元HYBE BIGHITのTrainee Aだったリオ（LEO）が元iKON B.I所属131 Labelからソロデビューへ

2023年7月25日

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・Trainee Aはデビューすれば世界中で大人気間違いなし、リオ（LEO）は楽曲制作もできた
・リオ（LEO）はBIGHITでの過酷な練習で心が折れた？『この道でいいのか』と悩んで脱退・退所
・リオ（LEO）は現事務所・131 Labelで『自分の家のように心地よく』過ごしている

HYBEのBIGHIT MUSICで2021年10月からボーイズグループとしてのデビュー審査を受けていたが結局2022年12月にデビュープロジェクト終了・解散となった練習生グループ「Trainee A」を2022年8月に脱退し退所したリオ（LEO）が、韓国の芸能事務所兼レーベルの「131 Label」と契約し、2023年下半期にソロアーティストとしてデビューアルバムを発売しデビューする予定であることが、明らかになった（モデルプレスの記事などを参照）。

131 Labelの公式インスタグラムおよび公式XSNS（旧ツイッター）の2023年7月25日0時の投稿で、「NEW ARTIST」としてリオ（LEO）の顔写真が、リオ（LEO）個人の公式YouTube、公式インスタグラム、公式TikTokのURLとともに掲載された。なお、131 Label（ONE THREE ONE）には現在、元iKONのB.Iやヒップホップ・アーティストのReddyが所属している。

何でこういうことになったのか。

Trainee Aはデビューすれば世界中で大人気間違いなし、リオ（LEO）は楽曲制作もできた

日本人・JJやタイ人・ヨチを含む7人組・Trainee Aは、2022年時点で既に日本も含め世界中にファンがいて、2023年にBIGHIT MUSICからBTSの直系の後輩のセルフ・プロデュース・ボーイズグループとしてデビューすれば、おそらく世界中で大人気になって、新人賞の有力候補になっていたと思われる。

オーストラリア生まれ（両親は韓国人）のリオ（LEO）は、英語が堪能なだけでなく、楽曲制作もできる、才能あるメンバーだった。リオ（LEO）とラップ詞・ヒップホップ曲が書けるウチャン（Woochan）が楽曲制作ができるから、セルフ・プロデュース・ボーイズグループを目指すことになり、歌・ダンスはもとより、楽曲制作にも厳しいノルマと審査基準が設定されていた。

だが、2022年8月25日に公開されたドキュメンタリー動画で、突然、リオ（LEO）の脱退が発表された。衝撃だった。さらに、リオ（LEO）本人がファンへのお別れの挨拶をする動画も別途公開された。

リオ（LEO）はBIGHITでの過酷な練習で心が折れた？『この道でいいのか』と悩んで脱退・退所

その動画でのリオ（LEO）本人によると、「現在の事務所で、練習生として3年半を過ごしたが、この道でいいのかという、個人的な悩みがどんどん大きくなっていった。それを隠そうとしたが、だんだんコントロール不能となり、デビュー評価の最終ステージ直前で、こらえきれなくなった」という辛い心境だったという。

リオ（LEO）は、現NewJeansのハニやミンジと共にBTSの「Permission to Dance」のMVにも出演するなど、会社の評価も高かった。しかし、Trainee A脱退直前のリオ（LEO）は辛そうな表情で、毎日の体力の限界までの過酷な練習に耐える気力も、なさそうに見えていた。

英語サイトAllkpop.comのニュース記事には、リオ（LEO）が、自作のラップ詞が女性差別的だと一部ネットユーザーから批判されたことにも、かなり気が滅入っていた模様との記述があったが、それだけが脱退・退所の理由ではないだろう。

Trainee Aがセルフプロデュース・ボーイズグループとしてデビューする以上、楽曲制作の中心メンバーだったリオ（LEO）が脱退したことで、グループの存続が難しくなってしまい、デビューが水の泡と消えたのだろう、と筆者は推測している。ウチャン（Woochan）もヒップホップ曲なら作れるが、リオ（LEO）のほうがより幅広い音楽が作れたと記憶している。

リオ（LEO）は現事務所・131 Labelで『自分の家のように心地よく』過ごしている

BIGHIT MUSICの練習生をやめて11カ月が経過し、新たな事務所・131 Labelでデビュー準備を開始したリオ（LEO）は、7月25日午前に公開した自身のインスタグラムのストーリーで、英語でファンにメッセージを書いていた。以下は仮訳と原文だ。

「僕がスタートする場所で、凄く感謝していますし、みなさんをお待たせして申し訳ありませんでした。最終的にすべてのことが有意義だったと思いたいです。131の家族のみなさんが、僕を温かく迎えてくださって、初日から僕を自分の家のように居心地良くさせてくださって、感謝しています。近日中にもっと情報が発表になります！沢山愛されていると感じることができて、とても感謝しています」

（where do I start, so thankful and sorry for keeping you all waiting, hope it was all worth it in the end. Thank you to my 131 family for the warm welcome and making me feel so at home from day one. More info to come in the coming days! Big gratitude for making me feel so loved）

リオ（LEO）は、HYBEのBIGHIT MUSICからセルフプロデュース・ボーイズグループとしてのデビューを目指すことを苦痛に感じるようになって脱退・退所を決意したが、今彼は、小規模なヒップホップ系の音楽事務所で「自分の家のように居心地良く」感じているという。

自分が楽曲制作に携わって、ソロアーティスト活動を行うことが、リオ（LEO）が本当にやりたかったことだというのなら、希望が叶って良かったね、と彼のために喜んで、応援するしかない。リオ、Good luck! 頑張れ、ファイティン！

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