藤井風が紅白で“見つかった”後フォロワー急増、『HAPPY NEW YEAR 2022

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・『NHK紅白歌合戦』初出演の裏話―ど緊張での『燃えよ』披露だった
・この1年はいろんなことをしたい
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岡山県出身のR&Bシンガーソングライターの藤井風（Fujii Kaze）が、2021年12月31日の「NHK紅白歌合戦」に初出演し、日本全国の視聴者に"見つかった"効果は絶大だった（「紅白」出演については2021年12月31日付「藤井風が『NHK紅白歌合戦』で実家から『きらり』、会場サプライズ登場で『燃えよ』弾き語り」を参照）。

藤井風の公式ツイッターのフォロワー数は、2021年10月31日0:30時点で39.1万人で、12月21日0:10時点には40.5万人だったのが、「紅白」後の2022年1月2日17:20時点では45.8万人に急増し、さらに1月3日15:40時点では46.2万人に増えていた。

藤井風の公式YouTube（Fujii Kazeチャンネル）の登録者数については、筆者は「紅白」前に記録していなかったので分からないが、2022年1月2日17:20時点で122万人だったのが、1月3日15:40時点では124万人に増えていた。

チケットの抽選倍率の高騰は避けられそうにない。

『NHK紅白歌合戦』初出演の裏話―ど緊張での『燃えよ』披露だった

藤井風が2022年1月2日14時からYouTubeのFujii Kazeチャンネルで「HAPPY NEW YEAR 2022 – ねそべり紅白」の、トークと即興弾き語りの生配信を行った。

朝シャンプーしたての、前髪を自然に下ろしたスタイルで、可愛く見えた。いきなり、床のカーペットの上に仰向けに寝そべって、腹の上にキーボードを置いて、鍵盤が見えないのに完璧に弾いて見せた。

以前にも同じように床に置いたピアノ音のキーボードを弾きながら、いろんなアーティストのいろんな曲を歌ったり、楽しいトークを展開したりしていたが、今回は序盤に、大晦日の「NHK紅白歌合戦」出演についての裏話トークがあった。

「実家から生中継みてえな感じと思わせといて、ほんまは紅白の会場の国際フォーラムにおるで～みたいな感じなんですけど。実家、これリアル実家ですからね。ガチ実家ですからね」「実家で収録をさしてもろうて、そっからワープするという、提案を頂きました」

「本番中に緊張せんでもええように、ひたすらシミュレーション。ガチな本番のような想定で、もうそこで緊張しきろうと思うて。何回もシミュレーションして、本番始まる数時間前が、一番緊張しとったかな」

「どんだけ緊張したか言うたら、『燃えよ』を披露させてもらう時は、実はワシは矯正（歯を指さす）しとるけども、透明な歯型が付いた矯正機器みたいなものを付けたまま、『燃えよ』をパフォーマンスしてました。取り外しができる矯正装置に、歌うためにしてもろうたのに、肝心のあがーな（あんな）時に矯正装置付けたまま。そがーな（そんな）ことも気にならんかったぐらい、緊張してました」

藤井風は公式ツイッターの元旦の午前10:21の投稿で、縦書き半紙に毛筆で「ねそべり紅白」と書いて、今回の生配信を告知したが、それを書いたのは「紅白」当日の本番前で、「寝そべり」と、漢字で書こうとしたが、「寝」という字を全く違う文字と間違えてしまい、極度に緊張していたことが露見して、スタッフに「ガチで心配されとった」という。

ちなみに、藤井風は「紅白」ではサプライズで有楽町・国際フォーラムの会場に登場することになっていたため、「ほんまに極秘の中行われて、1人違う場所に隔離されとったんですよ」という状況だったという。