KickFlipデビュー作初日売上がTWS、NCT WISHを上回りボーイズG歴代3位！NEXZとの差の理由

（目次）・TOP
・KickFlipデビューミニアルバム『Flip it, Kick it!』ハント初日売上がTWS、NCT WISHを上回りボーイズ歴代3位
・NEXZ、NiziU、NMIXXを大幅に上回る音盤初日売上―Stray Kidsの弟分との期待でJYPファンがお祝儀買い
・KickFlip初日の韓国音源成績―好調だがTWS、NCT WISHに届かず
・商品情報＋最近の記事リスト

K-POPのJYPエンターテインメントから2025年1月20日（月）にデビューした7人組ボーイズグループ・KickFlipのデビュー・ミニアルバム「Flip it, Kick it!」のハント（HANTEO）チャート加盟店での初日売上が24万3,949枚に達し、2024年の新人賞に輝いたHYBEのTWSやSMのNCT WISHのデビュー作の初日売上を超えた。

Stray Kidsの弟分としてJYPアーティスト・ファンからのお祝儀買いを集めることに成功したことが、NEXTとの大きな違いとみられる。

KickFlipデビューミニアルバム『Flip it, Kick it!』ハント初日売上がTWS、NCT WISHを上回りボーイズ歴代3位

JYPの新人・日韓7人組ボーイズグループ・KickFlipが2025年1月20日（月）18時に韓国で発売したデビュー作・1stミニアルバム「Flip it, Kick it!」のハント（HANTEO）チャート加盟店での初日売上が、24万3,949枚を記録した（韓国以外の国・地域の加盟店売上も含む）。

これは、2024年の男性新人賞に輝いたHYBE傘下のPLEDISエンターテインメントのTWSのデビュー作・1stミニアルバム「Sparkling Blue」の初日売上の20万6,240枚、およびSMのNCT WISHの韓国音盤デビュー作・1stシングルアルバム「WISH」の9万2,789枚を上回る高水準だった。

ボーイズグループ歴代初日売上では、大人気オーディション番組で誕生したZEROBASEONEの「YOUTH IN THE SHADE」の124万0,700枚、X1の「QUANTUM LEAP」の26万8,008枚に次ぐ、3位となった。

ちなみに、KickFlipのメンバー7人のうち4人のJYPからのデビューが決定した2021年のSBSのオーディション番組「LOUD」で、P NATIONからデビューした6人組ボーイズグループ・TNXの2022年5月17日発売のデビュー作・1stミニアルバム「WAY UP」のハント（HANTEO）初日売上は1万6,012枚にとどまった（1週間初動は3万1,196枚）。

NEXZ、NiziU、NMIXXを大幅に上回る音盤初日売上―Stray Kidsの弟分との期待でJYPファンがお祝儀買い

KickFlipのデビュー作音盤の初日売上の高水準は、2021年の「LOUD」当時からの人気だけでは説明がつかない。

むしろ、デビュー曲からメンバーが作詞参加して、「ロールモデルはStray Kids」と述べているKickFlipを「Stray Kidsの弟分」として歓迎する、STAY（Stray Kidsファン）をはじめとするJYPの先輩アーティストのファンからのお祝儀買いが、かなり集まったものとみられる。

JYPから先に（韓国）デビューしたNEXZ、NiziU、NMIXXのデビュー作の音盤のハント（HANTEO）初日売上と比較しても、KickFlipの初日売上の24万3,949枚は断トツの高水準だ。

「Nizi Project Season2」で誕生した全員日本出身の7人組日韓ボーイズグループ・NEXZ2024年5月20日発売のデビュー・シングルアルバム「Ride the Vibe」の初日売上は1万4,304枚にとどまった（1週間初動売上は11万7,817枚）。

メンバー7人全員が日本出身のNEXZは、Stray Kidsの弟分とはみなされず、NiziUの弟分とみなされて、幅広いJYPアーティスト・ファンからのお祝儀買いが集まらなかったとみられる。

NiziUの韓国デビュー作の2023年10月30日発売の1stシングルアルバム「Press Play」の初日売上は8万4,658枚だった（1週間初動売上は11万9,069枚）。

また、NEXZもNiziUも日本レーベルのソニーが、ハント（HANTEO）初動に間に合わないリリース日で日本で特典付き日本国内流通仕様輸入盤の発売を告知して、ハント（HANTEO）初動の足を引っ張った。しかし、KickFlipはまだ日本レーベルが未定で、足を引っ張られる心配はなかった。

NMIXXのデビュー作の2022年2月22日発売のデビュー作・1stシングルアルバム「AD MARE」の初日売上は2万0,300枚だった。1週間初動売上は22万7,399枚で、KickFlipのデビュー作は1日でこれを超えた。

KickFlip初日の韓国音源成績―好調だがTWS、NCT WISHに届かず

一方、KickFlipの初日の韓国音源成績は、TWSやNCT WISHに及ばなかった。

KickFlipの1stミニアルバム「Flip it, Kick it!」のタイトル曲「Mama Said (뭐가 되려고?)」の、韓国音源成績に関しては、Melonでのリリース日・1月20日のユニークリスナー数は8,491人だった。

これは新人ボーイズグループとしてはかなり好調ではあるが、TWSのデビュー曲「plot twist (첫 만남은 계획대로 되지 않아)」の初日の2万0,321人、NCT WISHのデビュー曲「WISH」の1万4,570人をかなり下回った。

ちなみに、NEXZのデビュー曲「Ride the Vibe」の初日のユニークリスナー数は4,863人、NiziUの韓国デビュー曲「HEARTRIS」は5,940人だった。

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*JYPエンターテインメントの新人7人組ボーイズグループ・KickFlipの2025年1月20日（月）発売のデビュー作となる1stミニアルバム「Flip it, Kick it!」のタイトル曲は、アマルが作詞参加した「Mama Said」（韓国語タイトルは「뭐가 되려고?」（何になりたい？））。同曲のほか、アマルとドンファが作詞参加した先行公開曲「Umm Great（응 그래）」、ゲフン、アマル、ミンジェが作詞参加した「Like A Monster」、DAY6のYoung Kが作詞を担当した「WARRIORS」を含む全6曲を収録。