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Stray Kidsが『KINGDOM』で優勝、次のカムバにヒョンジンは？/JYPの優先課題は『LOUD』

2021年6月6日 2021年6月26日

（目次）・TOP
・『KINGDOM』―6組はライバルだが親交を深めた、出演して知名度アップに成功したグループも
・ Stray Kids―ヒョンジン不在で『KINGDOM』を乗り切る、バンチャンとフィリックス中心に大活躍
・ Stray Kidsの次のカムバックにヒョンジンは合流できるか？
・ JYPの優先課題はJ.Y.Park（パク・ジニョン）自ら出演のオーディション番組『LOUD』
・イベント一覧　・番組情報　・商品情報

K-POPの人気ボーイズグループ6組がステージ・パフォーマンスを競うコンテスト番組「KINGDOM: LEGENDARY WAR」が、2021年6月3日に最終回を迎えた。約3時間にわたる生放送でファイナル対決「WHO IS THE KING」を経て、Stray Kidsが優勝して幕を閉じた。

2位はTHE BOYZ、3位はATEEZ、4位はBTOB、5位はiKON、6位はSF9だった。

評価項目のうち、グローバルのファンダムの規模が直結する、グローバル視聴者投票の比重が高かったことで、最終回を迎える前から、世界進出して世界中にファンのいるStray Kidsが有利とみられていた。

筆者はStray Kidsのファンだから、Stray Kidsの優勝は嬉しいが、一生懸命努力して素晴らしいパフォーマンスを繰り広げる6組に順位をつけるのは心苦しかった。

また、6組のグローバル・ファンダムの規模にかなり差があるので、最初からStray Kidsが有利な出来レースみたいに受け止めた視聴者もいたことは、ある程度仕方ないかもしれない。

『KINGDOM』―6組はライバルだが親交を深めた、出演して知名度アップに成功したグループも

それでも、厳しいコンテスト番組でありながらも、6組が親交を深めていて、MCの東方神起・チャンミンも後輩想いの優しい先輩ぶりを見せていて、とても良い雰囲気の中で最終回を迎えた。

結果的に順位が低くても、この番組は注目度が結構高かったため、参加した6組は知名度アップと実力のPRができて、メリットになったはずだ。

特に、ベテラン・BTOBに関しては、筆者もこの番組で初めて知り、メインボーカルのウングァンを筆頭に、その卓越した歌唱力に驚いた。最終回の各グループのステージ・パフォーマンスはどれも凄かったが、それとは別に、各グループのメインボーカルが集まって6人で熱唱したバラードも、素晴らしすぎて鳥肌ものだった。

BTOBもiKONも、筆者がK-POPにハマるよりも前に、違法薬物絡みの問題で脱退したメンバーがいたとのことで、グループがくすぶっていたので、この番組に出て、彼らを知らない視聴者に実力をPRできて良かった。

優勝したStray Kidsが出演するリアリティー番組とスペシャル・ショーが、日本国内ではABEMAで配信されるとのことだ（日時未定）。

Stray Kids―ヒョンジン不在で『KINGDOM』を乗り切る、バンチャンとフィリックス中心に大活躍

Stray Kidsのファンの立場で、今回の「KINGDOM: LEGENDARY WAR」を観ていて感じたのは、メインダンサーのヒョンジンが活動自粛となった痛手を、メンバーが必死に頑張ってカバーし、心理的にも結構大変そうに見えたことだった。

ヒョンジンは王道アイドルタイプのイケメンではないが、どこか拗ねた感じで目つきが鋭いけどセクシーという独特の雰囲気のビジュアル担当で、ダンスでは圧倒的に存在感があった。

そのヒョンジンが不在で、ダンスのメインはリノになったが、筆者個人的には、ステージでむしろ印象に残ったのは、身体能力の高さを武器にしたリーダー・バンチャンのアクロバティック要素のある迫力のパフォーマンスだった。バンチャンは披露曲の編曲作業も担っていて、歌唱力もあるし、本当にいろんな才能に溢れている。

一方で、今回ヒョンジンの代わりにビジュアルで注目を集める役割を担ったのは、リノよりもフィリックスだったと思う。明らかに、カメラがフィリックスをアップで映す頻度が多めだったと思う。

上述の、6グループのメインボーカルが集まって6人でバラードを熱唱した際、Stray Kidsを代表してメインボーカルとして参加したのはスンミンだった。スンミンは確かに歌唱力があり、柔らかい歌声が持ち味だが、BTOBのウングァンなど、他のグループのメインボーカルに比べて、ちょっと声が細いかも、という印象だった。

筆者がStray Kidsのファンになったのは、デビュー時からメインボーカルだったウジンの（個人的理由による）脱退・契約解除の後だったので詳しくは分からないが、やはりウジンの脱退はグループに痛手だったのかもしれない。ちなみにウジンは、キム・ウジンとして2020年末に10xエンターテインメントと専属契約を結んで、ソロアーティスト活動を開始した。

Stray Kidsはヒョンジンなしで「KINGDOM」最終回のパフォーマンス対決曲のデジタルシングル「WOLFGANG」をリリースした。ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトのファーストネームということで、モーツァルトの悲しみのシンフォニーの名フレーズから始まる曲だった。

Stray Kidsの次のカムバックにヒョンジンは合流できるか？

今春からずっと「KINGDOM」にかかりっきりだったが、ようやくJYPのメンツをかけた「KINGDOM」を無事に成功裏に終えることができたため、Stray Kidsは次のカムバックに向けて、アルバム制作などに打ち込むべき時期を迎えた。

しかし、次のカムバックに人気メンバーのヒョンジンが合流できるのか、全く情報が入って来ない。SEVENTEENのミンギュは、学生時代のいじめ疑惑が無事解決できたから、活動再開できた。

しかし、ヒョンジンの場合は、中学時代の自らの不適切な言動について謝罪した上で2021年2月27日からすべての活動を自粛して、もう3カ月以上が経過した。

グループ脱退や事務所退所ではなく、あくまでも活動自粛なので、おそらく復帰が前提とみられるが、復帰してもバッシングされる可能性が高ければ復帰しづらい。

中学時代にヒョンジンから言葉のいじめを受けたとされる複数の被害者と和解して、しっかり許してもらえれば、その旨を発表して復帰できると思われる。しかし、今のところ何の情報もないということは、被害者らと和解に漕ぎつけられていないということだろうか。

JYPの優先課題はJ.Y.Park（パク・ジニョン）自ら出演のオーディション番組『LOUD』

所属事務所のJYPエンターテインメントは、J.Y.Park（パク・ジニョン）御大自ら、PSYと組んでプロデューサーとして出演するSBSのボーイズグループ・オーディション番組「LOUD」が2021年6月5日21時から放送開始となる。

つまり、JYPにとっては、Stray Kidsのヒョンジンの問題よりも、「LOUD」を成功させることが優先課題になるとみられる。

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イベント情報

2021年
1/24(日) Stray Kids JAPAN 1st Mini Album『ALL IN』シリアルナンバー応募対象オンライントークショー、個別オンラインハイタッチ会、個別オンラインサイン会、Sony Music Shop限定特典イベント（個別ビデオ通話会）
2/20(土) 15:00～オンライン・ファンミーティング（有料）「Stray Kids 1st Fan Meeting 」（NAVER V LIVEで。チケットは2月1日15時より予約販売）
3/18(木) 19:00～日本オンライン・ファンミーティング「Stray Kids "STAYing Home Meeting" supported by au」（「smash.」アプリで配信、3月19日午前10時よりアーカイブ配信、詳細はこちら）
3/26(金) 21:00～「KCON:TACT 3」（Meet & GreetおよびConcert）
6/27(日) 21:00～「KCON:TACT 4U」（BTOB、OH MY GIRL、Stray Kidsが出演。視聴するには、YouTubeのKCON Officialチャンネル（複数プランあり）もしくはMnet K-POPチャンネルの有料メンバーになるか、もしくはチケットぴあのPIA LIVE STREAMで生配信の1日視聴券を購入）

番組情報

6/6(日) 21:00～22:30 ダンスチャンネル「ミュージックバンク #1045」2020年い月18日放送回
6/8(火) 20:15～20:30 Mnet「Mnetライブ【Stray Kids】」
6/10(木) 20:00～23:30 Mnet「KCON:TACT 3 WORLD TOUR 字幕版」

ABEMAプレミアムならプレミアム限定作品が見放題

商品情報

*Mnet「KINGDOM: LEGENDARY WAR」の2021年6月3日の最終回のボーイズグループ6組のパフォーマンス対決の楽曲集デジタルアルバム「KINGDOM 」が2021年5月28日配信リリース。Stray Kidsは「WOLFGANG」、THE BOYZは「KINGDOM COME」、ATEEZは「The Real」、BTOBは「Finale (Show And Prove)」、iKONは「At ease」、SF9は「Believer」。

Apple Music/ iTunes: KINGDOM [FINAL: WHO IS THE KING?] -EP (Various Artists) 2021/5/28
Apple Music/ iTunes: WOLFGANG (Stray Kids) 2021/5/28

Apple Music

*Stray Kidsの2020年11月4日（水）発売の日本1stミニアルバム「ALL IN」は、表題曲「ALL IN」、大ヒット曲の日本語詞バージョン「神メニュー -Japanese ver.-」「Back Door -Japanese ver.-」を含む全7曲を収録。ミニアルバム「ALL IN」はDVDおよびフォトブックA付きの初回生産限定盤A、DVDおよびフォトブックB付きの初回生産限定盤B、スペシャルZINE（メンバー手書きメッセージ付き小冊子）およびフォトブックC付きの初回生産限定盤C、CDのみの通常盤の4形態で販売。

*Stray Kidsの2020年6月3日発売の日本1stシングル「TOP -Japanese ver.-」の表題曲は日米韓で展開されるTVアニメ「神之塔 -Tower of God-」日本版のオープニング主題歌。同アニメ作品のエンディング主題歌「SLUMP -Japanese ver.-」もカップリング曲として、全形態共通で収録される。

シングル「TOP -Japanese ver.-」はDVDおよび24Pフォトブック（Type A）付き初回生産限定盤A、スペシャルZINE（メンバー写真小冊子）および24Pフォトブック（Type B）付き初回生産限定盤B、CDのみの通常盤、CDのみでオリジナル描き下ろしアニメジャケットの期間生産限定盤（アニメ盤）の4形態で販売。

初回生産限定盤AのCDには「TOP (Instrumental)」が追加収録され、DVDにはStray Kidsの日本デビューまでの軌跡を一挙VLOG化したものが、来日時オフショット、「TOP -Japanese ver.-」メイキング映像なども含め収録される。初回生産限定盤BのCDには「SLUMP (Instrumental)」が追加収録され、メンバー同士で撮り合ったフィルムカメラ写真を含むメンバー写真が付属のスペシャルZINEとして付いている。

通常盤には「TOP (Instrumental)」「SLUMP (Instrumental)」が追加収録される。期間生産限定盤（アニメ盤）には「TOP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」と「SLUMP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」が追加収録される。

初回生産限定盤AおよびBに封入のシリアルナンバーで、7月24日（金祝）にパシフィコ横浜アネックスホール、7月25日（土）に大阪ハービスホールで開催予定のソロサイン会または2ショットチェキ会、もしくは全員サイン入りのポスタープレゼントの抽選に応募できる。また、初回生産限定盤AおよびBと通常盤初回仕様分にランダム封入されるトレーディングカードが「ソロハイタッチ参加権利付きカード」であった場合は、カード記載メンバーとソロハイタッチ会（日時会場未定）でハイタッチができる。

*2020年5月20日リリースの英語詞デジタルシングル「TOP -English ver.-」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP -English ver.- - Single - Stray Kids(2020/5/20)
Apple Music: TOP -English ver.- - Single - Stray Kids (2020/5/20)
Amazon: TOP -English ver.-[デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/20
レコチョク: TOP -English ver.- (Stray Kids)

*2020年5月13日リリースの韓国語詞デジタルシングル「TOP」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP - Single - Stray Kids(2020/5/13)
Apple Music: TOP - Single - Stray Kids (2020/5/13)
Amazon: TOP [デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/13
レコチョク: TOP (Stray Kids)

*Stray Kidsが2020年3月25日にデジタルシングル「Mixtape: On Track 」(韓国語タイトル: バカでも分かる)」をリリース。
iTunes:Mixtape : On Track - Stray Kids(2020/3/25)
Apple Music: Mixtape : On Track - Stray Kids
Amazon: Mixtape : On Track [デジタルミュージック配信] (Stray Kids)　2020/3/25
レコチョク: Mixtape: On Track (Stray Kids)

*Stray Kidsの2020年3月18日（水）発売の日本デビューアルバム「SKZ2020」（読み: スキズニーゼロニーゼロ）は、これまでのStray Kidsのすべてを盛り込んだベストアルバム。アルバム「SKZ2020」はDVD付き初回生産限定盤[2CD+DVD]、通常盤[2CD]、販売期限が2020年4月末の期間生産限定盤[CD]、2020枚限定のカセットテープの完全生産限定盤[TAPE]の4形態で販売。収録曲は初回生産限定盤と通常盤が同じ全27曲で（期間限定盤収録曲全曲を含む）、期間限定盤と完全生産限定カセット盤が同じ全14曲。

初回生産限定盤のDVDには「Stray Kids Japan Showcase 2019 “Hi-STAY”」ライブ映像と「風（Laventer）-Japanese ver.-」など3曲のミュージックビデオを収録。また、トレーディングカード1枚をランダム封入し（全5種のうち4種はカード記載メンバーとハイタッチできるユニットハイタッチ会参加権利付きカード）、シリアルナンバー（ユニットサイン会・握手会・2ショットチェキ会・スペシャルプレゼント[サイン入りポスター]のうちいずれかに応募可能）を封入する。

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