（目次）・TOP
・グラウンド組16人からパート2に進める6人を発表、日本人のニキとタキが含まれる
・12人中7人のみがデビューできる、熾烈な個人戦、視聴者投票1位はキム・ソヌ
・パート2の第1回テストは4人組ユニットでBTSの曲、1人が脱落
・ BTSがスクリーン映像に登場し、アイランダーが大喜び
・課題曲とメンバーは、ダンスバトル1位のタキ、2位のケイ、3位のジョンウォンがリーダーになって選ぶ
・ BTS大先輩からのプレゼントと12人の悩み事へのアドバイス
・リーダー初挑戦のタキが難曲『FAKE LOVE』で苦戦
ワールドスターのBTS（防弾少年団）を輩出したビッグヒットエンターテインメントとMnetテレビ局のCJ ENMが行っている、グローバル・ボーイズグループのサバイバル・オーディション番組「I-LAND」の第7回が、2020年8月14日23時よりABEMA TVおよびMnetで放送された。
今回はパート2の初回となった。前回の時点で、パート2に進めるアイランダー（I-LAND組）が6人だけ確定していた。エースのイ・ヒスン、韓豪ハーフのジェイク、日本人ケイ、韓米ハーフのジェイ、ジョンウォン、元フィギュアスケーターのソンフンの6人だ。
今回はまず、パート2に進める残りの6人が発表された。この6人は、グラウンダー16人（I-LAND組からグラウンド組に降格させられた6人を含む）から、グローバル視聴者投票で選ばれた。
ハラハラドキドキの発表だったが、日本人のニキとタキも含まれ、先に決まっていたケイも含め、日本人3人が揃ってパート2に進めることになった。
結果、パート2に進んだ12人は、韓国人5人、日本人3人、韓米ハーフ1人、韓豪ハーフ1人、ベトナム人1人と言う国際色豊かな顔ぶれとなった。グローバル視聴者投票1位は、人懐っこい笑顔が魅力のキム・ソヌだった。日本人のケイは5位、ニキは9位、タキは10位だった。
しかし、最終的にデビューできるのは12人中7人のみと発表された。パート2では4回のテストのうち第1・第3回はプロデューサー陣によって、第2・第4回はグローバル視聴者投票によっって、少なくとも1人が脱落させられる。
今回初めてBTSの7人全員が、スクリーンの映像に登場した。アイランダーたちとの対面シーンはなかったが、プレゼントを用意して豪華施設のI-LANDを訪問し、談笑したりふざけたり、少し踊ったり歌ったりもして、番組を大いに盛り上げた。
アイランダーたちもBTSの映像に大喜びだったが、かなり長い尺でのBTSの登場に、視聴者のARMY（BTSファン）も釘付けとなり、視聴率も確実に上がっただろう。
なお、パート2のグローバル視聴者投票は日本時間の8月15日午前0時に、Weverseアプリと公式ウェブサイトでスタートした。グローバル投票に参加するには会員登録が必要で、当初の投票では、毎日2人に投票できる。
グラウンド組16人からパート2に進める6人を発表、日本人のニキとタキが含まれる
グラウンドからパート2に進める昇格者6人の発表は、ハラハラドキドキの緊張のシーンとなった。別室のプロデューサー陣の中には、ビッグヒットエンターテインメントのパン・シヒョク代表もいた。
グローバル視聴者投票の総票数に基づき、グラウンドからI-LANDに行けることになった6人が、以下の順番で発表された。1人が発表されるたびに、グラウンドの仲間たちが祝福した。パート2人進出が決定すると、別室に移動となった。
ニキ（日本人、グローバル投票3位、209万201票獲得）
ダニエル（韓米ハーフ、グローバル投票2位、253万2,915票獲得）
キム・ソヌ（グローバル投票1位、264万8,265票獲得）
イ・ゴヌ（グローバル投票4位、191万6,736票獲得、プロデューサーが降格させたが投票で復帰）
タキ（日本人、グローバル投票5位、170万3579票獲得）
ハンビン（ベトナム人、グローバル投票6位、109万4,601票獲得）
タキがアイランダーの部屋に到着すると、年上の日本人・ケイが抱き上げて祝福した。一方、6位の名前をストレートに発表せず、3人の6位候補の名前を挙げてそのうちの1人が晴れて6位、という発表の流れにしたのは、7位と8位の2人には残酷だった。「脱落者10名は退場してください」の無情なアナウンスに、泣きながら去って行った者もいた。
12人中7人のみがデビューできる、熾烈な個人戦、視聴者投票1位はキム・ソヌ
パート2に進めた12人が喜んだのも束の間、12人のうち7人だけがグローバルアイドルとして2020年にデビューできる、と発表されて、いっきに緊迫した。
パート2では、テストが4回ある。1回目と3回目はプロデューサー陣の評価で脱落者が決まり、2回目と4回目はグローバル視聴者投票によって脱落者が決まる。パート2は徹底した個人戦で、全てのテストで12人の順位が出て、最下位から脱落する。なお、デビュー圏の7位までは、バッジがもらえる。
１次グローバル投票（先にパート2進出アイランダー6人が決まるまでの1週間）に基づく12人のランクが発表された。以下の通りだ。
1位 キム・ソヌ 108万7503票
2位 ダニエル（14、韓米ハーフ） 102万1209票
3位 イ・ヒスン 100万6965票
4位 パク・ソンフン96万658票
5位 ケイ（日本人） 84万5,204票
6位 ジェイ（韓米ハーフ） 84万1,599票
7位 ヤン・ジョンウォン81万4,041票
8位 ジェイク（韓豪ハーフ）81万2,591票
9位 ニキ（日本人）77万8,757票
10位 タキ（日本人）65万6,135票
11位 イ・ゴヌ 64万4,331票
12位 ハンビン（ベトナム） 37万6,509票
1位のソヌがI-LAND組でなくグラウンド組だったことと、誰もが認めるエースのヒスンよりも視聴者投票で多くの票を集めたことに、ケイがショックを受けていた。
パート2の第1回テストは4人組ユニットでBTSの曲、1人が脱落
パート2の1回目のテストの内容が発表された。グローバルアイドルとしての資質についてのテストで、4人ずつ3つのユニットに分かれてステージ・パフォーマンスを披露する。
このテストでは、プロデューサーの評価によって脱落者1人が決まる。ただし、個人の合算点数が最も高いユニットは脱落を免れ、残りの8人のうち最下位の1人を脱落させることになる。
第1回テストの課題曲はBTSの「I NEED U」「DNA」「FAKE LOVE」（いずれもリミックス）となったため、「BTSテスト」とも称された。練習期間は1週間だ。
BTSがスクリーン映像に登場し、アイランダーが大喜び
ここで、BTSが収録済みVTRでスクリーンに登場し、アイランダーたちは大興奮した。V（テテ）とジミンが薄い茶色に近い金髪で、RMは水色の髪になっていた。
BTSメンバーは「ここまできたみなさん本当にカッコいいです」と褒めたりした後、課題曲の解説も含め、1人ずつ沢山話した。
「『I NEED U』は、切実な叫びを込めた歌です」ということで、ジョングクがサビをアカペラで歌い、サングラスをかけたJ-HOPEがダンスを少し実演した。
ジミンが「DNA」を少しアカペラで歌うと、Vが冒頭部分をアカペラで歌い、ジョングクがダンスを少し見せて、静脈を見せる振付も実演した。
「FAKE LOVE」については、「思ったより結構大変ですよ」「すごくキーが高い」と警告してから、ジミンがダンスを少し実演し、「サビの部分はマリオネットみたいに」とアドバイスした。
課題曲とメンバーは、ダンスバトル1位のタキ、2位のケイ、3位のジョンウォンがリーダーになって選ぶ
第1回テストの3組のユニットの曲とメンバーは、小ミッションとしてのダンスバトルでの1位・2位・3位の者が、各ユニットのリーダーになって選択した。
ダンスバトルでは、1人ずつのフリーダンスを（練習生たちから見れば怖い存在の）ペ・ユンジョン先生とソン・ソンドゥク先生が評価し、1位から3位までを発表した。この3人が各ユニットのリーダーになり、1位の者から順番に、課題曲もしくはメンバーを選べることになった。
ダンスバトルの結果、1位はタキ、2位はケイ、3位はヤン・ジョンウォンだった。
タキは1位と言われて驚いた。ソンドゥク先生にロックダンスやI-LANDでの反応を褒められた。タキはチームリーダーをやったことがないので、若干戸惑っていたら、先生に順位を変えようか、とからかわれた。
BTS大先輩からのプレゼントと12人の悩み事へのアドバイス
その後、I-LANDにBTS先輩のサインと12人分のプレゼントの箱を発見して、全員大喜びだった。
再びスクリーンにBTSが映った。「12人のためのプレゼントなので1人ずつ持ち帰ってください」
12人が事前に記入して提出していたアンケートの内容を元に、BTSのメンバーが12人の1人1人の悩み事などにアドバイスをし、その他の雑談をしたり、ふざけたりもした。
Vが「ヒスンの準備期間は（他の子と）全く違います、3年を超えています。きっと上手いでしょうね」と言っていた。
ジョングクが「ダニエルは中学2年生だ。末っ子だよ」、RMが「ジョングクは15歳の時に練習を始めたんだよね」と話していた。ダニエルのラップへの関心が注目された。
BTSが「ニキは16歳ですね。本当にダンスが得意な子」と述べていた。しかし、番組サイトのニキプロディールには、2005年生まれの14歳と書かれている。どちらが正しいのだろう。
ジョングクが読み上げたケイの悩み事は「I-LANDにはイケメンが多すぎて羨ましいと思う時が多いです」だったが、RMが「本人も十分イケメンだと思うけど」と言う。シュガとJ-HOPEが「僕みたいな人もデビューしていますよ」「僕を見て希望を持ってください」と激励。
超イケメンのVが「自分の雰囲気を自分で作れる」「カッコいいというよりは、魅力があると言われたほうが、もっと釘付けになります」とアドバイス。J-HOPEがジミンに「君のことだよ。イケメンじゃないけど、魅力がある」と言い、ジミンが笑って椅子から転げ落ちた。
シュガがタキを「僕が好きな子です」と言い、タキの親と妹に会いたいという悩みを読み上げる。15歳のタキは「親と長い間離れて暮らすのは初めてで、正直、毎日会いたいです」「特に悔しい、悲しい時はもっと会いたいです」と話していた。BTSは今もなかなか家族に会えないこと、RMがデビュー前に家出したエピソードなどを語った。
キム・ソヌが子供の頃から体が弱かったとの悩み事を書いていた。去年大きな手術を受けたので、今も体調は万全でないように思っている。J-HOPEが、「自分のペースの調節をすることが必要「夜いっぱい食べること」とアドバイス。
プレゼントの箱を開ける。ジョングクは改良韓服（チマチョゴリ）、ジミンは抱き枕（？）、ジンは漆器みたいな食器。
なお、パート2では順位によって、部屋とベッドが決まっている。1位、2位、3位だけ豪華な部屋で、さらに1位だとマッサージチェアの特典があり、ベッドも隆起する高性能のものだ。
リーダー初挑戦のタキが難曲『FAKE LOVE』で苦戦
ダンスバトルの小ミッションで1位だったタキは、曲かメンバーを選ぶように言われ、メンバーを選んだ。「イ・ヒスンお兄さん、パク・ソンフンお兄さん、キム・ソヌお兄さん」という韓国人人気メンバー3人を指名した。
2位のケイは楽曲「DNA」、3位のヤン・ジョンウォンは楽曲「I NEED U」を選択した。結果、高音が多く歌うのが難しくて敬遠された楽曲「FAKE LOVE」は、タキのチームに回って来た。これにヒスンが、まずは楽曲を選ぶべきだった、と後でぼやいていた。
「I-LAND」パート1ではトレーナーなしで練習生たちだけで振付を考えて練習していたが、パート2の今回のBTSテストでは、振付師のソンドゥク先生らが、練習を厳しく指導した。
タキはソンドゥク先生に「リーダーでしょ？ このチームが上手く行くか行かないかは君にかかってる」と、プレッシャーをかけられていた。曲が難しくて歌えず、自信を失うタキ。先生にも「君たちの実力に合わない」と言われてしまう。
今回は、「FAKE LOVE」のテストの本番ステージが始まるところで、番組が終了した。
パート2の最初のグローバル視聴者投票は日本時間の8月15日午前0時に、Weverseアプリと公式ウェブサイトで始まった。グローバル投票に参加するには会員登録が必要で、当初の投票では、毎日2人に投票できる。
2 pickでもきつい。日本人は3人いるし。
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* BTSを輩出したBig HitエンターテインメントとMnetのCJ ENMが共催したサバイバル・オーディション「I-LAND」で誕生し、両社の合弁会社BELIFT LABに所属する7人組多国籍ボーイズグループのENHYPEN（エンハイフン）が、2020年11月30日（月）18時に韓国で1stミニアルバム「BORDER: DAY ONE」を発売しデビュー。タイトル曲は「Given-Taken」。CDミニアルバムは外装と封入物が異なるDAWNとDUSKの2形態で販売。日本では輸入盤となり、2形態が選べずランダム・バージョンとなるストアもある。ENHYPEN Weverse Shop JapanまたはUNIVERSAL MUSIC STOREで11月上旬より予約受付開始となるイベント抽選応募対象商品を購入すると、購入者対象メンバー参加オンラインイベントの抽選に申し込める。
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