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DXTEENの追加メンバー2人のバックグラウンドが判明―TO1誕生サバ番経験者とavexの優秀なダンス少年

2023年4月28日

（目次）・TOP
・LAPONE Boysの4人だけではファン数が足りない→追加メンバー選定は重要だった
・LAPONEは追加メンバー選定プロセスのドキュメンタリーを早期公開して関心を呼ぶべきだった
・谷口太一はTO1誕生の韓国サバ番に出演していた
・田中笑太郎は小2からのダンス歴、avex選抜メンバーの優秀なダンス少年だった
・谷口と田中が加わってDXTEENのダンスレベルが上がった。ではメインボーカルは？
・イベント情報　・番組情報　・商品情報

LAPONEエンタテインメント所属でJO1とINIの弟グループである6人組DXTEEN（ディーエックスティーン）が、デビューに至るまでのドキュメンタリー「DXTEEN Documentary ‘Follow Your Dream’」の第2話を、2023年4月27日にYouTubeのDXTEENチャンネルに公開した。

・YouTubeのDXTEENチャンネルに2023年4月27日に公開されたDXTEEN Documentary ‘Follow Your Dream' #2 RESTART（24分19秒）

LAPONE Boysの4人だけではファン数が足りない→追加メンバー選定は重要だった

DXTEENの6人のうち、大久保波留、寺尾香信、平本健、福田歩汰の4人は、INIを輩出したサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」（日プ2）の練習生だったので、日プ2を見ていた視聴者は覚えているはずだ。特に、大久保と寺尾はファイナリストで、惜しくもINIの11人のメンバーになれなかった練習生として、記憶に残っていた。

この4人はオーディションから数カ月後に“LAPONE Boys”と呼ばれるLAPONEの練習生になり、2022年1月下旬頃から韓国でトレーニングを積んでいたことは、把握されていた。彼らは時々動画コンテンツを発信していたので、ダンスのスキルがオーディション当時から大幅に向上したことは、ダンス経験のない筆者にもよく分かった。

ただ、彼ら4人は日プ2で、視聴者による人気投票でTOP11に入れなかったから、INIとしてデビューできなかったことは、紛れもない事実だ。当然ながら、日プ2の視聴者のうち彼ら4人のファンの数は、INIのファンの数よりもかなり少なかった。

このまま4人だけでデビューしても、ファン数がINIに比べて非常に少ないから、売上もかなり少なくなってしまう。だから、4人だけでのデビューはあり得ないと思われていた。この4人にプラスの効果をもたらす追加メンバーが必要と思われた。追加メンバーにはプレッシャーがかかることになるが･･･。

LAPONEは追加メンバー選定プロセスのドキュメンタリーを早期公開して関心を呼ぶべきだった

先に4人のデビューが確定していて、追加メンバーを選定する、というパターンは、実はつい最近他の事務所であった。HYBE LABELS JAPANから2022年12月にデビューした9人組多国籍ボーイズグループ・＆TEAM（エンティーム）だ。

＆TEAMは2020年の韓国の大型サバイバル・オーディション「I-LAND」に参加していた4人と、新たに実施されたオーディション番組「＆AUDITION」で選抜された追加メンバー5人のグループだ。

「＆AUDITION」はファイナルまで練習生11人の脱落はなく（だから視聴者には退屈な面もあったが）、ファイナルでいきなり5人だけ合格・デビューとなった。グローバル視聴者投票が実施されていたから、既にオーディション中から、練習生たちは関心を集めていた。

このグローバル視聴者投票は参考データの位置付けで、5人の合格者は、プロデューサー陣が選んだ。元々いた4人にないものを補うことができて、かつ彼らと調和できる5人が選ばれた、絶妙の人選だった、と筆者は思っている。

このような＆TEAMの経験があったから、DXTEENの追加メンバーの谷口太一と田中笑太郎の2人の選出の経緯が明かされなかったことが、筆者個人的にはずっと引っかかっていた。彼らは何者？何で彼らが選ばれた？

2023年2月14日にDXTEENのお披露目会見があった後も、2人が選ばれた経緯が何も説明されず、そのままDXTEENは3月8日にデビュー曲「Brand New Day」のミュージックビデオ（MV）を公開し、4月15日にはNHK「Venue 101」に出演して、音楽番組初出演を果たした。

ちなみに、DXTEENとほぼ同時期にデビューする、BMSGのBE:FIRSTの弟グループ・MAZZELのメンバー決定の経緯については、オーディション番組こそなかったものの、YouTubeのドキュメンタリー動画が何回にもわたるシリーズで公開された。このため、兄グループ・BE:FIRSTのファンの関心を集めることに成功していた。

DXTEENの追加メンバー2人の選定だけが、知らない間にブラックボックスで決まったみたいな感じがして、正直筆者は困惑した。

谷口と田中が選抜されるプロセスをほぼリアルタイムでドキュメンタリー化して公開していれば、デビュー会見までに関心を集めて、新たなファンを呼び込めたかもしれないのに。LAPONEの運営は、こういうところが下手だと思った。

日プ2に出ていた4人は当時からのファンが付いているが、谷口と田中はファンがほぼいない状態からのスタートになってしまう。

谷口太一はTO1誕生の韓国サバ番に出演していた

前置きが長くなったが、ようやく、お披露目会見から2カ月半後、CDデビューの5月10日の約2週間前の4月27日になって、追加メンバーの谷口太一と田中笑太郎の人物像について、「DXTEEN Documentary ‘Follow Your Dream’」の第2話で公開された。遅かったけど、公開されて良かった。

谷口太一（20）は2月の結成・デビュー会見の際にネットメディアに、韓国の事務所で練習生の経験がある、と報じられていた。

今回さらに分かったのは、LAPONEの韓国側の親会社であるCJ ENMの傘下の事務所・WAKEONE所属のボーイズグループ・TO1（当初名はTOO）が誕生した2019年末のデビュー・サバイバル番組「TO BE WORLD KLASS」に出演していたが、惜しくもデビューを逃した経験があった、ということだ。

2019年というとJO1が誕生した日プ1の時期だから、かなり前だ。当時のサバ番での谷口を覚えている（韓国の）視聴者にはほとんど期待できないが、その後谷口は練習生として経験を積んだから、確かな実力はあるのだろう。

はっきり言って、TO1は韓国であまり売れておらず苦戦しているので、谷口はむしろDXTEENとしてデビューできて、日本で吉本興業の営業力のおかげでいろいろな機会が得られて、良かったのではないか。

谷口本人は、LAPONE Boysだった4人との初対面の際に、ダンスの担当だと自己紹介していた。韓国での練習生生活が長い谷口が、グループのダンスを牽引してくれることが期待できる。

田中笑太郎は小2からのダンス歴、avex選抜メンバーの優秀なダンス少年だった

もう1人の田中笑太郎（17）は、最年少メンバーながら、小学校2年からというダンス歴はLAPONE Boysの4人よりもかなり長い。しかも、田中はavex dance master OFFICIAL TEAMに選抜された優秀なダンス少年だった、と判明した。

LAPONE Boysに紹介された当初の映像での田中は、普通の高校生の黒い短髪だった。今の茶髪・化粧のスタイリングが悪いというわけではないが、普通の高校生の髪型で素朴で爽やか活発な雰囲気の少年・田中も、なかなか良かった。

谷口と田中が加わってDXTEENのダンスレベルが上がった。ではメインボーカルは？

ということで、ダンスが得意な谷口と田中が加わったDXTEENは、LAPONE Boysの4人だけだった時よりも、グループのダンスのレベルが上がり、4人に良い刺激をもたらした。これは良かった。JO1には川尻蓮、INIには木村柾哉・西洸人といったプロダンサー経験のあるダンスの達人がいて、LAPONE Boysの4人だけではダンスで見劣りしかねなかった。

ただ、率直なところ、DXTEENのメイン・ボーカルは誰なんだろう？ JO1には河野純喜、INIには藤牧京介・髙塚大夢のような、グループの武器となるメインボーカルがいるのだが･･･。

DXTEENが公開している「Brand New Day」と「Come Over」のMVもしくはパフォーマンス・ビデオを見る限り、誰がメインボーカルか分からなかったし、そもそもメインボーカルの聴かせどころとなるキリングパートもないような気がした。

メインボーカルが、今後のDXTEENの課題かもしれないが、まだみんな若いから、今後も歌唱力が伸びて、そのうち誰がメインボーカルか、はっきりしてくると期待したい。

*DXTEENイベント情報

3/8(水) 19:00 プレデビュースペシャルイベント「Hello! DXTEEN」@公式YouTubeチャンネル（ https://www.youtube.com/@DXTEEN ）
3/28(火) 18:00頃「VILLAGE STARTING LIVE! 直前スペシャルショー」＠エスコンフィールドHOKKAIDO（北海道北広島市Fビレッジ1番地）（チケット販売サイト: https://ticket.fighters.co.jp ）
4/14(金) DXTEENデビューシングル「Brand New Day」リリース記念イベント「Say Hello! DXTEEN」＠東京・池袋サンシャインシティ噴水広場
4/23(日) DXTEENデビューシングル「Brand New Day」リリース記念イベント「Say Hello! DXTEEN」＠大阪あべのキューズモール3Fスカイコート
4/30(日) DXTEENデビューシングル「Brand New Day」リリース記念イベント「Say Hello! DXTEEN」＠東京ららぽーと立川立飛2Fイベント広場
5/4(木祝) 14:30～「Rakuten GirlsAward 2023 SPRING/SUMMER」＠東京・国立代々木競技場第一体育館（INI、DXTEENが出演。大久保波留と福田歩汰はランウェイにも登場）
5/6(土) DXTEENデビューシングル「Brand New Day」リリース記念イベント「Say Hello! DXTEEN」＠ららぽーと横浜１階セントラルガーデンKiLaLa
5/13(土) 「KCON 2023 JAPAN」＠千葉・幕張メッセ国際展示場（兄グループ・JO1も同じ日に出演）
5/14(日) 11:00～「DERAMHACK Japan 2023」＠千葉・幕張メッセイベントホール
5/19(金) 「DXTEEN DEBUT SINGLE『Brand New Day』SHOWCASE」東京公演
5/20(土) 16:30～「MTV LIVE MATCH 2023.05.20」＠横浜・ぴあアリーナMM（DXTEEN、7ORDERらが出演）
5/26(金) 「DXTEEN DEBUT SINGLE『Brand New Day』SHOWCASE」大阪公演
5/30(火) 18:30～「LAPOSTA 2023」＠東京・有明アリーナ（JO1、INI、DXTEENが出演）（ライブビューイングあり）
5/31(水) 18:30～「LAPOSTA 2023」＠東京・有明アリーナ（JO1、INI、DXTEENが出演）（ライブストリーミングあり）
6/18(日) 18:00 「2023 DREAM CONCERT in JAPAN: Hello, My Friends!」＠さいたまスーパーアリーナ（INI、DXTEEN、AB6IX、CLASS:y、ジェジュン、ジュンス、キム・ジェファンなどが出演）

番組情報

4/29(土) 20:45～21:30 NHK Eテレ「沼にハマってきいてみた」（大久保波留が出演）
5/14(日) 26:00～28:00 TOKYO FM「DXTEENのHello Talk!」

商品情報

*オリコンでは「積み」の間引きを行っていて1人3枚上限となっているので、確実にカウントされるために、1会計3枚以内に分けることを推奨したい。

*DXTEENの2023年5月10日（水）発売のデビューシングル「Brand New Day」は、最初の一歩を踏み出す胸の高鳴りを描くレトロポップサウンドのタイトル曲「Brand New Day」、JO1の川尻蓮が振付を担当したヒップホップ・ナンバーの「Sail Away」を含む全4曲を収録。

CDシングルはDVD付き初回限定盤A、DVD付き初回限定盤B、CDのみの通常盤の3形態で販売。カップリング曲の組み合わせは、各形態ごとに異なる。全形態の初回プレス分に、応募抽選券（シリアルナンバー）1枚とトレーディングカード1枚（各形態ごとに異なりランダム1枚）が封入される。

初回限定盤Aのカップリング曲は「Unlimit」「Sail Away」で、「Sail Away」インストバージョンも収録し、DVDには「DXTEENの旅6（たびログ）#1」を収録し、トレーディングカードは初回限定盤Aver15種から1種ランダム封入。初回限定盤Bのカップリング曲は「Unlimit」「Come Over」で、「Come Over」インストバージョンも収録し、DVDには「DXTEENの旅6（たびログ）#2」を収録し、トレーディングカードは初回限定盤Bver15種から1種ランダム封入。通常盤のカップリング曲は「Unlimit」で、「Brand New Day」と「Unlimit」のインストバージョンも収録し、トレーディングカードは通常盤ver32種から1種ランダム封入。

応募抽選券（シリアルナンバー）を用いて、関東・関西でオフライン開催のメンバー全員サイン会抽選招待、メンバー個別トーク会抽選招待、メンバー全員お見送り会先着順招待、メンバー個別オンラインオンライン会またはオンライントーク会の抽選招待に応募できる（詳細はこちら）。

2023年3月8日（水）18:00～4月10日（月）23:59にタワーレコードオンライン、HMV＆BOOKS online、UNIVERSAL MUSIC STORE、Amazon.co.jp、楽天ブックス、DXTEEN OFFICIAL STORE（FC会員限定）でエントリーコード付き商品を予約し決済すると、エントリーコード1件ごとに5月19日（金）東京、5月26日（金）大阪で開催の「DXTEEN DEBUT SINGLE ‘Brand New Day’ SHOWCASE」の抽選招待に応募できる。Amazon.co.jp以外の5ストアでは、3形態セット予約でエントリーコードが4件付く（詳細はこちら）。

ストアごとに異なる先着外付け特典がある。1形態購入で、Amazon.co.jpでは同形態絵柄のメガジャケ、タワーレコードでは学生証トレカ（ソロ全6種から1種ランダム）、HMV・Loppiではクリアトレカ（ソロ全6種から1種ランダム）、TSUTAYAではL判生写真（ユニット全3種から1種ランダム）、楽天ブックスではPPマルチケース（ソロ全6種から1種ランダム）が付く。

*書籍
Anazon: my HERO vol.04 (表紙: 川西拓実, DXTEEN) 2023/5/26
楽天ブックス: my HERO vol.04 (表紙: 川西拓実, DXTEEN) 2023/5/26
Amazon: ar（アール） 2023年6月号 (DXTEEN) 2023/5/12
楽天ブックス: ar（アール） 2023年6月号 (DXTEEN) 2023/5/12
Amazon: 日経エンタテインメント！ 2023年6月号 (表紙巻頭: MAZZEL, DXTEEN) 2023/5/2
楽天ブックス: 日経エンタテインメント！ 2023年6月号 (表紙巻頭: MAZZEL, DXTEEN) 2023/5/2
Amazon: B-PASS 2023年6月号 (表紙: DXTEEN) 2023/4/27
楽天ブックス: BACKSTAGE PASS (バックステージ・パス) 2023年 6月号 (表紙: DXTEEN) 2023/4/27

DXTEEN/ LAPONE BOYSの記事:

2023年4月27日付　JO1、INI、DXTEENが6月たまアリ『DREAM CONCERT in JAPAN』出演決定/ INIの歌割の決め方
2023年4月26日付　DXTEENデビュー決定に至るドキュメンタリー公開開始/ ライブイベントに次々と出演
2023年4月18日付　JO1・INI・DXTEEN合同ライブ『LAPOSTA 2023』開催決定！楽しみ！コラボに期待/ オンリーは･･･
2023年4月16日付　JO1・INIの弟分DXTEENが『Venue 101』初出演、JO1川尻・與那城、INI木村・松田からの質問に答える
2023年4月9日付　JO1・INI弟分DXTEENとBE:FIRST弟分MAZZELが4月15日『Venue 101』初出演決定
2023年4月8日付　INIとDXTEENが5月4日『ガルアワ 2023 SS』出演決定/ DXTEENがANAコラボに大抜擢
2023年4月5日付　2023年は新人ボーイズG続々誕生も小粒（’21年組が凄すぎた）―Travis Japan, &TEAM, DXTEEN, MAZZEL, XY
2023年3月27日付　『KCON 2023 JAPAN』ラインナップ―ボイプラ！XG！I-LAND組とENHYPEN/＆TEAM！JO1/ INI/ DXTEEN
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2023年3月7日付　JO1＆INI弟グルDXTEENデビュー曲『Brand New Day』配信開始/ INI出演イベント直前ショー出演決定
2023年2月14日JO1・INI弟分DXTEEN 2023年5月10日デビュー決定、ラポネボーイズら―甘くない、ファミリー売り必須
2022年10月3日付　OCTPATHがKCONメッセージ/ LAPONE BOYSがSNS全休止/ Maison Bクラファン/『僕デビュ』韓国自転車旅
2022年8月3日付　LAPONE BOYSのYouTube休止とONE PLANET AUDITION/ 僕デビュ4人チーム名『FORS』/ TO1売上速報
2022年4月24日付　OCTPATH冬馬が活動休止/ LAPONE BOYSがセブチ『HIT』ダンスカバー、WAKE ONEスタジオで
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2022年2月6日付　JO1先輩にLAPONE BOYSが対面/ LAPONE社長の日経エンタ・インタビューの注目点
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2022年1月27日付　OCTPATH『Be with you』―高い歌唱力/ LAPONE BOYSキリパチャレンジ/ 小池俊司・福田翔也のBTSジミン『LIE』
2021年12月26日付　LAPONE BOYS大久保波留、寺尾香信、平本健、福田歩汰のドキュメント動画が日プ2映像満載で充実・泣ける
2021年12月18日付　JO1・INIの事務所LAPONEが練習生制度を導入、既に日プ2出身大久保波留ら4人が所属

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