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・AYANAとAOIの修復不能な人間関係―運営が我が道を行くAOIを見放し始めたような編集
・LA合宿が1カ月延長との通告に三人三様の反応
・候補者追加―結局、現状のこの3人からデビューする1人を選びたくないということ
HYBEと米Geffen Recordsによる米国拠点4人組ガールズグループの最後のメンバー1人を日本人から選ぶオーディション番組「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」(ワースカ)の第8話が2026年4月14日(火)20時よりABEMAで配信され、米国ロサンゼルス(LA)での過酷な最終審査合宿の途中で、HIORI(津波古妃織)の辞退後の、残った3人の人間関係の摩擦と、候補者追加の告知までが描かれた。
運営がAOI(大谷碧空)を見放し始めたような編集だった。AYANA(桑原彩菜)のデビューの可能性も(可哀想だが)後退しつつあるように感じられた。SAKURA(飛咲来)は運営に気に入られているが、まだデビューできるスキルではないだろう。
となると、追加候補者(JAYLA?)がデビューというオチか? HYBEらしいドライなオーディション展開になってきたようだ。
AYANAとAOIの修復不能な人間関係―運営が我が道を行くAOIを見放し始めたような編集
重要場面の1つは、HIORI(津波古妃織)の辞退後の、残った3人であるダンス歴10年のAYANA(桑原彩菜、19)、女優だがダンス未経験のAOI(大谷碧空、19)、ダンス完全未経験のSAKURA(飛咲来、とびさくら、15)のうち、AYANAとAOIが衝突したことだった。
ただ、これについては、3つ前の第5話で予告映像として既にチラッと出ていたことの全容が、ようやく描かれたので、進行遅すぎ、という感もあった。
ダンス経験10年のAYANAが、良かれと思って他の2人に「(先生に)質問してないなと思って」など、いろいろとおせっかいな意見を述べたが、AOIはそんなAYANAについてインタビューで「うざいなと思ってますけど、正直」「私は今後(AYANAとの)関係を変えるつもりもなく」と不満をぶつけた。
前の記事でも書いたが、AOIは協調性に乏しいからグループに向かないし、カメラの前で抑制もきかないからアイドルにも向かないと思う。女優に戻るのが一番の正解だとも思うし、本人もおそらくそう感じ始めているだろう。
AYANAもAOIが反発して壁を作ってしまったのを感じていて、「もういいです」「言うことが私の役目なのか」と、インタビューで語るに至ってしまった。
合宿終了予定日まであと5日になった時点で、HYBEのプロジェクト総括のジェイ・イン氏(女性)が候補者追加を通告しにやって来た。だが、これも、2話前の第6話配信直後あたりから、SNSでは3次審査で脱落したダンスの達人JAYLA(大城莉瑛羅)が急遽ファイナル候補者に追加されてLAに呼ばれたとの噂があったので、進行遅すぎという感があった。
LA合宿が1カ月延長との通告に三人三様の反応
ジェイ・イン氏が全てのスケジュールを1カ月遅らせることが決定した、と述べた際の、三人三様の反応が面白かった。
AYANAは嬉しい50%、えー50%だった。インタビューで「私たちが『この子をデビューさせよう』と思わせられなかった」「自分にがっかり」と述べた。
AOIは「率直に最悪」だった。インタビューで、「合わない人の自分への負担が大きすぎて」「あと1カ月って考えると自分のメンタルが心配」と述べた。明らかに番組は、カメラの前で遠慮なく本音をむき出しにしているAOIを下げる編集をしているから、運営はAOIをデビューさせるつもりはないのだろう。
SAKURAだけは即座に大喜びした。「日本にいたらダンスレッスンとか受けれる環境じゃないんですよ」「田舎だからダンススクールもないし」「とてもありがたいし、貴重な環境」と述べた。
SAKURAはダンスの技術はまだまだだが、表現力は褒められるようになったし、AYANAのおせっかいアドバイスも自分のプラスにしようとする態度を見せていたから、やはり運営に気に入られていると思う。
ただ、デビューが決定しているダンスのバケモノの3人とのスキルの差が大きすぎて、SAKURAが同じグループに入ると悪目立ちするのは避けられない。SAKURAはここではデビューせず、HYBE JAPANと練習生契約をして、別のガールズグループでデビューするのが最適だろう。
候補者追加―結局、現状のこの3人からデビューする1人を選びたくないということ
さらにジェイ・イン氏が「候補者をもう1人追加します」と通告したことは、3人にはより大きなショックだったはずだ。それが誰であるかは視聴者には明かされず、3人がその人物を見て驚いた顔を見せたところで終わった。
3人がよく知っている人物と思われたので、やはりSNSでの噂通り、3次で脱落させられたダンスの達人・JAYLA(大城莉瑛羅)か。
AYANAのデビューの可能性が後退しつつあるように感じられたのが、可哀想だった。だが、現実的に見て、AYANAをデビューさせるべき、とHYBEが確信できていないから、わざわざLA合宿期間を1カ月延長して、もう1人の候補者を日本から呼び寄せたのだろう。
ソンドゥク氏は、候補者たちの成長をもっと時間をかけて見極めたい旨を述べていたが、それも理由の1つとしても、やはり現段階で今の3人からデビューさせる1人を選びたくないから、もう1人を追加することにしたのだろう。
ただ、既にデビューが決まっている3人の外国人のメンバーは日本であまり関心を呼びそうにないし、このオーディション番組自体、日本であまり話題になっていないので、果たして日本人がこのグループでデビューするのが幸せかどうか、正直分からない。
米国市場でこの派生グループが本家・KATSEYEほど人気が得られるとは思えないし、日本でも関心が薄いとなれば、最悪、数年で解散のリスクもあるのではないか。でも、海外経験で箔を付けた上で、日本で再デビューできるだろう。候補者たちもそこまで見越しているような気がするのは、筆者だけだろうか。
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「WORLD SCOUT: THE FINAL PIECE」の記事:
2026年4月8日付 『WORLD SCOUT』#7-最有力候補HIORIが辞退(理由に納得)、3次脱落の1人が急遽LAに呼ばれたとの噂は本当か
2026年3月25日付 『WORLD SCOUT』#5-3次審査合格者4人は予想通りだが、うち1人の発言に唖然、デビューしたらアンチ増加か
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