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・ダンスのプロ300名の投票による20代部門のダンスランキングTOP20結果
・SOTAの1位に異論はないが、そもそも順位付けすることに意味があるのか？
2024年10月7日（火）にTBS系で生放送された「その道のプロが選ぶ本当のNo.1プロフェッショナルランキング」の「ダンスのプロ300名がガチ投票 芸能界ダンスNo.1は誰だ！？」ランキングの20代部門で、BE:FIRSTのSOTAが1位に選ばれた。
他に、このサイトで扱っているグループのメンバーのランクイン状況を見ると、INIの西洸人が8位、JO1の川尻蓮が9位、MAZZELのRYUKIが10位、INIの木村柾哉が13位、MAZZELのRANが17位、＆TEAMのKが19位だった。
ダンスのプロ300名の投票による20代部門のダンスランキングTOP20結果
この20代ランキングは、振付師などダンスのプロ300人が、ダンスの技術だけでなく、華なども考慮しながら、20代の芸能人（実質的にはボーイズグループのメンバー）のベスト5を投票した結果に基づいている。TOP20の結果は以下の通りだ。
図表1 ダンスのプロ300名の投票による20代部門のダンスランキング
1位 SOTA（BE:FIRST/ BMSG）
2位 ラウール（Snow Man/ STARTO）
3位 平野紫耀（Number_i/ TOBE）
4位 桑原巧光（THE JET BOY BANGERZ/ LDH）
5位 髙橋海人（King ＆ Prince/ STARTO）
6位 佐野玲於（GENERATIONS/ LDH）
7位 宮近海斗（Travis Japan/ STARTO）
8位 西洸人（INI/ LAPONE）
9位 川尻蓮（JO1/ LAPONE）
10位 RYUKI（MAZZEL/ BMSG）
11位 古嶋滝（THE JET BOY BANGERZ/ LDH）
12位 浦川翔平（THE RAMPAGE/ LDH）
13位 木村柾哉（INI/ LAPONE）
14位 松井利樹（BALLISTIK BOYZ/ LDH）
15位 田中彰（THE JET BOY BANGERZ/ LDH）
16位 ジェシー（SixTONES/ STARTO）
17位 RAN（MAZZEL/ BMSG）
18位 松田元太（Travis Japan/ STARTO）
19位 K（＆TEAM/ HYBE LABELS JAPAN）
20位 佐藤大樹（EXILE/ FANTASTICS/ LDH）
SOTAの1位に異論はないが、そもそも順位付けすることに意味があるのか？
筆者はダンスの経験はないが、TOP20に選ばれた人たちのほとんどが、日頃からダンスがとても上手だと思っていた人たちだったので、顔ぶれにはほぼ違和感はない。
ただ、順位の妥当性や、そもそも違うジャンルの人たちをごちゃまぜにしたランキングが正しいかどうかについては、分からない。
また、振付師は芸能事務所と取引関係にある以上、完全中立で投票ができたのかどうかは分からないし、人気グループのメンバーが有利になりやすかった可能性は、否定できないと思っている。
ここに出てこないボーイズグループにも、ダンスの達人はいる。たとえば、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の派生グループ・Maison BのSHOYA（福田翔也）は、アメリカのダンス大会で優勝経験のある元プロダンサーだが、グループに知名度がないから、こういうランキングに登場するのは難しい。
事務所別に見ると、20代部門のTOP20に、LDHが7人、STARTOが5人、BMSGとLAPONEがそれぞれ3人、TOBEとHYBE LABELS JAPANがそれぞれ1人、ランクインしている。
MAZZELでは、今回RYUKIがグループ内で最高の順位になったが、これはネットでファンが書き込んでいる「ダンス上手い順」の1位メンバーとは違う結果だ。筆者には優劣の判断はできないが、プロの評価はファンの見方とは違うようだ。
SOTAの1位に異論があるわけではない。ただ、SOTAもすごく上手だが、他のTOP20の人たちも、それぞれすごく上手で魅力があるから、順位をつけるのは違うような気がする。
これが歌唱力ランキングだったら、センシティブすぎて、とても番組として成り立たないだろう。ダンスも本来そうなのではないか？ エンタメとして楽しめるランキング番組なら、ぎりぎりセーフだろうけど。
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