ME:I/ IS:SUE/ PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS

『日プ女子』#3―レベル再評価大変動、グループ評価で見つかった子もいるが、高見文寧と佐々木つくしが圧倒的

スポンサードリンク

(目次)・TOP
レベル分け再評価でAクラスが大変動―5人が降格、Aクラスに6人昇格
グループ評価のチーム編成は日プ1・2と異なり、少し残酷
課題曲にツッコミ―何で懐メロのSPEED『Body & Soul』を採用した?
BLACKPINK『How You Like That』対決―佐々木つくしの存在感が大きい
IVE『LOVE DIVE』対決―内山凜の歌声が印象的
乃木坂46『制服のマネキン』対決―2組が上手、高見文寧のボーカルが圧倒的、八田芽奈らも目立つ
SPEED『Body & Soul』対決―1組の逆境の中で会田凜が印象的
次回紹介するチームのパフォーマンス動画を先行公開

サバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」(日プ女子、日プガールズ)の第3話が、2023年10月19日(木)にLeminoで無料配信された。

今回はレベル分けの再評価結果発表から、全員でのテーマ曲パフォーマンスのセンターとソロ決定、そしてグループバトルの前半までが描かれた。HYBEのガールズグループ・オーディション番組がつまらなかったのとは対照的に、日プ女子はとても面白かった。さすが、プデュ・シリーズのブランド力だ。

第3話時点の暫定順位は、1位が加藤心、2位が笠原桃奈、3位が山本すず、4位が櫻井美羽、5位が海老原鼓だった。このTOP5は、細かい順位はともかく、顔ぶれは筆者個人的には全く違和感がない。また、デビュー圏のTOP11内に石井蘭、佐々木心菜、高見文寧がいるのも、順当だと思った。

デビュー圏の11人のうち、1位の加藤心を筆頭に、7人が再評価後のAクラスだった。また、Aクラスの13人は全員、TOP30に含まれていた(1位~27位)。

第3話より始まったグループバトルで見つかった練習生もいるが、まだ順位には反映されていない。青山テルマに歌声を褒められていた内山凜や、チームメイト4人が体調不良でピンチの中振り入れを頑張った会田凜あたりは、次回の順位が上がっているのではないか。

筆者個人的には、第3話のグループバトル前半で、印象に残ったのは、ヘッドセットのマイクが外れたトラブルに見舞われたにもかかわらず、パフォーマンス力の凄さを発揮した佐々木つくしと、圧倒的歌唱力だった高見文寧だった。

第4話の後編の配信直後が視聴者投票締切りなので、グループバトルの後編で紹介されるチームが不利になる。後編に回されたチームは、定点カメラ・ノーカットのパフォーマンス動画のみが、公式YouTubeに先行公開された。再生回数だけ見ると、石井蘭・笠原桃奈らのいるPerfume「TOKYO GIRL」2組が突出している。ダンスのキレがとてもいい。

図表1 第3話時点の暫定順位(10月19日#3配信日)TOP30

1位 加藤心(22、愛知)↑前回2位 A→A: 元Cherry Bullet
2位 笠原桃奈(19、神奈川)↑前回4位 A→A: 元アンジュルム
3位 山本すず(16、東京)↓前回1位 A→A: 韓国SOURCE MUSIC練習生経験
4位 櫻井美羽(みう、21、愛知)↑前回5位 A→A: 虹プロ→HYBE練習生→ガルプラ
5位 海老原鼓(つづみ、16、神奈川)↓前回3位 A→A: 歌が上手、ギターが弾ける
6位 佐々木心菜(ここな、17、三重)→前回6位 B→B: アイドルオーラで目立つ
7位 石井蘭(19、埼玉)→前回7位 B→A: 映る尺の分量が多かく目立っていた
8位 剱持菜乃(けんもつ なの、22、新潟)↑前回14位 B→B
9位 田中琴(18、愛知)↑前回13位 C→A: ダンスに自信
10位 高見文寧(あやね、18、岩手)↓前回9位 A→B歌が上手、作詞作曲できる
11位 北里理桜(りお、19、福岡)↓前回8位 C→F

12位 清水恵子(22、愛知)↑前回18位 A→B: 7人兄妹、新しい学校のリーダーズ曲
13位 中野心結(ここな、16、東京)↑前回16位 B→B: ミュージカルを習う
14位 阿部和(なごみ、16、神奈川)↑前回15位 C→C
15位 北爪さくら(19、群馬)↓前回11位 B→C: アクロバットができる
16位 加藤神楽(かぐら、18、大阪)↓前回10位 F→F
17位 坂口梨乃(20、神奈川)↑前回25位 B→A: iCON Zに出ていた
18位 荒牧深愛(あらまきじょあ、18、東京)↓前回12位 B→A: ダンスに自信
19位 佐々木つくし(17、岩手)↑前回22位 A→A: アメリカズ・ゴット・タレント
20位 村上瑠杏(りのん、23、岡山)↑前回23位 B→B: ダンス未経験、新しい学校のリーダーズ曲)

21位 斉藤芹菜(せりな、17、大阪)↓前回17位 C→D
22位 八田芽奈(めな、17、兵庫)↑前回27位 B→A:「学校が芸能活動が禁止なので辞めて(涙)」
23位 髙木舞優(まゆ、20、千葉)↓前回19位 D→F
24位 田中優希(19、神奈川)↓前回21位 B→A: 早稲田大学生、バックダンサー経験あり
25位 安藤佑唯(ゆい、19、愛知)↓前回20位 C →B: 父がボイストレーナー
26位 髙橋妃那(ひな、15、埼玉)↑前回28位 C→C
27位 須藤紗暮(さくら、20、福岡)↑前回30位 A→A: TRFなどのバックダンサー経験あり
28位 水上凜巳花(みずかみ りみか、20、福岡)↓前回26位 B→D: HKT48に所属していた
29位 山崎美月(22、東京)↓前回24位 D→F: 女優
30位 坂田琴音(20、京都)↑前回56位 F→B

レベル分け再評価でAクラスが大変動―5人が降格、Aクラスに6人昇格

レベル分けの再評価では、Aクラスからは当初12人のうち5人が降格となった。日プ1・2では、これほどの人数のAクラスの降格はなかったので、ちょっと驚いた。最初の見立てが甘すぎたのか。

小田有葉は得意なはずのダンスを途中で忘れて立ち往生し、Dクラスに降格になった。Bクラスになったのは、中森琴音・美琴姉妹、歌が上手だがダンス経験に乏しい高見文寧、新しい学校のリーダーズの曲を披露した清水恵子だった。

一方で、Aクラスに昇格したのは6人だった。BからAに昇格したのは、前話までに映る分量が多く目立っていた石井蘭、iCON Zに出ていた坂口梨乃、芸能活動禁止の高校を退学して参加したと涙を見せていた八田芽奈(めな)、早稲田大学生でバックダンサー経験ありの田中優希、仲宗根梨乃に「スター性を感じます」と言われた荒牧深愛(あらまきじょあ)だった。さらに、CからAへの大躍進となったのが、田中琴だった。

それ以外で注目されたのは、FからBへの大昇格となった坂田琴音と、BからDへの屈辱の降格となった元HKT48の水上凜巳花(みずかみ りみか)だった。

96人の練習生の投票で、テーマ曲の全員パフォーマンスのセンター、ソロパート歌唱3人が選出された。センターには櫻井美羽、ソロパートには山本すず、海老原鼓、坂口梨乃が選ばれた。4人とも実力者だ。なお、石井蘭もセンター候補と言われた。

グループ評価のチーム編成は日プ1・2と異なり、少し残酷

脱落者が生じる最初のミッションとなるグループ評価が始まった。8曲のパフォーマンスをそれぞれ2チームずつで競う。ベネフィットは勝ったチームの全員に3,000票。第1回順位発表で残留できるのは上位50人とされた。

16チームを編成することになった。マンネリにならず、新たな、ある意味やや残酷とも言えそうな方法が採用された。最初にメンバーを選ぶことができる練習生は、日プ1・2と違って、センターの櫻井美羽ではなく、木村カエラが引くくじでAクラスの石井蘭に決定され、自分が好きな5人を指名した。その後も、木村カエラが引くくじでチームを編成する練習生が決定され、好きなメンバーを5人選んだ。

しかし、その後、センターの櫻井美羽が自由に引き抜いてアベンジャー・チームを結成した。さらに、メンバーが6人に満たないチームの代表者がジャンケンをして、勝った人から足りない人数を他のチームから引き抜いた。ここで、“残り物”チームの山口愛咲が藤本彩花を指名し、その後山口愛咲がずっと藤本彩花に気兼ねすることになってしまった。

課題曲にツッコミ―何で懐メロのSPEED『Body & Soul』を採用した?

課題曲は、NewJeans「Hype Boy」、IZ*ONE「FIESTA」、TWICE「CHEER UP」、BLACKPINK「How You Like That」、IVE「LOVE DIVE」、Perfume「TOKYO GIRL」、乃木坂46「制服のマネキン」、SPEED「Body & Soul」だった。

何で懐メロのSPEED「Body & Soul」なのか? 古すぎて、練習生たちが知らなかった。日本の女の子のダンス&ボーカルの曲から選ぶとしたら、最近のNiziUの曲とかにすべきだったのではないか。権利の問題もあっただろうが、NiziUはデビュー後のガチ・ライバルだから避けたとか?

16チームの内、8チームの曲は、16チームのそれぞれの代表者の「10回転してからの徒競走」で決定された。VTR判定で、曲名が書かれたパネルに最初にタッチした人のチームに決定された。それから、ゴールが早かったチームから、対戦相手のチームを指名した。櫻井美羽のチームは避けられた結果、SPEED「Body & Soul」になった。

BLACKPINK『How You Like That』対決―佐々木つくしの存在感が大きい

1組: 鎌田萌(センター)、佐々木つくし(A)、阿部和、坂口梨乃(A)、荒牧深愛(A)、安藤佑唯(メインボーカル)
「How You Like That」1組(no cut)

1組は鎌田萌がリーダー兼センターだった。佐々木つくしがダンスの構成を考え、同じくAクラスの坂口梨乃・荒牧深愛とともに、練習を主導した。当初YUMEKIから「クオリティが低すぎる」「センターを変えたほうがいい」と言われた。しかし、メンバーが話し合って、鎌田萌が引き続きセンターを務めることになった。可愛いタイプの阿部和が浮いて苦しんでいた。

本番では、ラッパーの佐々木つくしのヘッドセットのマイクが外れてしまい、左手でマイクを持ったままになってしまった。それでも、佐々木つくしのダンスが上手で目立っていた。

2組: 脇本実楓(わきもとみはや)、田中花、渋谷芽衣、関口理佳子、加藤好実(メインボーカル)、安藤千陽
「How You Like That」2組(no cut)

ダンス歴1年の田中花を中心に練習。当初YUMEKIに「何見せられているか分からない」「評価できない」「評価するレベルまで達してない」と酷評された。その後、チームの雰囲気が良くなり、田中花や脇本実楓の成長が目立った。

現場の国民プロデューサーは、2チームの計12人のうち、一番良かったと思う1人にだけ投票した。

メインボーカル対決は1組・安藤佑唯が勝利、センター対決は1組・鎌田萌の勝利、ラッパー対決では1組・佐々木つくしが84票の最多得票で勝利。2番目の得票数が多かったのは、2組のサブボーカル・安藤千陽の55票だった。

チーム対決は265票対136票で、1組が勝利した。1組の全員がベネフィット3,000票を受け取った。

IVE『LOVE DIVE』対決―内山凜の歌声が印象的

1組: 田端那菜、茂木詩音、坂田琴音、井餘田華、吉田花夏(センター)、黒川穂香(メインボーカル)
IVE「LOVE DIVE」1組(no cut)

YUMEKIの最初の評価は「普通でした」。センターの吉田花夏はミュージカル経験があったが、YUMEKIに「インパクトがない」と言われた。リハーサルで、仲宗根梨乃に「薄っぺらい」と言われた。

2組: 内山凜(メインボーカル)、吉田彩乃、松下実夢(リーダー兼センター)、北里理桜、田邊果凜、神尾彩乃
IVE「LOVE DIVE」2組(no cut)

松下実夢がリーダーシップを発揮。ボーカルのレッスンは最初からイ・ホンギに好評。内山凜が青山テルマに「歌声が素敵」と褒められた。神尾彩乃はYUMEKIに「不安になる」とダメ出しされた。内山凜が喉を壊し、不安で眠れなくなっていた。本番ステージでは、全体的に上手で、特に松下実夢が存在感があった。

センター対決は1組の吉田花夏が81票を獲得して圧勝。メインボーカルは2組の内山凜が56票を獲得して勝利。2組の神尾彩乃は55票、北里理桜は44票を獲得。

チーム対決は、165票対232票で、2組が勝利した。

乃木坂46『制服のマネキン』対決―2組が上手、高見文寧のボーカルが圧倒的、八田芽奈らも目立つ

1組: 山口愛咲、植木美々、高木舞優、加藤神楽(センター)、田淵美優、藤本彩花(リーダー、メインボーカル)
「制服のマネキン」1組(no cut)

藤本彩花は山口愛咲に最後に指名されて、この6人中5人がFクラスの“残り物”チームに加わり、経験者だったので振り入れなどでリーダーシップを発揮した。YUMEKIが最初のレッスンで2組は問題なかったが、2組はついて行けていないメンバーがいた。藤本彩花が踊りながら泣いていた。

山口愛咲は藤本彩花を指名したことを申し訳ないと感じ、他のメンバーはやっと藤本彩花の苦労に気づいた。2度目のYUMEKIのレッスンでは、沢山練習したことが伝わり、褒められた。

2組: 中村葵、秋山愛、高見文寧(メインボーカル)、菅野美優、小林さえ、八田芽奈(センター)
「制服のマネキン」2組(no cut)

メンバーが誰もこの曲を知らなかった。秋山愛がダンスの指導役で、菅野美優と一緒に徹夜して振りを覚えた。YUMEKIの最初のレッスンで、2組は「最後のアレンジまでしてくれたね。よくやってくれた」と褒められた。サプライズ演出は仲宗根梨乃からダメだと言われたが、本番はとても上手で、青山テルマに「めっちゃ良かった」と褒められた。高見文寧のメインボーカルが素晴らしかった。高見文寧は普通に喋る時は小さい声なのに、歌うと別人の卓越した歌唱力だった。他のメンバーたちも、八田芽奈や秋山愛など、華があった。

メインボーカル対決は、2組の高見文寧が断トツの151票獲得で、1組の藤本彩花の45票に圧勝。2番目に得票数が多かったのは1組の加藤神楽の55票で、センター対決で2組の八田芽奈の49票を上回った。2組の秋山愛は50票、2組のリーダーの菅野美優は46票を獲得。

チーム対決は113票対314票で、2組が圧勝した。

SPEED『Body & Soul』対決―1組の逆境の中で会田凜が印象的

1組: 本橋明桜、会田凜(センター)、飯田栞月(メインボーカル)、栗原果乃、佐々木心菜、斉藤芹菜
「Body & Soul」1組(no cut)

初日は4人が体調不良で2人だけの練習だった。午後は栗原果乃がインタビューに行き、会田凜が1人で振り入れを始めた。2組に心配され、助けられ、泣き出した。翌日も2人だけで練習。仲宗根梨乃と話しながら泣いた。仲宗根は「2人でデビューしてもいいじゃん。何なら、全部歌えるようにしろ」「マジで感動してる」と励まされた。2人は体調不良で練習できないメンバーに手紙を送り、構成などを説明した。本番3日前にやっと6人揃った。

2組: 櫻井美羽、日高葉月、山本すず、剱持菜乃、加藤心、海老原鼓
「Body & Soul」2組(no cut)

本番は次回。

次回紹介するチームのパフォーマンス動画を先行公開

Perfume「TOKYO GIRL」

1組: 及川里桜、小山麻菜、岡村菜那、太田紗蘭、新澤実華、桜庭遥花
「TOKYO GIRL」1組

2組: 石井蘭、川畑蘭華、笠原桃奈、清水恵子、高畠百加、岡部望々花
「TOKYO GIRL」2組

NewJeans「Hype Boy」

1組: 菊川亜樹、田中琴、田中優希、中野心結、坂東楓夏、村上瑠杏
「Hype Boy」1組(no cut)

2組: 小柳絵美、加藤愛梨、川岸瑠那、柴垣有佐、菅井夏帆、濱嵜愛子
「Hype Boy」2組(no cut)

IZ*ONE「FIESTA」

1組: 渡辺未優、鈴木玲名、須谷緩、須藤紗暮、片岡陽音、仲村瑠彩
「FIESTA」1組(no cut)

2組: 佐藤あめり、青木友香、高橋妃那、水上凜巳花、中山穂乃楓、佐野じゅえり
>「FIESTA」2組(no cut)

TWICE「CHEER UP」

1組: 大坪楓恋、北爪さくら、木野稟子、城丸真歩、中森琴音、中森美琴
TWICE「CHEER UP」1組(no cut)

2組: 小田有葉、谷聖彩、古橋沙也佳、細井彩加、茂呂空音、山崎美月
TWICE「CHEER UP」2組(no cut)


K-POPランキング

音楽(J-POP)ランキング

アーティスト・グループランキング
にほんブログ村 音楽ブログ J-POPへ
にほんブログ村

[PR]


「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」の記事:

2023年10月14日付 『日プ女子』#2―当初Aクラス判定12人、暫定順位1位は山本すず、2位は加藤心、3位は海老原鼓
2023年10月6日付 『日プ女子』#1-面白い!エースは櫻井美羽・山本すず、歌は海老原鼓・高見文寧、ダンス小田有葉、アイドル佐々木心菜
2023年9月28日付 日プ女子・櫻井美羽が『NewJeansのデビュー組にいて、一緒に練習をしてきました』で波紋
2023年8月17日付 日プ女子、10月5日(木)よりLeminoで無料配信、ファイナルはTBS生放送決定、ライバルはNiziU
2023年4月20日付 日プ女子(日プ3)正式発表、4月24日より応募―市場的にはいいタイミングだがLAPONE運営は手が回るのか
2023年4月19日付  JO1が韓国釜山『2023 DREAM CONCERT』出演決定/ 日プ3(女子)今年後半開催見込み(韓国報道)

スポンサードリンク
スポンサードリンク

-ME:I/ IS:SUE/ PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS
-, , , , , , , ,