SuperM『We DO』リリース/ SHINeeが『Mステ』出演、ワイプ神対応、4月12日リパッケージ『Atlantis』発売

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・ SHINeeが10年ぶりに『Mステ』出演、『Don’t Call Me』披露、日本アルバム準備中
・テミンがKAT-TUN『Real Face』に言及、ベテラン・SHINeeの神対応
・ SHINeeが7thアルバムのリパッケージ『Atlantis』を2021年4月12日発売
・イベント一覧　・番組情報　・商品情報

K-POPのSMエンターテインメントの人気ボーイズグループのエースを集めた7人組SuperMが、デジタルシングル「We DO」を、2021年4月9日18時にリリースし、ミュージックビデオ（MV）を19時にプレミア公開した。

メインボーカルのベクヒョンが3月26日夜のインスタライブで、3月末までが入隊を延期できるぎりぎりの期限で（その後29歳の誕生日である2021年5月6日の入隊が決定）、自身のソロ・ミニアルバム「Bambi」とSuperMの仕事を終えるために多忙な日々を過ごしている、と明かしていた。そのSuperMの仕事が「We DO」だった。

楽曲「We DO」はPOPでカッコいいダンス・チューンで、MVの雰囲気は明るく楽しい。これまでのSuperMのタイトル曲は壮大でパワフルなサウンドが多かったが、今回は誰でも一緒に踊りたくような親しみやすい曲だ。コロナ禍での癒しやアメリカ市場のウケなども意識したのだろうか。
Amazon: We DO [デジタルミュージック配信] (SuperM) 2021/4/12(Amazonプライム特典でプライム会員は追加料金なしに再生できる)
Apple Music/ iTunes: We DO (SuperM) 2021/4/9
レコチョク: We DO (SuperM) 2021/4/12

・YouTubeのSMTOWNチャンネルに2021年4月9日にSuperM 슈퍼엠 'We DO' MV（3分57秒）

なお、SuperMの2020年韓国放送のバラエティー番組「SuperMのウィッシュリスト」DVDが、日本で2021年6月16日に発売される。先着ストア別特典のポストカードは、ストアごとに1人のメンバーのポストカードのみを扱っている。テミンはセブンネット、ベクヒョンは楽天ブックス、テヨンはキングレコードのKING e-SHOP、タワーレコードはマーク、TSUTAYAはカイ、Amazon.co.jpはテン、HMVはルーカスとなっている（下記商品情報を参照）。

SHINeeが10年ぶりに『Mステ』出演、『Don’t Call Me』披露、日本アルバム準備中

2021年4月9日のテレビ朝日系「ミュージックステーション」3時間SPに、SHINeeが10年ぶりに出演し、2月のグループ活動再開時にリリースした7thフルアルバムのタイトル曲「Don’t Call Me」のパフォーマンスを披露した。パフォーマンスは19時台と早かったが、その後も時折ワイプ画面に登場した。

「Don’t Call Me」のパフォーマンスは圧巻だった。また、黒いハットをかぶった怪しげなミンホが、素肌に黒地のジャケットという大担な衣装で目立っていた。

パフォーマンス直前のトークでは、10年ぶりの「Mステ」出演に当たって、SHINeeの東京ドーム公演の映像を含む歴史が紹介され、キーが「BoA先輩が『SHINeeを知らない方にもアピールできる番組だから頑張れ！』」との言葉をもらったことを明かした。

この日生出演していたNiziUのRIKUがSHINeeのファンであることを明かし、「『View』という曲がすごくカッコよくて、世界観がすごくお洒落でよく聴いています」と述べていた。

オンユが日本のアルバムを準備中、とサプライズで明かす場面もあった。

テミンがKAT-TUN『Real Face』に言及、ベテラン・SHINeeの神対応

また、この日の「Mステ」はダンス曲特集をやっていたが、パフォーマンス終了後もSHINeeが好きなダンス曲を質問される場面があり、テミンが流暢な日本語でで話した。

「カツーン（KAT-TUN）の『Real Face』（2006年）です。韓国では動きをいっつ（一つ）に合わせるダンスが流行りだったんですけど、自由でありながらも音楽を表現するのが新しかったです。その当時に『Mステ』を観て驚きました」

「Real Face」は2006年3月発売で、当時テミンは満12歳だったはずだ。

テミンの笑顔での日本語コメントは秀逸だった。ただ、筆者個人的に気になったのは、ここ1年ほどのSuperMなどのSMエンタのボーイズグループがジャニーズも出演している「Mステ」などの日本の音楽番組に出ると、子供の頃よく聴いていたなど、ジャニーズを持ち上げるような発言を質疑応答ですることが多いように思えることだ。

これは、「Mステ」がジャニーズが事実上レギュラー出演している番組だから、番組スタッフからジャニーズに対するリスペクト発言をリクエストされるのだろうか、と少々気になる。K-POP勢としても、ジャニーズとは敵対せず、リスペクトしていますと暗に示すことで、ジャニーズの不興を買って日本の音楽番組から締め出されないように、気を配っているのだろうか。

ちなみに、この日の特集の１つの高校ダンス部員たちが選んだ好きなダンス曲ランキングの1位はBTSの「Dynamite」だった。「Mステ」と言えば、2018年11月にBTSのメンバーの1人が過去に来ていたTシャツ問題を理由に、BTSの出演を直前に取りやめにして以来、BTSと和解できていない模様で、未だにBTSの出演が実現していない。当然BTSが「Dynamite」を歌っている映像はなく、MVを流しただけで、あとは視聴者が「Dynamite」を踊っている動画を幾つか流した。

その時、ワイプに韓国にいるSHINeeのメンバーの姿が映り、彼らは笑顔で「Dynamite」のリズムに合わせて体を揺らしていた。

「Mステ」をはじめとする日本の主要番組は、BTSが映っている場面ではジャニーズ（この日はA.B.C-ZとTravis Japanが生出演）をワイプに映さないという忖度を貫いているのに、BTSと競合するSMエンターテインメントの先輩グループのSHINeeをワイプに映すんだ、と少々驚いた。

SMエンタは韓国国内ではここ数年、EXOなどの看板グループをBTSと共演させたがらない傾向にあるように見受けられる（どちらが格上に扱われるかを気にするのだろう）。今回の「Mステ」のこの扱いに、SMエンタは内心むっとしたかもしれないが、ベテラン・SHINeeのメンバーは生放送で神対応だった。

SHINeeが7thアルバムのリパッケージ『Atlantis』を2021年4月12日発売

なお、SHINeeは、2021年4月12日（月）18時に韓国で7thフルアルバムのリパッケージ・アルバム「Atlantis」をリリースする。タイトル曲「Atlantis」、ミンホが作詞参加した「Area」、4人のボーカルハーモニーが際立つ「Days and Years」など新曲3曲を追加した全12曲が収録される（下記商品情報を参照）。

また、リリース直前の4月12日17時から、NAVER V LIVE SHINeeチャンネル「SHINee’s Sailing: Finding “Atlantis”」生配信を行う。

[追記] カッコいいタイトル曲「Atlantis」のミュージックビデオ（MV）は、あたかもジョンヒョンがいて5人のグループのような演出もちらっとあったことが、話題となった。

・YouTubeのSMタウンチャンネルに2021年4月12日に公開されたSHINee 샤이니 'Atlantis' MV（3分6秒）

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イベント情報

4/4(日) 15:00～ NAVER V LIVE+ Beyond LIVEオンラインコンサート「Beyond LIVE - SHINee: SHINee WORLD」
4/12(月) 17:00～ NAVER V LIVE SHINeeチャンネル「SHINee’s Sailing: Finding “Atlantis”」生配信