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・セミファイナル順位発表で28人→ファイナリスト20人に、ユ・ジュンウォンが初の1位
・セミファイナル『Snacks』チーム結果―1位はユ・ジュンウォン、ウヨンPDベネフィットはチン・ミョンジェに
・イベント情報 ・商品情報
サバイバル・オーディション「少年ファンタジー」（Fantasy Boys、ソパン）の第10話が、韓国MBCと日本のABEMAで2023年6月1日（木）22時より日韓同時放送され、セミファイナルの順位発表で、20人のファイナリストが確定した。
今回はイルサンMBCドリームセンターからの生放送だったが、いきなりボーダーの20位候補者の5人が明かされるとともに、生放送番組内に携帯投票時間が設けられ（韓国内の視聴者のみ投票可能だった模様）、その間に収録済みの前回の続きとなるセミファイナルの「Snacks」チームの本番ステージと現場投票結果、さらにセミファイナルの順位発表に先立って行われたファイナルの2チームの編成とスポーツ大会の模様が放送された。
ファイナルではそれぞれ14人の2チームが編成されることになり、4学期までに1位を3期連続でキープしたホン・ソンミンと、4学期にわたって2位をキープしたユ・ジュンウォンがそれぞれのチームリーダーとなってメンバーを集めた。この2人が「少年ファンタジー」の顔だ。
ジャンケンで勝ったユ・ジュンウォンが自身のチームの1人目に「（イ・）ハンビン兄さん」を指名し、次にホン・ソンミンが自身のチームの1人目に「（カン・）ミンソお兄さん」を選んだ。以後、2人が交互にチームメンバーを選んだ。
しかし、その後のセミファイナルの順位発表で、上位20位に入れなかった8人が脱落してしまい（下記）、結果的に、ユ・ジュンウォンのチームは13人組、ホン・ソンミンのチームは7人組になってしまった。それでも、どうやらチーム間の人員入れ替えはなしで、そのままファイナルのステージに立つらしい。しかもファイナルでもチーム対決？ 現時点では筆者には謎だらけだ。
セミファイナル順位発表で28人→ファイナリスト20人に、ユ・ジュンウォンが初の1位
番組後半には緊迫の生放送でのセミファイナル順位発表式があり、28人の練習生がファイナリスト20人に絞られた。
今回のセミファイナル順位発表では、「＆AUDITION」出身のユ・ジュンウォンが初の1位に輝いた。2学期～4学期まで1位をキープしていたホン・ソンミンは2位になった。
念願の1位にユ・ジュンウォンが涙ぐみ、ホン・ソンミンが「ジュンウォン兄さんが初めて１位になって、僕も嬉しいです。いつもそばで努力するところを見て来たので。（2位は）残念だなと言うよりは、僕も挑戦する機会ができて嬉しいです」と言ってハグしていたのは、とてもいい光景だった。
今回初めて順位とともに総合ポイント数が発表されたが、1位のユ・ジュンウォンは526,688.8ポイントで、2位のホン・ソンミンの422,012.6に大差をつけての断トツ1位だった。なお、ポイントに小数点以下の位があるのは、視聴者投票の原数値が、韓国60％・それ以外40％になるように換算されるからだ。
ポイント数の内訳は公表されていないが、2人ともセミファイナルのミッションでベネフィットを1種ずつ付与されていた。今回初めて導入された「ショー！K-POPの中心」出演時のチッケム（個人別動画）の5日間再生回数でもユ・ジュンウォンは1位（12.8万回）だったし、グローバル投票でも強いはずだ。何しろ、「＆AUDITION」の時の視聴者が味方について“組織票”を投じているのだから。
筆者個人的には、今回のデビュー圏の12人については、概ね違和感はない。ただ、韓国語ネイティブのラップの達人が見当たらないような気がするのと（ラップのできるソウルは中国人でヒカリは日本人）、Ciipherのリーダーの歌・ダンスの実力派・ムン・ヒョンビン（ベネフィットなし）が惜しくも入れなかったこと（13位）は、ちょっと残念な気がした。
7位のダンスが上手な中国出身イケメンのリン・チは、ベネフィットなしで順位を落とさなかったことで、人気の強さが裏付けられた。
歌唱力の高いファン・ジェミンは、ベネフィットなしで10位に浮上してきたが、所属事務所のRBWで、「BOYS PLANET」に出ていた日本人ヒロトらと一緒に活動していたので、RBWアーティストのファンらがチッケム再生などで組織的に動いたと思われる。
逆に、同じく歌唱力の高いイ・ハンビンは、ベネフィットを3種受け取ったのに8位にとどまったことで、視聴者投票での弱さが示唆されていて、心配だ。
今回番組冒頭でいきなり20位の候補5人（暫定20～24位）が明かされた。カン・イラン、クム・ジンホ、ユウマ、ケイダン、ハ・ソクヒだった。必然的に、生放送の携帯投票時間中に救済の動きがあったようで、結果的にこの5人のうちカン・イランを除く4人はファイナルに進出できた。
次回の6月8日（木）22時からのファイナル生放送で、デビューする12人が決まるが、セミファイナルのベネフィット効果が剥落するため、またもや順位のかなりの変動がありそうだ。セミファイナルの順位発表時同様に、ファイナルの生放送時間内の携帯投票の冒頭で、ボーダーの候補数名が明かされる可能性もあり、その場合は尚更救済票が動いて荒れるだろう。
なお、デビューするグループは大手事務所所属ではないので、オーディション直後の視聴者の記憶が鮮やかなうちに瞬発力を見せないと、つまりデビュー作が売れないと、新規ファン獲得が難しくなるリスクが高い。
“初心者くん”が育つのをゆっくり待っている余裕はないので（事務所所属者だらけだから期間限定のはず）、デビューメンバーは、実力とビジュアルを備えた即戦力の12人である必要がある。グループに“足手まとい”になるメンバーがいては困る。
図表1 セミファイナル順位（前回は4学期、Jチーム=ジュンウォンのチーム、Sチーム=ソンミンのチーム）
1位 ユ・ジュンウォン（Yu Junwon 유준원）（Jチーム）526,688.8*↑前回2位
2位 ホン・ソンミン（Hong Sungmin 히카루）（Sチーム）422,012.6*↓前回１位
3位 キム・ウソク（Kim Wooseok 김우석）（Jチーム）377,622.3*↑前回5位
4位 ヒカル（Hikaru 히카루）（Jチーム）361,349.9*→前回4位
5位 ソウル（K-soul 소울）（Sチーム）353,696.4*↑前回12位
6位 ヒカリ（Hikari 히카리）（Jチーム）353,314.5*↑前回14位
7位 リン・チ（Ling Qi 링치）（Sチーム）352,679.7→前回7位
8位 イ・ハンビン（Lee Hanbin 이한빈）（Jチーム）336,698.0*↑前回23位
9位 テソン（Taeseon 태선）（Jチーム）318,784.7↓前回3位
10位 ファン・ジェミン（Hwang Jaemin 황재민）（Jチーム）315,010.3↑前回16位
11位 カン・ミンソ（Kang Minseo 강민서）（Sチーム）314,298.3↑前回13位
12位 サンタ（Santa 산타）（Jチーム）308,912.3*↓前回9位
13位 ムン・ヒョンビン（Moon Hyunbin 문현빈）（Jチーム）303,731.8↓前回6位
14位 オ・ヒョンテ（Oh Hyeontae 오현태）（Sチーム）288,899.9↓前回11位
15位 キム・ギュレ（Kim Gyurae 김규래）（Jチーム）274,233.1*↓前回10位
16位 カン・デヒョン（Kang Daehyeon 강대현）（Jチーム）264,462.1*↓前回8位
17位 ユウマ（Yuma 유우마）（Jチーム）250,724.3*↑前回18位
18位 ケイダン（Kaedan 케이단）（Sチーム）220,674.3↑前回25位
19位 ハ・ソクヒ（Ha Seokhee 하석희）（Sチーム）211,116.3*↑前回28位
20位 クム・ジンホ（Keum Jinho 금진호）（Jチーム）207,409.7↓前回15位
脱落
21～22位 パク・ヒョングン、チン・ミョンジェ
23～28位 キム・デヒ、カン・ヒョンウ、キム・デヒ、カン・イラン、キム・ボムジュン、ハヤト
注: デビューできるのは12人。
セミファイナル『Snacks』チーム結果―1位はユ・ジュンウォン、ウヨンPDベネフィットはチン・ミョンジェに
「Snacks」チーム:
ジュンウォン、テソン、リン・チ、チン・ミョンジェ、ケイダン、パク・ヒョングン ナム・スンヒョン
・YouTubeの放課後のときめきシーズン2[少年ファンタジー]チャンネルに2023年6月2日に公開された「Snacks」フル・パフォーマンス（3分18秒）
・YouTubeのMBCkpopチャンネルに2023年5月27日に公開されたユ・ジュンウォン（YU JUNWON 유준원）「Snacks」チッケム
・YouTubeのMBCkpopチャンネルに2023年5月27日に公開されたリン・チ（LINGQUI링치）「Snacks」チッケム
・YouTubeのMBCkpopチャンネルに2023年5月27日に公開されたテソン（TAESEON 태선）「Snacks」チッケム
「Snacks」チームの本番パフォーマンスは圧巻で、プロデューサー陣は「音楽番組を超えるようなステージ」と絶賛した。現場投票では、ユ・ジュンウォンが初めて1位を獲れた。2位はリン・チだった。
ジュンウォンは「ずっと1位の候補でした。とても嬉しいんですけど、みんな1位になっておかしくないメンバーだったので･･･ありがとうございます」と述べた。リン・チは「残念だと思いません。1位おめでとうございます」と言い、ジュンウォンにハグした。ウヨンPDのベネフィットは5位のチン・ミョンジェに与えられた。
1位 ジュンウォン（1位ベネフィット）
2位 リン・チ
3位 ケイダン
4位 テソン
5位 チン・ミョンジェ（ウヨンPDベネフィット）
6位 ナム・スンヒョン
7位 パク・ヒョングン
その後、チャンミンが「新たなベネフィットがあります」と切り出し、チームメンバーの点数の合算で1位を獲ったチームの全員に、ベネフィットが付与されることになった。最終1位のチームは「SPACEMAN」チームだった。チームメンバーは、ホン・ソンミン、イ・ハンビン、キム・ギュレ、サンタ、ユウマ、ソウル、ハ・ソクヒだった。
・番組の日本語公式サイト・投票方法はこちら ( https://fantasyboys.jp )
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*イベント情報
5/27(土) 「2023 DREAM CONCERT」@韓国釜山（プサン）アジアドメインスタジアム（練習生がシグナルソング「FANTASY」を披露）16:20～17:30 レッドカーペット 18:00～21:00頃 本公演（mahocastで有料オンライン生配信）
7/9(日) 14:00/ 18:30「少年ファンタジー～Welcome to your Fantasy～」@東京・東京国際フォーラムAホール
「少年ファンタジー」の記事:
2023年5月31日 付 『少年ファンタジー』28人が『DREAM CONCERT』出演/ チッケム再生回数上位練習生は？
2023年5月27日付 『少年ファンタジー』ジュンウォンのチッケムがセクシーで逞しくて凄い!『＆AUDITION』ファン必見
2023年5月26日付 『少年ファンタジー』#9―セミファイナル新曲ミッション、イ・ハンビン、ヒカルらが絶賛される
2023年5月21日付 『少年ファンタジー』重要公式スポ―セミファイナル2組[20日ウマチュン]チッケム5日間再生数を順位決定に反映
2023年5月19日付 『少年ファンタジー』#8-4学期1位ソンミン、2位ジュンウォン、以下大変動/ 5月27日『DREAM CONCERT』出演決定
2023年5月12日付 『少年ファンタジー』#7-3学期1位ソンミン、2位ジュンウォン/元HYBE練習生ジュンウォンTXT曲披露
2023年5月10日付 『少年ファンタジー』日本語インスタライブ―ヒカル、ヒカリ、ジュンウォン、ハヤト、ユウマが出演
2023年5月5日付 『少年ファンタジー』#6―『&AUDITION』ジュンウォンや日本人シリュウが酷い現場投票の犠牲に
2023年4月28日付 『少年ファンタジー』#5―2学期順位は実力相応に変動/ 1位ホン・ソンミン、2位ユ・ジュンウォン
2023年4月22日付 『少年ファンタジー』#4―『＆AUDITION』出身ジュンウォン苦境、日本人ヒカリが脚光を浴びる
2023年4月15日付 『少年ファンタジー』#3-ビジュ1位ホン・ソンミン、個人戦ミッション前半1位はリン・チ、ソウル、クム・ジンホ
2023年4月10日付 『少年ファンタジー』#1#2―『＆AUDITION』ジュンウォンは1学期末人気順位2位・団体ステージではセンター
2023年3月29日付 『少年ファンタジー』予告映像で『＆AUDITION』出身JUNWONがMCチャンミンらに想いを語る
2023年3月26日付 ＆TEAMグローバル活動/『＆AUDITION』JUNWON出演『少年ファンタジー』日本公演/ ギョンミンの8TURN
2023年3月11日付 サバ番『少年ファンタジー』ABEMAで放送決定、『＆AUDITION』JUNWON参加、東方神起チャンミンMC
2023年3月1日付 『＆AUDITION』出身JUNWONが『少年ファンタジー』シグナルソング『FANTASY』センター/日本で投票可
2023年2月21日付 韓国新オーディション番組『少年ファンタジー』に『＆AUDITION』『LOUD』出身者も出演