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『&AUDITION』#6―よき先輩・TXTとの相乗効果、BTS大先輩の激励に感激、でも先行き不安

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4ラウンドは2チームがそれぞれ歌の曲とダンスの曲で評価される。チーム分けの意図は?
『DOPE』サビの1時間振り入れチャレンジ―ケイ(K)の凄さが際立つ
ファンを釘付けにする夜の宿舎の部屋でのパジャマ姿
サプライズ登場のTXTと交流―オーラがあって優しくて、とてもいい先輩
BTS大先輩の激励に感激、でも4ラウンドの歌にもダンスにも苦戦し一抹の不安
番組情報 ・商品情報

HYBE LABELS JAPANからデビューするボーイズグループの、既にデビューが決まったケイ(K)、タキ(TAKI)、ウィジュ(EJ)、ニコラス(NICHOLAS)に加わるメンバーを選出するオーディション番組「&AUDITION -The Howling-」の第6話(#6)が、Huluで2022年8月13日に配信された。

今回は、4ラウンドの「BTSミッション」への取り組みでの苦闘、1時間での振り入れチャレンジ、サプライズで訪れたHYBEの先輩・TOMORROW X TOGETHER(TXT、トゥバ)との交流、BTS大先輩のVTRでの激励が描かれた。

最大のポイントは、TXTとの(TXT、トゥバ)の5人との心温まる交流による相乗効果だろう。VTR出演でなく直接「&AUDITION」の15人の参加者のところに来て交流したのは、デビュー組4人と2020年の「I-LAND」を共に戦った盟友・ENHYPENと、今回のTXTだけだ。

「&AUDITION」視聴者は大半がENGENE(ENHYPENファン)を含む「I-LAND」視聴者だったが、今回はTXTの5人が「&AUDITION」参加者と直接交流した場面の尺が第1話のENHYPEN来訪の時よりもかなり長かった。カッコよくてオーラのあるTXTがこんなに優しくて良い先輩だったんだ、と感銘を受けた視聴者も結構いただろう。

初めてTXTの魅力を知った視聴者が多かっただけでなく、今回初めて「&AUDITION」を観たMOA(TXTファン)もかなりいた模様だ。TXTと「&AUDITION」参加者は雰囲気が似ていることもあり、応援してくれそうなMOAもいそうだ。

HYBEのBTS大先輩も、後半に7人揃ってVTRで登場した。全員ほとんどすっぴんに見えた。急遽撮影の召集がかかったのだろうか。BTS大先輩からの激励に、BTSの大ファンのガク(GAKU)は涙ぐんでいた。

次回・第7話で、ファイナルラウンド進出の成否が明かされるという。予告映像の中で、少々不安を掻き立てるようなシーンがあった。神妙な表情でハヤテ(HAYATE)が「その不安のままの・・・結果が出たかなって思います」、ガク(GAKU)が「今までありがとうございました」と述べている映像があった。

だが、番組開始前の一部メディア報道では、デビューメンバーの発表は9月初め、とされていた。Huluの「&AUDITION -The Howling-」は全8話なので、8月20日配信の第7話で4ラウンド本番ステージの模様とファイナル進出決定が明かされ、8月27日配信の第8話でファイナルの模様が扱われ、9月初めの特別番組でデビューメンバー発表、と考えていいのだろうか?

一部ファンの間で「&AUDITION -The Howling-」Part 2待望論が出ているのは、番組人気が十分盛り上がらないちにデビューすることへの慎重論も、理由の1つだろう。

2022年7月31日から8月14日20:30の2週間に、YouTubeのHYBE LABELS+チャンネル登録者数が10.5万人から12.9万人に増加したのは心強いが、天下のHYBEにしてはまだ少ない。「&AUDITION」への一般的な認知度が不十分なのに、急いでデビューしてどこまで好成績を上げられるのか、若干不安がある。もっとも、今後のプロモーションや売り方次第ではあるが。

4ラウンドは2チームがそれぞれ歌の曲とダンスの曲で評価される。チーム分けの意図は?

3ラウンドまでの&BALLは、&RINGの68%に達していた。衝撃だったのは、4ラウンドではデビュー組の4人の&BALLが&RINGに入れられなくなったことだ。

4ラウンドはBTSの曲を用いる「BTSミッション」で、下記の2チームに分かれて行われることになり、それぞれ第1ステージがボーカル曲、第2ステージが特別にアレンジされたパフォーマンス(ダンス)曲の、2曲の課題曲が課せられた。

Aチーム― ボーカル曲: 「Film Out」、パフォーマンス曲:「RUN」
デビュー組: ウィジュ(EJ、19)、ニコラス(NICHOLAS、20)、
歌・ダンスが得意: ユウマ(YUMA、18)、ジュノン(JUNWON、19)
ビジュアル人気: ハルア(HARUA、17)、ジョー(JO、18)
歌が得意: ハヤテ(HAYATE、21)

Bチーム―ボーカル曲:「Lights」、パフォーマンス曲:「Black Swan」

デビュー組:ケイ(K、24)、タキ(TAKI、17)、
歌・ダンスが得意:フウマ(FUMA、24)、
ダンスが得意: ガク(GAKU、18)
歌が得意: マキ(MAKI、16)
キャラ人気: ヒカル(HIKARU、17)
韓国人マンネ: ミニョン(MINHYUNG、15)、イェジュン(YEJUN、15)

このチーム分けの意図は非公表だが、得意分野のバランスをとると当時に、デビュー組との相性も見たいのではないか?

初めてケイ(K)と同じチームになった日本人メンバーは、3ラウンドで創作ダンスのリーダーだったフウマ(FUMA)とガク(GAKU)、歌が得意なマキ(MAKI)、キャラ人気のヒカル(HIKARU)の4人だ。また、バレエ経験者のヒカル(HIKARU)が「Black Swan」を踊るのは、似合っていそうだ。

ビジュアル人気のハルア(HARUA)は、1度もケイ(K)と同じチームにならなかった唯一の日本人練習生だ。一方で、ハルア(HARUA)は2・3・4ラウンドの全部でウィジュ(EJ)と一緒だった。

『DOPE』サビの1時間振り入れチャレンジ―ケイ(K)の凄さが際立つ

サプライズミッションとして、1時間でBTSの「DOPE -超ヤベー!-」の1番サビの振付をマスターして、両チームが競うことになった。このアナウンスを聞いて、ケイ(K)が「『I-LAND』だよ、『I-LAND』じゃん!」と漏らしていた。

たった1時間の練習時間だったが、少なくともAチームの練習室には、プロダンサーのトレーナーが入って助けていた。チーム対戦の評価は井上さくらパフォーマンス・ディレクターが行い、勝ったBチームがTXTと会えるというベネフィット(特典)をもらった。

筆者はダンスを習った経験はないが、Bチームでは、ケイ(K)が一番キレやラインの美しさが際立っていて、素晴らしかった。ガク(GAKU)、タキ(TAKI)、フウマ(FUMA)も、キレがあって上手だったと思う。一方、Aチームでは、ユウマ(YUMA)とジュノン(JUNWON)が特に上手で、その次がウィジュ(EJ)、ニコラス(NICHOLAS)に思えた。

高難度のダンスとはいえ、ダンス経験の浅い練習生の中には、素人目に見ても、明らかに動きが音楽に遅れたり、少々ぶかっこうになっていたりする人がいた。HYBEの名にかけて、プロデューサー陣が実力を重視するのであれば、まだ経験不足の練習生は、今回はデビュさせず、もっと練習を積ませたほうがいいと判断されるのではないか。

ファンを釘付けにする夜の宿舎の部屋でのパジャマ姿

参加者たちが夜の宿舎の部屋のソファーに座って、パジャマ姿でモニターで課題曲のダンスビデオを見ている姿を映すという、ファンサービスのシーンがあった。キレイな結構広い部屋で、二段ベッドが2台、姿見鏡、キッチンカウンター、流し台、洗濯機なども見えた。ファンなら釘付けになる貴重なシーンだった。

ケイ(K)は白っぽいベージュのシルクのパジャマを着ていた。タキ(TAKI)は水色の細かい模様入りのパジャマj、ガク(GAKU)はマンガっぽいイラスト入りの白いトレーナー、フウマ(FUMA)は白地にアルファベット入りのトレーナー、イェジュン(YEJUN)はピンク地にクマのイラスト入りのかぶりものパジャマ、ミニョン(MINHYUNG)は白・赤・紺・グレーの横ストライプのカットソーだった。

ユウマ(YUMA)は青緑の厚地の部屋着だった。ジョー(JO)は白と薄いグレーのストライプのシルクっぽいパジャマ、ウィジュ(EJ)は白と薄緑とグレーのチェックのパジャマ、ジュノン(JUNWON)は白と黒っぽい色のチェックのパジャマ、ニコラス(NICHOLAS)は深緑色のトレーナー、ハヤテ(HAYATE)は白い襟付きの部屋着、ハルア(HARUA)はアイボリーにピンクの横ストライプの部屋着だった。

互いの肩を揉んだりして、仲が良さそうだった。

サプライズ登場のTXTと交流―オーラがあって優しくて、とてもいい先輩

1時間振り入れミッションで勝利したBチームがTOMORROW X TOGETHERに会えるはずの日に、なぜか15人全員が集められ、「会えなくなくなりました」と通告された。代わりに映像でTXTの5人が登場して謝っていた。15人はTXTへの質問を書くようにとのリクエストに応じ、その後TXTが差し入れた豪華食事(フライドチキンやハンバーガーなど)を楽しんだ。

そこに本物のTXTがサプライズで登場した。改めて、TXTの5人は全員イケメンで、スタイルも抜群だと再認識できた。TXTの5人は「&AUDITION」参加者15人の目の前で「Good Boy Gone Bad」のダンスを披露したのだが、めっちゃカッコよくてオーラに溢れていた。

一緒に食事をしながら、HYBEファミリーとして、TXT先輩が優しく15人に気さくに話しかける姿が温かくて、観ていて感動した。

マキ(MAKI)が「とても好きです」というヨンジュンにアドバイスを求め、ヨンジュンは「4ラウンドだから、正直楽しんでとは言えないので、できるだけ練習をいっぱいして、悔いのないステージを作れるように、一生懸命準備してください。悔いのないように最善を尽くして練習してほしい」と述べた。

ヒュニンカイとフウマ(FUMA)の裏声モノマネや、ヒュニンカイとジョー(JO)のエア・バスケットボール(共に選手経験者)など、楽しい芸披露もあった。ヒカル(HIKARU)と同じく内気なスビンは「内気なままで生きています」と述べ、テヒョンは「ありのままの姿を表現することで、多くの人から支持されると思います」との持論を述べた。

ステージに立つ際の心構えについて、デヒョンは「ぶっ飛ばしてやるぞ! そう自分に言い聞かせることで自信も湧いてくる」と明かした。ボムギュは「MOA(ファン)だけじゃなくて他のアーティストのファンの方もいらっしゃるんですけど、次回来るときはMOAになってくれますように、といった心構えで一生懸命します」と述べた。

ヨンジュンは「デビューしたら、自分のことを好きになってくれるファンの方々は、当たり前の存在じゃないんですよ。何の見返りもなく愛情を注いでくださるファンの方々に、真心を込めて接してほしいし、常に感謝の気持ちで一生懸命生きてほしいと思います」「僕は何でこんなに下手なんだろうとか最悪だとか考えずに、『絶対できる』と考えていたら、気づかないうちにそれが叶っていると思います」とアドバイスし、「&AUDITION」の15人は感動して拍手した。

フウマ(FUMA)を含め、2ラウンドでTXTの「Blue Hour」に取り組んだウィジュ(EJ)チームのパフォーマンス映像を、TXTはちゃんと見ていた。今回そのウィジュ(EJ)チームのとTXTとが一緒にその曲のダンスをするという、夢のコラボが実現した。

さらに、ミニョン(MINHYUNG)が「9と4分の3番線で君を待つ」のダンスを練習していたとのことで、TXTとミニョン(MINHYUNG)によるその曲のダンスコラボも実現した。

TXTはとてもいい先輩だ。

BTS大先輩の激励に感激、でも4ラウンドの歌にもダンスにも苦戦し一抹の不安

中間チェックの「Film Out」では、ユウマ(YUMA)とハルア(HARUA)のソロ歌唱の映像が流れたが、個別講評部分は明かされなかった。後でユウマ(YUMA)は「最初僕がパート入りからミスをしちゃって」と涙ぐんでいた。Soma氏は「ちょっと集中しきれてなかった」「盛り上がりがなく終わった」「リハ一緒にやった時と、正直あんまり大きく変わっていない」と辛口だった。

「Lights」歌唱では、ガク(GAKU)、ヒカル(HIKARU)、フウマ(FUMA)のソロパートが映った。フウマ(FUMA)は高音に苦労しているようだった。

「Black Swan」に井上さくら氏は「ちょっと段取りっぽい」と苦言を呈した。

4ラウンドではデビュー組の4人が獲得した&BALLは、&RINGに入れないことになったため、11人の練習生だけで残りの32%を満たさなければならなくなった。デビュー組はKを筆頭に、練習生たちのヘルプに尽力した。

4ラウンド本番の日、ソンドゥク氏は米国滞在中で、リアルタイムでモニターを観ながら評価した。ソンドゥク氏がお詫びのついでに紹介する形で、BTSの7人が映像に登場した。

BTS大先輩は、7人全員が激励の言葉を述べた。7人はカジュアルな服を着ていて、唇こそ赤味がかかっていたが、ほとんどすっぴんに近かったようだった。急遽召集されて、コメント収録したのだろうか。ジョングクの顔が少しむくんでいるように見えた。

突然のBTS大先輩の登場に、「&AUDITION」の15人の参加者は、大感激していた。コメントを求められたマキ(MAKI)はなかなか言葉が出て来ず、BTS大ファンのガク(GAKU)は涙ぐんだ。

次回・第7話の予告映像の中に、少々不安を掻き立てるようなシーンがあった。&BALLが入っているロッカーの前で、神妙な表情でハヤテ(HAYATE)が「その不安のままの・・・結果が出たかなって思います」、ガク(GAKU)が「今までありがとうございました」と述べている映像があった。ファイナル進出の成否が明かされる、緊迫の回となる。

ところで、8月13日の第6話配信直前の日本テレビ系「ゼロイチ」では、先出映像として、Soma Gendaサウンド・ディレクターが、ガク(GAKU)とマキ(MAKI)にボーカルレッスン(おそらくリズム取り)をしている映像が無音で流れたが、Huluではカットされていた。どんなレッスンだったか、見たかった。


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*番組情報

・スマホ専用Smash.アプリで&AUDITION boysの動画コンテンツ公開中(2022年8月現在)。
8/17 (水) 24:59~日本テレビ(関東ローカル)「&AUDITION -LIVE-」(毎週水曜日深夜、30分番組。1週間の見逃し配信がHulu、Tver、GYAO!、日テレTADAで視聴可能)
8/20(土) 10:30~13:25「ゼロイチ」(13時頃より「&AUDITION」先出し映像含む特集)
8/20(土) 13:30~ Hulu「&AUDITION -The Howling-」配信開始(60~70分番組、日本国内のみ配信)*海外向けにはYouTubeのHYBE LABELSチャンネルのEpisode動画(日本国内で再生不可)。

商品情報

*HYBE LABELS JAPANからデビューするボーイズグループの追加メンバーを選出する「&AUDITION -The Howling-」のシグナルソングとなるデジタルシングル「The Final Countdown」が2022年6月28日に配信リリース。

Amazon: The Final Countdown [デジタルミュージック配信] (&AUDITION) 2022/6/28
Apple Music/ iTunes: The Final Countdown (&AUDITION) 2022/6/28
レコチョク: The Final Countdown (&AUDITION) 2022/6/28

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*書籍等
Amazon: 日経エンタテインメント! 2022年9月号 (&AUDITION, 堂本光一連載, 北山宏光) 2022/8/4
楽天ブックス: 日経エンタテインメント! 2022年9月号 (&AUDITION, 堂本光一連載, 北山宏光) 2022/8/4
Aazon: S Cawaii! MEN 2022 SUMMER (表紙: ケイ×タキ×EJ×ニコラス, 特集: &AUDITION, ASTRO, OCTPATH) 2022/6/30
楽天ブックス: S Cawaii! MEN 2022 SUMMER (表紙: ケイ×タキ×EJ×ニコラス, 特集: &AUDITION, ASTRO, OCTPATH) 2022/6/30
TOWER RECORDS: S Cawaii! MEN 2022 SUMMER (表紙: ケイ×タキ×EJ×ニコラス, 特集: &AUDITION) 2022/6/30
セブンネット: S Cawaii! MEN 2022 SUMMER (表紙: ケイ×タキ×EJ×ニコラス, 特集: &AUDITION) 2022/6/30



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