J.Y.Park×PSYオーディション『LOUD』#1―日本人ケイジュとコウキのダンスが絶賛される

2021年6月6日

（目次）・TOP
・日本人のケイジュとコウキのダンスが絶賛される
・瞬間最高視聴率を記録したのは、自作ショート・フィルムとラップを披露したダニエル・ジェガル

K-POPの大手JYPエンターテインメントの創業者で著名音楽プロデューサー兼アーティストのJ.Y.Park（パク・ジニョン）と米Billboard Hot 100で2位を獲った実績のある著名アーティスト兼音楽プロデューサーのPSY（サイ、芸能事務所P NATION代表）がプロデューサーを務める、次世代グローバル・ボーイズグループ発掘オーディション番組「LOUD」の第1回が、2021年6月5日（土）に韓国SBSで放送された。

日本での放送・配信予定の情報はなく、筆者も実際の放送を観ていないが、WoW!Koreaの記事、Kstyleの記事、およびYouTubeのSBS Entertainmentチャンネルや番組公式サイトに公開された一部参加者のパフォーマンスおよび審査の動画などから、日本人参加者動向などの注目点をまとめてみた。

ニールセンコリアによる首都圏瞬間最高視聴率は11%超で（WoW!Koreaの記事）、韓国での注目度は高かったようだ。

第1回では、参加者たち（事前に75人の参加者のほとんどが番組インスタグラムで公開されていた）が1人ずつステージで「魅力舞台」「スキル舞台」のパフォーマンスを披露して、魅力をアピールした。

プロデューサーのJ.Y.ParkとPSYは、参加者が気に入ればステージに近づくことができる移動式の椅子「LOUDチェア」に座り、先にPASS（合格）ボタンを押すと、参加者をスカウトできる権利が与えられた。なお、参加者がtrainee（練習生）と称される場面もあった。

日本人のケイジュとコウキのダンスが絶賛される

「LOUD」には日本人も何人か参加しているが（2021年6月1日付「J.Y.Park×PSYオーディション『LOUD』参加者75名公開、日本人も（ダンス動画あり）、6月5日スタート」を参照）、第1回でJ.Y.ParkとPSYからダンススキルの高さが絶賛されていたのが、ケイジュ（16）とコウキ（もしくはゴウキ､13）だった。

ケイジュ（16）は、パフォーマンス披露前に日本語でこう自己紹介した。「魅力舞台のほうから始めたいと思います。魅力舞台のほうは、K-POPのアーティストがとても大好きなんですけど、K-POPアイドルのみなさんがやっている愛嬌ソングを見つけたので。それを頑張って覚えて来たので、お見せしたいと思います」

それからケイジュは、童謡のような韓国語の可愛い歌を、キュートな笑顔と若干の振りで歌い、終わると「カムサハムニダ（ありがとうございます）」と述べた。

さらに、ケイジュは、ジャスティン・ビーバーの「Intentions」の楽曲で、キレッキレかつしなやかなダンス・パフォーマンスを披露した。パフォーマンス開始後間もなくPSYが、続いてJ.Y.ParkがPASSボタンを押し、2人の椅子はステージのすぐ目の前まで接近した。PYSは驚嘆して「オー！」と叫んでいた。

・YouTubeのSBS Entertainmentチャンネルに2021年6月5日に公開された케이주（ケイジュ）, 누나들의 마음을 훔쳐 간 14세 미소년의 애교송ㅣ라우드 (LOUD)ㅣSBS ENTER.の動画（2分31秒）
・・YouTubeのSBS Entertainmentチャンネルに2021年6月5日に公開された케이주（ケイジュ）, intentions 곡에 힙합 장르 댄스 적용!ㅣ라우드 (LOUD)ㅣSBS ENTER.の動画（2分5秒）

日本人参加者のコウキ（もしくはゴウキ、13）も、パワフルかつしなやかなダンス・パフォーマンスで、J.Y.ParkとPSYを驚かせ、あっさりと合格した。ダンスの凄さに、途中でPSYが「ワー！」と叫んだり、のけぞったりし、J.Y.Parkも口をぽかんと開けて驚嘆していた。

パフォーマンス終了後、PSYはコウキに「僕のミュージックビデオに出てほしい」と言い、J.Y.Parkは「うちの歌手になりそうだから、まず僕に話してほしい」と述べた。また、コウキが去った後、J.Y.Parkは「もの凄い天才だ。僕はあの子が調子に乗るかもしれないから、話したいことの半分しか言えなかった」と褒めていた（Kstyleの記事）。

・YouTubeのSBS Entertainmentチャンネルに2021年6月5日に公開された고키（コーキ）, 크럼프계의 리틀 프린스 파워풀한 춤 ‘heartbreak’ㅣ라우드 (LOUD)ㅣSBS ENTER.の動画（3分14秒）

番組公式インスタグラムに公開された参加者のうち日本人
・タツナリ（22歳）
・ツバサ（20歳）
・ハルト（18歳）
・ケイジュ（16歳）
・コウキまたはゴウキ（13歳）

瞬間最高視聴率を記録したのは、自作ショート・フィルムとラップを披露したダニエル・ジェガル

番組瞬間最高視聴率を叩き出した参加者は、最後に出演したダニエル・ジェガル（DANIEL JIKAL）だった。

SBS公式の動画はYouTubeには6月6日午後5時時点で見当たらないが、LOUDの公式サイトにはダニエル・ジェガルが英語で自己紹介して自作のショート・フィルム（作品中の音楽も自作）を上映披露する動画や、自作の英語中心のラップを披露している動画が公開されている。ラップ・パフォーマンスの素晴らしさに、PSYが途中で「オー！」と叫び、その後「私たちが探していた人材です」と絶賛していた。

・LOUD公式サイトに2021年6月5日に公開されたダニエル・ジェガル（DANIEL JIKAL）、18歳の映画監督のアイドル挑戦記、の動画（自作のショート・フィルム公開の様子の動画）（3分14秒）
・LOUD公式サイトに2021年6月5日に公開されたPSY、ダニエル・ジェガル自作曲「Feelin Alive」に笑顔、の動画（1分38秒）
・LOUD公式サイトに2021年6月5日に公開された「私たちが探していた人材です "パク・ジニョン×サイ、絶賛されたダニエル・ジェガルの舞台、の動画（3分28秒）

その他に注目を浴びた参加者でYouTubeにパフォーマンス動画が上がっているのは、ジャズティン・ビーバーの「LoveYourself」を歌い始めて直ぐにJ.Y.Parkを魅了したイ・ドンヒョン（15）や、自作ラップで合格して（PSYの事務所の）P NATIONのバッジを獲得したウンフィなどだ。

・YouTubeのSBS Entertainmentチャンネルに2021年6月5日に公開された이동현（イ・ドンヒョン）, 감미로운 목소리로 부르는 ‘Loveyourself♪’ㅣ라우드 (LOUD)ㅣSBS ENTER.の動画（2分8秒）

・YouTubeのSBS Entertainmentチャンネルに2021年6月5日に公開された은휘（ウンフィ）, 고등 비트메이커 자작곡 ‘DO THAT Sxxt’ㅣ라우드 (LOUD)ㅣSBS ENTER.の動画（2分48秒）

LOUDの記事:

2021年6月1日付　J.Y.Park×PSYオーディション『LOUD』参加者75名公開、日本人も（ダンス動画あり）、6月5日スタート
2021年5月16日付　J.Y.Park×PSYボーイズグループ・オーディション番組『LOUD』2021年6月5日21時SBSで放送開始
2021年5月8日付　SMが米国でNCT-Hollywoodオーディション番組、JYPはPSYとグローバル・ボーイズGオーディション番組

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2021年
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*Mnet「KINGDOM: LEGENDARY WAR」の2021年6月3日の最終回のボーイズグループ6組のパフォーマンス対決の楽曲集デジタルアルバム「KINGDOM 」が2021年5月28日配信リリース。Stray Kidsは「WOLFGANG」、THE BOYZは「KINGDOM COME」、ATEEZは「The Real」、BTOBは「Finale (Show And Prove)」、iKONは「At ease」、SF9は「Believer」。

Apple Music/ iTunes: KINGDOM [FINAL: WHO IS THE KING?] -EP (Various Artists) 2021/5/28
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*Stray Kidsの2020年11月4日（水）発売の日本1stミニアルバム「ALL IN」は、表題曲「ALL IN」、大ヒット曲の日本語詞バージョン「神メニュー -Japanese ver.-」「Back Door -Japanese ver.-」を含む全7曲を収録。ミニアルバム「ALL IN」はDVDおよびフォトブックA付きの初回生産限定盤A、DVDおよびフォトブックB付きの初回生産限定盤B、スペシャルZINE（メンバー手書きメッセージ付き小冊子）およびフォトブックC付きの初回生産限定盤C、CDのみの通常盤の4形態で販売。

*Stray Kidsの2020年6月3日発売の日本1stシングル「TOP -Japanese ver.-」の表題曲は日米韓で展開されるTVアニメ「神之塔 -Tower of God-」日本版のオープニング主題歌。同アニメ作品のエンディング主題歌「SLUMP -Japanese ver.-」もカップリング曲として、全形態共通で収録される。

シングル「TOP -Japanese ver.-」はDVDおよび24Pフォトブック（Type A）付き初回生産限定盤A、スペシャルZINE（メンバー写真小冊子）および24Pフォトブック（Type B）付き初回生産限定盤B、CDのみの通常盤、CDのみでオリジナル描き下ろしアニメジャケットの期間生産限定盤（アニメ盤）の4形態で販売。

初回生産限定盤AのCDには「TOP (Instrumental)」が追加収録され、DVDにはStray Kidsの日本デビューまでの軌跡を一挙VLOG化したものが、来日時オフショット、「TOP -Japanese ver.-」メイキング映像なども含め収録される。初回生産限定盤BのCDには「SLUMP (Instrumental)」が追加収録され、メンバー同士で撮り合ったフィルムカメラ写真を含むメンバー写真が付属のスペシャルZINEとして付いている。

通常盤には「TOP (Instrumental)」「SLUMP (Instrumental)」が追加収録される。期間生産限定盤（アニメ盤）には「TOP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」と「SLUMP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」が追加収録される。

初回生産限定盤AおよびBに封入のシリアルナンバーで、7月24日（金祝）にパシフィコ横浜アネックスホール、7月25日（土）に大阪ハービスホールで開催予定のソロサイン会または2ショットチェキ会、もしくは全員サイン入りのポスタープレゼントの抽選に応募できる。また、初回生産限定盤AおよびBと通常盤初回仕様分にランダム封入されるトレーディングカードが「ソロハイタッチ参加権利付きカード」であった場合は、カード記載メンバーとソロハイタッチ会（日時会場未定）でハイタッチができる。

*2020年5月20日リリースの英語詞デジタルシングル「TOP -English ver.-」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP -English ver.- - Single - Stray Kids(2020/5/20)
Apple Music: TOP -English ver.- - Single - Stray Kids (2020/5/20)
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*2020年5月13日リリースの韓国語詞デジタルシングル「TOP」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP - Single - Stray Kids(2020/5/13)
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*Stray Kidsが2020年3月25日にデジタルシングル「Mixtape: On Track 」(韓国語タイトル: バカでも分かる)」をリリース。
iTunes:Mixtape : On Track - Stray Kids(2020/3/25)
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*Stray Kidsの2020年3月18日（水）発売の日本デビューアルバム「SKZ2020」（読み: スキズニーゼロニーゼロ）は、これまでのStray Kidsのすべてを盛り込んだベストアルバム。アルバム「SKZ2020」はDVD付き初回生産限定盤[2CD+DVD]、通常盤[2CD]、販売期限が2020年4月末の期間生産限定盤[CD]、2020枚限定のカセットテープの完全生産限定盤[TAPE]の4形態で販売。収録曲は初回生産限定盤と通常盤が同じ全27曲で（期間限定盤収録曲全曲を含む）、期間限定盤と完全生産限定カセット盤が同じ全14曲。

初回生産限定盤のDVDには「Stray Kids Japan Showcase 2019 “Hi-STAY”」ライブ映像と「風（Laventer）-Japanese ver.-」など3曲のミュージックビデオを収録。また、トレーディングカード1枚をランダム封入し（全5種のうち4種はカード記載メンバーとハイタッチできるユニットハイタッチ会参加権利付きカード）、シリアルナンバー（ユニットサイン会・握手会・2ショットチェキ会・スペシャルプレゼント[サイン入りポスター]のうちいずれかに応募可能）を封入する。

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