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K-POP K-POP: BTS

HYBE(とYG、SM)が日本FC入会を海外ファンにも門戸開放→チケット倍率高騰に悲鳴、W会員優遇?

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[1] 日本FCに海外居住者も入会可能に、[2] 同一アーティストの日本FCとグローバルFCの両方入会可能に
【悲報】日本公演のチケット争奪戦に海外勢も大挙して参加→チケット倍率が高騰
日本FCと海外FCの両方に加入したほうが、チケットに当たりやすくなる(W会員優遇か)?

2024年2月19日に、筆者が加入しているK-POPのHYBEのBTSともう一つのグループの日本公式ファンクラブ(JP FC)の運営から、メールで同じ内容の利用規約改定の通知が届いた。

おそらく、HYBEのアーティストだけでなく、Weverseプラットフォームを利用しているYGエンターテインメントやSMエンターテインメントなどのアーティストも、同時に、もしくはいずれは、同じ改定を実施すると思われる。

[1] 日本FCに海外居住者も入会可能に、[2] 同一アーティストの日本FCとグローバルFCの両方入会可能に

改定の1つ目は、Weverse Shopで入会金を払って日本公式ファンクラブに入会できる条件の1つだった、「日本居住者」の撤回だ。つまり、海外居住者も、日本公式ファンクラブに入会できるようになった。ただし、特典発送は日本居住者のみとなる。

2つ目は、1つのWeverseアカウントで、同一アーティストの複数地域のメンバーシップ入会・購入が、新たに可能となった。たとえば、1つのアカウントで、BTSの日本ファンクラブとグローバル・ファンクラブの両方に入会できるようになる。

【悲報】日本公演のチケット争奪戦に海外勢も大挙して参加→チケット倍率が高騰

1つ目が、既存のBTSの日本公式ファンクラブ会員に与える影響は、明らかにマイナスだ。

これまでも日本でのコンサートやファンミーティングのチケット倍率が高くて、当選できずないFC会員が多発していたのに、海外居住者も押し寄せてくるとなると、もう絶望するしかない。筆者も、2019年のスタジアム公演を最後に、もうバンタンに会えないかも、と覚悟した。

イルアミ(BTSの日本のファン)と同様に、これまで日本での公演のチケット倍率が高くてなかなか当選できなかったK-POPアーティストのファンには、さらに当選しにくくなるため、辛い門戸開放になる。

人気K-POPアイドルの韓国公演に日本から参戦する人が大勢いるのと同様に、日本公演にもアジア圏などのファンが押し寄せてくるのは確実だ。運営側は、ファンクラブ会費収入の大幅増加で、笑いが止まらないだろう。チケット取扱システムは、海外からの申し込みに対応できるものが導入されるだろう。

なお、日本公演の現場では、撮影禁止が当たり前だ。筆者が最後に行ったBTSの2019年のスタジアム公演では、隣の席が香港からはるばる来た女性だったが(どうやってチケットを入手したかは不明)、日本の現場のルールは守っていた。だが、今後スマホ撮影OKに馴染んだ海外ファンが大挙して来るようになると、現場の規則も変わっていくかもしれない。

一方、大きな会場だと客席が埋まらないアーティストの場合は、海外ファンも呼び込むことで、大きな会場での公演をソールドアウトさせることができるようになるだろう。

日本FCと海外FCの両方に加入したほうが、チケットに当たりやすくなる(W会員優遇か)?

2つ目の、“1アカウントで同じアーティストの日本FCとグローバルFCに同時に入会可能になる“という変更は、日本FCの会員には、すぐには影響がなさそうに思えるが、今後のチケット当選システムの運用次第で、重大な影響が出てくる。

たとえば、BTSの日本FCのみに入会している人よりも、BTSの日本FCとグローバルFCの両方に入会している人(つまり、両方に会費を払っている人)のほうが、チケット抽選に当選しやすくなったら、どうだろう。

実は筆者はJYPエンターテインメントのStray Kidsのファンクラブにも入っているが、日本公演のチケットが当たらないので、日本FCとモバイルFCの両方に加入して(つまり両方に会費を払って)、W会員の最速先行チケットに申し込めるようにしたら、やっと当選した経験がある。

JYPのW会員としてW会員最速先行チケットに応募するには、どちらのFCとも同じ電話番号とメールアドレスで登録していなければならない。これで実質的に、1アカウントと認定してもらえる。

Weverseシステムを利用しているHYBE、YG、SMなどのアーティストが、JYPのW会員と同様の、日本FCとグローバルFCの両方加入を促進することで、ファンクラブ収入の倍増作戦をとるのは、時間の問題のような気がするのは、筆者だけだろうか。

日本のジャニーズのファンクラブ制度が“金の成る木”として注目されたが、K-POP大手事務所のファンクラブ・ビジネスは、その上を行く、巨大なボロ儲けマシンとなっている。特にWeverseは、ファンクラブ、ライブなどのイベント、作品やグッズ等の販売の三位一体の強力な集金マシンを、グローバルに展開している。

でも、分かっちゃいるけど、推しに会いたいから、集金に応じるしかないか・・・。

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