(目次)・TOP
・17組参加の豪華オープニングショー『RYDEEN REBOOT』が素晴らしかった
・ちゃんみなのステージが凄すぎ、日本版レディー・ガガ的パフォーマーになれそう
・ちゃんみなプロフィール―26歳日韓ハーフ、夫と子供あり、新しい学校のリーダーズ・MIZYUと幼馴染
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」では、ノミネート・アーティストによる素晴らしいステージ・パフォーマンスの披露もあった。圧倒的な実力・ステージ掌握力という点では、皆さんさすがで、素晴らしかった。
筆者個人的には、ファンである藤井風やMrs. GREEN APPLEやYOASOBIなどのステージにも、もちろん釘付けになった(藤井風については2025年5月23日付「藤井風『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で『最優秀アルバム賞』受賞登壇/『満ちてゆく』ピアノ弾き語り」を参照)。
さらに予想外に凄くて印象に残ったのが、17組による豪華オープニングショー「RYDEEN REBOOT」と、ちゃんみなのスペシャル・ステージだった。
ちゃんみなは歌、ラップ、ダンスの実力とステージ掌握力を備えたエンターテインナーで、音楽ジャンルは違うが、日本版レディー・ガガ的パフォーマーになれそうな気がする(ただし、ちゃんみなのニックネームは「練馬のビヨンセ」だった)。
17組参加の豪華オープニングショー『RYDEEN REBOOT』が素晴らしかった
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」のステージ・パフォーマンスで、予想外に凄かったものの1つは、17組のアーティストが参加した、5月22日のオープニングショー 「RYDEEN REBOOT」だった。「RYDEEN」はYello Magic Orchestra(YMO)の代表曲だ。
事前収録だったと思うが、「NHK紅白歌合戦」での豪華ステージに匹敵する、観応え抜群のエンターテインメント・ショーだった。
17組によるレッドカーペット上からのリレー・パフォーナンスの冒頭で、Perfumeが和傘を持って登場したように、和の要素も盛り込んであって、国際音楽賞にふさわしかった。
参加アーティスト(登場順):
Perfume、砂原良徳、STUTS、ちゃんみな、Number_i、Vaundy、初音ミク、角野隼斗、千葉雄喜、細川たかし、山口一郎(サカナクション)、FRUITS ZIPPER、CUTIE STREET、10-FEET、新しい学校のリーダーズ、YUKI、岡村靖幸
・YouTubeのMUSIC AWARDS JAPAN/CEIPAチャンネルに2025年5月22日公開されたのオープニングショー 「RYDEEN REBOOT」 YMO | MUSIC AWARDS JAPAN 2025(5分18秒)
ちゃんみなのステージが凄すぎ、日本版レディー・ガガ的パフォーマーになれそう
もう1つ、度肝を抜かれたのが、ちゃんみなのスペシャル・ステージだった。
歌、ラップ、ダンスの実力の高さにも驚いたが、アクロバティックな動きを含む、度肝を抜く凄い演出でのステージ掌握力、エンターテインメント性にも感動した。
ステージ冒頭で、ちゃんみなは、シャンデリアと蝋燭のある昔のヨーロッパの大広間みたいなセットの中で、天井から吊り下げられた高い位置の輪に腰かけて登場した。
少し離れた両脇のポールダンサーと一緒に、ポールダンス的なことをしながら、代表曲の1つの「ハレンチ」を歌い始めた。歌が上手なことにも驚いた。
ちゃんみなは地上に降りると、大勢のダンサーと椅子を使ったダンス・パフォーマンスをひながらど迫力で「KING」を熱唱し、ダンサーが組んだやぐらの上に乗って、アクロバティックなこともした。
人気曲「美人」のパフォーマンスでは、床で両脚を180度開脚する場面もありつつ、確かな歌唱力で熱唱した。
最後の曲のテクノロック調の「WORK HARD」では、ダンサーたちとスポーツジムのランニング・マシーンで走りながら歌った。鬼気迫る声で「自分の人生、自分でやって!」と熱唱し、凄かった。終わった直後にMCの菅田将暉が「カッケー!、すごいエネルギー」と称賛した。
・YouTubeのMUSIC AWARDS JAPAN/CEIPAチャンネルのちゃんみな「ハレンチ」ショート動画
・YouTubeのMUSIC AWARDS JAPAN/CEIPAチャンネルのちゃんみな「KING」ショート動画
・YouTubeのMUSIC AWARDS JAPAN/CEIPAチャンネルのちゃんみな「美人」ショート動画
・YouTubeのMUSIC AWARDS JAPAN/CEIPAチャンネルのちゃんみな「WORK HARD」ショート動画
筆者としては、ちゃんみなが、歌もラップもダンスも、ステージ掌握力も、こんなに上手だと、初めて知った。しかも、作詞を中心に楽曲も自分で作っている。
ちゃんみなは、今後良い楽曲を作れれば、音楽ジャンルは違うが、日本版レディー・ガガ的なパフォーマーになれるのではないか、と思った(ただし、ちゃんみなは「練馬のビヨンセ」のニックネームがあった)。
ちゃんみなプロフィール―26歳日韓ハーフ、夫と子供あり、新しい学校のリーダーズ・MIZYUと幼馴染
ちゃんみなは日韓ハーフで、1998年10月14日生まれで、まだ26歳だが、2025年1月にファイナルを迎えた大人気オーディション番組「No No Girls」および同番組で誕生したガールズグループ・HANAのプロデューサーでもある。
ちゃんみなは私生活では、韓国人ラッパーの夫(ASH ISLAND)がいて、昨年出産した女の赤ちゃんの母親でもある。
ちゃんみなは幾つものガールズグループ・オーディションに落ちた後、18歳だった2016年に出場した「第9回高校生RAP選手権」で注目され(2回戦敗退)、2016年4月にインディーズ・配信デビュー、2017年3月にメジャーデビュー。
「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」に出演していた、新しい学校のリーダーズのメンバーのMIZYUは、ちゃんみなの幼馴染だ。
MIZYUはMC・菅田将暉によるインタビューで「みなとの出会いは3歳でした。保育園の時から、中身は本当に変わらない。地元のノリでずっと喋ってるんですけど、ステージを観るとカッコいいなと思って」と語っていた。
*「MUSIC AWARDS JAPAN 2025」に関する記事:
2025年5月24日付 『MUSIC AWARDS JAPAN』は日本レコード大賞と棲み分け、韓国音楽賞を凌駕しアジアを代表する国際音楽賞に
2025年5月23日付 藤井風『MUSIC AWARDS JAPAN 2025』で『最優秀アルバム賞』受賞登壇/『満ちてゆく』ピアノ弾き語り
2025年5月23日付 aespa『Supernova』、NewJeans『Ditto』受賞―アーティストら5000人が選ぶMUSIC AWARDS JAPANの意義
2025年5月23日付 Number_i『MUSIC AWARDS JAPAN』2冠/ レカペで中島健人よりインタビュー/オープニングショー出演
[PR]