Da-iCEの『NHK紅白歌合戦』初出場内定！日本が誇る4オクターブボーカル、長い下積みを経験

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・Da-iCE経歴―2011年結成、事務所のサポートなしで長い下積み・極貧生活を経験
・2021年に大ヒット曲＆代表曲『CITRUS』で『日本レコード大賞』受賞、広く世に認知される
・商品情報＋最近の記事リスト

エイベックス・マネジメント所属の5人組ダンス＆ボーカルグループ・Da-iCE（ダイス）が、2024年大晦日19:20～の「第75回NHK紅白歌合戦」に初出場することが内定した。おめでとうございます！

このニュースは2024年11月11日11:00に、スポニチ・アネックスで配信された（「『Da―iCE』初紅白　メジャーデビュー10周年でついに『「I　wonder』4カ月でサブスク1億回」）。NHKは例年、「紅白歌合戦」の初出場歌手の正式発表前に、1社にだけにスクープさせて、内定情報を小出しにしている。

Da-iCE経歴―2011年結成、事務所のサポートなしで長い下積み・極貧生活を経験

Da-iCEは2011年1月に結成され、2012年12月のインディーズデビューを経て、13年、2014年1月にメジャーデビューを果たした。

しかし、日本が誇る4オクターブの実力派ボーカルにもかかわらず、長い下積み時代を経験した。これは、旧ジャニーズ事務所へのテレビ局への忖度もあって、音楽番組にもなかなか出演できなかったことも一因だ。

2024年10月4日深夜の日本テレビ系「バズリズム02」にトークゲストとしてDa-iCEが出演した際に、花村想太は、Da-iCEのメンバーを集めた初代マネージャーが「予算がない平社員だった」ため、事務所のサポートがない状態で活動を始めた、と振り返った。

Da-iCEは2012年に、事務所の先輩のAAAのツアーのオープニングアクトとして出演したが、メンバーは服も私服を自腹で買わなければならず、貧乏生活だった。

特に、北海道出身の工藤大輝と兵庫県出身の花村想太は一人暮らしで、家賃もまともに払えないほど困窮していて、数百万円の借金を抱えていたという。

2021年に大ヒット曲＆代表曲『CITRUS』で『日本レコード大賞』受賞、広く世に認知される

才能がある彼らが世に広く知られるようになったのが、2021年に、日本テレビ系ドラマ「極主夫道」の主題歌「CITRUS」で、「日本レコード大賞」を受賞したことがきっかけだった。

筆者は「レコ大」の生放送を観ていたが、まさか自分たちが受賞すると思わず、メンバーは驚いて「マジか」とつぶやいていた。

必然的に、当時のDa-iCEは世間的な知名度がなかったから、知らない人からは当初、エイベックスのゴリ押し、みたいに言われた。

しかし、奇跡のボーカルの実力が知られるようになると、批判は沈静化した。世に知られるべき才能だ、と認められるようになったからだ。

その後は、Da-iCEが徐々に地上波テレビでパフォーマンスを披露する機会が増え始め、2023年の旧ジャニーズ事務所の性加害問題表面化によるジャニーズ忖度後退も、Da-iCEの出演機会の増加につながったようだ。

2024年4月に配信リリースした花村想太が作詞作曲、工藤大輝が作詞を担当したTBSドラマ「くるり～誰が私と恋をした？～」の主題歌「I wonder」が、2024年の大ヒット曲となった。

同曲は4カ月でストリーミング1億回を記録し、「音が止まった」の歌詞に合わせて、体の動きを止めるキャッチーな振付も話題になり、TikTokでのダンスチャレンジがバズった。

Da-iCEはNHKの中高年向け歌番組「うたコン」にも出演実績があり、初出場の条件（実績、世論の支持、NHKへの貢献など）をクリアしているはずだ。

商品情報

*Da-iCEの2024年10月2日（水）発売のアルバム「MUSi-aM」（ミュージアム）は、花村想太が作詞作曲、工藤大輝が作詞を担当したTBSドラマ「くるり～誰が私と恋をした？～」の主題歌「I wonder」、TVアニメ「FAIRY TAIL 100年クエスト」オープニングテーマ曲「Story」を含む全16曲を収録。