが一生忘れないと思います。制作陣の皆さん、マスターの先生方、仲間たち、皆にも感謝しています。もっと輝いて皆さんに幸せを届けたいと思います。初心も忘れずに永遠に感謝の気持ちを失わず、謙虚に努力していきます。YUE HUAエンターテインメント、プロデューサー、イ・サンギュ代表、パク・ムンソン社長、キム事務長にも感謝します」英語でも感謝を述べた。日本語で「もっと輝く存在になります。愛してます」中国語でも挨拶した。

ソン・ハンビンは終始笑顔だった。「スタークリエイターの皆さん、心から感謝申し上げます。この場が僕にとって誇らしい結果になっています。孤独で不安な道でしたが、スタークリエイターの皆さんに出会えて、寂しかった道が温かい春の道に変わりました。家族のみんなも僕を見に来ています。妹、お母さん、お父さん。家族がいたから僕は力を得てここまで来たと思います。本当にありがとうございます。ザライブ、ラビのジョン室長、応援してくださって力を得ました。スタッフ、作家、プロデューサー、マスターの皆さん、心から感謝します。初心を忘れず一生懸命活躍したいと思います」

9位はハン・ユジンだった。2007年生まれで最年少メンバーとなる。「この場に立たせるようにしてくれたスタークリエイターの皆さん、本当にありがとうございます。陰で応援して支えてくれたお父さんお母さん、弟、僕は誇らしい息子になれましたか? 本当にありがとうございます。事務所のジョン総括プロデューサー、ユジュ本部長。幸せと愛を届けられる最高のアーティストになります」




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*サバイバル・オーディション「BOYS PLANET」のシグナルソング「Here I Am」が2023年1月5日に配信リリース。
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