HYBE BIGHITのTrainee Aが12月23日に全SNS閉鎖へ、デビュー白紙か？それともデビュー決定か？

2022年12月17日

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・SNS閉鎖の理由は2つに1つ―デビューが白紙になったか、デビューが決定したか
・デビュー白紙の場合は、新たな離脱者が出たか、デビュー最終評価が『不合格』か
・確率は低そうだが、Trainee Aの6人でのデビュー決定を諦めたくない

K-POPのHYBEのBIGHIT MUSICでデビュー評価の最終段階にいた練習生グループ・Trainee Aが、2022年12月23日（金）の日韓時間の午後8時に、すべてのSNSアカウント（YouTube、TikTok、インスタグラム、ツイッター、サウンドクラウド）を閉鎖すると、12月16日午後8時に発表し、世界中のTrainee Aのファンや見守ってきたHYBEファンに衝撃を与えている。

具体的には、Trainee Aの公式ツイッターの2022年12月16日午後8:00の「[Notice] Trainee A 채널 운영 종료 안내 チャンネル運営終了案内(+ENG)」投稿で案内されたリンク先に、韓国語と英語で告知があった。英語の原文と筆者の仮訳は以下の通り。

「Hello, this is the Trainee A Content Production Team. We would like to inform you that all Trainee A’s social media channels will end their services. Trainee A’s social media accounts, including YouTube, TikTok, Instagram, Twitter, and Soundcloud, will be closed as of 8 PM, December 23, 2022 (KST). We want to thank all subscribers who showed their biggest support and love for Trainee A’s social media channels.」

「こんにちは、Trainee Aのコンテンツのプロダクション・チームです。我々はTrainee AのYouTube、TikTok、インスタグラム、ツイッター、サウンドクラウドを含む、ソーシャル・メディア・チャンネルを、2022年12月23日午後8時（韓国時間）に閉鎖します。Trainee Aのソーシャル・メディア・チャンネルに大きな支援と愛を示してくださったすべての登録者の方々に感謝します」

ちょっと待った！肝心なことが書いてない。SNSアカウントを閉鎖する理由が、明かされていないではないか。

このまま理由も告げずに、12月23日（金）午後8時に黙ってSNSをすべて閉じるつもりなのか？

だとすれば、それはこれまで彼らを応援してきたファンたちに失礼というか、ひどすぎる仕打ちではないか？確かに、公式にはTrainee Aは所属事務所すら明かされていないが、BTSのグッズが映り込んでいたり、メンバーがBTSのミュージックビデオ（MV）に出演していたりで、匂わせは十分あった。

SNS閉鎖の理由は2つに1つ―デビューが白紙になったか、デビューが決定したか

筆者やファンたちが考えるSNS閉鎖の理由は、2つに1つだ。デビューが白紙になった（つまり、公開されたメンバー6人でのデビューがなくなった）か、デビューが決定したかのいずれかだ。

だが、たとえばHYBEファミリーのHYBE LABELS JAPANから2022年12月7日にデビューしたばかりの9人組多国籍ボーイズグループ・＆TEAM（エンティーム）の場合、それまで「＆Audition Boys」というYouTubeやツイッターのアカウント名だったのを、「＆TEAM」に改名しただけで、それ以前のコンテンツのほとんどを維持している。

全消去となると、デビュー白紙の可能性のほうが高いような気がする。筆者の直感だけで言うと、確率はデビュー白紙が70%、デビュー決定が30%程度に思える。最近のHYBEの株主向け会社説明会でも、HYBE BIGHITからのボーイズグループの新規デビューの予定への言及が一切なかったのが、若干気になっていた。

Trainee Aには日本出身のJJ（日米ハーフ）もいたし、他のメンバーも多国籍で実力者揃いだった2021年10月から7人組でデビュー評価過程入りし、2022年3月には数週間の米国研修に派遣され（ただし、ビザが取得できなかったタイ出身のヨチを除く）、現地で路上ライブも行って大盛況だった。

しかし、2022年8月25日に突然メンバーのリオ（LEO、20）が、デビュー評価の最終ステージ直前で、実はこの道でいいのかずっと悩んでいて、辞める決断をした、とのお別れの挨拶の動画を公開した（2022年8月27日「Trainee Aデビュー最終評価目前でまさかのリオ（LEO）離脱、残りの6人でデビューを目指す」を参照）。

リオ（LEO）は両親は韓国人だが、オーストラリア出身で英語が流暢で、楽曲制作ができる貴重な人材で、BTSの「Permission to Dance」のMVにも出演するなど、将来を期待された練習生だった。

リオ（LEO）の離脱が公開された時には、残りの6人でデビューを目指すという方針とされていたが、その後、SNSの更新が途絶え、ファンは心配していた。

デビュー白紙の場合は、新たな離脱者が出たか、デビュー最終評価が『不合格』か

もしTrainee Aのデビューが白紙になった（とん挫した）のだとすれば、新たな離脱者が出たのか、あるいは会社側がこの6人ではデビューしても売れることが難しいと判断した（つまりデビュー評価の最終判断はい「不合格」）かのいずれかだろう。

後者（会社判断での不合格）の場合、Trainee Aは自分たちが楽曲制作にも携わる、セルフ・プロデュース・グループとしてのデビューする方針だったことで、デビューのハードルが高くなったことも、影響したかもしれない。楽曲制作ができるリオ（LEO）の離脱は、グループにとってかなりの痛手となっただろう。

もう1人、満12歳の時にMnetのヒップホップ系オーディション番組「SHOW ME THE MONEY」でセミファイナリストとなって注目を浴びたウチャン（WHOOCHAN）もラップ詞やヒップホップ曲が作れるが、おそらくリオ（LEO）のほうがより汎用性の高い楽曲が作れたのではないか、と筆者は推測していた。

リオ（LEO）の離脱の際に、本人からしっかり理由の説明があったし、そもそもTrainee Aのドキュメンタリー動画では、Trainee Aのメンバーたちが、彼らの女上司から会社側からの告知事項を知らされる場面も沢山あった。

だったら、デビュー白紙の場合、黙ってSNSをすべて閉鎖する前に、せめて何らかの理由説明をすべきではないか？このまま黙って閉鎖されては、応援してきたファンもショックで消化不良だし、デビュー目前でデビューを逃した6人がどうなるのか心配だ。

Trainee Aの6人でのデビューが白紙化された場合、BIGHIT MUSICは次のデビューグループの構想をゼロから立て直すことになり、コンセプト次第では、6人の中から新グループ候補に選出される者もいるかもしれないが、選ばれる保証はない。