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『KINGDOM』#2 対面式でStray Kids圧勝、第1回戦テーマは『To The World』、プロの凄いステージ

2021年4月11日

（目次）・TOP
・対面式バトルではStray Kidsが圧勝、1人3チームに投票するためファンダム規模だけでは決まらない（はず）
・第1回戦のテーマは『To The World』
・第1回戦の前半3チーム―THE BOYZ、iKON、BTOB
・Stray Kidsイベント一覧　・ Stray Kids番組情報　・ Stray Kids商品情報

K-POPの人気ボーイズグループ6組がガチのパフォーマンス対決をする音楽コンテスト番組「KINGDOM: LEGENDARY WAR」の第2回が、2021年4月8日にMnetとABEMA TVで日韓同時放送された。

今回は前回の対面式バトルの結果の全容が明かされ、「To The World」テーマのステージ・パフォーマンスを競う第1回戦の前半の3チームのパフォーマンス披露までがオンエアされた。

各チームのステージ・パフォーマンスは、いずれもプロの素晴らしいショー作品に仕上がっていた。こんな真摯な取り組みに視聴者投票で順位をつけていいのだろうか、と思わせるくらい素晴らしかった。

対面式バトルではStray Kidsが圧勝、1人3チームに投票するためファンダム規模だけでは決まらない（はず）

前回の第1回放送は、6チーム（グループ）の"対面式"パフォーマンスの順位のうち、1位・2位・6位が未発表なまま終わっていたが、第2回放送の初めに全容が明らかになった。Stray Kids（スキズ）がぶっちぎりの1位だった。なお、グローバル視聴者投票は計333万票以上を集めたという。

YouTubeの対面式パフォーマンス動画の再生回数は、Stray Kidsが断トツ1位だったので、グローバルと投票を経た順位が1位だったことに驚かなかった。意外だったのは、動画再生回数がStray Kidsに次いで多かったiKONが、6位だったことだ。

図表1 対面式のグローバル視聴者投票の結果

1位 Stray Kids　　69万971票
2位 THE BOYZ　　57万3,026票
3位 BTOB　　　　54万621票
4位 SF9　　　　　53万3,458票
5位 ATEEZ　　　　50万4,215票
6位 iKON　　　　48万9,971票

筆者はStray Kidsのファンなので、Stray Kidsの1位は嬉しいが、順位が概ね各グループのグローバル・ファンダムの規模で決まり、今後もあまり順位に変動がないとすれば、番組として面白くないし、下位チームのファンが苦痛に感じるだけだろうと思えた。

しかし、実際にはグローバル投票は1人の視聴者が3チームに投票する方式なので、1人1チームの場合のようにファンダム規模が順位に直結するわけではない。

各々の投票者（視聴者）が1番目のチームとして自分の推しグループに投票するのは当然として、それ以外の2番目と3番目のチームをどう選ぶかで、順位が思いがけない結果に至る場合もあり得る。これには2パターンが考えられる。

１つは、純粋にステージ・パフォーマンスが素晴らしかった2チームに投票するパターンだ。もう1つは、自分のチームを1位にするために、他に1位になりそうなチームを避け、下位になりそうな2チームに投票するパターンだ。

第1回戦のテーマは『To The World』

第2回放送から、正式なコンテストが始まった。第1回戦のテーマは「To The World」とされた。世界に向けて披露した歌、世界へのメッセージなどが考えられる。各チームは持ち歌から1曲選んで、「To The World」というテーマを反映させた演出のステージ・パフォーマンスを披露することになった。

合計2万点が成績で配分される。審査内容とウェイトは、（参加6チームの）自己評価が25％、プロの専門家の評価が25％、グローバル視聴者投票が40％、動画再生回数が10％とされている。

対面式バトルで1位となったStray Kidsはベネフィット1,000点と、第1回戦の各チームのパフォーマンス披露の順番を決める権利を与えられた。

各チームのオンエアされるステージ・パフォーマンスは4分間の尺で収録された映像で、ステージのセットには、決められた予算上限があった。なお、後日、この予算（日本円で約50万円相当）を守らなかったとみられるチームが出現して、他チームの事務所からクレームが入るという事態が発生している。

第2回放送では、1番目のTHE BOYZ、2番目のiKON、3番目のBTOBのステージ・パフォーマンスおよび打ち合わせや練習の風景に密着した映像が流れ、次はStray Kidsとなったところで終わった。

第1回戦の前半3チーム―THE BOYZ、iKON、BTOB

第2回放送でオンエアされた第1回戦の最初の3チームのパフォーマンス概要は以下の通りだ。いずれもプロの素晴らしいショー作品に仕上がっていた。

[1] THE BOYZ「No Air (A Song of Ice abd Fire)」

新人賞受賞時の曲で思い入れが不快。水槽の水中に服を着たまま潜って撮影し、「ちょっと溺れました」という苦労を味わったメンバーも。

「Road to Kingdom」で優勝しただけあって、見応えあるステージ演出をよく分かっている。始まりは水中の光景。なぜか火も見える。スモークの漂うステージで、最初は白い衣装でパフォーマンス（最後は黄色っぽかった）。ステージの端に炎が燃えている。造形物、映像や光なども駆使したドラマティックな豪華ステージ。首吊りの縄にぶらさがったり、妖怪？みたいなバックダンサーが表れたり、アクロバットをしたりと、次から次へと凝った演出のオンパレードだった。

[2] iKON「LOVE SCENARIO」「KILLING ME」

ものすごく真剣にステージ演出を話し合い、練習スタジオで振付などをあれこれ試した。こんな真摯なプロの取り組みに、視聴者投票で順位を付けていいのだろうか？

コートを着た男、BOBBYのソロでミュージカル風に始まり、女性ダンサーとペアで演技をしていた。男女ダンサーを従えてダンスしながら歌ったかと思うと、高い台でマイケル・ジャクソン風のソロを演じるメンバーが出現。観ていたStray Kidsが後で「LOVE SCENARIOの編曲がいい」と絶賛していた。

稲妻が走り、歌が途切れて、ステージに倒れた。サウンドが変わり、ダンサーとともにダンス。とにかくカッコいい。アクロバティックな動きも入った。燃え盛る炎とともに終わった。

[3] BTOB 「그리워하다（クリウォハダ=恋しく思う/懐かしむ） Theatre Ver.」

哀しげで美しいバラードだった。夜の森を思わせるセットで始まり、BTOBは紺の韓服風の衣装で登場。白装束の女性ダンサーたちとゆったり踊りながら熱唱。次にシルエットだけ映してダンスを見せ、素晴らしい歌唱力とラップスキルを披露した。

突然音が途切れて静寂となり、刀を抜いて殺陣が始まった。後で練習風景の映像が流れたが、相当練習を積んでいた。殺陣が終わると、男女ダンサーをバックに、夜の森のセットで再び美しい歌声で熱唱。花吹雪が舞った後、冬のような景色で終わった。

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Stray Kidsイベント情報

2020年
6/23(火) 22:00～26:00のうちの1時間程度（終了後翌日22時まで再放送）「KCON:TACT」ConcertおよびMeet & Greetに出演
9/14(月) 21:00～ YouTube Stray Kidsチャンネル & V LIVEでカムバック・ショーケース「ONLINE UNVEIL: IN生」
11/22(日) 15:00 Beyond LIVE「UNLOCK – GO LIVE IN LIFE」オンラインライブ
12/6(日)「2020 Mnet Asian Music Awards (MAMA)」
2021年
1/24(日) Stray Kids JAPAN 1st Mini Album『ALL IN』シリアルナンバー応募対象オンライントークショー、個別オンラインハイタッチ会、個別オンラインサイン会、Sony Music Shop限定特典イベント（個別ビデオ通話会）
2/20(土) 15:00～オンライン・ファンミーティング（有料）「Stray Kids 1st Fan Meeting 」（NAVER V LIVEで。チケットは2月1日15時より予約販売）
3/18(木) 19:00～日本オンライン・ファンミーティング「Stray Kids "STAYing Home Meeting" supported by au」（「smash.」アプリで配信、3月19日午前10時よりアーカイブ配信、詳細はこちら）
3/26(金) 21:00～「KCON:TACT 3」（Meet & GreetおよびConcert）
4/17(土)～5/30(日) Stray Kidsコラボレーションカフェ(全国5カ所)
(公式サイト: https://straykids-cafe.jp/)

Stray Kids番組情報

4/11(日) 13:00～14:45 スペシャプラス「K-POP M COUNTDOWN」2020年9月24日放送回（Stray Kids、THE BOYZなどが出演）
4/11(日) 16:30～17:00 Mnct「KINGDOM出演アーティストMV特集」
4/12(月) 24:00～25:00 MTV「春の主役！Stray Kidsビデオ特選」
4/13(火) 8:45～9:00 Mnet「Artist Clip 【Stray Kids】」
4/14(水) 23:15～23:30 Mnet「Artist Clip 【Stray Kids】」
4/15(木) 19:50～22:00 Mnet/ABEMA (ABEMA SPECIALチャンネル[通訳版]/K WORLDチャンネル[字幕版])「KINGDOM: LEGENDARY WAR #3」（Stray Kids、ATEEZ、THE BOYZ、iKON、SF9、BTOBが参戦、MCは東方神起）

ABEMAプレミアムならプレミアム限定作品が見放題

Stray Kids商品情報

*Stray Kidsの2020年11月4日（水）発売の日本1stミニアルバム「ALL IN」は、表題曲「ALL IN」、大ヒット曲の日本語詞バージョン「神メニュー -Japanese ver.-」「Back Door -Japanese ver.-」を含む全7曲を収録。ミニアルバム「ALL IN」はDVDおよびフォトブックA付きの初回生産限定盤A、DVDおよびフォトブックB付きの初回生産限定盤B、スペシャルZINE（メンバー手書きメッセージ付き小冊子）およびフォトブックC付きの初回生産限定盤C、CDのみの通常盤の4形態で販売。

*Stray Kidsの2020年6月3日発売の日本1stシングル「TOP -Japanese ver.-」の表題曲は日米韓で展開されるTVアニメ「神之塔 -Tower of God-」日本版のオープニング主題歌。同アニメ作品のエンディング主題歌「SLUMP -Japanese ver.-」もカップリング曲として、全形態共通で収録される。

シングル「TOP -Japanese ver.-」はDVDおよび24Pフォトブック（Type A）付き初回生産限定盤A、スペシャルZINE（メンバー写真小冊子）および24Pフォトブック（Type B）付き初回生産限定盤B、CDのみの通常盤、CDのみでオリジナル描き下ろしアニメジャケットの期間生産限定盤（アニメ盤）の4形態で販売。

初回生産限定盤AのCDには「TOP (Instrumental)」が追加収録され、DVDにはStray Kidsの日本デビューまでの軌跡を一挙VLOG化したものが、来日時オフショット、「TOP -Japanese ver.-」メイキング映像なども含め収録される。初回生産限定盤BのCDには「SLUMP (Instrumental)」が追加収録され、メンバー同士で撮り合ったフィルムカメラ写真を含むメンバー写真が付属のスペシャルZINEとして付いている。

通常盤には「TOP (Instrumental)」「SLUMP (Instrumental)」が追加収録される。期間生産限定盤（アニメ盤）には「TOP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」と「SLUMP -Japanese ver.- （『神之塔 -Tower of God-』ver.）」が追加収録される。

初回生産限定盤AおよびBに封入のシリアルナンバーで、7月24日（金祝）にパシフィコ横浜アネックスホール、7月25日（土）に大阪ハービスホールで開催予定のソロサイン会または2ショットチェキ会、もしくは全員サイン入りのポスタープレゼントの抽選に応募できる。また、初回生産限定盤AおよびBと通常盤初回仕様分にランダム封入されるトレーディングカードが「ソロハイタッチ参加権利付きカード」であった場合は、カード記載メンバーとソロハイタッチ会（日時会場未定）でハイタッチができる。

*2020年5月20日リリースの英語詞デジタルシングル「TOP -English ver.-」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP -English ver.- - Single - Stray Kids(2020/5/20)
Apple Music: TOP -English ver.- - Single - Stray Kids (2020/5/20)
Amazon: TOP -English ver.-[デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/20
レコチョク: TOP -English ver.- (Stray Kids)

*2020年5月13日リリースの韓国語詞デジタルシングル「TOP」（「TOP」「SLUMP」収録）
iTunes:TOP - Single - Stray Kids(2020/5/13)
Apple Music: TOP - Single - Stray Kids (2020/5/13)
Amazon: TOP [デジタルシングル] (Stray Kids)　2020/5/13
レコチョク: TOP (Stray Kids)

*Stray Kidsが2020年3月25日にデジタルシングル「Mixtape: On Track 」(韓国語タイトル: バカでも分かる)」をリリース。
iTunes:Mixtape : On Track - Stray Kids(2020/3/25)
Apple Music: Mixtape : On Track - Stray Kids
Amazon: Mixtape : On Track [デジタルミュージック配信] (Stray Kids)　2020/3/25
レコチョク: Mixtape: On Track (Stray Kids)

*Stray Kidsの2020年3月18日（水）発売の日本デビューアルバム「SKZ2020」（読み: スキズニーゼロニーゼロ）は、これまでのStray Kidsのすべてを盛り込んだベストアルバム。アルバム「SKZ2020」はDVD付き初回生産限定盤[2CD+DVD]、通常盤[2CD]、販売期限が2020年4月末の期間生産限定盤[CD]、2020枚限定のカセットテープの完全生産限定盤[TAPE]の4形態で販売。収録曲は初回生産限定盤と通常盤が同じ全27曲で（期間限定盤収録曲全曲を含む）、期間限定盤と完全生産限定カセット盤が同じ全14曲。

初回生産限定盤のDVDには「Stray Kids Japan Showcase 2019 “Hi-STAY”」ライブ映像と「風（Laventer）-Japanese ver.-」など3曲のミュージックビデオを収録。また、トレーディングカード1枚をランダム封入し（全5種のうち4種はカード記載メンバーとハイタッチできるユニットハイタッチ会参加権利付きカード）、シリアルナンバー（ユニットサイン会・握手会・2ショットチェキ会・スペシャルプレゼント[サイン入りポスター]のうちいずれかに応募可能）を封入する。

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