（目次）・TOP
・『少年ファンタジー』練習生が5月27日『2023 DREAM CONCERT』出演決定、生配信あり
・4学期の順位―1位ホン・ソンミンと2位ユ・ジュンウォンは変わらず、それ以外は大変動だが数週間遅れ
・歌・ラップ・ダンスが上手だと思う練習生
・4学期ステージのチーム順位―『Sugar Rush Ride』『Not Today』は実力者揃いで素晴らしかった
・BTS『Not Today』チーム―ボーカル、ラップ、ダンスの実力者揃いのカッコいいステージ
・Wanna One『Energetic』チーム―ヒョンビン、ソクヒ、ジェミン、ドゥヒョンの歌唱力が凄い
・NCT DREAM『最後の初恋』チーム―他チームを放出されて加わったカン・イランら3人に救われる
・イベント情報 ・商品情報
サバイバル・オーディション番組「少年ファンタジー（Fantasy Boys、ソパン）」の第8話が、韓国MBCと日本のABEMAで2023年5月18日（木）22時より日韓同時放送された。ABEMAのK WORLDチャンネルでは、放送後6日間無料で視聴できる。
今回は「チームワーク」ミッションの本番ステージとビハインドの後半から、4学期の順位発表までだった。前回は、中国出身ソウルがリーダーのEXO「Ko Ko Bop」チームと、日本人ヒカルがリーダーのTOMORROW X TOGETHER「Sugar Rush Ride」チームの本番ステージとビハインドが放送されていた（2023年5月12日付「『少年ファンタジー』#7-3学期1位ソンミン、2位ジュンウォン/元HYBE練習生ジュンウォンTXT曲披露」を参照）。
4学期の順位発表で、32人中27人が残留し、脱落5人のうち1人が救済されて、28人がセミファイナルに進出できることになった。
1位がビジュアルセンターのホン・ソンミン、2位が「＆AUDITION」出身のユ・ジュンウォンというツートップは変わりなかったが、3位以下は大変動があった。SNSでは誰が救済されたかのスポ（spoiler）も出ていたようだが、次回に明らかになる。
*公式スポで明らかに:
2023年5月21日付 『少年ファンタジー』重要公式スポ―セミファイナル2組[20日ウマチュン]チッケム5日間再生数を順位決定に反映
・番組の日本語公式サイト・投票方法はこちら ( https://fantasyboys.jp )
『少年ファンタジー』練習生が5月27日『2023 DREAM CONCERT』出演決定、生配信あり
「少年ファンタジー」の練習生たちが、2023年5月27日（土）に韓国釜山（プサン）アジアドメインスタジアムで開催される「2023 DREAM CONCERT」に出演し、オーディション番組のシグナルソング「FANTASY」を披露することが決定した。このコンサートには、ガールズグループ・ITZYや、日本拠点のボーイズグループ・JO1なども出演する。
日本では動画配信サービスのmahocastで有料オンライン生配信される。16:20～17:30頃のレッドカーペットと、18:00～21:00頃の本公演の視聴URLが異なる点に留意されたい。視聴期間は6月10日23:59までとなっているので、アーカイブ配信があるということだ。
（生配信情報サイト: https://www.mahocast.com/at/live/1621/9835 ）
4学期の順位―1位ホン・ソンミンと2位ユ・ジュンウォンは変わらず、それ以外は大変動だが数週間遅れ
番組の終盤に、4学期の順位発表があった。32人が27人に絞られた。5人の脱落者から1人が救済されたが、誰が救済されたかは次回に明らかになる（SNS上にハ・ソクヒらしいとの書き込みがあったが、真偽は不明）。
1位はホン・ソンミン、2位はユ・ジュンウォンで、このツートップは2学期からずっと同じだ。しかも、ユ・ジュンウォンの2位は1学期からずっと同じだ。
しかし、3位以下はベネフィットの影響もあり、かなりの変動があった。たとえば、3学期に3位だった歌が上手なイ・ハンビンが4学期に23位に大きく順位を下げた。逆に、日本人ヒカルは3学期の11位から4学期には4位に、バラエティ・キャラのキム・ウソクは3学期の15位から4学期は4位に浮上した。
現場に行ったファンタジーメーカー（投票者）のSNS情報などに基づくと、発表された順位は数週間前の投票結果を反映しているようだ。5月11・18日に放送された4学期のステージでは、歌、ラップ、ダンスの上手な練習生がどんどん見つかったが、4学期の順位発表には、まだ反映されていないとみられる。
次回の5月25日の第9話も、5月10日に収録されたセミファイナルのステージまでをオンエアする模様だ。しかし、その後の6月1日のセミファイナルの順位発表と6月8日のファイナルは、生放送になる見込みで、ようやく直近の投票結果が反映されてくると思われる。
次回放送日までは、毎日12人に投票することになっているが、その後もし投票人数が絞られ、最終的に「PRODUCE」シリーズ（プデュ）や「BOYS PLANET」のような1pick（1人にのみ投票）になるとすれば、大幅な順位変動が生じる。
図表1 4学期の最終順位（*はベネフィットあり。前回は3学期）
1位 ホン・ソンミン（Hong Sungmin 히카루）*→前回1位
2位 ユ・ジュンウォン（Yu Junwon 유준원）*→前回2位
3位 テソン（Taeseon 태선）*↑前回6位
4位 ヒカル（Hikaru 히카루）*↑前回11位
5位 キム・ウソク（Kim Wooseok 김우석）↑前回15位
6位 ムン・ヒョンビン（Moon Hyunbin 문현빈）↓前回5位
7位 リン・チ（Ling Qi 링치）↑前回8位
8位 カン・デヒョン（Kang Daehyeon 강대현）↑前回12位
9位 サンタ（Santa 산타）↑前回29位
10位 キム・ギュレ（Kim Gyurae 김규래）→前回10位
11位 オ・ヒョンテ（Oh Hyeontae 오현태）*↓前回4位
12位 ソウル（Ksoul 소울）↓前回7位
13位 カン・ミンソ（Kang Minseo 강민서）↓前回9位
14位 ヒカリ（Hikari 히카리）↓前回13位
15位 クム・ジンホ（Keum Jinho 금진호）*↑前回22位
16位 ファン・ジェミン（Hwang Jaemin 황재민）*→前回16位
17位 チン・ミョンジェ（Jin Myungjae 진명제）↑前回20位
18位 ユウマ（Yuma 유우마）*↑前回28位
19位 カン・イラン（Kang Irang 강이랑）*↑前回27位
20位 ナム・スンヒョン（Nam Seunghyun 남승현）*↓前回18位
21位 キム・デヒ （Kim Daehui 김대희）*↑前回31位
22位 カン・ヒョンウ（Kang Hyunwoo 강현우）↓前回21位
23位 イ・ハンビン（Lee Hanbin 이한빈）↓前回3位
24位 キム・ボムジュン（Kim Beomjun 김범준）↑前回32位
25位 ケイダン（Kaedan 케이단）↑前回30位
26位 パク・ヒョングン（Park Hyeonggeun 박형근）*↓前回14位
27位 ハヤト（Hayato 하야토）↓前回24位
順位不詳（1人のみ救済される）:
ハ・ソクヒ（Ha Seokhee 하석희）前回17位
ソン・ドゥヒョン*（Song Duhyun 송두현）前回25位
ソ・サンウ（Seo Sangwoo 서상우）前回26位
ポク・ダニエル（Daniel Hyunoo Lachapelle 복대니얼）前回救済
キム・ギュヒョン（Kim Kyuhyun 김규현）前回23位
なお、5月12～15日時点の中間順位として、デビュー圏のボーダー近辺の12～15位の練習生が公表された。歌唱力の高さで“見つかった”イ・ハンビンの順位が大幅にアップしているのが興味深い。ソウルは中国出身で、キャラ的に面白いから、デビューメンバーにいてもいいのではないか、と筆者個人的には思っている。
図表2 5月12～15日のオンライン投票中間順位
12位 イ・ハンビン（Lee Hanbin 이한빈）↑4学期は23位
13位 ソウル（Ksoul 소울）↓4学期は12位
14位 オ・ヒョンテ（Oh Hyeontae 오현태）↓4学期は11位
15位 キム・ギュレ（Kim Gyurae 김규래）↓4学期は10位
歌・ラップ・ダンスが上手だと思う練習生
このオーディション番組で誕生する12人組ボーイズグループは、体力があって戦略も百戦錬磨の大手事務所の所属でないため、ヘタするとデビューがピークになってしまうリスクがある。だからこそ、筆者としては、ビジュアル人気だけでなく、実力もある練習生がデビュー組に選ばれるべきだと思っている。「伸びしろ」などと悠長なことを言っていられる余裕はない。
筆者個人的には、歌が上手だと思うのは、イ・ハンビン、ムン・ヒョンビン、ハ・ソクヒ、ファン・ジェミン、ナム・スンヒョンなどだ。
ダンスが上手と思うのは、ユ・ジュンウォン、ホン・ソンミン、リン・チ、カン・ヒョンウなどだ。ラップが上手と思うのは、パク・ヒョングン、チン・ミョンジェ、キム・ボムジュンなどだ。
トップレベルではないが歌もダンスも、バランスよくできているから、デビューメンバー入りしていいのではないかと思うのが、ヒカル、カン・デヒョン、テソン、ソウルあたりだ。
4学期ステージのチーム順位―『Sugar Rush Ride』『Not Today』は実力者揃いで素晴らしかった
4学期「チームワーク」ミッションの5チームの会場投票結果は以下の通りだった。1位のTOMORROW X TOGETHER「Sugar Rush Ride」チームと2位のBTS「Not Today」チームは、実力者揃いで素晴らしかったので、筆者個人的には納得の結果だった。なお、ベネフィットは会場得票数の4倍とされた。
1位 TXT「Sugar Rush Ride」チーム 3390点（ベネフィット全員）
2位 BTS「Not Today」チーム 3210点（ベネフィット3人）
3位 Wanna One「Energetic」チーム 3060点（ベネフィット2人）
4位 EXO「Ko Ko BoP」チーム 2600点（ベネフィット1人）
4位 NCT DREAM「最後の初恋」チーム 2600点（ベネフィット1人）
前回・第7話で既に本番ステージが披露されていたTOMORROW X TOGETHER「Sugar Rush Ride」チームは、1位になったので、メンバー（ヒカル、テソン、ジュンウォン、ホン・ソンミン、オ・ヒョンテ、キム・デヒ）全員がベネフィットを付与された。
また、同じく前回ステージを披露していたEXO「Ko Ko BoP」チームでは、脱落の危険が最も大きいメンバーがベネフィットをもらうべき、と意見集約され、リーダーのソウルが「ユウマです」と発表した。
その他のチームのベネフィット受け取りメンバーについては、下記のチームごとのセクションで述べている。
BTS『Not Today』チーム―ボーカル、ラップ、ダンスの実力者揃いのカッコいいステージ
BTS「Not Today」チーム:
カン・ヒョンウ（リーダー）、イ・ハンビン、カン・ミンソ、チン・ミョンジェ、パク・ヒョングン、ナム・スンヒョン、クム・ジンホ
・YouTubeの放課後のときめきシーズン2[少年ファンタジー]チャンネルに2023年5月18日に公開されたBTS「Not Today」（4分17秒）
イ・ハンビン（이한빈）「Not Today」チッケム
カン・ミンソ（강민서）「Not Today」チッケム
チン・ミョンジェ（진명제）「Not Today」チッケム
パク・ヒョングン（박형근）「Not Today」チッケム
カン・ヒョンウ（강현우）「Not Today」チッケム
クム・ジンホ（금진호）「Not Today」チッケム
ナム・スンヒョン（남승현）「Not Today」チッケム
SBS「LOUD」のファイナリストだったカン・ヒョンウ（カン・ヒョヌ）がリーダーを務めた。ボーカル、ラップ（パク・ヒョングンとチン・ミョンジェ）、ダンスの実力者が揃った強いチームで、中間評価で1位となり、追放者ゼロだった。特にスンユンPDからボーカルがとても安定的だと褒められた。
軍人風のカッコいい衣装で臨んだ本番ステージも圧巻だった。イ・ハンビンの声量とハリのあるパワフルな歌声が印象的で、ダンスも得意なカン・ミンソや、茶髪イケメンボーカルのナム・スンヒョンの歌唱も安定的だった。
青髪のパクヒョングンと、迫力・カリスマ性があるチン・ミョンジェのラップも上手だった。また、自分たちで作ったダンスブレイクでの、カン・ヒョンウやクム・ジンホのダンスには華があって、カッコよかった。
会場投票の結果、3210点で、2位になった。ベネフィットをもらえるのは3人だった。チーム内で話し合い、脱落の危険のあるメンバーがもらうべき、との意見の一致をみた。
リーダーのカン・ヒョンウは、自身も順位が低くて危なかったが、パク・ヒョングン、クム・ジンホ、ナム・スンヒョンを選んだ。後でカン・ヒョンウは「正直に言うと脱落を覚悟しました」と述べていた。
その後の4学期の順位発表で、パク・ヒョングンは生存者27人中26位と判明したので、ベネフィットがなければ脱落していたところだった。
Wanna One『Energetic』チーム―ヒョンビン、ソクヒ、ジェミン、ドゥヒョンの歌唱力が凄い
Wanna One「Energetic」チーム:
ムン・ヒョンビン（リーダー）、ハ・ソクヒ、ファン・ジェミン、ソン・ドゥヒョン、ハヤト、カン・デヒョン、キム・ギュレ
・YouTubeの放課後のときめきシーズン2[少年ファンタジー]チャンネルに2023年5月18日に公開されたWanna One「Energetic」パフォーマンス（3分56秒）
・ムン・ヒョンビン（문현빈）「Energetic」チッケム
・ハ・ソクヒ（하석희）「Energetic」チッケム
・ファン・ジェミン（황재민）「Energetic」チッケム
・ソン・ドゥヒョン（송두현）「Energetic」チッケム
現役ボーイズグループ・Ciipherのリーダーのムン・ヒョンビンがリーダーを務め、巧みなパート割をした。このチームの強みは、歌唱力の高いムン・ヒョンビン、ハ・ソクヒ、ファン・ジェミン、ソン・ドゥヒョンの4人がいたことだった。
中間評価ではラップ担当のカン・デヒョンが歌詞を忘れるミスがあり、1人放出しなければならなくなった。メンバーが1対1でリーダーと面談し、パート決めの際に自己主張が強くチームワークを乱しがちだった日本人・ハヤトが放出された。
本番ステージでも、プロデューサー陣が4人の歌唱力を絶賛した。また、ソヨンPD（プロデューサー）は、ムン・ヒョンビンが主導したパート割が絶妙だったと褒めた。会場投票の結果は、3060点で3位だった。
3位だったので、2人がベネフィットをもらえることになった。リーダーのムン・ヒョンビンがメンバー1人1人と個別に話し合った末に、ソン・ドュヒョンと（振付を手伝った）ファン・ジェミンだと発表した。
しかし、4学期の順位発表で、27位までの生存者に、歌の上手なハ・ソクヒとソン・ドュヒョンが入れなかった。SNSではハ・ソクヒが救済されたとの噂も出ているが、誰が救済されたかは、次回に明らかになる。
NCT DREAM『最後の初恋』チーム―他チームを放出されて加わったカン・イランら3人に救われる
NCT DREAM「最後の初恋 (My First and Last)」チーム:
キム・ボムジュン（リーダー）、キム・ギュヒョン、ソ・サンウ、ポク・ダニエル、カン・イラン、ケイダン、ハヤト
・YouTubeの放課後のときめきシーズン2[少年ファンタジー]チャンネルに2023年5月18日に公開されたNCT DREAM「My First and Last」パフォーマンス（3分41秒）
練習生同士好きなようにチーム編成するようになった結果、どこからも声がかからなかったキム・ギュヒョン、キム・ボムジュン、ソ・サンウ、ポク・ダニエルの4人が残り、最後に残った課題曲NCT DREAM「最後の初恋」に取り組むことになった。
キム・ボムジュンがリーダーになったが、当初メンバー4人中3人がラッパーで、全員やる気に欠けていて、中間評価では歌詞や振付を忘れたメンバーもいて、準備不足すぎて、スンユンPDに「言えることが何もない」と叱責された。
中間評価後に他のチームから“涙の放出”の憂き目に遭って、このチームに加わったのは、カン・イラン、ケイダン、ハヤトだった。しかし、年少のカン・イランは、「最後の初恋」にピッタリの陽キャラ・声質で、ダンスブレイクの振付考案も初挑戦ながらこなせたので、このチームには大きなプラスとなった。ダンスが苦手なケイダンに、ハヤトが懸命に教えた。
本番では、年少のカン・イランとケイダンが2人で可愛いケミを発揮し、特にカン・イランが生き生きとして見えた。会場投票では、このチームは2,600点となり、EXO「Ko Ko BoP」チームと4位タイだった。
4位になったので、ベネフィットがもらえるメンバーは1人だった。リーダーのキム・ボムジュンも含め、脱落のリスクが大きいメンバーが多くて悩ましいところだったが、キム・ボムジュンは振付を手伝ったカン・イランを選んだ。
4学期の順位発表では、27位までの生存者にキム・ギュヒョン、ソ・サンウ、ポク・ダニエルの名前がなかった。
・番組の日本語公式サイト・投票方法はこちら ( https://fantasyboys.jp )
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*イベント情報
5/27(土) 「2023 DREAM CONCERT」@韓国釜山（プサン）アジアドメインスタジアム（練習生がシグナルソング「FANTASY」を披露）16:20～17:30 レッドカーペット 18:00～21:00頃 本公演（mahocastで有料オンライン生配信）
7/9(日) 14:00/ 18:30「少年ファンタジー～Welcome to your Fantasy～」@東京・東京国際フォーラムAホール
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