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・ボーイズ/ガールズG最上位はNumber_i『GOAT』、ILLITとME:Iもデビュー曲が大ヒット
ビルボ―ド・ジャパンが2024年上半期ランキングを2024年6月7日に発表した。総合ソングチャートのBillboard JAPAN Hot 100の1位は、大方の予想通り、Creepy Nutsの「Bling-Bang-Bang-Born」だった。
ダンス＆ボーカルグループ、つまりボーイズグループまたはガールズグループだけに限って見ると、ストリーミングに強いグループがランクインしている（図表1参照）。2023年10月以降にリリースされた曲だけで見ると、Number_i、LE SSERAFIM、ILLIT、ME:I、BE:FIRST、TWICEの楽曲が100位以内にチャートインした。
ボーイズ/ガールズG最上位はNumber_i『GOAT』、ILLITとME:Iもデビュー曲が大ヒット
最上位はTOBEのNumber_iが1月1日に配信リリースした「GOAT」の11位で、他を大きく引き離した。デビュー曲の爆売れだ。凄い！
国内男性アイドルグループはCD売上に強いがストリーミングに弱いという定説を、Number_iは覆した。 Number_iの場合、ファン数が多く、ファンの熱量も高いことが強みだ。さらに、「GOAT」の場合は、中毒性のある楽曲がウケて、ファン以外にもストリーミングで幅広く聴いてもらえたと思われる。
これに続くのが、K-POPのHYBEのSOURCE MUSICのガールズグループ・LE SSERAFIMの2023年10月リリースの「Perfect Night」だった。
以下、2023年10月以降にリリースされた曲に絞って見てみると、次に高い順位だったは、K-POPのHYBEのBELIFT LABのキュートな新人ガールズグループ・ILLIT（アイリット）が3月25日にリリースした「Magnetic」だった。これもデビュー曲の爆売れだ。
その次は、「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」（日プ女子、日プガールズ）で誕生したガールズグループ・ME:I（ミーアイ）のデビュー曲「Click」が59位につけている。国内ガールズグループでは、これが最高順位だ。ME:Iのみなさん、LAPONEさん、日プ女子とデビューの大成功、おめでとうございます！
国内ボーイズグループで、Number_iに次ぐ高い順位につけたのが、BE:FIRSTの「Masterplan」の61位だ。BE:FIRSTはデビューから一貫してストリーミングに強い。
あとは、K-POPガールズグループのLE SSERAFIMの「EASY」が88位、JYPのTWICEの「ONE SPARK」が90位にランクインした。
図表1 ビルボード2024年上半期 JAPAN Hot 100: TOP5とボーイズ/ガールズグループのランクイン曲（カッコ内はリリース日）
1位 Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」（1月7日）
2位 tuki.「晩餐歌」（2023年9月）
3位 YOASOBI「アイドル」（2023年4月）
4位 Ado「唱」（2023年9月）
5位 Mrs. GREEN APPLE「ケセラセラ」（2023年4月）
11位 Number_i「GOAT」（1月1日）
19位 LE SSERAFIM「Perfect Night」（2023年10月）
26位 ILLIT「Magnetic」（3月25日）
31位 JUNG KOOK「Seven (feat. Latto)」（2023年7月）
51位 NewJeans「Ditto」（2022年12月）
59位 ME:I「Click」（3月25日先行配信）
61位 BE:FIRST「Masterplan」（4月22日先行配信）
64位 新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」（2020年）
68位 NewJeans「OMG」（2023年1月）
77位 NALALA「&ME」（2023年 日プ女子課題曲）
88位 LE SSERAFIM「EASY」（2月19日）
90位 TWICE「ONE SPARK」（2月23日）
94位 NewJeans「ETA」（2023年7月）
注: 集計期間は2023年11月27日（月）～2024年5月26日（日）
出所: ビルボード・ジャパン
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