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・一部JAM・MINIのネガティブな反応は避けられないが、新たな視聴者を取り込める/ ライバルはNiziU
JO1とINIを輩出したサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」（日プ）のシーズン3が、ガールズグループ結成のための「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」（日プ3、日プ女子）として、2023年10月5日（木）21:00より動画配信サービスのLeminoで独占無料配信されることが決定した。
全話がLeminoで独占無料配信され、ファイナル（最終回）はTBS系列で生放送される。無料配信でほっとした。有料だったら、日プ１・２のような多くの視聴者および投票参加する国民プロデューサーが望めなくなるからだ。
公式サイトによると、間もなく101人の練習生が公開されるという。
番組の公式アンバサダーに、元IZ*ONEの矢吹奈子が就任した。また、日プ2同様、世界的振付師なのにぶっとんだ発言をする仲宗根梨乃が、ダンスのトレーナーの1人に決定した。さらに、韓国バンドグループ・FTISLANDのボーカリストのイ・ホンギがボーカル・トレーナーの1人に決定した。
一部JAM・MINIのネガティブな反応は避けられないが、新たな視聴者を取り込める/ ライバルはNiziU
SNSでは一部JAM（JO1ファン）やMINI（INIファン）が、日プ女子（日プ3）で誕生するガールズグループがJO1やINIと同じLAPONEエンタテインメントに所属することが確実視されることについて、「無理」などと、ネガティブな反応をしている。
そういうネガティブな反応が出ることは致し方ないが、LAPONEの韓国側の親会社のCJ ENM傘下のWAKEONEを見ても、オーディションで結成したガールズグループ・Kep1erも、ボーイズグループ・ZEROBASEONEも所属している。LAPONEは自社の方針を受け入れないファンが離脱しても仕方ないと割り切っているのだろう。
日プ女子（日プ3）およびここから誕生するガールズグループのファンになる可能性があるのは、女性グループに抵抗のないJAMやMINIだけではない。韓国のヨジャグル（ガールズグループ）オーディション番組、最近では「Girls Planet」や「R U Next」を観てきた層も、取り込めると思われる。その多くはK-POP雑食オタクの女性だ。
また、女性アイドルに関心のある日本の男性視聴者も加わるかもしれない。ただ、日プ女子（日プ3）の練習生たちが勝気な実力者たちで、普通の日本のアイドルとは違うキャラとなると、結局は男性ファンよりも女性ファンのほうが多くなる可能性も十分ある。
日プ女子（日プ3）で誕生するグループが目標とすべきなのは、取りあえずNiziUだろう。NiziUはこれまで、良くも悪くも、同じ立場のライバルがいない無風状態だった。今後ライバルが出現することが刺激になれば、良い方向に作用するだろう。