Dream Academy

HYBE米国拠点グローバル・ガールズGオーディション番組『The Debut: Dream Academy』開始、日本人3人

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JYP米国ガールズGオーディション番組『A2K』に比べ、スケール(規模・投じられるお金)が桁違いに大きい
世界中から約12万人が応募、20人の精鋭・練習生の中に日本人も3人
ミッション1はショーケース・ミッション―ダンス2チームとボーカル2チーム、脱落者は2人

K-POPのHYBEが米ユニバーサル傘下のGeffin Records(ゲフィン・レコード)と組んで、アメリカ拠点のグローバル・ガールズグループ発掘のオーディション番組「The Debut: Dream Academy」を開始した。デビューメンバーは、11月18日(土)のライブフィナーレ放送で発表される。

まずは、YouTubeのHYBE LABELSチャンネルに、2023年8月31日にオフィシャル・トレーラーが公開され、ABEMAで2023年9月2日(土)に、無料の4分間の「【MISSION1】課題・チーム発表」が配信された。撮影場所はロサンゼルスだ。パン・シヒョクPDはVTRで登場する。

・YouTubeのHYBE LABELSチャンネルに2023年8月31日に公開された[HYBE x Geffen] The Debut: Dream Academy - Official Trailer(1分11秒)

JYP米国ガールズGオーディション番組『A2K』に比べ、スケール(規模・投じられるお金)が桁違いに大きい

K-POP大手事務所の米国拠点ガールズグループのオーディション番組と言えば、筆者はJYPエンターテインメントが現在YouTubeで配信中の「A2K」も毎回観ている。

「A2K」は日本でお馴染みのNiziUを輩出した「Nizi Project」の形式のオーディション番組を、ほぼそのままアメリカで適用し、中・北米出身のさまざまな人種の女の子たちが集まっている。

「A2K」では、JYPトップ兼プロデューサーのJ.Y.Park(パク・ジニョン)が出ずっぱりで、地区予選の最終段階からLA合宿、韓国合宿、ファイナルまで直接参加者たちを審査し、個人またはチームごとのミッションを与え、JYPのトレーナーたちの力も借りながら、参加者をトレーニング・審査し、少しずつ脱落させて人数を絞って行く。特設ステージもあるが、JYPの手作りの番組というイメージだ。

今回HYBEの「The Debut: Dream Academy」の、YouTubeでのトレーラーとABEMAでの「【MISSION1】課題・チーム発表」を観てまず思ったのは、参加者の規模や投じられるお金など、桁違いにスケールが大きいことだ。さすが、お金持ちHYBE!

HYBEが2020年にCJ ENMと組んで実施したサバイバル・オーディション番組「I-LAND」(ENHYPENを輩出)を最初に観た時も、わざわざ施設を建設するなどの贅沢なお金のかけ方に驚愕したが、今回の「The Debut: Dream Academy」はそれ以上だ。

HYBE創業者でプロデューサーのパン・シヒョクPD御大自らがアメリカに長期滞在して手掛けた重要案件の1つがこの「The Debut: Dream Academy」とみられるだけあって、想像もつかなかった大規模の、おそらく世界最大級のオーディション番組となっている。

世界中から約12万人が応募、20人の精鋭・練習生の中に日本人も3人

募集開始が2021年11月で、アメリカ、日本、オーストラリア、イギリス、韓国の5カ国で開催されたが、参加者は合計で約12万人にも上り、そこから絞られて今回番組に参加する20人の練習生たちの出身国・地域も12カ国にも及んでいる。

日本からもUA(15)、MEI(17)、HINARI(14)の3人が出演している。日本出身ではないが、韓国系日系アメリカ人のKARLEE(19)もいる。

「A2K」でも思ったが、アメリカではK-POPがここ数年で普及しつつあるとはいえ、いったいどんなガールズグループが、K-POPの枠を超えてアメリカで広範な層に刺さって人気を得ることができるのか、筆者には分からない。

だが、今回のプロジェクトには、ユニバーサル傘下のGeffin Records(ゲフィン・レコード)という、HYBEにとって心強いパートナーナーがいるから、その辺のマーケティングは大丈夫だろう。

さらに、クリエイティブ・ディレクターを務めるのが、ニューヨークのセレクトショップ、オープニング・セレモニーの共同創業者であるウンベルト・レオンだ。スタイリスト陣やビジュアル担当スタッフにも、アメリカの業界で有力な人物が起用されていて、HYBEの本気が伝わってくる。

ミッション1はショーケース・ミッション―ダンス2チームとボーカル2チーム、脱落者は2人

「The Debut: Dream Academy」最初のミッションとして、ダンス2チーム、ボーカル2チームのチーム別のショーケース・ミッションが発表された。MCはおらず、「I-LAND」や「&AUDITION」と同様に、モニター映像とともにアナウンスで発表された。

ミッション1(ショーケース・ミッション)の、各チームの課題曲とメンバーは以下の通りだ。

ダンスチームA
・課題曲: BLACKPINK「Pink Venom」
・メンバー: DANIELA、MEGAN、UA(日本人)、ADELA、HINARI(日本人)

ダンスチームB
・課題曲: NewJeans「OMG」
・メンバー: EMILY、EZRELA、MARQUISE、YOONCHAE、MEI(日本人)

ボーカルチームA
・課題曲: ROBYN×BILLIE EILISH「DANCING ON MY OWN/ HAPPIER THAN EVER」
・メンバー: KARLEE、LEXIE、ILIYA、BROOKLYN、MANON

ボーカルチームB
・課題曲: PARAMORE「STILL INTO YOU (SPECIAL ARRANGEMENT)」
・メンバー: SOPHIA、LARA、CELESTE、SAMARA、NAYOUNG

ミッション1が終わった後、20人の練習生のうち2人が脱落する。なお、練習生たちは既に数カ月のトレーニングを受けていて、ミッション1はその成果を審査する意味合いもある。

ミッション1で脱落せず残留できた練習生たちは、韓国合宿に進出して、チームミッションに取り組むことになる。そこでの脱落者発表を経て、最後のミッションである芸術性ミッションに臨み、日本時間の2023年11月18日(土)のライブフィナーレ放送で、ガールズグループとしてデビューするメンバーが発表される。

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