ジェジュンが『ドリフェス』で7曲を熱唱、『あっという間だね』と名残惜しみつつ去る

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・オープニングはダンサーたちと一緒に華やかに盛り上がる『Sweetest Love』
・あっという間の40分のライブ、ジェジュンもファンも名残惜しみつつ終わる
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「テレビ朝日ドリームフェスティバル 2019」の2019年10月13日公演に、人気アーティストのジェジュンが出演した。

40分のステージで、9月25日発売のカバーアルバム「Love Covers」から「未来予想図II」「メロディー」「Forget-me-not」の3曲、4月発売のオリジナルアルバム「Flawless Love」から「Sweetest Love」「君だけになる前に」の2曲、ライブの鉄板曲「Good Morning Night」「守ってあげたい」の2曲の、計7曲を熱唱した。

あっという間に終わってしまい、もっと聴きたがるファンを後にして、ジェジュンは名残惜しそうに去って行った。

いつもながら、圧倒的声量の素晴らしい歌唱力だった。

オープニングはダンサーたちと一緒に華やかに盛り上がる『Sweetest Love』

ジェジュンの出番は6アーティスト中、5番目だった。トリがジェジュンかGENERATIONS from EXILE TRIBEのどちらだろうと、観客席が気にしていたら、ステージ上でバンドの楽器のセットが始まった。

GENERATIONSだとバンド演奏を伴わないため、ジェジュンだろうと推察された。さらに、見覚えのあるジェジュンの「JJバンド」のメンバーが現れた。観客席にいたジェジュンのファンが「ジェジュンだ」と声を上げた。

ジェジュンのファン以外もいる音楽フェスだから、どういうセットリストなのだろうと興味津々でいたら、これまでのジェジュンのライブとは異なり、この日のオープニング・ナンバーはダンスミュージックの「Sweetest Love」だった。

ジェジュンが男女ダンサーたちと一緒に派手にステージを始められるから、インパクトがあってよかった。

ジェジュンは白のジャケットで、インナーは白地に紅色の染色したようなラインが数本入っていた。ボトムスは黒パンツだった。背の高いジェジュンがセンターで踊り、華があった。途中でさっそくジェジュンはセンターステージまで出てくれた。

1曲目が終わるとMCになった。台風で前日公演が中止になって、この日は1時間遅れの開演だったため、ジェジュンは「今日は台風、大変な天気の中、この会場まで来てくださって、本当にありがとうございます」と述べた。

会場の千葉・幕張メッセ国際展示場9・10・11ホールの最寄り駅の海浜幕張までの京葉線は、この日の昼頃にようやく運転再開したばかりだった。東北・北陸方面などからは台風の影響の運休で来場できなかった人もいて、会場の後方には空席が目立っていた。

筆者は比較的前のほうの席で、周りの席が埋まっていたのは、おそらく空席を見つけて、後方の席の人が（勝手に）移動して来ていたからだろう。

ジェジュンは1昨年に、日本のソロデビュー前に「ドリフェス」に出演していたため、「久しぶりですね。このステージ、2年ぶりだと思います」と述べた。

あっという間の40分のライブ、ジェジュンもファンも名残惜しみつつ終わる

ステージの持ち時間が40分に制限されていたため、ジェジュンは長くは喋らず「この前発売された日本での初カバーアルバムから、バラード3曲続けて」と、次の曲に行った。ジャケットは脱いだ。

ジェジュンはDREAMS COME TRUE「未来予想図II」、玉置浩二「メロディー」、尾崎豊「Forget-me-not」と、いずれもジェジュンならではの、難易度の高いバラードの名曲を熱唱した。「Forget-me-not」では、ジェジュンを映し出す大きなスクリーンが少しの間モノクロになった。

圧倒的な声量で、いつも通りとても上手だった。ただ、もしかしたら喉の調子があまりよくないのかな、という感じが若干あった。

再び短いMCになった。ジェジュンは「いつものライブと違って、時間が決まっているのがキツイですね」とこぼした。いつものジェジュンのライブだと、ついつい話が長引いて、アンコールまで含め4時間近いライブになることもある。

ジャケットを脱いだことについて、ジェジュンは「ジャケット、暑くて。スタイリストさん、ごめんなさい」と謝っていた。

バラードの次は盛り上がる3曲ということで、ダンサーが入る「君だけになる前に」と告知し、曲が始まった。

さらに、ライブの定番の「Good Morning Night」のパフォーマンスをして、ジェジュンが「最後の曲」と言うと、ファンが「え～っ！」と叫んだ。

最後の曲は、同じくライブの定番のバラード「守ってあげる」だった。途中でファンが歌う部分も少しあった。

歌い終わると、ジェジュンは「終わっちゃった。あっという間だね、40分って。もう40分過ぎた？　それではみなさん、またお会いしましょう。テレビで」と、ファンの叫び声・歓声が続く中、名残惜しそうにハケて行った。

ファンとしてももっと聴きたかったが、続きは11月16・17日に幕張メッセイベントホールで開催されるジェジュンのライブ「J-JUN LIVE 2019 ～Love Covers～」で、ということになる。

ちなみに、「ドリフェス 2019」の（主要な）ステージの模様は、2020年1月にテレビ朝日系列のCSで放送されることが決定している。

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商品情報

*ジェジュンの2019年4月10日日本発売の1stソロアルバム「Flawless Love」（意味: 完璧な愛）は、ライブツアー「JAEJOONG ARENA TOUR 2019～Flawless Love～」に連動する作品で、すべて日本語歌詞の楽曲をCD2枚に収録。圧倒的歌唱力のジェジュンのファン必携の作品で、ファンの要望に応えてソロとして初のダンスナンバーも収録。全15曲で、新曲7曲と、ライブ定番の「Good Morning Night」「守ってあげる」日本語バージョン等を収録。アルバム「Flawless Love」はBlu-ray付きのTYPE A（Blu-ray+2CD）、CDのみ（2CD）のTYPE B、DVDと32Pブックレット付のファンクラブ限定盤（DVD+2CD+ブックレット）の3形態で販売。TYPE AのBlu-rayはハイレゾ音源で、新曲2曲（「Sweetest Love」「IMPOSSIBLE」）を含む6曲のミュージックビデオ（MV）と新曲2曲のメイキング映像を収録（レビュー記事は2019年4月10日付「ジェジュン『Flawless Love』感想―ジェジュンの歌唱力でどの曲もより素晴らしくなる」）。ファンクラブ限定盤のDVDにはさらに「Sweetest Love ～JAEJOONG only～」のMVを追加収録。