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オーディション『14ALL』で誕生VECTALLがデビュー51日で解散決定、成功するオーディション番組とは?/ 注目G

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オーディション参加者のスキルやビジュアル、事務所やレーベルを見極めるのは当たり前
VECTALLデビューシングルは発売週にオリコン43位、大手事務所なら2ndで挽回の可能性もあったが・・・
今後注目―LOUDのJYPデビュー組、『&Audition』『Boys Planet』/ XGを埋もれさせていいのか?

2021年10月~12月にABEMAで放送されたサバイバル・オーディション番組「14ALL」(ワンフォーオール)で誕生した6人組ボーイズグループ・VECTALL(ベクタル)が、2022年5月11日のデビューシングル「Break of Dawn」発売から僅か51日後の6月末で、解散することが発表された。

オーディション参加者のスキルやビジュアル、事務所やレーベルを見極めるのは当たり前

ここ数年、オーディション番組が乱立してしているが、筆者も含めオーディション番組が好きな視聴者は、何でもいいというわけではなく、しっかりと取捨選択している。

オーディションの参加者のスキルやビジュアルが魅力的で応援したくなるか、所属事務所やレーベル、場合によってはプロデューサーが、デビューを成功させて順調な活動を実現できる力があるか、という基本的ポイントは、最初にオーディション番組を観る時からしっかりチェックしている。

無名事務所でインディーズだが、参加者がすごく才能や魅力があるから、たとえ地下アイドルでも応援して、私が有名にしてあげたい、という考え方も否定はしない。だが、才能や魅力があって売れそうな候補者は通常、力のある大手事務所が放っておかないものだ。また、ひどい事務所だと、ファン活動を続けることが次第にストレスになって続かなくなる場合もあるし、それ以前に採算悪化でグループがいつ解散してもおかしくない。

筆者はVECTALLが誕生したABEMAのオーディション番組「14ALL」の初回だけは、しっかりと観た(2021年11月2日付「『14ALL』というボーイズGサバイバル・オーディション番組が始まった―サバ番オタクの視点/『LOUD -JAPAN EDITION-』」を参照)。

しかし、推したいと思えるオーディション参加者が見当たらず、Blowoutという事務所も聞いたことがなく、プロデューサーの大橋莉子氏も知らなかったので(ハロプロ界隈では有名な人だったようだが)、番組を観続ける気になれなかった。デビュー組が売れるのはかなり厳しいかも、とも感じた。

そもそも、日本国内のボーイズグループ市場は長らくジャニーズの1強状態で、そこに食い込むのがいかに大変かは、2019年のサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」で誕生したJO1(ジェイオーワン)が、日本を代表する芸能事務所の吉本興業が国内マネジメントを担っているにもかかわらず、当初音楽番組になかなか出演できず、デビュー後2年以上経っても未だにテレビ朝日「ミュージックステーション」に出演できないという現状を見て、痛感していた。

「14ALL」の参加者には、中国で行われたサバイバル・オーディション「創造営2021」に参加していた都築雄哉(Yuya)がいた。だが、筆者は「創造営2021」の視聴者投票でYuyaに投票したことはなかったし、「創造営2021」でのYuyaの記憶もなかった。

VECTALLデビューシングルは発売週にオリコン43位、大手事務所なら2ndで挽回の可能性もあったが・・・

VECTALLが2022年5月11日に発売したデビューシングル「Break of Dawn」は、5月9~15日の週のオリコンの週間ランキングで43位だった。5月月間ランキングではTOP50に入れなかった。50位の推定売上が4,151枚だったから、「Break of Dawn」の売上はそれより少なかったことになる。

デビューシングルが不発で採算が赤字だったとしても、事務所が体力のある大手なら、2ndシングル以降に挽回を狙うことも可能だろう。だが、事務所はVECTALLをデビュー後51日で解散させることを決定した。メンバーは辛いだろうが、新たな人生の目標を見つけて、頑張ってもらいたい。

今後注目―LOUDのJYPデビュー組、『&Audition』『Boys Planet』/ XGを埋もれさせていいのか?

ちなみに、筆者がサバ番出身でデビューを待望しているボーイズグループの1つは、超ハイレベルだった2021年の韓国でのサバイバル・オーディション「LOUD」を経て大手JYPエンターテインメントからのデビュー準備を進めている5人組(日本人ケイジュ、アマルを含む)だ。

また、2020年の韓国のサバイバル・オーディション「I-LAND」に参加していたケイ、タキ、ウィジュ(EJ)、ニコラスに合流してHYBE LABELS JAPANからボーイズグループとしてデビューするメンバーを選出する「&Audition」(2022年7月スタート)や、韓国で間もなく動き出すボーイズグループ・オーディション「Boys Planet」にも注目している。

一方、オーディション番組出身ではないが、スキルとビジュアルが超ハイレベルの日本人ガールズグループ・XGが、どうなるかも気になる。XGはavexが集めた逸材たちを韓国で5年くらい特訓させて絞り込んで結成したガールズグループだが(所属事務所名はXGALX)、2022年3月のデビューシングル「Typpy Toes」は、世の中にほとんど知られていない。

あの韓国人プロデューサー(日本では無名)に任せていていいのか、avexが日本でガンガン売り込むべきなのではないか、このまま埋もれたらもったいなさすぎる、と気になっている。6月29日に2ndシングル「MASCARA」発売が決定したからには、そろそろ本気で考えるべきだろう。



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