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・ケン、ユウキ、セイタはキューブをもらえず
・コウヘイ、ショーン、トモヤが絶賛され、キューブを獲得
K-POPのJYPエンターテインメントの日本拠点ボーイズグループ（NiziUの弟分）発掘のオーディション番組「Nizi Project Season2」（虹プロ2）の第4話の、2023年8月11日（金）22時からの
Huluでの完全版配信開始に先立ち、8月9日（水）の日本テレビ系「DayDay.」で、10:25頃から、特集が放送された。
今回は日本（東京）合宿の冒頭の個人別ダンス審査の後半なのだが、厳密には、完全版と参加者の紹介順が異なっていて、結果的に第3話完全版の一部の復習と第4話完全版の一部先出特集になった。
ケン、ユウキ、セイタはキューブをもらえず
以下、ネタバレに留意されたい。既に第3話完全版で取り上げられた部分については、その時に本サイトで書いた文章を再掲している部分もある。
ケン（蘇建、15）
「こんにちは、I can, we can ソケン。東京から来ました」と意表を突く自己紹介をしたソ・ケンは、小さい頃から姉や妹と歌ったり踊ったりしており、「Nizi Project」（シーズン1）を観て、応募を決意した。
地区予選では、J.Y.Park（パク・ジニョン）に「他の参加者に比べて遅すぎです。参加者の中で実力が一番悪いです。ひとまずは保留します」と判定された。しかし、その数日後に、J.Y.Parkはビデオレターで「ケン君、いろいろ悩んだ末に、君の可能性をみて、チャンスをもう1回与えることにしました。一生懸命練習して来て下さい」と述べた。
今回の日本（東京）合宿では、RAIN「Switch to me (duet with J.Y.Park)」のダンスを披露した。J.Y.Parkは「本当に下手です。ここにいる参加者の中で一番下手と思います。どうして保留したのか、わかります。でも、ダンスを長く習っていないことを考えると、可能性は間違いなくあると思います。なぜなら、力とスピードが素晴らしいです。でも、本当に下手です」と評し、合格の証のキューブはなしだった。
席に戻ると、周囲の他の参加者から「すごかったよ」「大丈夫」と励ましのコメントをもらっていた。人気者のようだ。
ユウキ（西山裕貴、14）
Stray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは「力とスピードが足りないです。今日は少し残念ですね」と評し、キューブなしだった。
セイタ（河嶋星太、15）
JYP練習生歴7カ月。その前にモデル歴7年。Stray Kids「HELLEVATOR」のダンスを披露。J.Y.Parkは「セイタ君は、体が硬いです。あまりにも余裕がないように見えます」と評し、キューブなしだった。
コウヘイ、ショーン、トモヤが絶賛され、キューブを獲得
コウヘイ（永塚康平、15）
静岡県在住。地区予選での模様は、完全版第3回で詳細に紹介されていた。名古屋会場からの振り替えで東京会場に来た。まだあどけなさの残る可愛い顔立ち。学4年生から6年生までの3年間ダンスを習ったことがあり、フリーダンスが得意。中学の部活では（ブラスバンドで？）アルトサックスを担当。「Nizi Project Season1」を観て、2年間自分で練習を重ねた。
ダンスはCreepy Nutsの「かつて天才だった俺たちへ」を、自分で振付を考えて披露した。J.Y.Parkは「振付はまあまあ。でも、ダンスをする時に本当に大切なことは、感情を伝達するものだと思うことです。永塚さんは、ダンスする時、話をしているように見えます。それが本当に大切です。でもその表現が全然典型的じゃないです。自分の持っているキャラクターが現れるように見えます。可能性が沢山見えますね」と褒め、合格とし、キューブを授与していた。
今回の日本（東京）合宿ではStray Kids「My Pace -Japanese ver.-」のダンスを披露。J.Y.Parkは、講評の前に「来てください」と呼んで、いきなりキューブを授与した。それから、「コウヘイ君は、振付を完璧に、自分の感情を思い切り載せます。理由は、振付を完璧に覚えているんじゃない。身に着けたからです」と褒めた。
ショーン（柗原翔音、17）
完全版第3話で神戸地区予選と日本（東京）合宿での模様が、既に紹介されていたので、今回の「DayDay.」では復習になった。前回の「DayDay.」で紹介しそびれていたが、イケメンだと反響が大きかったので、復習になってもいいからと今回の「DayDay.」で紹介したのかもしれない。以下のコメントは、筆者が完全版第3話についての記事中で述べたものを、一部加筆している。
兵庫県出身。イケメン。ハーフかクォーターか？ 神戸地区予選ではYOASOBI「群青」のダンスを自分のオリジナル振付で披露。
J.Y.Parkは「音楽を感じながら表現することは、本当に良かったです。オーディション参加者たちの中で、音楽を真心から感じてそれを表現する人はあまりいないです。でも、踊る時に一度も僕と目を合せなかった。歌手は観ている人にある感情を伝えたい情熱が大きくなきゃいけないです」と評した。その後自宅でJ.Y.Parkの似顔絵を鏡の上に貼って、見られている想定で練習を重ねた。
緑黄色社会「Mela!」を自分のオリジナルの振付で披露。メイキング映像が流れた。ちなみに、YOASOBI「群青」も緑黄色社会「Mela!」も、過去に日本テレビの「スッキリ」で高校ダンス部ダンスONEプロジェクトの課題曲だった。
J.Y.Parkは講評の前にいきなり「来てください」と呼び寄せ、キューブを授与し合格とした。それから、「僕が指摘したところを完璧に理解して直してきました。芸術が何なのか。自分の魂から起こった感情を自由に自分のままで表現することです。それが一番大事なところです。ショーン君は感情表現がすごく自然です。振付はまあまあです。でも、その奥に起こっている感情が、僕に完全に感じられます。それが一番大切なところです。本当に良かったです」と絶賛した。席に戻って嬉し泣きしそうになっていた。
トモヤ（植村朋哉、16）
JYP練習生。13歳で渡韓。色白、切れ長の目。Stray Kids「Back Door -Japanese ver.-」のダンスを披露。とても上手で、速いし、しなやかな柔軟性もあった。終わると、他の参加者や別室のJYPスタッフから大きな拍手があった。J.Y.Parkは「一番良かったところは、転換です。動きの転換。特に最近のダンスは、動きの転換が本当に大事です。トモヤ君は、その転換が素晴らしいです」と褒め、キューブを授与した。
次回は、ダンス審査の残りと、順位発表の模様が紹介される。
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