（目次）・TOP
・韓国合宿の個人評価の順位―TOP4のKendall、Camila、KG、Kayleeは『A2K』テーマ曲レコーディング
・レクサス（Lexus）―ダンスは絶賛、ボーカルは以前より改善もさらに上達する必要あり
・ユナ（Yuna）―自作ラップが完全に飛ぶ致命的ミス、歌唱力も問題と指摘される
・サヴァンナ（Savanna）―Stray Kids『ソリクン』をパワフルに披露、『Stray Kidsに見せたい』と絶賛される
K-POPのJYPエンターテインメントの米国拠点のガールズグループ発掘のためのオーディション番組「A2K」の第18話（ep.18）「Individual Evaluation Rankings」（個人評価順位）が、2023年9月12日（火）10時に、YouTubeのJYP Entertainmentチャンネルに公開された。
・YouTubeのJYP Entertainmentチャンネルに2023年9月12日に公開されたA2K ep.18 “Individual Evaluation Rankings”（50分51秒）
韓国合宿の個人評価の順位―TOP4のKendall、Camila、KG、Kayleeは『A2K』テーマ曲レコーディング
今回は、デビューメンバーを最終決定するための韓国合宿の最初のミッションだった個人パフォーマンス評価の最後の3人の審査の模様と、J.Y.Park（パク・ジニョン）とスタッフが協議して決定した順位の発表までが描かれた。2回最下位になったら脱落とのルールもあるため、これまでの順位発表よりも重苦しかった。
とはいえ、発表された順位のTOP3のケンダル（Kendall）、カミラ（Camila）、KGと、最下位のユナ（YUNA）と下から2番目のジナ（Gina）は、大体見当がついていたので、ほとんど驚かなかった。
図表1 韓国合宿個人パフォーマンス評価の順位（前回はLA合宿最終順位）
1位 ケンダル（Kendall、16）（前回5位）
2位 カミラ（Camila、17）（前回1位）
3位 KG（15）（前回8位）
4位 ケイリー（Kaylee、13）（前回7位）
5位 サヴァンナ（Savanna、16）（前回4位）
6位 クリスティーナ（Cristina、17）（前回3位）
7位 レクサス（Lexus、17）（前回6位）
8位 ジナ（Gina、13）（前回2位）
9位 ユナ（Yuna、18）（前回10位）
個人パフォーマンスの披露の際に、J.Y.Parkがスキルと表現力を大絶賛したケンダル（Kendall）が1位になり、それに近い絶賛だったカミラ（Camila）とKGもそれぞれ2位と3位で、納得の順位だった。
一方、下位の2人はパフォーマンス披露の際に、J.Y.Parkから厳しい言葉が出ており、順位発表の前から、ほとんど映らなくなっていた。
RAP詞が完全に飛ぶ致命的ミスをしてその後集中できていなかったユナ（Yuna）が、最下位になってしまったことは、致し方ない。J.Y.Parkはスタッフに、ユナ（Yuna）は他の参加者に比べて準備ができていない、と漏らしていた。LA合宿でも最下位だったユナ（Yuna）に、挽回しようという気力が残っているか、心配ではある。
ジナ（Gina）は歌やダンスのスキルは高く、LA合宿では2位だった。だが、今回は表現力も問われるようになったところ、実は感情表現がほとんどできないと判明し、J.Y.Parkに見切りをつけられる手前の崖っぷちとなってしまった。まだ13歳と若いせいか、感情をさらけ出すことができないのかもしれないが、同じ13歳のケイリー（Kaylee）は頑張って認められて4位になった。
上位3人はJ.Y.Parkに呼ばれて、このオーディション・ドキュメンタリー番組「A2K」の冒頭のテーマ曲のボーカルのレコーディングを行い、終えたところで声がもっと欲しいとなって、4位のケイリー（Kaylee）も追加で加わった。少なくとも上位の3人のデビューの可能性は、かなり高いと思われる。
レクサス（Lexus）―ダンスは絶賛、ボーカルは以前より改善もさらに上達する必要あり
Wonder Girlsの「Like This」を披露。ダンスは得意だが歌が苦手で、高音にも不安があった。J.Y.Parkは「今までで最高のパフォーマンスでした。ダンスがとても上手です。動作のフィーリングも出せている。ボーカルもかなり良くなっています。次の評価でこんなふうに歌ったらキューブはあげられませんが、今日はあげられます。ボーカルはもっと上達しなければならない。ボーカルにフォーカスしてください」と評し、キューブを授与した。
なお、J.Y.Parkの発言内容から、個人別パフォーマンスの準備期間は2週間程度だったようだ。
ユナ（Yuna）―自作ラップが完全に飛ぶ致命的ミス、歌唱力も問題と指摘される
LA合宿で最下位だったため、若干の暗さを引きずっていた。miss Aの「Bad Girl Good Girl」を披露。自作のラップを入れるつもりが、タイミングを逃して完全に飛んでしまい、全くラップできないという致命的ミスをした。さらに、ミスの後は集中できない状態になった。
J.Y.Parkは「ミスして取り戻せませんでしたね。そういうこともあります。最初は自信とカリスマが見受けられて良かったです。でもラップを逃した後は、沈んでしまって、緊張に戻っていた。K-POPではいろんなジャンルのダンスを沢山練習することが必要です。歌は大きな問題です。歌唱力を高めるために努力してください」と評した。キューブなし。J.Y.Parkはその後スタッフに「スター性はあるんだけど、他の参加者より準備がまだできていない」と漏らしていた。
控室に戻り涙ぐむユナ（Yuna）をレクサス（Lexus）、ケンダル（Kendall）、カミラ（Camila）らが温かく慰めていた。
サヴァンナ（Savanna）―Stray Kids『ソリクン』をパワフルに披露、『Stray Kidsに見せたい』と絶賛される
Stray Kidsの「ソリクン（Thunderous）」を1人で踊りながら歌い、ラップも入れて披露。かなりの体力を要するパフォーマンスだったが、パワフルさを維持。体操で鍛えた片足立ちの安定ぶりも目を引いた。実は本番直前に足に怪我をしていたが、それをJ.Y.Parkには知らせずに披露。
J.Y.Parkは「素晴らしかったです。歌がパワーを維持できたのが、最も印象的でした」と褒めた。サヴァンナ（Savanna）は横隔膜の使い方をトレーナーから学んだ、と述べた。J.Y.Parkは「唯一、動きをもっと大きくしなければなりません」とだけアドバイスし、「Stray Kidsに見せたいと思います。ビックリすると思いますよ。特に片足立ちの箇所、あれは簡単じゃないのに安定していた」と言った。キューブ授与。
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