BTS弟分CORTISタイトル曲『What You Want』先行配信、PV公開―K-POPぽくない、米国市場狙い

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・『What You Want』パフォーマンス動画サムネイルはBTS『Dynamite』に酷似も、サウンドはK-POPぽくない洋楽
・ショーケースで2年間で約300曲作ったこと、BTSのJ-HOPEのアドバイスなどを明かす
・商品情報＋最近の記事リスト

HYBEのBIGHIT MUSICの、BTS、TOMORROW X TOGETHERの直系の弟グループとなる5人組セルフプロデュース・ボーイズグループ・CORTISが、2025年9月8日（月）発売の1st EP「COLOR OUTSIDE THE LINES」の自作タイトル曲「What You Want」を8月18日（月）18時に先行配信リリースし、コンセプチュアル・パフォーマンス・フィルム（コンセプト・パフォーマンス動画）を公開した。

K-POPさが全く感じられず、レトロな洋楽っぽいサウンドで、米国市場を獲りに行くつもりとしか思えない。

『What You Want』パフォーマンス動画サムネイルはBTS『Dynamite』に酷似も、サウンドはK-POPぽくない洋楽

「What You Want」のコンセプチュアル・パフォーマンス・フィルム（コンセプト・パフォーマンス動画）のサムネイル画像は、メンバー5人がパステルカラーのカジュアル衣装を着ていて、バックグランドが砂漠で上に青空という構成で、BTSの「Dynamite」のサムネイルの構成にそっくりだった。

BTSもパステルカラーの衣装で、違いはバックグランドが草原ということだけだった。意図的に、BTSの弟分だから同じような構成にした、としか思えない。

「What You Want」は、K-POP色が全く感じられず、ビートがきいているがテンポはさほど速くはない、レトロな感じのする洋楽、というサウンドだった。1960年代のPsychedelic rock（サイケデリック・ロック）のギター・リフとBoom bapのリズムが特徴的なサウンドとのことだ。

2010年代に欧米で活躍したイギリス出身のボーイ・バンドのワン・ダイレクション（One Direction）の作風を思い浮かべた人も多かったのではないか。

BIGHIT MUSICは、アメリカ市場で天下を獲るためのグループとして、CORTISを結成したとしか思えない。

8月11日にMVが公開された先行公開曲「GO!」は寂寥感のあるエレクトロ・ポップな曲で、タイトル曲「What You Want」とは違った曲調だった。かつてのBTSっぽさもあったが、結局この曲も韓国国内向けというより、欧米向けという感じだった。

「What You Want」の、コンセプチュアル・パフォーマンス・フィルム（コンセプト・パフォーマンス動画）は、メンバー5人が砂漠にトレッドミル（ランニングマシーンの床板部分だけみたいなマシン）を並べていて、ひたすら踊ってマシンの上に乗るというシンプルなものだった。

K-POPに思えない曲調のせいか、SNSの反応やMelonチャートを見る限り、「What You Want」のリリース直後にはK-POPファンの多くが戸惑っていたようで、いきなり爆発的人気というわけにはいかなかった。

しかし、これからBIGHIT MUSICがCORTISを次々と音楽番組に出演させ、その他のメディア露出も続けて、絶対にヒットさせるだろう。

ショーケースで2年間で約300曲作ったこと、BTSのJ-HOPEのアドバイスなどを明かす

8月18日午後にソウル龍山（ヨンサン）区ブルースクエアSOLトラベルホールにて、CORTISのデビューEP「COLOR OUTSIDE THE LINES」の発売記念ショーケースが開催され、日本のメディアも多数参加して、記事を出している。

CORTISはレコーディングした音源を用いず、生歌パフォーマンスを披露した（Newsenの記事に基づくKstyleの2025年8月18日18;17配信の記事）。

メンバーは、マーティン（MARTIN、17）, ジェームス(JAMES、19), ジュフン(JUHOON、17), ソンヒョン(SEONGHYEON、16), ゴンホ(KEONHO、16)の5人で、10代にして既に作詞作曲ができるハイスペックな自主制作グループだ。

ソンヒョンによると、タイトル曲「What You Want」は、彼らが「2年間で300曲くらいできた中から選んだ」作品だという（サンスポの2025年8月18日22:13配信の記事）。

セルフ・プロデュース・グループを目指していたTrainee Aのデビューが白紙になったのが2022年秋口で、翌2023年から唯一Trainee AのメンバーでBIGHIT MUSICに残れたジェームズと新たなメンバーたちで、共同で楽曲制作活動を始めていたようだ。

「What You Want」を原曲から世に出すデビュー曲として磨いて振付まで考案するために、メンバーは米国ロサンゼルスでソングキャンプを行ったが、当初1カ月の予定が、なかなか上手くまとまらずに3カ月かかってしまったという。特に振付で悩んだ（上記のサンスポの記事）。

ソンヒョンによると、先輩のTOMORROW X TOGETHERには、ステージを見せる機会があり、舞台ごとの表現の差別化や表情の作り方など、現実的なフィードバックを沢山もらったという。

また、マーティンは、BTSのJ-HOPEからのアドバイスについて、「『享受していることにいつも感謝して、当たり前だと思わず、謙虚に成長してほしい』という言葉を頂きました」と明かした（Newsenの記事に基づくKstyleの2025年8月18日18;17配信の記事）。

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イベント情報

9/8(月) 20:00「CORTIS The 1st EP [COLOR OUTSIDE THE LINES] RELEASE PARTY」@韓国・高麗大学校ファンジョン体育館

番組情報（日本）

8/21(木) 18:00～ Mnet「M COUNTDOWN」

商品情報（PR）

*BIGHIT MUSICの3つ目のボーイズグループとなる5人組CORTISがデビューアルバムの1st EP「COLOR OUTSIDE THE LINES」を2025年9月8日（月）18時にリリース。8月18日（月）パフォーマンス動画公開・先行配信のタイトル曲「What You Want」、8月11日（月）MV公開のプレデビュー曲「GO!」、「FaSHioN」「JoyRide」「Lullaby」の全5曲を収録。メンバー5人全員がプロデュースに参加し、全収録曲の作詞・作曲に3人以上のメンバーが参加。

CDパッケージは、120Pフォトブック付き一般盤Scene ver.3種（Scene 1/ Scene 2/ Scene 3）とSinging Bowl ver.で販売。Vinyl（LPレコード）、CDなし・専用アプリで再生のWeverse Albums ver.2種（A/ B）も販売。日本では輸入盤となり、種別が選べないストアもある。