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FANTASY BOYS離脱ジュンウォンが7月に日本ファンミ開催、3億円損害賠償訴訟弁論は6月27日

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個人的感想―ジュンウォンのFANTASY BOYS復帰は無理、損害賠償金を稼ぐためのファンミ開催を認め和解すべき
これまでの経緯―マネジメント委託先と契約せず離脱も、制作会社との専属契約効力は継続、6月27日に損害賠償弁論

2022年の「&AUDITION」を経て2023年の「少年ファンタジー」で視聴者投票1位でFANTASY BOYSとしてデビューを確定したが離脱してしまったユ・ジュンウォン(Yu Junwon)が自身のインスタグラムの2024年5月29日の投稿で、7月に日本で自身のファンミーティングを開催することを告知した。

具体的には、2024年7月5日(金)の15:00と19:00に横浜のKT Zepp Yokohamaで、7月7日(日)の15:00と19:00に大阪のZepp Nambaで、ファンミーティング「YU JUNWON Fan Meeting in Japan」を開催する。チケットはRakuten チケットで取扱中だ。

ジュンウォンのダンス動画を見ると、キレとしなやかさがあって魅力的だ。ただ、ジュンウォンは喋りが苦手なのに、どうやってワンマンショーを成立させるのだろう。・・・などと言っている場合ではない。

「少年ファンタジー」の番組制作会社のPHUNKY STUDIO(ファンキー・スタジオ)は、自社とユ・ジュンウォンの専属契約の効力は維持されているとの立場なので、ジュンウォンが無断で日本でイベント開催を告知したことに、契約違反だと怒り心頭で、法的措置をとるという。

一方、同社がユ・ジュンウォンに対して起こした3億円の損害賠償請求の第一回弁論が、6月27日に開かれる。

個人的感想―ジュンウォンのFANTASY BOYS復帰は無理、損害賠償金を稼ぐためのファンミ開催を認め和解すべき

筆者個人的には、これだけ問題がこじれて信頼関係が崩壊した以上、ジュンウォンがFANTASY BOYSに戻る可能性はもはやゼロであり、番組制作会社はジュンウォンへの損害賠償訴訟に集中するしかないと思っている。ジュンウォンの日本ファンミ開催を阻止して、FANTASY BOYSに戻って来させても、今さら元さやで仲良くやって行けるとは思えない。

この損害賠償訴訟の第一回弁論が6月27日に開かれるが、ジュンウォンが無断で日本ファンミ開催を告知したことで、ジュンウォンが不利になる可能性が上がりそうな気がする。

しかし、ジュンウォンが3億円もの損害賠償を支払わなければならないとなると、お金が必要だ。

マネジメント契約で両親を巻き込んで騒動を起こしたため、今さら他の芸能事務所には拾ってもらえないだろうから、ジュンウォンが自分で稼ぐしかない。今回急いで日本でのファンミ開催に踏み切ったのも、まだ日本に自分のファンがいるうちに、稼ぎたいからだろう。

筆者個人的には、こうなったらもう金銭的な損害賠償での解決しかないから、ジュンウォンの賠償の資金稼ぎのための日本ファンミを認める方向で、和解交渉するのが現実的だと思うのだが・・・。

これまでの経緯―マネジメント委託先と契約せず離脱も、制作会社との専属契約効力は継続、6月27日に損害賠償弁論

ユ・ジュンウォンは2022年のHYBE LABELS JAPANの「&AUDITION」で&TEAMとしてのデビューを逃した後、韓国MBCのサバイバル・オーディション番組「少年ファンタジー」の2023年6月のファイナルで視聴者投票1位を獲得し、FANTASY BOYSとしてデビューが決定した。

しかし、「少年ファンタジー」の番組制作会社のPHUNKY STUDIO(ファンキー・スタジオ)からマネジメントを委託されたPocket Dollスタジオとの契約で、両親を巻き込んだ契約内容の交渉で揉め、契約しないまま、8月23日にFANTASY BOYSから離れた。

離脱の際に、ユ・ジュンウォン側は代理人弁護士を通じてPocket Dollスタジオに、契約を締結しないと通知するとともに、専属契約効力停止仮処分の申請を裁判所に提出した。

ユ・ジュンウォンが契約しなかった理由については、会社側は、収益分配率の引き上げを両親主導でユ・ジュンウォン側が要求したからだと述べた。しかし、ユ・ジュンウォン側は、収益の問題ではなく、交渉の過程で会社との信頼関係が崩れたからだ、と述べた。

番組制作会社のPHUNKY STUDIOは2023年9月13日に、ユ・ジュンウォンに対して、30億ウォン(約3億4,000万円)の損害賠償請求の訴訟を起こした。第一回弁論は、2024年6月27日(木)に開かれる。

ジュンウォン側が裁判所に提出していた専属契約効力停止仮処分申請は、2023年11月24日に棄却された。

FANTASY BOYSのマネジメントをPHUNKY STUDIOから委託されたPocket Dollスタジオは2024年12月に、ジュンウォンがFANTASY BOYSの日本でのコンサート前に戻って来れば、一緒に活動し、制作会社のPHUNKY STUDIOを説得して訴訟を取り下げ、ジュンウォン側の弁護士費用も負担する、と述べた。

こうした“温情”発言をせざるをえなかったのは、FANTASY BOYSから一番人気のあったジュンウォンが離脱したことが、売上への痛手になったからだと思われる。

しかし、ジュンウォンが戻って来ることはなく、FANTASY BOYSの日本でのコンサート・ツアー「FANTASY BOYS ZEPP TOUR 2024 -First Love-」は、2024年5月25日に開幕し、6月4日に完走となった。

ジュンウォンはFANTASY BONSの日本ツアーの最中の5月29日に、自身のインスタグラムで、日本でのファンミーティング開催を告知した。

その翌日の5月29日に、怒り心頭の制作会社のPHUNKY STUDIOは、同社に無断でのイベント開催は契約違反だと述べ、法的措置の方針を明かした。

その後、同社は6月5日に、ユ・ジュンウォンの日本ファンミを韓国のApple Monsterというエンタメ企業がサポートし、日本の公演制作会社・ハックルベリーと組んで準備していることを突き止めたこと、Apple Monsterに釈明を求めること、韓国芸能のマネジメント協会と制作者協会に陳情書を提出する方針であることを明かした。

制作会社のPHUNKY STUDIOは、ジュンウォンの日本ファンミを中止させて、本気でFANTASY BOYSに戻って来させたいのだろうか。

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