JYPのK-POP新人ボーイズGは『LOUD』組4人を含む7人組か、NEXZと差別化は？

2024年9月8日 2024年11月14日

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・Stray Kids韓国公演で、JYPの公開前新人ボーイズグループらしき7人組が目撃される
・新人ボーイズGのデビューメンバーとみられる7人中5人のプロフィール
・JYPの計画では新人ボーイズGは2024年下半期にデビュー予定、NEXZとどう差別化する？
・新人賞の対象年度は分けるはず/ NEXZと新人ボーイズGは対立ではなく切磋琢磨で共存

K-POPのJYPエンターテインメントから2024年年内にデビュー見込みの新人K-POPボーイズグループが、ファンの目撃談によると、オーディション「LOUD」出身4人を含む7人組らしい。そうなると、2024年5月にグローバルデビューしたNEXZ(ネクスジ)との差別化が気になる。

Stray Kids韓国公演で、JYPの公開前新人ボーイズグループらしき7人組が目撃される

2024年9月１日（日）に韓国のKSPO DOMEで開催された「Stray Kids World Tour [dominATE SEOUL]」Day2公演で、JYPの新人ボーイズグループのメンバーとみられる7人の若い男性たちが、ドーム屋外でスタッフとみられる人物に記念写真を撮られていた姿が、目撃され、写真などがSNSで拡散された（例1、例2）。

その7人の若い男性たちは全員、暑いのに黒い大きなマスクを着用していて、帽子もしくは長い前髪で、かろうじて目が見えるだけで、顔は判別できなかった。一般人やデビュー済みのグループが、暑い中で、こんなふうに厳重に顔を隠す必要などない。

このため、まだ公開されていない、JYPの新人ボーイズグループのメンバーである可能性が極めて高い、との見方が、JYPファンを中心に強まった。

デビュー計画中のJYP新人ボーイズグループには、K-POPボーイズグループと中国現地化グループの2組がいるが、今回はK-POPボーイズグループと思われた。筆者ははっきりと判別できなかったが、一部ファンが「LOUD」組のメンバーがいる、との見方を示したからだ。

つまり、2021年の韓国SBSのオーディション番組「LOUD」でJYPからのデビューが決まった4人（当初5人いたが1人がその後離脱）と、新たに加えられた3人のJYP練習生の、7人グループであろう、と推察された。

新人ボーイズGのデビューメンバーとみられる7人中5人のプロフィール

今回JYP新人ボーイズグループとみられた7人には、おそらく以下の5人が含まれていると思われる。

まずは、2021年のSBS「LOUD」でJYPからデビューが決まったこの4人だ。

・イ・ゲフン（Lee Gyehun）: 2004年9月16日生まれ、オールラウンダー、作詞ができる
・アマル（Amaru）: ミツユキ・アマル、日本人、2005年10月2日生まれ、歌唱力が高い
・ケイジュ（Keiju）: オカモト・ケイジュ、日本人、2006年10月4日生まれ、ダンスの達人
・イ・ドンヒョン（Lee Donghyeon）: 2007年3月13日生まれ、元アイスホッケー選手、アイドルキャラ

（離脱したメンバー: ユン・ミン）

それ以外に、チェ・ミンジェ（Choi Minjae）という2006年生まれの韓国人練習生も、その7人に含まれている、というSNS書き込みを見かけた。

SNS情報によると、ミンジェはWithbill Dance Studioの出身で、2021年8月にJYPのオーディションで合格して練習生になったという。おそらくそのダンススタジオ関係者の書き込みだと思われるが、真偽は不明だ。

JYPの計画では新人ボーイズGは2024年下半期にデビュー予定、NEXZとどう差別化する？

2024年8月15日にJYPが講評した4～6月期の決算説明資料には、2024年下半期にK-POPボーイズグループのデビュー予定が記載されていた（2024年8月20日付　JYP 2024年4～6月期決算と計画―スキズ依存、NMIXXとNEXZに期待、VCHA懸念、LOUD組消えた新グル）。

この種の決算資料では、以前は新人K-POPボーイズグループは「LOUD Project」と記されていたが、もはや「LOUD」の名称はなくなった。これは、メンバーが増員されて、「LOUD」出身者だけではなくなったことが、確定したからかもしれない。

新人ボーイズグループが7人組だとすると、同じ7人組で日本人のいるボーイズグループ・NEXZと、どう差別化するのだろう？

HYBEのガールズグループのLE SSERAFIMとNewJeansは、同じ2022年のデビューだが、コンセプトや曲調が全く違っていて、しっかり差別化できている。当然JYPも、NEXZと新人ボーイズグループを、差別化せざるをえないだろう。

NEXZは既にグローバル・デビュー済みで、爽やかで軽快なサウンドの曲、というイメージが付いている。

まさかそっくり同じ爽やかで軽快な曲調で、新人ボーイズグループをデビューさせることはないだろう。たとえばゴリゴリのヒップホップとか、メンバーが作詞などに参加しているセルフプロデュースとかで、差別化してくるものと思われる。

「LOUD」出身者もいるとなると、デビュー時の韓国人気は、新人ボーイズグループのほうが、NEXZよりも高くなりそうだ。

だからといって、筆者個人的には、NEXZを日本活動集中に追いやらず、NEXZもグローバルデビューを飾ったグローバルグループとしての路線を貫いてほしい、と思っている。

NEXZは7人全員が日本語ネイティブで、JYPとソニーの共同プロジェクトの「虹プロ2」出身だから、日本人が2人いる新人ボーイズグループよりも、日本活動が多めになる可能性はあるだろう。

だが、NEXZは日本だけに特化、というのはやめてほしいし、一方で、日本人が2人いる新人ボーイズグループも、日本で積極的に活動させてほしい。

新人賞の対象年度は分けるはず/ NEXZと新人ボーイズGは対立ではなく切磋琢磨で共存

ただ、新人賞の対象年度は異なるようにすべきだと思う。同じJYPの2つのボーイズグループが、同時期に新人賞を争うのは避けるべきだ。

HYBEでは今年はボーイズグループ・TWSとガールズグループ・ILLITがデビューしたが、明らかにHYBEは新人賞ではTWSを優先している。

だが、筆者個人的には、JYPには新人賞候補としてNEXZと新人ボーイズグループのうち１つを優先する、ということを、してほしくない。JYPもそう考えていると思いたい。

筆者個人的には、JYPの新人ボーイズグループのデビュー時期は早くて11月末で、おそらく12月、もしくは2025年初めにずれ込む可能性もあると思っている。そうなれば新人ボーイズグループは、今年の新人賞の対象ではなくなる。

NEXZが韓国リリースの2作目のアルバムの売上次第で、韓国の主要新人賞レースに加われるだろう。今のところは、SMのNCT WISHとHYBE/ PLEDISのTWSが有利となっている。頑張れ、NEXZ！

いずれにせよ、JYPはNEXZの次にデビューさせる新人ボーイズグループが、2025年の新人賞の本命になれるよう、大大的に売り出すことになる、と思われる。

NEXZと新人ボーイズグループは、ライバルとして対立している場合ではない。

JYPはStray Kidsの後継ボーイズグループが育っていないから、両グループは切磋琢磨して、両方ともしっかり稼げるようになって、Stray Kids入隊前に、JYPを支えられる存在にならなければならない。

©ランダムビューアソート

【著者略歴】
・元サラリーマン（市場調査アナリスト）。最終学歴では経済学（統計学含む）を専攻。
・2016年よりジャニオタ・ブログ執筆開始。2017年末よりK-POP中心の雑食＆音楽好きオタクの当ブログ開始。
・ピアノ履修歴は計20年超（現在はほとんど弾かない）。
・アマチュア・バンド活動歴あり（ジャズ・フュージョン、ロック、ポップス）。

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