ORβIT（オルビット）がテレ東の番組に出演/ HALO時代の超薄給/ BUGVELマヒロは天才

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・ ORβITの7人がテレビ東京の番組に韓国現地レポーターとして登場、初の地上波出演
・ HALO時代の給料は5年間の合計でたった5万8,000円と、最初の契約金50万円のみ
・BUGVELのMAHIROの作曲の才能をファンが絶賛
・イベント情報　・商品情報

2019年のサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」（日プ1）では、多くの派生グループが誕生した。

本家JO1と派生グループの活動内容の格差は大きく、今後は「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」（日プ2）の派生グループも、ファイナルから半年の拘束期間が明けて、2021年12月以降世に出て来る可能性もあるため、日プ1派生グループには踏ん張り時だ。

ORβITの7人がテレビ東京の番組に韓国現地レポーターとして登場、初の地上波出演

そんな中、日プ1の元人気練習生だった7人で結成された日韓ボーイズグループ・ORβIT（オルビット）が、デビューからちょうど1年を経て、2021年11月7日のテレビ東京系「K-TOP ～韓国最新ベスト5ランキング～」にレポーター役でVTR出演し、地上波テレビ番組初出演を果たした。

ORβITの7人は韓国滞在中で、番組が紹介する韓国の人気グルメや韓国スポットを、現地から紹介する役割を果たし、食リポもこなした。ただ、食べている時以外はすべて、コロナ感染予防のためマスクを付けたままだったのは、残念だった。

ORβITの7人が「現地イケメンレポーター」としてVTRで登場した際、最初に2020年11月リリースのデビュー曲「UNIVERSE」のミュージックビデオ（MV）が少し流れた。

それから、ナレーションで「昨年デビューした日韓ボーカルグループ・ORβIT」と紹介され、画面に「日本人3人、韓国人3人、日韓ハーフ1人で構成」と表示された。日本拠点のグループとの言及は一切なく、知らない人が見たら、韓国で音楽活動しているグループだと思っただろう。

東京のスタジオの女性MC陣（近藤春菜、若槻千夏、岡田奈々）から「あ、日本人がいるんだ！」との声が上がっていた。彼女たちはORβITを知らなかったようだ。

ORβITの7人は、YUGO（宮島優心）・YOONDONG（ユンドン）・JUNE（上原潤）の3人組、TOMO（安藤誠明）・YOUNGHOON（ヨンフン）の2人組、HEECHO（ヒチョン）・SHUNYA（大澤駿弥）の2人組に分かれて、人気グルメや人気韓国スポットを紹介した。料理の得意なYOONDONGがズンドゥブラーメンを作る場面もあった。また、HEECHOが人生で初めてカニを食べる場面もあった。

せっかく地上波テレビ初出演を果たしたのに、イケメンぶりがマスクを外して食べている僅かな時間しか披露できず、日本でメインに活動していることも明かされず、2021年11月23日（火祝）発売の 2ndミニアルバム「Alter Ego」の宣伝もさせてもらえなかったのは、残念だった。

だが、もしかしたら、日本拠点の男性グループだと名乗り、新譜のPRをしたいと主張すれば、民放キー局では比較的忖度が少ないテレビ東京であっても、出演自体が難しかったかもしれない。まずは「韓国からの現地レポーター」という位置付けで地上波キー局テレビ番組出演を勝ち取ったのは、巧みな戦略と言えそうだ。

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HALO時代の給料は5年間の合計でたった5万8,000円と、最初の契約金50万円のみ

余談だが、ORβITの韓国人メンバー3人が日プ1の前に所属し・解散した韓国のボーイズグループHALOの元メンバーのディノ（チョ・ソンホ）が、当時からの恋人・イ・サンミと共にYouTubeの動画「10年間恋愛しながら大変だった瞬間（feat. アイドル生活をしながら稼いだお金）」に出演して話した内容が、Kstyleの記事で取り上げられている（Kstyleの2021年11月6日付「HALO出身ディノ、アイドル時代の給料について明かす『最初で最後にもらった約58,000円』（動画あり）」）。

恋人のイ・サンミはディノのHALO時代のお金事情について、「ソンホがアイドルとしてデビューしてからもお金を稼げなかった。ずっと0ウォンだった。本当に泊まる所と食事だけを提供されて、一銭も稼げなかった。ソンホがお金を稼いだのは29歳で、入隊の2週間ほど前に初めて精算してもらったけれど、60万ウォン（約6万円）ぐらいだったのかな」と暴露した。

これに対し、ディノは「正確には58万ウォン（約58,000円）だった。最初で最後にもらった給料だ」と笑った。

さらに、イ・サンミは「ソンホは20歳、21歳の頃にソウルに来て、25歳でデビューして、29歳で軍隊に入る2週間前に58万ウォンの給料をもらったのが最後」と話した。ディノは「契約金500万ウォン（約50万円）ももらった」と付け加えた。

ちなみにHALO時代の所属事務所は倒産した。日プ1の最初のほうで、ヨンフンが「お金がない」と漏らしていたのは、本当だったようだ。では、ヒチョンが代表を務めている現在の韓国事務所Future Passportの資本金は、誰が出資したのだろう。少なくとも部分的には、日本のDREAM PASSPORTが親会社として、韓国に送金したと推測される。

BUGVELのMAHIROの作曲の才能をファンが絶賛

なお、ORβITと同じ事務所（DREAM PASSPORT）所属の日台6人組ボーイズグループ・BUVGELは、日プ1元練習生のMINATO（井上港人）、RAIRA（佐藤來良）、HIKARU（北川暉）、KOSHIN（小松倖真）と、韓国YGエンターテインメントの2018年11月～2019年1月のデビュー・サバイバル番組「YG宝石箱 (YG Treasure Box)」および2019年の「PRODUCE X 101」に出演していた元YG練習生の日本人のMAHIRO（日高真宙）と台湾人のGUNO（ワン・グノ、王君豪）で構成されている。

BUGVELは2021年10月27日0時に、待望のデビュー曲となるデジタルシングル「WARNING」と「彩雲」を配信リリースした。2曲ともメンバーのMAHIROが作詞作曲を手掛け、パワフルなヒップホップ曲の「WARNING」の作詞にはMINATOも加わった。

ファン以外にほとんど知られていないのは残念だが、YG練習生時代からのMAHIROやGUNOのファンは日本だけでなく海外にもいて、「MAHIRO天才！」などと盛り上がっている。K-POPでは作詞するアイドルは珍しくないが、作曲ができるアイドルは希少価値がある。

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