(目次)・TOP
・SEVENTEEN『Very Nice (アジュナイス)』Gグループ―ついにヒロト(井汲大翔)が注目される
・SEVENTEEN『Very Nice (アジュナイス)』Gグループ―ユ・スンオンの高音が圧巻
・BLACKPINK『Kill This Love』Gグループ―ジャン・ハオ、ソク・マシュー、ケイタに脚光
・BLACKPINK『Kill This Love』Kグループ―パク・ゴヌクの存在感が大きい
・EXO『Love Me Right』Gグループ―ジェイ圧巻ボーカル、ハルトのラップが上手、アントニーはほとんど映らない
・EXO『Love Me Right』Kグループ―イ・フェテク(PENTAGONのフイ)がまさかのピンチ?
グローバル・ボーイズグループを誕生させるサバイバル・オーディション「BOYS PLANET」(ボイプラ)の第3話が、2023年2月16日(木)21時頃よりMnetとABEMAで放送された(ABEMAは日本語字幕もしくは同時通訳付きで、7日間見逃し配信あり)。なお、視聴者投票はスマートフォンのMnet Plusアプリでできる。
第3話では、K(韓国)グループ対G(グローバル)グループのグループバトルが始まり、ますます面白くなった。
以下の7曲が課題曲で、各グループ内で課題曲ごとに7つのチームが作られた。課題曲ごとにKグループとGグループがそれぞれパフォーマンスを披露し、観客席のファンが一番良かったと思う練習生に投票し、総合得票数でKグループ対Gグループの勝敗を決定する。ほぼプデュ(「PRODUCE」シリーズ)と同じだ。
・SEVENTEEN「Very Nice (アジュ ナイス)」
・BLACKPINK「Kill This Love」
・EXO「Love Me Right」
・BTS「Danger」
・NCT DREAM「Hot Sauce」
・Wanna One「Burn It Up」
・Stray Kids「Back Door」
今回の目玉となったのが、アメリカ出身のジェイの圧倒的な歌唱力だった。西洋人らしい顔立ちでもあり、わざわざ韓国まで来てK-POPボーイズグループに加入しなくても、アメリカでソロ歌手としてデビューできるレベルなのではないかと思えた。もちろん、ジェイが本気でK-POPボーイズグループの一員としてのデビューを願っているのなら、是非ともデビュー組に入ってもらいたい。
ジェイという卓越した歌唱力のボーカリストが出現し、動揺したのか、ピンチに陥りつつあるように見えたのが、PENTAGONのフイことイ・フェテクだった。本来なら、イ・フェテクが最も歌唱力の高い練習生の地位を確立していたところだった。
ジェイ以外に、今回G(グローバル)グループで人気と実力の高さを確信できたのが、シグナルソングの全体パフォーマンスでGグループのセンターを務めた中国出身のジャン・ハオと、カナダ出身のソク・マシューだった。
ジャン・ハオはダンスもボーカルも素晴らしく、リーダーシップもとれて存在感があり、中国人枠(おそらく1~2人)でデビュー組に入れる可能性が高くなってきたと思われる。
マシューは前回までは、全体で人気トップのソン・ハンビン(シグナルソングの全体パフォーマンスでKグループのセンター)と仲よしの“ケミ”としての人気が中心かと思われたが、今回はマシュー自身の人気と実力の高さが確認できた(シグナルソング・テストではオールスター[星4つ]に昇格)。華もあるので、デビュー組に入れる可能性がかなり高いと思われる。
一方で、日本人練習生たちは、デビューできるか否かのボーダー近辺にヒロト(井汲大翔、「PRODUCE 101 JAPAN」および「創造営2021」に出演)、アントニー(飯沼アントニー、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」に出演)、ケイタ(寺園佳汰、Ciipherメンバー、「YG宝石箱」に出演)がいると思われるが、デビューできるとの確信が持てそうな者はいない。
今回はヒロトが映る尺が多めで、専門家マスター陣から「可愛いね、魅力がすごい」と言われていたので、ここでいっきに順位を上げられるかどうかがカギとなりそうだ。ケイタも割と多めに映っていたし、ラップスキルをマスターから褒められていたので、やはりここで順位アップができるかどうかが注目される。
対照的に、アントニーはほとんど映らなかったので、心配だ。
SEVENTEEN『Very Nice (アジュナイス)』Gグループ―ついにヒロト(井汲大翔)が注目される
Gグループ:
ヒロト(HIROTO、井汲大翔)、イチカ(ICHIKA、上原一翔)、ユウキ(YUKI、三浦由暉)、コン(CONG)、マ・ジンシャン(MA JINGXIANG)、オジュ(OUJU)、ウェン・イェチェン(WEN YECHEN)
「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ1)と「創造営2021」に参加した苦労人のヒロト(井汲大翔)が、今回ようやく沢山映る尺をもらえた。ヒロトはチームメンバーを選出し、リーダーシップを発揮し、成長した姿を見せてくれた。
このチームは、レッスンの指導に来たダンス・マスターのチェ・ヨンジュン先生に「恥ずかしい」とボロクソに言われ、ダンス経験が豊富なヒロトとコンが頑張らなければ、と発破をかけられた。練習中に勝手にチームのところから離れて動画を観に行くメンバーがいたりして、チームの輪が乱れていたが、ヒロトが何とか収めた。
本番では、白いベレー帽のヒロトは可愛らしく、しっかりカメラに映してもらえた。マスター陣から「ヒロトが可愛いね、魅力がすごい」と称賛された。チームの仕上がりも良くて、ヨンジュン先生は「レッスンの時よりも良くなった」と評した。だが、Kグループのチームに負けてしまった。
ヒロトにようやく追い風が吹いてきたが、他にもクローズアップされる練習生が出て来ているので、ここで順位をアップできないと、苦しくなりかねない。ヒロトは「創造営2021」のファイナルではボーダーぎりぎりでデビューを逃した。可愛さが魅力で、ダンススキルはかなり上達しているが、ボーカルもしくはラップではそれほど目立たないので、デビュー圏に食い込むのは容易ではないかもしれない。
・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年2月16日に公開されたSEVENTEEN「アジュナイス」 K vs Gグループバトル: Gグループ(2分47秒)
SEVENTEEN『Very Nice (アジュナイス)』Gグループ―ユ・スンオンの高音が圧巻
Kグループ:
ユ・スンオン(YOO SEUNGEON)、イ・ドンヨル(LEE DONGYEOL)、ムン・ジョンヒョン(MUN JUNGHYUN)、チャ・ウンギ(CHA WOONGKI)、ジャン・ジホ(JANG JIHO)、ジュン・ミンギュ(JUNG MINGYU)セウォン(SEOWON)
メインボーカルのユ・スンオンは高音が圧巻で、歓声を浴びていた。イ・ドンヨルも、マスター陣から上手だと褒められていた。チームのダンスが上手で、ファンサも組み込んだステージだった。KグループがGグループより合計得票数が多く、勝利した。
・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年2月16日に公開された SEVENTEEN「アジュナイス」 K vs Gグループバトル: Kグループ(2分47秒)
BLACKPINK『Kill This Love』Gグループ―ジャン・ハオ、ソク・マシュー、ケイタに脚光
Gグループ:
ジャン・ハオ(ZHANG HAO)、ソク・マシュー(SEOK MATTHEW)、ケイタ(KEITA)、ミン(MIN)、チェン・クァンジュイ(CHEN KUANJUI)、ワン・ツーハオ(WANG ZIHAO)
ケイタが作ったグループで、元YGエンターテインメント練習生で「YG宝石箱」に出演していたケイタは、最初から「Kill This Love」を念頭に置いていたという。ケイタがキリングパートを獲得した。
シグナルソングでGグループのセンターを務めたジャン・ハオが今回はメインボーカルを獲得し、本番ステージでは圧巻の歌唱で魅了し、存在感も圧倒的だった。また、練習ではリーダーシップを発揮した。ボーカル2のパートを担当したワン・ツーハオも上手だった。
ソク・マシューは自分のパートが少ないので不満そうだったが、本番ステージでは華があり、マスター陣から「マシューはダンスがもの凄く上達した」と褒められていた。
ケイタは日本人だが韓国語のラップもダンスも上手で、マスター陣から「ケイタはベテランの域」と褒められた。「ケイタはベテランの域」と絶賛された。ケイタはスキルの高さを見せつけたが、華・存在感の点で、ジャン・ハオやマシューに及ばず、この2人のようにデビュー圏の上位に浮上するのは難しそうだ。
チームのダンスは上手で、本番ステージでは赤い塗料を途中で顔に付けるなど、完成度の高いパフォーマンスだった。結果的に、Kグループのチームに勝利できた。
・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年2月16日に公開されたBLACKPINK「Kill This Love」K vs Gグループバトル: Gグループ(3分42秒)
BLACKPINK『Kill This Love』Kグループ―パク・ゴヌクの存在感が大きい
Kグループ:
パク・ゴヌク(PARK GUNWOOK)、ハン・ユソプ(HAN YUSEOP)、ホン・コニ(HONG KEONHEE)、ジャン・イェオジュン(JANG YEOJUN)、イ・ファニ(LEE HWANHEE)
大柄で実力のある(オールスター: 星4つ認定をマスター陣から受けた)パク・ゴヌクの存在感が圧倒的だった。チームのパフォーマンスは、ガールズグループの曲なのに、ボーイズグループのようなパワフルな雰囲気に仕上がっていた。結果的に、Gグループのチームに負けてしまい、ゴヌクが泣いた。
・YouTubeのMnet K-POPチャンネルに2023年2月16日に公開されたBLACKPINK「Kill This Love」K vs Gグループバトル: Kグループ(3分25秒)
EXO『Love Me Right』Gグループ―ジェイ圧巻ボーカル、ハルトのラップが上手、アントニーはほとんど映らない
Gグループ:
ジェイ(JAY)、ハルト(HARUTO)、アントニー(ANTHONNY)、ダン・ホンハイ(DANG HONGHAI)、ハル(HARU)、ウィニー(WINNIE)、ウムティ(WUMUTI)
レッスン時やリハーサル時より、メインボーカルのジェイが褒められていたが、本番ステージでもジェイは圧巻のボーカルで、マスター陣から「ジェイはレベルが圧倒的」と絶賛された。これだけの逸材ボーカリストであれば、わざわざ韓国まで来てK-POPボーイズグループに加わろうとしなくても、アメリカでソロ歌手としてデビュー可能なのではないか。
最近ソウル公演芸術高校を無事卒業したとみられている日本人・ハルト(HARUTO)は、2021年のSBSのオーディション番組「LOUD」にも出演していただけあって、サバ番での自分のPRの仕方をよく心得ているが、今回はラップがラップ担当のマスターに「プロみたいですね。キレがありますね」と褒めれた。
一方で、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」(日プ2)のファイナリストだったアントニー(飯沼アントニー、ANTHONNY)は、ほとんど映らなかった。アントニーは歌唱力が高いが、今回はジェイの圧倒的存在感で影が薄くなってしまった。映る分量が少ないと順位に不利になってしまうので、心配だ。
EXO『Love Me Right』Kグループ―イ・フェテク(PENTAGONのフイ)がまさかのピンチ?
Kグループ:
イ・フェテク(PENTAGONのフイ)、ソン・ハンビン、イ・イェダム、イ・ジョンヒョン、オ・ソンミン、ハン・ソビン、キム・ギュビン
グループバトルのチーム作りでは、シグナルソングのチッケム再生数が1位だったPENTAGONのメインボーカルで音楽プロデューサーのフイことイ・フェテクが、真っ先に名前を呼ばれて自分の好きな練習生を指名してチームを作ることができた。
イ・フェテクは、シグナルソングのKグループ・センターを務めたソン・ハンビンや、「LOUD」ファイナリストだったイ・イェダムなど、実力者や人気者を選び、アベンジャーズ・チームと揶揄された。
卓越した歌唱力を誇るイ・フェテクがメインボーカルを務めることになったが、対戦相手のGグループのメインボーカルのジェイも凄い実力の持ち主と判明すると、イ・フェテクは動揺したのか、本来の力が発揮できず、アドリブも上手く行かなかったようだ。本番パフォーマンス披露前に今回の番組は終わった。
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