菅田将暉の米津玄師提供新曲「まちがいさがし」を2人が語る、5月14日配信リリース

2人はプライベートでも仲が良い

菅田と米津はプライベートでも仲良しで、今回の会話のやりとりでも、仲の良さが伝わってきた。

番組開始後31分で菅田は「デカLemon兄ちゃんまだでっか？」と言って、ようやくゲストの大柄な米津玄師を紹介した。これが2回目の登場という米津が渋々自ら「デカLemon」と名乗り、菅田は「怒ったほうがええよ」と笑っていた。

米津の初回のゲスト出演は2017年で、「灰色と青」でのコラボのタイミングだった。その時のことについて、米津は「緊張してた」と振り返った。「生放送でしょ？　いらんこと言っちゃうんじゃないかって」との理由だった。

米津はメディアに出るのはこれが今年初で、「『紅白』以来」とのことで、「初仕事みたいなテンション」だった。今回のゲスト出演は菅田への提供曲について語るためだった。米津は「菅田将暉とあれば、いくらでも行きますよ、私は」と述べていた。

菅田「嬉しいですね。こないだ、『灰色と青』の時は初めて会って、その次にはもうレコーディング。それで、そっから5回目ぐらいで『一緒に歌ってください』」と振り返った。

「灰色と青」でのコラボをきっかけに、菅田と米津は一緒に遊ぶ仲になり、卓球も一緒にするそうだ。元々2人を引き合わせたのは、「バンドマンたちを集めて卓球開催」をするご意見番的存在の、カメラマンだったそうだ。ここで菅田と米津は、しばし卓球の話題で盛り上がった。お酒を飲んでいて「球がよく見えなかった」などと話していた。

新曲「まちがいさがし」は米津が時間をかけて作り上げた

いよいよ新曲「まちがいさがし」の話題になった。菅田が「今回再び一緒に音楽をやるということになりましたわけですよ」と切り出し、米津は「またやりたいね、みたいな話はしてた。何回か会ってる中で」と述べた。

米津は今回の曲を完成させるのに、かなり時間を要したそうだ。「実はこの曲、めちゃくちゃ時間がかかった。ひとえに俺が悪いんで。本当に行けば、半年前くらいにはできてたはずだった。そこで、俺が肩に力が入りすぎて。菅田将暉だから気い抜いた曲作れねえなと思うと。すごい時間をかけてしまいました」

菅田は「ありがとうございます。その熱量をみんなも感じてくれた」と感謝した。新曲について、菅田は「『まちがいさがし』。現在放送中の、わが事務所の先輩の松坂桃李氏が主演を務めている（カンテレ・フジテレビ系）ドラマ『パーフェクトワールド』（火曜21時～）の主題歌」と紹介した。

米津は今回の「まちがいさがし」の他に、もう1曲作って菅田に聞いてもらい、どちらにしようか考えたという。「この『まちがいさがし』の曲の前に一回聞かせた曲も、よかったんだけど、果たして菅田将暉が歌う曲なのかって考えちゃった」

菅田は「2択みたいな感じで、『まちがいさがし』じゃないほうを推してた。しばらく経ったら『間違い探し』に」と振り返り、「何が決め手だった？」と尋ねた。

米津は「菅田将暉が歌っている感じというか、ビジョンみたいなのが、（別の曲では）確信が持てなかった」と答えた。

菅田が「菅田将暉って何なんや？めっちゃ嬉しい」と言うと、米津はこう説明した。「（別の曲は）菅田将暉じゃなくてもいいんじゃないかな、とちょっと思っちゃった。俺は自分で作って歌う人間だから。自分で歌って成立する曲を作っちゃ意味ないんだと」

「それでまたすごい悩んで。どうしても自分みたいな曲になっちゃうし。菅田将暉が歌って初めてみたいなニュアンスを出すためにはどうしたらいいか、めちゃめちゃ悩んで。『まちがいさがし』なら大丈夫だと」

「まちがいさがし」は2019年5月14日に配信リリース

いよいよ新曲「まちがいさがし」のフルバージョンを初オンエアすることになり、米津は「めちゃくちゃ緊張する」と漏らした。

曲が流れた。ピアノ伴奏で始まる、哀愁を感じさせるバラードが、その後バンド演奏に代わると、テンションが上がって情熱的になって行った。アウトロは再びピアノで、穏やかに終わった。

米津が「いい曲ですね」と、自画自賛して笑った。菅田は「配信リリース日が決定しました。2019年5月14日の火曜日です」と、告知した。

iTunes:まちがいさがし - Single - 菅田 将暉

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