『BOYS PLANET』ファイナル3日前に中間順位を3人のみ発表→運営の意図が透けて見える

2023年4月18日

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・運営がKグループ3人の中間順位のみ公表した意図→この3人に投票してほしい
・ケイタの中間順位が公表されなくてよかった→ケイタ・ペンは決して油断せず投票を続けるのみ

サバイバル・オーディション「BOYS PLANET」の2023年4月20日（木）20:50～の韓国Mnet/ ABEMAでのファイナルの日韓生放送に先立ち、4月17日にYouTubeのMnet K-POPチャンネルで、中間順位速報の発表があり、以下の3人の練習生の順位のみが公開された。

・3位　ソン・ハンビン（K）（前回1位）
・10位　パク・ハンビン（K）（前回11位）
・11位　キム・テレ（K）（前回4位）

・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年4圧17日に公開された速報: ファイナル・グローバル1次投票中間順位現況公開（35秒）

運営がKグループ3人の中間順位のみ公表した意図→この3人に投票してほしい

なるほど、Mnet運営の意図が見え見えだ。3人ともK（韓国）グループだし。

この3人のみの中間順位が発表された理由はズバリ、この3人に投票してほしいからだろう。

筆者が思うに、運営は本音では、デビューする9人組ボーイズグループが本国（韓国）で大人気を獲得するために、できれば1位はK（韓国）グループのスター練習生で、9人のメンバーのうち過半数がK（韓国）グループの練習生であってほしい、と思っているだろう。

HYBEのデビュー候補練習生グループのTrainee Aは、結局主力メンバー離脱で解散して幻となってしまったが、デビュー期待が盛り上がっていた頃は、韓国の一部のネットユーザーが、メンバーの過半数が外国人（韓国人以外）であることを、問題視していた。

中間順位3位のソン・ハンビンは、これまで公開された順位発表ではすべて1位をキープしてきた、ボイプラの「顔」となるスター練習生で、もちろん前回の第3回生存者発表式（順位発表式）でも1位、しかも2位に大差をつけての1位だった。

運営としては、このままソン・ハンビンは「ずっと1位をキープしてきた」伝説のスター練習生、このオーディションおよびデビュー組の「顔」であってほしいのだろう。

実際、ここで中間順位が3位まで落ちたことを公表することで、油断して投票をさぼったり、他の練習生の救済に回っていたソン・ハンビンのファンが、危機感を持ってちゃんとソン・ハンビンに投票するようになるだろうから、最終順位発表でソン・ハンビンが1位になることは十分可能だろう。

10位のパク・ハンビンは、ダンスが上手で、これまでずっと順位を上げてきたシンデレラボーイだ。運営としては、デビュー組にいてほしい人材なのだろうが、前回（第3回生存者発表式）の11位から今回の中間順位は10位への僅かな上昇にとどまった。デビュー圏の9位まであと少しだが、競争が厳しくて伸び悩み始めたのかもしれない。

11位のキム・テレは、歌唱力が高い練習生で、これまで順位を上げてきていたが、おそらくファンが油断して、投票をさぼるか、他の練習生の救済に回ってしまったら、あっけなく順位が前回の4位から大幅下落してしまったのだろう。

メイン・ボーカルとして期待されるキム・テレは、運営にとってデビューさせたい人材と思われる。キム・テレのファンが慌てて戻って来れば、デビュー圏に戻ることは十分可能だろう。

ケイタの中間順位が公表されなくてよかった→ケイタ・ペンは決して油断せず投票を続けるのみ

なお、唯一の日本人・ケイタ（寺園佳汰）は、おそらくデビュー圏の9位以内、しかも崖っぷちの9位ではなくそれより上にいるから、今回公表されなかったと思われる。運営は、デビューするグループの日本での活動や、日本のメディアの注目度で有利になるために、日本人のケイタを必要としている。

今回もしケイタが前回（第3回生存者発表式）の6位から大きく順位を下げてデビュー圏の9位よりも下に沈んでいたら、おそらく運営はケイタの順位を公開して、救済票を促したと思われる。

一方、ケイタがデビュー圏でぎりぎりの9位よりも上位にいて公開されていたら、油断を呼んで、追い込み投票で順位が下がってデビューが危うくなる可能性もあっただろう。

ケイタ・ペンには、最後まで絶対に油断せず、他の練習生の救済には一切回らず、毎日確実にケイタに投票することをすすめたい。

図表1 第3回生存者発表式（順位発表式）での順位（前回は第2回発表式での順位）

1位　ソン・ハンビン（K）성한빈 SUNG HANBIN [韓国1位・海外3位] →（前回1位）
2位　ジャン・ハオ（G）장하오 ZHANG HAO [韓国6位・海外2位] →（前回2位）
3位　キム・ジウン（K）김지웅 KIM JIWOONG [韓国5位・海外6位] ↑（前回5位）
4位　キム・テレ（K）김태래KIMTAERAE [韓国2位・海外11位] ↑（前回7位）
5位　ハン・ユジン（K）한유진 HAN YUJIN [韓国4位・海外7位] ↓（前回3位）
6位　ケイタ（寺園佳汰、G）케이타 KEIT [韓国17位・海外1位] ↑（前回8位）
7位　キム・ギュビン（K）김규빈 KIM GYUVIN [韓国3位・海外13位] ↓（前回6位）
8位　リッキー（G）리키 RICKY [韓国13位・海外8位]　↑（前回14位）
9位　ソク・マシュー（G）석매튜 SEOK MATTHEW [韓国16位・海外5位] ↓（前回4位）

10位　イ・フェテク（K）이회택 LEE HOETAEK [韓国11位・海外12位] ↑（前回11位）
11位　パク・ハンビン（K）박한빈 PARK HANBIN [韓国10位・海外14位] ↑（前回13位）
12位　パク・ゴヌク（K）박건욱 PARKGUNWOOK [韓国14位・海外9位] ↓（前回9位）
13位　ジェイ（G）제이 JAY [韓国18位・海外4位]　↓（前回12位）
14位　ユ・スンオン（K）유승언 YOO SEUNGEON [韓国7位・海外16位] ↑（前回17位）
15位　ユン・ジョンウ（K）윤종우 YOON JONGWOO [韓国15位・海外10位] →（前回15位）
16位　クム・ジュンヒョン（K）금준현 KUM JUNHYEON [韓国9位・海外15位] ↓（前回10位）
17位　イ・ジョンヒョン（K）이정현 LEE JEONGHYEON [韓国12位・海外17位] ↑（前回24位）
18位　ナ・カムデン（G）나캠든 NAKAMDEN [韓国8位・海外18位] ↑（前回20位）

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