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MAZZELのデビュー週が、まさかのジャニーズTravis Japanとかぶることに

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SKY-HIが重視するのはCD売上よりもBillboard JAPAN HOT 100→ダウンロードとストリーミングも大事
Travis Japanは米ビルボード(金曜始まり)でなく日本のチャート(月曜始まり)に合わせ月曜リリースに変更
Travis Japanはダウンロードで1位を獲りに来る(ストリーミングには非常に弱い)
MAZZELのストリーミングでの脅威はJ-POP大物アーティスト/ CD発売は明るい材料
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SKY-HIが率いるBMSGのBE;FIRSTの弟グループ・MAZZEL(マーゼル)の、2023年5月17日(水)発売のデビューシングル「Vivid」の発売週が、まさかのジャニーズ・Travis Japanの5月15日(月)リリースの2ndデジタルシングル「Moving Pieces」とかぶることが分かった(ジャニーズ御用メディア・日刊スポーツの記事などを参照)。

SKY-HIが重視するのはCD売上よりもBillboard JAPAN HOT 100→ダウンロードとストリーミングも大事

ジャニーズ・ファンから見れば、Travis Japanは月曜リリースのデジタルシングルで、MAZZELは水曜リリースのCDシングルだから、かぶっているようには見えないかもしれない。

しかし、SKY-HIが重視しているのは、CD売上チャートよりも、ビルボード・ジャパンの総合ソングチャートであるBillboard JAPAN HOT 100なのだ。つまり、CD発売週(5月15~21日)には、CD売上での1位だけでなく、ダウンロード売上での1位、ストリーミングでの1位または上位を狙う必要があるのだ。

兄グループのBE:FIRSTはデビューシングル「Gifted.」はBillboard JAPAN HOT 100で1位を獲得し、2ndシングル「Bye-Good-Bye」は惜しくも米津玄師「M八七」に敗れて2位だった。

BE:FIRSTの2023年4月26日(水)発売の3rdシングル「Smile Again」は、CD売上は同日発売のAKB48「どうしても君が好きだ」に敗れつつあり、ストリーミングはYOASOBI「アイドル」にやや遅れをとっているが、ダウンロード売上では26日(水)時点で1位だったので、まだBillboard JAPAN HOT 100で1位が獲れる可能性は残っている。

後述するように、Travis Japanはダウンロードで1位を獲りに来るとみられる。MAZZELにとって、チャートへの影響以上に心配なのは、テレビ局の忖度で、MAZZELが主要音楽番組で「Vivid」を披露する機会がなくなる可能性かもしれない。

Travis Japanは米ビルボード(金曜始まり)でなく日本のチャート(月曜始まり)に合わせ月曜リリースに変更

Travis Japanは2ndデジタルシングル「Moving Pieces」リリースでも、デビュー作同様に世界配信をPRしているが、当然ながら、MAZZELのデビューシングル「Vivid」も世界配信される。それが配信リリースというものだ。

MAZZEL「Vivid」のデジタルリリース日は特に告知されていないので、今のところCDと同じ5月17日(水)の0時とみられる。ただし、BE:FIRSTの例を見ると、月曜0時のデジタルリリースにして、1週間全部チャートに寄与できるようにする可能性もある。

Travis Japanのデビューデジタルシングル「JUST DANCE!」は米ビルボードのチャート週の始まりに合わせて2022年10月28日(金)13時、つまり金曜日の米国東部時間0時にリリースした。

しかし、2ndデジタルシングル「Moving Pieces」は月曜リリースだ。つまり、Travis Japanはもはや米ビルボードでのチャートインを狙うのはやめて、日本の週間デジタルチャートの始まりである月曜リリースにして、日本の週間チャートで1位を狙う戦略に変更した。

Travis Japanはダウンロードで1位を獲りに来る(ストリーミングには非常に弱い)

Travis Japanの1stデジタルシングル「JUST DANCE!」は、2つのリミックス・バージョンも同時にリリースしたが、ダウンロード・チャートではそれぞれ別の楽曲として扱われた。

Travis Japan「JUST DANCE!」原曲は、リリース週(10月24~30日)にビルボード・ジャパンとオリコンの両方でダウンロード1位(オリコンでは初日も1位)を獲得した。オリコンによる集計対象11サービスでのダウンロード売上は、6万6,716DLだった。ちなみに、BE:FIRSTの初週ダウンロード数は最大の「Shining One」で3万1,034DLだ。

Travis Japan「JUST DANCE!」原曲は、リリース週のBillboard JAPAN HOT 100で4位だった。内訳は、ダウンロード1位、MV再生36位、ラジオ放送回数38位、ストリーミング圏外、ツイート数(現在は廃止)1位だった。

はっきり言って、Travis Japanはデビュー作で見る限り、他のジャニーズ同様に、ストリーミングに非常に弱い。なので、今回もストリーミングで無理はせず、ダウンロード・チャートに絞って1位を獲りに来るとみられる。

ダウンロードでは、MAZZELはTravis Japanよりも不利とみられる。BE:FIRSTファンの多くがMAZZELを支援するにしても、MAZZELのファン数はTravis Japanより少ないと思われる。また、他のジャニオタの中にもTravis Japan支援に回る人もいるかもしれない。MAZZELのデジタルリリースが月曜でなく水曜になれば、尚更不利になる。また、MV再生数はジャニーズの強みの分野だ(他グループのファンが見に来るため)。

MAZZELのストリーミングでの脅威はJ-POP大物アーティスト/ CD発売は明るい材料

一方、リリース週のストリーミングでは、その道に長けたBE:FIRSTファンの支援もあって、MAZZELのほうがTravis Japanより有利と思われる。ただし、ストリーミングでMAZZELの脅威となるのは、Travis Japanではなく、J-POPの大物アーティストたちだ。MAZZELのストリーミングでの1位獲得のハードルは非常に高い。

MAZZELはCDを発売する点では、総合チャートでTravis Japanより有利にはなるが、MAZZEL「Vivid」のCD売上は、デビュー前から知名度抜群だったBE:FIRSTをかなり下回る可能性があるので、楽観は禁物だ。

BE:FIRSTのCDシングルのビルボード・ジャパンでの初週売上は、「Gifted.」が21万544枚、「By-Good-Bye」が16万2,492枚だった。なお、Billboard JAPAN HOT 100では、CD売上の6万枚超の部分は10分の1の評価に下げられるとの情報もある。Billboard JAPAN HOT 100では、ストリーミングに圧倒的に強いアーティストが総合でも1位を獲りやすい。

一生一度のデビューで、MAZZELがなるべく沢山の1位を獲れますように。

余談―BMSGのMAZZELの公式サイトは、BE:FIRSTの公式サイト同様、使い勝手が非常に悪い。他事務所のボーイズグループと比べて、最悪レベルだ。人手が足りないのだろうけど。


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*MAZZEL イベント情報

5/7(日) デビューシングル「Vivid」予約特典 オンライントークイベント
6/1(木) デビューシングル「Vivid」発売記念SHOWCASE(都内)

商品情報

*SKY-HI(日高光啓)が率いるBMSGの2つ目のボーイズグループ・MAZZEL(マーゼル)の2023年5月17日(水)発売のデビューシングル「Vivid」は、リード曲「Vivid」をはじめとする3曲を収録。レーベルはBMSGとUNIVERSALが共同出資で立ち上げたBE-U。

CDシングルは、32Pフォトブック付き初回盤、DVD付きDELUXE A、DVD付きDELUXE B、CDのみの通常盤、DVD付きのUNIVERSAL MUSIC STORE限定盤の計5形態で販売。全形態共通のカップリング曲は「CAME TO DANCE」で、DELUXE A・BとUNIVERSAL MUSIC STORE盤には「Fantasy」も追加収録。DELUXE AのDVDには「Vivid」のミュージックビデオ(MV)およびダンス・パフォーマンス・ビデオを収録。DELUXE BのDVDには「Vivid」のビハインド映像を収録。UNIVERSAL MUSIC STORE限定盤のDVDには「Vivid」のミュージックビデオ(MV)、ダンス・パフォーマンス・ビデオ、ビハインド映像、写真撮影メイキング映像を収録。

全形態で、トレーディングカード(全形態共通絵柄のソロ8種・集合1種の全9種から1枚ランダム)と、シリアルナンバー入り応募抽選券を封入。シリアルナンバーを用いて、都内で6月1日(木)に開催のSHOWCASE、東京・大阪・愛知で開催予定のオフラインイベントの抽選に応募できる。また、UNIVERSAL MUSIC STOREでの予約限定で(全形態が対象)、5月7日(日)のメンバーとのオンライントークイベントへの抽選招待特典がある。

ストアごとに異なる先着外付け特典がある。UNIVERSAL MUSIC STOREでは1形態購入でICカードステッカー(全8種からランダム1種)、5形態セット購入でアクリルブロック(1形態購入特典なし)が付く。1形態購入で、Amazon.co.jpではサインデータ入りビジュアルシート(全8種からランダム1種)、楽天ブックスはA4クリアファイル(集合1種)、タワーレコードはクリアしおり(全8種からランダム1種)、セブンネットはアクリルチャームミニキーホルダー(全8種からランダム1種)、HMV・Loppiはクリアトレカ(全8種からランダム1種)、TSUTAYAはポストカード(全8種からランダム1種)、ネオウィングは缶バッジ(全8種からランダム1種)、JoshinディスクピアはA6ステッカー(集合1種)、、コーチャンフォーグループ各店はB3ポスター(集合1種)、アニメイトはL判ブロマイド(全8種からランダム1種)、その他一般店は8角形ジャケットカード(集合1種)が付く。

UNIVERSAL MUSIC STORE: Vivid ラインナップ (MAZZEL) 2023/5/17
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*書籍
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*SKY-HI(日高光啓)が率いるBMSGの2つ目のボーイズグループ・MAZZEL(マーゼル)の2023年3月31日(金)リリースのプレデビュー・デジタルシングル「MISSION」は、同日公開の映画「ダンジョンズ & ドラゴンズ/ アウトローたちの誇り」日本公開版テーマソング。レーベルはBMSGとUNIVERSALが共同出資で立ち上げたBE-U。

Amazon: MISSION [デジタルシングル] (MAZZEL) 2023/3/31
Apple Music/ iTunes: MISSION (MAZZEL) 2023/3/31
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2023年4月9日付 JO1・INI弟分DXTEENとBE:FIRST弟分MAZZELが4月15日『Venue 101』初出演決定
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2023年4月5日付 2023年は新人ボーイズG続々誕生も小粒(’21年組が凄すぎた)―Travis Japan, &TEAM, DXTEEN, MAZZEL, XY
2023年3月31日付 BE:FIRST弟分MAZZELプレデビュー『MISSION』配信開始、デビューシングル『Vivid』5月17日発売決定
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2023年2月4日付 『MISSION×MISSION』#4-REIKO離脱、次回から新参加者らとデビュー組入りを目指す/ 新規ファン獲得は?
2023年1月14日付 『MISSION×2』#1―『MAZZELが成功してこそBMSGが本物に』『プロフェッショナルとしてデビュー』
2022年11月23日付 BMSGがユニバーサルと共同レーベルで新グループ・MAZZEL(マーゼル)始動―兄弟グループとファン

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