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・日本初ステージ、日本語自己紹介、末っ子ドンヒョンは愛嬌ポーズ披露
・ケイジュ、ジュワン、ドンヒョンが愛嬌ソングを披露/ 平日昼間なのに観客がぎっしり満員
・イベント情報 ・商品情報+最近の記事リスト
K-POPのJYPエンターテインメントから2025年1月20日にデビューした日韓7人組ボーイズグループ・KickFlipが、2025年5月9日(金)に千葉・幕張メッセで開催された「KCON JAPAN 2025」のSHOWCASEのステージに登場し、3曲を披露し、ゲームも行った。
これがKickFlipの日本での初ステージで、日本人アマル(満行亜丸、みつゆきあまる)とケイジュ(岡本佳樹)は凱旋帰国だ。メンバーのうちこの2人を含む4人は2021年の「LOUD」出身で、デビューまで時間がかかっただけに、感慨深かった。
ダンスも生歌も素晴らしかった。平日昼間なのに観客がぎっしり満員で、関心の高さがうかがえた。絶対に日本で人気が出ると確信した。
日本初ステージ、日本語自己紹介、末っ子ドンヒョンは愛嬌ポーズ披露
「KCON JAPAN 2025」のほとんどのステージはYouTubeのKCON officialチャンネルの有料メンバーでなければ視聴できないが、新人クラスの「SHOWCASE」だけは、無料で生配信された。
KickFlipの7人は、定刻の14:00に、白とカラシ色っぽい黄色や黄緑色が中心の、カジュアル衣装で登場した。ケイジュは白パーカーで、アマルは白地にグレーのライン入りのTシャツを重ね着していた。ドンヒョンは緑が買ったグレーの薄いジャケットを着ていた。
1曲目は「Umm Great」だった。デビュー活動の際に、韓国の音楽番組などでも披露していて、お馴染みの曲だった。
MCが始まった。進行役は日韓ハーフの1chika(イチカ、上原一翔)が務めた。1chikaはORβITのJUNE(2019年の「PRODUCE 101 JAPAN」のファイナリストだった上原潤)の兄で、中国版プデュの「創造営2021」に出演して、日本での知名度が上がった。
1chikaは韓国語中心に話し、女性の声で通訳が入った。K-POP大人気アイドルたちのライブイベントの通訳で有名な、あの女性通訳だと思った。
メンバーはごく簡単に自己紹介したが、最初の向かって左端のジュワンと隣のドンファは、慣れない日本語での自己紹介に、緊張の表情を見せていた。
次の日本人メンバーのアマルが「埼玉県出身アマルです」と挨拶した。
ゲフンの「KickFlipのリーダー、ゲフンです」の日本語の発音は完璧だった。ゲフンはStray Kidsと練習生時代を共にしていて、長い練習生生活を送った苦労人だ。
ケイジュの挨拶が早口で「KickFlipの(充電器)?ケイジュです」の途中が上手く聞き取れなかった。LOUD組のドンヒョンは「本当はカッコいいマンネのドンヒョンです」、ビジュアル担当とされるミンジェは「一番面白いメンバーのミンジェです」と自己紹介した。
福袋が登場した。ミッションが書かれたカードが入っていて、くじを引くように取り出すよう指示された。
ゲフンが引くと、カードには「可愛いリズムを取りながら自己紹介」のミッションが書かれていて、ドンヒョンが実演した。日本語で「こんにちは、僕たちはKickFlipです」と言いながら、右手人差し指で右頬を指して、愛嬌ポーズをした。
その後、くじ引きで当てたミッションに従って、手拍子に合わせてゲフンが韓国語でラップを披露した。
パフォーマンスに戻り、2曲目のデビュー曲「Mama Said」のパフォーマンスを披露した。生歌が上手だった。
再びMCコーナーとなった。ジュワンが韓国語で「沢山の皆さん方に観て頂いて、本当に楽しかったです」と述べた。
アピールタイムの企画が始まった。キーワードを与えられ、自分に該当すると思ったら前に用意された椅子に座るように指示された。2チームに分かれ、ケイジュが「勝たないと!」と気合を入れた。ドンファは韓国語で「緊張します」と言った。
「グループの顔」「グループの末っ子」というキーワードが出た。KickFlipで一番年下なのはドンヒョンだが、実年齢に関係なく、自分が末っ子気質だと思う人は名乗り出るように言われた。
ケイジュ、ジュワン、ドンヒョンが愛嬌ソングを披露/ 平日昼間なのに観客がぎっしり満員
「グループの顔」にはリーダーのゲフンだけが名乗り出た。「グループの末っ子」の椅子には、なぜかジュワンが座った。
MCの1chikaがケイジュをキュートさがある、などとおだてると、ケイジュも名乗り出ることになった。ケイジュは一旦ジュワンの膝の上に座ってから、1つの椅子をジュワンとシェアした。
「グループの末っ子」の席に座ったケイジュとジュワンが、末っ子の魅力をアピールするように指示された。
ケイジュは日本語で「ぼくがマンネな理由は、かわいいから。じゃあ、ここで1つ、歌を歌いたいと思います」と言って、愛嬌ソングを歌い始めた。
筆者の記憶が正しければ、2021年のSBSオーディション「LOUD」で、誰かが愛嬌ソングを歌った気がするが、それはケイジュだったように思う。今回ケイジュは、可愛く歌って照れた。次に、ジュワンも愛嬌ソングみたいな歌を可愛らしく歌った。
観客の拍手の音量で判断することなったが、ケイジュとジュワンの拍手は接戦で、勝敗がつかなかった。
するとアマルが「ドンヒョンが末っ子に相応しいと思います」と言い出して、本物のマンネのドンヒョンが、ケイジュが歌った愛嬌ソングを照れながら歌った。結局、ドンヒョンに向けられた観客の拍手の音量が最も大きかったので、ドンヒョンが勝ちということになった。
一方、「グループの顔」というキーワードを提示され、名乗りをあげたのはリーダーのゲフンのみだった。ドンファが韓国語で「ゲフン君は僕たちの長男です」と紹介した。
ゲフンは自分の魅力をアピールするよう指示され、「KickFlipのグループの顔をお見せしたいと思います。その魅力をお見せしたいんですが、ドンファ君と一緒に見せたいと思います。ドンファと一緒に『Mama Said』を踊ると、完成すると思います」と述べた。
アカペラでジュワンが「Mama Said」歌い、それに合わせてゲフンとドンファがダンスをした。2人のダンスも上手だったが、ジュワンの歌唱も上手だった。
最後にアマルが観客に向かって日本語で、「めちゃめちゃいっぱい(観客が)いるんで、緊張したんですけど、観に来てくださってありがとうございます。楽しかったです。もっともっと、いろんな機会でみなさんに会えるように、精進していきたいと思います」と述べた。
メンバーは観客をバックに記念撮影した。観客席がカメラに映ると、平日昼間なのに、確かに奥のほうまで満員だった。JYPの新人だし、「LOUD」組もいるから、日本でも関心が高いようだ。
ゲフンが「僕たちの最後のパフォーマンスは『Knock Knock』です」と曲振りして、3曲目の「Knock Knock」のパフォーマンスを披露した。
最後にゲフンが「僕たちのステージを楽しんでくださって本当にありがとうございます。これからも成長していきたいと思います」と挨拶し、メンバーは手を振りながらハケて行った。アマルが良い笑顔を見せた。
KickFlipの日本での初ステージは、ダンスも生歌も、さすがだった。慣れない日本語だから緊張していたのかもしれないが、生真面目なメンバーがほとんどに思えた。
セットリスト
Umm Great
Mama Said
Knock Knock
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イベント情報
2025年
5/9(金)「KCON JAPAN 2025」@千葉・幕張メッセ: 14:00 SHOWCASE 19:00~M COUNTDOWN STAGE(YouTube KCON Officialチャンネル有料メンバーになると視聴可)
5/10(土) 「KCON JAPAN 2025」@千葉・幕張メッセ: 11:40 MEET & GREET(YouTube KCON Officialチャンネル有料ALL ACCESSメンバーになると視聴可)
8/2(土) 米国時間「Lollapalooza Chicago」@米国・シカゴGrant Park Chicago, IL(この日はTWICEが共同ヘッドライナー待遇で出演、藤井風も出演)
8/23(土)・24(日)「SUMMER SONIC BANGKOK 2025」@タイ・IMPACT Challenger Hall 1-3
商品情報(PR)
*KickFlipの初のカムバック作品となる2025年5月26日(月)18時韓国発売の2ndミニアルバム「Kick Out, Flip Now!」は、固定化された型を打ち破り、常識を覆すという意気込みが込められた作品で、タイトル曲「FREEZE」をはじめとする全7曲を収録。タイトル曲「FREEZE」の作詞にはメンバーのゲフン、ドンファ、ミンジェが、作曲にはドンファが参加。2曲目の「Skip It!」の作詞にドンファとミンジェ、作曲にドンファが参加。3曲目の「Before the Sun Explodes(いつか太陽は爆発する)」の作詞作曲にドンファが参加。5曲目の「Complicated!!」はアマルが単独で作詞作曲を担当し、編曲にも参加。
CDパッケージの一般盤はジャケットデザインや封入物が異なる3形態(Class time ver./ Break time ver./ After School ver.)で販売。デジパックのGet Ready ver. 販売。CDなし・アプリ再生のPOCAALBUM(Platform Ver.)は2種で販売。日本では輸入盤となり、形態が選べないストアもある。
Amazon: Kick Out, Flip Now! ラインナップ (KickFlip) 2025/5/27以降
Amazon: Kick Out, Flip Now! 一般盤3種セット (KickFlip) 2025/6/5
Amazon: Kick Out, Flip Now! 一般盤ランダム (KickFlip) 2025/6/5
Amazon: Kick Out, Flip Now! Digipack ver. (KickFlip) 2025/6/5
楽天市場: Kick Out, Flip Now! ラインナップ (KickFlip) 2025/5/27以降
TOWER RECORDS: Kick Out, Flip Now! ラインナップ (KickFlip) 2025/5/30
HMV&BOOKS: Kick Out, Flip Now! ラインナップ (KickFlip) 2025/6/2
Neowing: Kick Out, Flip Now! ラインナップ (KickFlip) 2025/6/4
JYP SHOP (Korea) Ktown4u
*JYPエンターテインメントの新人7人組ボーイズグループ・KickFlipの2025年1月20日(月)発売のデビュー作となる1stミニアルバム「Flip it, Kick it!」のタイトル曲は、アマルが作詞参加した「Mama Said」(韓国語タイトルは「뭐가 되려고?」(何になりたい?))。同曲のほか、アマルとドンファが作詞参加した先行公開曲「Umm Great(응 그래)」、ゲフン、アマル、ミンジェが作詞参加した「Like A Monster」、DAY6のYoung Kが作詞を担当した「WARRIORS」を含む全6曲を収録。
CDパッケージは、完全数量限定(Limited)のLookbook ver.、一般盤2形態(On Board ver./ Stop it ver.)、低価格のUmm Great ver.でリリース。CDなし・ミュージックカードのTrainee ver.も販売。日本では輸入盤となり、一般盤の形態が選べないストアもある。
Amazon: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/21以降
楽天市場: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/21以降
TOWER RECORDS: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/25
TOWER RECORDS: Flip it, Kick it! 1st Mini Album (Lookbook ver.)(完全数量限定盤) (KickFlip) 2025/1/25
TOWER RECORDS: Flip it, Kick it! 一般盤2種セット (KickFlip) 2025/1/25
TOWER RECORDS: Flip it, Kick it! 一般盤ランダム (KickFlip) 2025/1/25
HMV&BOOKS: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/27
Neowing: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/29
Qoo10: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/21以降
Yahoo!ショッピング: Flip it, Kick it! ラインナップ (KickFlip) 2025/1/21以降
JYP SHOP (Korea) Ktown4u
デジタルミュージック配信
Amazon: Flip it, Kick it! (KickFlip) 2025/1/20
Apple Music/ iTunes: Flip it, Kick it! - EP (KickFlip) 2025/1/20
レコチョク: Flip it, Kick it! (KickFlip) 2025/1/20
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