『BOYS PLANET』#10―アーティスト・バトル個人トップはジャン・ハオ、ベネフィットで順位逆転ある？

2023年4月7日

（目次）・TOP
・1位チームはハイレベルでセクシーなパフォーマンスの『Over Me』チーム、個人1位はジャン・ハオ
・『Switch』チーム―パク・ハンビンの存在感が際立つ
・『Say My Name』チーム―青春ドラマ、ソン・ハンビンが1位
・黄金の末っ子はハン・ユジンで決まり
・ミュージカル実力テスト―1位はイ・フェテク。チェン・クァンルイはオールスターなのになぜか分量なし
・商品情報

サバイバル・オーディション「BOYS PLANET」の第10話が2023年4月6日にMnetとABEMAで放送された。今回は「アーティスト・バトル」（コンセプト・バトル）の後編で、見応え十分だった。

この後、第3回生存者発表式（順位発表式）の冒頭部分が4月7日（金）15時より、YouTubeのMnet K-POPチャンネルで生配信される。28人の練習生のうち、10人が脱落し、18人がファイナルへと進出する。28人のほとんどが実力とスター性を兼ね備えた逸材だから、ボーダー付近の何人かは紙一重、大接戦だろう。

1位チームはハイレベルでセクシーなパフォーマンスの『Over Me』チーム、個人1位はジャン・ハオ

素晴らしいパフォーマンスのチームが続出したが、現場スタークリエーター（ファン）たちによるチーム投票で栄えある1位を獲得したのは、ハイレベルでセクシーなパフォーマンスで魅了した「Over Me」チームだった。

チーム投票の結果

・Over Me 621点
・Say My Name 612点
・En Garde 597点
・SuperCharger 470点
・Switch 432点

メンバー（リッキー、ジャン・ハオ、ジェイ、イ・ジョンヒョン、チェン・クァンルイ）全員がベネフィット20万点を獲得し、「M COUNTDOWN」出演と単独ファンミーティング開催を勝ち取った。レベルが高いから、チーム内最下位のジェイにしても、歌が抜群に上手だった。

チーム内1位はリーダーとキリングパートを務め、ダンスの指導的役割も果たして苦労していたジャン・ハオで、個人点20万点が追加された。つまり、計40万点のベネフィットだ。

ジャン・ハオは逸材なので、ベネフィットの有無に関係なくソン・ハンビンとトップ争いができる位置にいると思う。もしかしたら、ファイナル前に1度はソン・ハンビンを抜いて1位になれるだろうか？おそらくMnet的には、ファイナルで1位デビューを飾るのはK（韓国）チームのソン・ハンビンであったほしいが、途中で1度くらいは逆転ドラマが欲しいところなのではないか。

・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年4月6日に公開された 'Overdose' Over Me（ジャン・ハオ、リッキー、ジェイ、イ・ジョンヒョン、チェン・クァンルイ、4分25秒）

『Switch』チーム―パク・ハンビンの存在感が際立つ

オリエンタルポップジャンルの「Switch」（雰囲気がNCT DREAM）のチームのステージ・パフォーマンスで、圧倒的な存在感を見せたのが、パク・ハンビンだった。パク・ハンビンはここ数週間で注目度が上がっていて、もしかしたらファイナルまでにデビュー圏にまで順位が上がる可能性がありそうだ。

歌が上手で最近大人気のキム・テレは、練習段階でダンスの実力が足りないところが、クローズアップされる編集になっていた。でも、本番では特に問題はないレベルに上達していたようだ。

日本人ケイタは、残念ながら映る分量が少なかったが、現段階ではケイタ推しが油断せずに済むという面では、悪くない展開かもとは思う。ファイナルが1ピック投票を前提とすれば、日本人のケイタがデビュー組に入るのは容易ではないからこそ、今油断してはならないのだ。

・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年4月6日に公開された(Gguggugi)' Switch （パク・ハンビン、ケイタ、キム・テレ、ナ・カムデン、ユン・ジョンウ、ジャン・シュアイボー、4分10秒）

『Say My Name』チーム―青春ドラマ、ソン・ハンビンが1位

順位が高いメンバーたちが揃った『Say My Name』チームは、さながら青春ドラマのような爽やかなステージで魅了した。満16歳になったばかりのハン・ユジンの魅力が際立っていた。

自分の希望パートから降ろされたマシューがふさぎ込んでいたが、本番ステージまでに笑顔を取り戻せた、というのがビハインドの中心だった。マシューのパートをイ・スンオンと入れ替えるよう提案したキム・ジウンは、マシューの落ち込みに、責任感を感じてしまっていたが、結果オーライになった。

チーム内1位はソン・ハンビンだった。ソン・ハンビンは練習生の順位発表ではこれまでずっと1位を守ってきたが、ミッションの評価での1位はこれが初めてだった。

・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年4月6日に公開された'Say Yes!' Say My Name （ソン・ハンビン、ソク・マシュー、キム・ジウン、ハン・ユジン、イ・スンオン、4分42秒）

黄金の末っ子はハン・ユジンで決まり

2007年3月20日生まれでまだ満16歳になったばかりだがダンスが上手でスター性が高いハン・ユジン（K）が、優しく「ヌナ、サランヘヨ（お姉さん、愛してます）」と告白（？）するのを、3パターン披露する場面があった。これに、女性ダンスマスターのLIP Jが完全に心を掴まれていたが、ユジン・ペンならずとも、女性視聴者たちの心にかなり刺さったのではないか。黄金マンネはユジンで決まり。