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YOASOBI『アイドル』が凄いことになっている-JAPAN HOT 100で2週連続1位、Billboard Global 200で14位

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YOASOBI『アイドル』がJAPAN HOT 100 2週連続1位、しかも2週目にポイント爆増で大ヒットの兆し
米国を含む権威あるグローバルチャートBillboard Global 200に初登場14位でチャートイン
アニメを知らず『アイドル』の曲を聴き、今までのYOASOBIと違う、新たなステージへの大躍進を感じた
AyaseがNewJeansの新譜に衝撃を受け、並々ならぬ決意で勝ちに行った曲が『アイドル』

YOASOBIが2023年4月12日(水)に配信リリースした新曲「アイドル」が、凄いことになっている。日本国内でも総合ソングチャート連覇で大ヒット、しかもロングランヒットの兆しを見せている上、アメリカを含む権威あるグローバルチャートのBillboard Global 200で初登場14位にチャートインした。

もちろん、主題歌起用されたTVアニメ「推しの子」の人気のおかげもあるが、楽曲「アイドル」は、YOASOBIの楽曲制作担当のAyaseが正月早々韓国NewJeansの新譜の良さに衝撃を受けて発奮し、「勝ちに行く」と決意して全身全霊で取り組んで書いた力作なのだ。

YouTubeのAyase / YOASOBIチャンネルに2023年4月13日に公開された「アイドル」のミュージックビデオ(MV) の再生回数は、2023年4月30日16時時点で5,400万回を超えている。

Amazon: アイドル [デジタルシングル] (YOASOBI) 2023/4/12
Apple Music/ iTunes: アイドル (YOASOBI) 2023/4/12
レコチョク: アイドル (YOASOBI) 2023/4/12

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YOASOBI『アイドル』がJAPAN HOT 100 2週連続1位、しかも2週目にポイント爆増で大ヒットの兆し

YOASOBI「アイドル」は日本国内では、ビルボード・ジャパンの総合ソングチャートであるBillboard JAPAN HOT 100で、2023年4月10~16日の週と、翌週つまり4月17~23日の週の2週連続で1位を獲得した。特に2週目には総合ポイント数が前週(10,774)のほぼ2倍(19,790)に爆増していて、2位以下に大差をつけた圧勝となった。

これは、アイドルオタクが1週間だけチャート対策で頑張って順位を押し上げて、翌週パタリと動きが止まって順位が急落、というパターンとは全く次元が違う、大ヒットに火が点いた状態で、ロングランヒットの兆候そのものだ。

2週目の内訳を見ると、ダウンロード1位、ストリーミング1位、動画(MV)再生数1位、ラジオ放送回数4位で、遅れて浸透してくるカラオケ歌唱回数はまだ52位ながら、既にまんべんなく音楽ファンの間に浸透しつつある(CDはそもそも出していない)。

2022年が始まってまだ4カ月だが、間違いなくYOASOBI「アイドル」は、今年の大ヒット曲の1つとして記録・記憶に残る曲になるだろう。

米国を含む権威あるグローバルチャートBillboard Global 200に初登場14位でチャートイン

楽曲「アイドル」は、4月12日に放送開始されたTVアニメ「推しの子」(TOKYO MX 毎週水曜23:00~ほか多数の地方テレビ局およびABEMAで放送中)の主題歌で、アニメそのものも大人気とのことだが、筆者はアニメは知らず、いきなり「アイドル」のMV を観ながら曲を聴いて、今までのYOASOBIと違う斬新さを感じ、YOASOBIが新たなステージに進んだな、と思った。

YOASOBI「アイドル」は米ビルボードの権威あるグローバルチャート「Billboard Global 200」の2023年4月29日付チャートで、YOASOBI「Idol」として初登場14位にチャートインした。これは快挙だ。

日本はアメリカに次ぐ巨大な音楽市場だから、日本のアーティストの曲が日本国内でヒットするだけで、米国を除くグローバルチャートであるBillboard Global 200 Excluding Japanにチャートインすることは珍しくないが、米国を含むBillboard Global 200にチャートインするほうが、明らかに格上だ。米国を含むのと含まないのとでは、価値がかなり違う。

アニメを知らず『アイドル』の曲を聴き、今までのYOASOBIと違う、新たなステージへの大躍進を感じた

もちろん、アニメという日本の強みであるカルチャーのおかげもあったと思うが、楽曲「アイドル」自体も素晴らしいと思う。

正直、筆者はYOASOBIは大ヒット曲の「夜に駆ける」や日テレの高校生ダンス企画の課題曲になった「群青」以外は、何度もリピートして聴いたものはなく、幾つかの曲は同じような感じだなと思うこともあった。でも、「アイドル」は明らかに、別次元の曲だった。

歌っているikuraこと幾田りらに関しては、筆者が好きなK-POPのTOMORROW X TOGETHERの「0X1=LOVESONG (I Know I Love You) feat. 幾田りら」にフィーチャリング参加した時から、好感していた。先月幾田りらが日本大学芸術学部を卒業したと知り、超多忙なのに留年せずに卒業して凄い人だと思った。

AyaseがNewJeansの新譜に衝撃を受け、並々ならぬ決意で勝ちに行った曲が『アイドル』

最近音楽評論家的な人たちがYOASOBI「アイドル」を絶賛している記事を複数見かけたが、まずはこの曲を作ったYOASOBIのAyase本人の、自信のツイッター・アカウントへの投稿文を幾つか紹介して、Ayaseの超本気を感じ取ってほしい。Ayaseが新年早々韓国のNewJeansの新譜の良さに悔しくなって発奮し、全身全霊をかけて勝ちに行った自信作が、「アイドル」なのだ。

2023年1月3日午前2:04(韓国NewJeansのシングル・アルバム「OMG」の2023年1月2日18時のリリースの8時間後)の投稿:

「新年早々New Jeansの新譜にやられたなこれ。良すぎて悔しくなった。今年は明確に明瞭に、勝ちにいく」

「アイドル」の配信リリース日が告知された2023年4月5日午後10:43の投稿:

「クソ自信あります」

リリース日前日の2023年4月11日の午後8:21の投稿:

「全身全霊今の僕にできる全部と、推しの子への愛をこれでもかと詰め込んで作りました」

リリース日の2023年4月12日午後6:04の投稿:

「歌はもちろん、インストめちゃくちゃこだわって作っておりますので是非聴いてみてください。インスト聴いた後歌ありに戻ると、聴こえてなかった色んな音が聴こえてきて、更に立体感マシマシになると思います」

リリース日のアニメ初回放送直後の2023年4月13日午前0:34の投稿:

「引くほど泣いた」「ファンとしてもちろん内容も全部知ってたし、アーティストとしても曲を作る上で何度もぶつかってきた作品なのに」「この1話の終わりに流れる歌を何度も何度も想像して想像して書き直して書き直して、、語彙が壊滅してますが、改めて携わることができて本当に光栄です」

Ayaseと幾田りら、そしてYOASOBIの今後のますますの活躍に期待したい。



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