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『KINGDOM』#3―第1回対戦中間順位1位はATEEZ/ Stray Kidsが日本でゴールド認定/ATEEZ『Break Out』

2021年4月21日

（目次）・TOP
・第1ラウンド対戦の後半の各チームのパフォーマンス概要
・結果発表―4項目中、専門家による評価と出演6チームによる自己評価に基づく順位
・ Stray Kids『TOP -Japanese ver.-』がゴールド認定
・ ATEEZが2021年4月14日深夜の『Break Out』に出演
・商品情報

「KINGDOM: LEGENDARY WAR」第3回が2021年4月15日にMnetとABEMA TVで放送された。

今回はまず、6チーム（グループ）の第1回（第1ラウンド）対戦の後半の、Stray Kids（ストレイキッズ、スキズ）、ATEEZ（エイティーズ、アチズ）、SF9の3チームの「To The World」テーマのステージ・パフォーマンスが披露された。

その後、6チームの評価の要素の4項目のうち、プロの専門家による評価と参加6チームによる自己評価の2項目に基づく順位が、明らかになった。

その順位は、1位がATEEZ、2位がStray Kids、3位がTHE BOYZ（ドボイズ）、4位がBTOB、5位がiKON、6位がSF9だった。番組はここで終わったが、番組終了後からグローバル視聴投票が実施された。

最終順位を決定する要素とウェイトは、参加6チームによる自己評価が25％、プロの専門家による評価が25％、グローバル視聴者投票が40％、動画再生回数が10％とされている。合計2万点が成績とウェイトに基づいて、各チームに配分される。

どのグループも実力派で、圧巻のパフォーマンスを披露していたため、見ごたえがあった。敢えて言えば、今回はATEEZの豪華でパワフルなステージ・パフォーマンスが最も印象に残ったのは事実だが、他のグループも素晴らしかった。正直、順位をつけるのは、心理的に辛いところもあるが、こうなったら最後まで見届けるしかない。

第1ラウンド対戦の後半の各チームのパフォーマンス概要

第1ラウンド対決の後半の3チームそれぞれのパフォーマンスの概要は以下の通り。

Stray Kids「Side Effects + 神メニュー」

Stray Kidsは対面式対戦で1位だったので、作戦会議では期待に応えたいとプレッシャーを感じていた。事務所スタッフもビデオ会議に参加。JYPのプライドをかけた戦いの様相だった。

スタッフに「神メニュー」を提案された。メンバーはこの曲は何度も披露しているため、今までと違ったステージ演出ができるか悩むが、この番組で「神メニュー」を披露しないのはもったいないとの意見もあり、「神メニュー」は代表曲の１つとの認識がうかがえた。「神メニュー」と「Hellevator」の2曲メドレーを検討した時、バンチャンがコンセプトが正反対と難色を示し、チャンビンはBPM（テンポ）が近いと言い、さすが楽曲制作プロの視点だった。

結局「Side Effects」→「神メニュー」のメドレーを採用し、バンチャンが編曲に格闘した。練習では、パフォーマンスよりも演技にフォーカスするので苦戦。互いにアドバイスし合うが、あざ笑うのが難しかったりした。客観的に見られる人が来る、と言われ、先輩・2PMのウヨンが差し入れにやって来た。ウヨン先輩は「練習は一生懸命する。本番ステージはミスしてもいいから、自信を持って」とアドバイスした。

本番ステージでは、霧が漂う中で、白い衣装のメンバーが全身黒衣装の悪魔に囚われたようなダンスで始まった。アクロバティックな動きも滑らかだった。少し不気味に始まるアレンジの「神メニュー」に変わる。悪魔との戦いに勝っていく過程での、ベルを持ったフィリックスの低音ボイスがいい。順位と関係なく、悔いのないステージを終えた充実感を語るバンチャンが幸せそうだった。

ATEEZ　ドボルザーク「新世界より」＋「WONDERLAND」

今回パフォーマンス順の決定権を持っていたStray KidsがATEEZと自分たちとどちらを先にすべきか悩んだという強豪ライバルが、ATEEZだった。ATEEZは東方神起から、「モンスター・アイドルにふさわしいステージを準備したそうです」と紹介された。

ATEEZは、自分たちのパフォーマンスが「KINGDOM」の前と後で変わったと自分たちで思うくらい、「KINGDOM」は重要な機会と考えていた。

今回はストーリー性のある演出を考えた。「パイレーツ・オブ・カリビアン」の要素を使いたいとの意見が出た。クラシックのドボルザークの「新世界から」の終楽章をアレンジして採用し、「新世界から」をテーマにすることになった。

本番ステージは海賊船の甲板のようで豪華だった。「新世界から」のアレンジ・バージョンで、ダンサーたちと一緒にパワフルに踊った。暗闇の中に巨大なタコが出現するが、メンバーが銃殺する、という演出だった。メインボーカルのジョンホの高音ボイスが凄すぎた（筆者には誰だか分からなかったがファンの人がSNSでジョンホだと言っていた）。

オンエアに先立ち、ATEEZの超豪華ステージが予算オーバーではないかと他の事務所のクレームにつながった模様との記事を見かけていた。実際、豪華ステージは視聴者へのアピールで有利に働いたようだ。筆者個人的には、素晴らしいセットとカッコよくて圧巻のパフォーマンスで、とても観ごたえがあった。

SF9「Jealous (질렀어)」

楽曲選びでは、「マンマ・ミーア」や「ROAR」の提案もあったが、グループの代表曲「Now or Never (질렀어)」がいいということになり、本番ステージでタイトルとして表示されたのは「Jealous(질렀어)」だった。

演出では演技を採り入れることにした。初めてダンサーも投入し、アクロバットも入れたが、難しいし怖い、と恐れながら練習していた。個人の仕事が忙しくて練習に参加できないメンバーもいて、不安が募っていた。

本番ステージは赤い衣装で臨んだ。女性ダンサーを一斉にリフティングする場面も。鏡の部屋の中にいる感じで、女性ダンサーと2人でペアダンスも。メンバーだけのダンスでもセクシーでカッコよかった。

MCの東方神起からは「メンバーのほとんどが演技の経験があるので、演技力が際立ったステージ構成でした」とのコメントがあった。

結果発表―4項目中、専門家による評価と出演6チームによる自己評価に基づく順位

番組内で、専門家による評価と出演チームによる評価を合算した得点が発表された。この段階での1位はATEEZ、2位はStray Kids、3位はTHE BOYZだった。

しかし、この後、視聴者投票と動画再生回数の結果が加算されて、最終的な順位が決まる。

まず、専門家による評価（全体の25%）が一挙に表示され、5,000点が配分された。

1位 ATEEZ　1555.556点
2位 Stray Kids　1333.333点
3位 THE BOYZ　1000.000点
4位 SF9　　　444.444点
5位 iKON　　333.333点
5位 BTOB　　333.333点

次に、専門家による評価（25％）＋出演6チームによる自己評価（25％）の合算得点による、以下の順位が発表された。

専門家による評価＋出演チームによる評価の合算得点

1位 ATEEZ　2944.444点
2位 Stray Kids　2444.444点
3位 THE BOYZ　1833.333点
4位 BTOB　1444.444点
5位 iKON　　888.888点
6位 SF9　　　444.444点

なお、番組内では公表されなかったが、逆算すると、出演チームによる評価では、1位がATEEZ（1388.888点）、2位タイがStray KidsとBTOB（1111.111点）、4位がTHE BOYZ（833.333点）、5位がiKON（555.555点）、6位がSF9（0点）という結果だったと推定される。

Stray Kids『TOP -Japanese ver.-』がゴールド認定

日本レコード協会が発表した2021年3月度の「ゴールドディスク認定作品」で、Stray Kidsが2020 年6月に発売した日本1stシングル「TOP -Japanese ver.-」が、累計出荷10万枚以上を記録して、ゴールド認定された。Stray Kidsの作品のゴールド認定は、今回が初となる。

ATEEZが2021年4月14日深夜の『Break Out』に出演

ATEEZが2021年4月14日深夜の『Break Out』に出演し、「Answer -Japanese Ver.-」のパフォーマンスを披露した。

パフォーマンスの前に、簡単な紹介とメンバーの日本語コメントがあった。

ナレーションと画面テロップで、2019年日本デビュー、ワールド・ツアーがソールドアウト、アルバムは（iTunes）36カ国チャート1位、と紹介された。

メンバーのコメントでは、銀髪のソンファが「僕たちATEEZが日本で約1年ぶりに新しいアルバム（1stオリジナル・フルアルバム）「Into the A to Z」をリリースしました」と述べた。

すると、ピンク髪のサンが「このアルバムは全曲日本語で収録されていて、レコーディングも日本語で頑張りました」と付け加えた。

曲振りはユンホが「今日はその中から『Answer -Japanese Ver.-』をお届けします。是非お聴きください」と述べた。

「Answer -Japanese Ver.-」はメランコリーな感じもあるがパワフルな曲で、メンバーはエネルギッシュなダンスと圧巻のボーカルで、実力派グループであることを示した。

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商品情報

*ATEEZの2021年3月24日発売の日本1st（オリジナル）フルアルバム「Into the A to Z」は全10曲を収録。CDショップ取扱のCDアルバム「Into the A to Z」はDVD付きの初回限定盤とCDのみの通常盤があり、初回プレス分には特典抽選応募券（4月9日締切）を封入。

Amazon: Into the A to Z 初回限定盤[CD+DVD] 先着メガジャケ付 (ATEEZ) 2021/3/24
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デジタルアルバム

Amazon: Into the A to Z [デジタルアルバム] (ATEEZ) 2021/3/24
Apple Music/ iTunes: Into the A to Z (ATEEZ) 2021/3/24
レコチョク: Into A to Z (ATEEZ) 2021/3/24

*Stray Kidsの2020年11月4日（水）発売の日本1stミニアルバム「ALL IN」は、表題曲「ALL IN」、大ヒット曲の日本語詞バージョン「神メニュー -Japanese ver.-」「Back Door -Japanese ver.-」を含む全7曲を収録。ミニアルバム「ALL IN」はDVDおよびフォトブックA付きの初回生産限定盤A、DVDおよびフォトブックB付きの初回生産限定盤B、スペシャルZINE（メンバー手書きメッセージ付き小冊子）およびフォトブックC付きの初回生産限定盤C、CDのみの通常盤の4形態で販売。

*Stray Kidsの2020年6月3日発売の日本1stシングル「TOP -Japanese ver.-」の表題曲は日米韓で展開されるTVアニメ「神之塔 -Tower of God-」日本版のオープニング主題歌。同アニメ作品のエンディング主題歌「SLUMP -Japanese ver.-」もカップリング曲として、全形態共通で収録される。

シングル「TOP -Japanese ver.-」はDVDおよび24Pフォトブック（Type A）付き初回生産限定盤A、スペシャルZINE（メンバー写真小冊子）および24Pフォトブック（Type B）付き初回生産限定盤B、CDのみの通常盤、CDのみでオリジナル描き下ろしアニメジャケットの期間生産限定盤（アニメ盤）の4形態で販売。

初回生産限定盤AのCDには「TOP (Instrumental)」が追加収録され、DVDにはStray Kidsの日本デビューまでの軌跡を一挙VLOG化したものが、来日時オフショット、「TOP -Japanese ver.-」メイキング映像なども含め収録される。初回生産限定盤BのCDには「SLUMP (Instrumental)」が追加収録され、メンバー同士で撮り合ったフィルムカメラ写真を含むメンバー写真が付属のスペシャルZINEとして付いている。

通常盤には「TOP (Instrumental)」「SLUMP (Instrumental)」が追加収録される。期間生産限定盤（アニメ盤）には「TOP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」と「SLUMP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」が追加収録される。

初回生産限定盤AおよびBに封入のシリアルナンバーで、7月24日（金祝）にパシフィコ横浜アネックスホール、7月25日（土）に大阪ハービスホールで開催予定のソロサイン会または2ショットチェキ会、もしくは全員サイン入りのポスタープレゼントの抽選に応募できる。また、初回生産限定盤AおよびBと通常盤初回仕様分にランダム封入されるトレーディングカードが「ソロハイタッチ参加権利付きカード」であった場合は、カード記載メンバーとソロハイタッチ会（日時会場未定）でハイタッチができる。

*2020年5月20日リリースの英語詞デジタルシングル「TOP -English ver.-」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP -English ver.- - Single - Stray Kids(2020/5/20)
Apple Music: TOP -English ver.- - Single - Stray Kids (2020/5/20)
Amazon: TOP -English ver.-[デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/20
レコチョク: TOP -English ver.- (Stray Kids)

*2020年5月13日リリースの韓国語詞デジタルシングル「TOP」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP - Single - Stray Kids(2020/5/13)
Apple Music: TOP - Single - Stray Kids (2020/5/13)
Amazon: TOP [デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/13
レコチョク: TOP (Stray Kids)

*Stray Kidsが2020年3月25日にデジタルシングル「Mixtape: On Track 」(韓国語タイトル: バカでも分かる)」をリリース。
iTunes:Mixtape : On Track - Stray Kids(2020/3/25)
Apple Music: Mixtape : On Track - Stray Kids
Amazon: Mixtape : On Track [デジタルミュージック配信] (Stray Kids)　2020/3/25
レコチョク: Mixtape: On Track (Stray Kids)

*Stray Kidsの2020年3月18日（水）発売の日本デビューアルバム「SKZ2020」（読み: スキズニーゼロニーゼロ）は、これまでのStray Kidsのすべてを盛り込んだベストアルバム。アルバム「SKZ2020」はDVD付き初回生産限定盤[2CD+DVD]、通常盤[2CD]、販売期限が2020年4月末の期間生産限定盤[CD]、2020枚限定のカセットテープの完全生産限定盤[TAPE]の4形態で販売。収録曲は初回生産限定盤と通常盤が同じ全27曲で（期間限定盤収録曲全曲を含む）、期間限定盤と完全生産限定カセット盤が同じ全14曲。

初回生産限定盤のDVDには「Stray Kids Japan Showcase 2019 “Hi-STAY”」ライブ映像と「風（Laventer）-Japanese ver.-」など3曲のミュージックビデオを収録。また、トレーディングカード1枚をランダム封入し（全5種のうち4種はカード記載メンバーとハイタッチできるユニットハイタッチ会参加権利付きカード）、シリアルナンバー（ユニットサイン会・握手会・2ショットチェキ会・スペシャルプレゼント[サイン入りポスター]のうちいずれかに応募可能）を封入する。

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