（目次）・TOP
・ボーカル審査の順位
・デビューメンバー予想（個人的希望）
・ボーカル審査個人別―映る分量が多かったのはセイタ、ハル、ユウヒ、リオ、ユウキ、エイジ、トモヤ
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第6話の
Hulu完全版が2023年8月25日（金）22時から配信された。
今回は日本（東京）合宿の個人別ボーカル審査の後半と、ボーカルの順位発表だった。以下、ネタバレに留意されたい。
ボーカル審査の順位
ボーカル審査の順位については、既に8月23日の日本テレビ系「DayDay.」で先出で全部公開されていたのでサプライズはなかったが、実際の歌唱審査シーンが新たに追加で公開された。
審査のその場で合格の証のキューブをもらえた上位4人は納得の実力者たちだったが、追加キューブ獲得の8人の中には、ビジュアルやダンススキルで既に人気があることも加味されたのではないか、と思われる参加者もいるように思えた。
図表1 日本（東京）合宿のボーカル審査の順位
1位 ソウダイ（三浦颯大、16、JYP練習生）（ダンス9位*）
2位 トモヤ（植村朋哉、16、JYP練習生）（ダンス6位*）
3位 ユウキ（西山裕貴、14）（ダンス12位*）
4位 リオ（高橋理央、14）（ダンス14位*）
5位 ハル（井上陽、16、JYP練習生）（ダンス4位*）
6位 セイタ（河嶋星太、15、JYP練習生）（ダンス17位）
7位 ユウヒ（小森優陽、15、JYP練習生）（ダンス7位*）
8位 ショウケイ（渡祥恵、15）（ダンス8位*）
9位 エイジ（伊藤瑛史、15）（ダンス1位*）
10位 ミラク（星沢弥樂、14）（ダンス5位*）
11位 ユウ（富安悠、17）（ダンス10位*）
12位 タイチ(稲垣太地、17、JYP練習生、神奈川出身)（ダンス15位）
13位 コウヘイ（永塚康平、15）（ダンス2位*）
14位 タイガ（藤牧大雅、17、JYP練習生）（ダンス13位*）
15位 タイチ（高橋泰智、15、東京出身）（ダンス11位*）
16位 ショーン（柗原翔音、17）（ダンス3位*）
17位 ケン（蘇建、15）（ダンス15位）
18位 タカオ（山口恭生、14）（ダンス19位）
19位 ユイト（榎本唯人、14）（ダンス16位）
20位 タカト（大塚天翔、18）（ダンス20位）
注: 第6話時点で上位12位までがボーカル・キューブ獲得（=合格）。5～12位は、審査のその場ではキューブがもらえなかったが、その後のトレーナー陣との評価ミーティングの結果、追加でキューブが授与された。
デビューメンバー予想（個人的希望）
ダンスとボーカルの順位が揃った段階で、筆者の個人的な希望で、デビューメンバーを7人組と想定して、挙げてみると、以下の感じだ（ポジション別に優先順位が高い候補者から挙げてみた）。
メイン/リードボーカル:
ソウダイ（三浦颯大、16、JYP練習生）、トモヤ（植村朋哉、16、JYP練習生）、ユウキ（西山裕貴、14）
メインラッパー:
リオ（高橋理央、14）
メインダンサー:
ハル（井上陽、16、JYP練習生）、エイジ（伊藤瑛史、15）
ビジュアルセンター:
ユウ（富安悠、17）
9人組の場合の追加候補：
セイタ（河嶋星太、15、JYP練習生）--ラッパー枠
ユウヒ（小森優陽、15、JYP練習生）--ビジュアル枠
次点候補:
ショーン（柗原翔音、17）--ビジュアル枠
ボーイズグループ戦国時代の日本で売れるためには、ジャニオタ狩り要員となり得るビジュアルメンバーは絶対に必要だ。嵐の松本潤に少し似ているユウ（富安悠、17）を、是非とも入れるべきだろう。ショーンもビジュアルが良く、ダンス評価も高かったが、ボーカル評価の順位が16位とかなり低く、J.Y.Parkを失望させた可能性がある。
韓国大手事務所だから、ダンスは上手にできて当たり前で、歌唱力の高いソウダイとトモヤ、ラップが上手でクールなオーラのあるリオは、グループに必要な人材だ。ユウキは子供っぽく見えるからバランスが問題かもしれないが、日本（東京）合宿は1年近く前の映像のようなので、その後成長して他のメンバーと調和するようになっていると期待しておく。
トモヤは歌もラップもダンスもできるオールラウンダーで、しかも同部屋のエイジにダンス審査の日の夜に「ヒーローインタビュー！」とおどける自撮り動画を撮っていたように、バラエティ力もありそうだ。
なお、次回のスター性評価で意外な人物が存在感を示す可能性は残っているが、ダンス審査もボーカル審査も、映る分量がなしだったりごく僅かだった参加者は、脱落した可能性が高いと思われる。
ボーカル審査個人別―映る分量が多かったのはセイタ、ハル、ユウヒ、リオ、ユウキ、エイジ、トモヤ
セイタ（河嶋星太、15）―自作ラップでリズム感を褒められる
JYP練習生。埼玉出身。元モデル。歌より自身があったダンスが17位でキューブなし。地区予選では発声の問題、力が入ってしまう問題を指摘されていた。2PMの「Only You」を選曲し、12歳の愛犬への想いを込めた自作ラップを入れて勝負した。韓国語の歌と日本語自作ラップの組み合わせだった。
J.Y.Parkは「指摘したところが、とても良くなりました。リズム感が本当にいいです。発声もとても良くなりました。でも、ラップをするまでは安定した声だったけど、ラップが終わったら、きつく力んで苦しそうに聞こえます。力を抜いた感じを維持するのが大事。音程はいいけど、アドリブの細かい音程がまだ不安定です」と評し、お手本を示した。その場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
ハル（井上陽、16）―上達を認められる
JYP練習生。大阪出身。ボーカルはJYP練習生になって初めて習った。地域予選では、J.Y.Parkに歌う時に息の量が少ないと言われた。ダンス4位でキューブ獲得。
清水翔太の「milk tea」の歌唱を披露。歌については、J.Y.Parkに「地域予選から、本当に良くなりました」「合宿中に僕が見たいのは、どれだけ早く自分の短所を補っていくかです」と褒めら、「でも体の動きが不自然です」と付け加えた。審査のその場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
ユウヒ（小森優陽、15）―声がいい
JYP練習生。和歌山出身。ダンス7位でキューブ獲得。清水翔太の「milk tea」の情感豊かな歌唱を披露。同じ歌をハルが完璧な音程で歌った直後だったので、若干の音程の粗さが気になったが、ビジュアル要員の1人なのか、オンエアされたJ.Y.Parkの評価はポジティブで、「繊細に歌う方法を知っています。声自体も本当に魅力的です」と評した。審査のその場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
タイガ（藤牧大雅、17）
JYP練習生。東京出身。ダンス13位でキューブ獲得。Stray Kids「SLUMP -Japanese ver.-」を1人で披露。J.Y.Parkは「訴える力は本当に良かったです。でもキューブを今あげることはできません」と述べた。キューブなし。
タイチ（稲垣太地、17）
JYP練習生。神奈川出身。ダンス15位でキューブなし。Tani Yuukiの「W/X/Y」の歌唱を披露。J.Y.Parkは「リズム感はほぼ1番だと思います。これだけリズムに乗れるなら」と評した。審査のその場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
ショウケイ（渡祥恵、15）
大阪出身。ダンス8位でキューブ獲得。芸能活動経験があり、ミュージカルにも出演していた。清水翔太の「HOME」の歌唱を披露。J.Y.Parkは「練習したら、もっと伸びる可能性が高いと思います」と評した。歌もダンスもこなせるが、スター性がちょっと弱いかもしれないという印象。審査のその場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
リオ（高橋理央、14）―有望ラッパー
札幌出身。声変わり中。ダンス14位でキューブ獲得。地域予選では「音程が比較的いいですし、特に声がしっかりしていて、よく通ります。声変わりの後、歌が伸びる可能性が高いと思います。声自体が魅力的です」と褒められ、「原石」と言われた。パフォーマンス前に、5分袖の黒字に鎖模様の上品そうなシャツと黒ズボンというファッションだったので、J.Y.Parkに「ファッション・スタイルがブルーノ・マーズみたいです」と言われた。
Stray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のラップ部分を自作ラップ詞にして1人で披露した。パワーがあって雰囲気も良かった。ラッパーに向いていると思えた。
J.Y.Parkは「地域予選で指摘した短所がありました。高音に上がる時、苦しそうな声が聞こえました。今日も同じ短所がありました。でも、それは声変わりだから、方法はないと思います。それ以外は、リズム感、パワー、ストーリー・テリング能力、全部凄いと思います。ラップパートの歌詞の内容もライム（韻）も全部良かったです。声変わりが終わった後が楽しみです」と褒め、その場でキューブを授与した。
ユウキ（西山裕貴、14）―声が魅力的
小柄で可愛いアイドルビジュアル。ダンス審査では12位で、ぎりぎり追加キューブ獲得。
清水翔太の「milk tea」の歌唱を披露。まだ声変わり前のような感じだったが、若く柔らかい、癒し系の歌声だった。J.Y.Parkは「ユウキ君の声はとても魅力的だから、ずっと繰り返して聴けます」と褒めた上で、「補うべき癖が1つ。自信を持ってその音程を出すべきなのに、クレッシェンドするように音を少しずつ押し出して歌い始める。これだけ直したら、すぐ伸びる可能性が高いと思います。話すように歌うことが、典型的なようにできている」と評した。キューブ獲得。
エイジ（伊藤瑛史、15）
ダンス1位でキューブ獲得。Tani Yuuki「W/X/Y」の歌唱を披露。音程もリズムも安定してとれていた。
J.Y.Parkは「ここ（肩を指す）からもっと力を抜くべきです。呼吸を下腹にだけ溜めている状態で、胸・首・肩の力を抜くべきです。でも、本当に良くなりました。そして、リズム感は素晴らしい。歌う時に自分の実際の話を伝える感じが、本当に良かったです」と評した。その場ではキューブなしだったが、審査のその場ではキューブなしだったが、トレーナー陣との評価ミーティング後に、追加でキューブが授与された。
J.Y.Parkは、発声の基本として、「胸・首・肩の力を抜くこと」「スクワットが役に立つ」と指摘して、実演した。「肛門を引き上げるイメージで、お腹の内側のほう、へその内側に引き上げる。そして、肋骨は抑えて、その状態でしゃがんで行く。立ち上がりながらまた背中に力を入れて」と解説しながら実演して見せた。
トモヤ（植村朋哉、16）―オールラウンダー
JYP練習生。福岡出身。色白面長、一重まぶたの切れ長の目。陽気。ダンス6位でキューブ獲得。ダンスは得意だが、ボーカルはJYP練習生になってから学んだ。
ラップ入りのRAIN「Switch to me (duet with J.Y.Park)」を披露。歌もラップも上手で、拍手喝采だった。J.Y.Parkはいきなりキューブを授与した。それから、「全てのメロディーの奥にはフィーリングとニュアンスがあります。トモヤ君は、メロディーとリズム感はもちろん完璧ですけど、メロディーの奥にあるニュアンスまでよく表現できるから、本当に良かったです」と絶賛し、「1つ補ってほしいのは、声が少し細すぎです」とアドバイスした。
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