※本ページにはプロモーションが含まれます。

PRODUCE 101 JAPAN

日プ派生G吉本ファミリーの円神がメジャーデビュー決定/ 個人事務所・自社レーベルのORβITは?

2020年10月5日

スポンサードリンク

(目次)・TOP
吉本がJO1、OWVに続き円神もメディアに猛プッシュへ、ボーイズグループ市場の一角を占めることに
ほぼ個人事務所で自社レーベルのORβITは、アーティスト性とネット戦略で勝負すべき
ORβITイベント一覧 ・ ORβIT商品情報

2019年のサバイバル・オーディション「PRODUCE 101 JAPAN」(日プ)の元練習生による派生グループで、吉本興業ファミリー会社の「Showtitle」所属の9人組"円神"(エンジン)が、メジャーデビューすることが決定した。

2020年10月4日の、GYAO!での緊急生配信特番「円神-エンジン- 五大発表!緊急生配信特番」で発表された。

吉本興業ファミリーの日プ出身グループのメジャーデビューとしては、吉本興業と韓国CJ ENMの合弁会社LAPONEエンターテインメント所属の本家・JO1(レーベルはソニー系列のLAPONEエンターテインメント)、吉本興業直属で9月30日にユニバーサルミュージック/ ユニバーサルシグマからデビューした4人組(OWV)に続く、3組目となる。

円神は、ユニバーサルミュージック/ ユニバーサルシグマに独自レーベル「nonagon records」を設立して、2020年12月にメジャーデビューすることになった。

円神のメンバーは、瀧澤翼、A.rik(エーリック)、草地稜之、熊澤歩哉、中谷日向、中林登生、中本大賀、宮里ソル、山田恭だ。

正直、日プの速い段階で脱落したメンバーが多かったので、筆者がよく覚えているのは、ファイナル終了直後のGYAO! 特番のMCを務めた「1人タキツバ」(byナインティナイン)の瀧澤翼と、ミスターキャンパスの何かのタイトルを持っていたがダンスや歌は初心者だった草地稜之くらいだ。

2020年6月15日に、9人が共演するステージ・クリエイト・プロジェクト「円神 -エンジン-」が発表されていたが、この段階ではCDデビューするかどうかは不明で、2020年12月にファースト公演を東京と大阪で上演すると発表されていた。

吉本がJO1、OWVに続き円神もメディアに猛プッシュへ、ボーイズグループ市場の一角を占めることに

円神の初公演は、円神 Debut Stage 『nonagon(ノナゴン)~始まりの音~』ということで、東京・大阪で全11公演開催が予定されているという。この公演に合わせて、CDデビューすることになる。

吉本興業所属の日プ派生グループOWVの大事なデビューシングル「UBA UBA」の発売初週が無事に終わった10月4日(日)の夜に、次のメジャーデビューは円神、と発表されたわけだ。

吉本興業でない事務所所属だったら、おそらくテレビ出演の機会もほとんどなく、メジャーレーベルからデビューすることも難しい状況だったかもしれない。

しかし、吉本興業は、主要音楽番組ではまだ交渉力が弱いとみられるものの、情報番組やバラエティー番組では圧倒的な強さを誇るから、JO1、OWVに続いて、おそらく円神も12月のCDデビューと初舞台の前にいろんな番組にねじ込んで、精力的にプロモーション活動を展開するつもりだろう。

こうして、吉本興業ファミリーの日プ出身ボーイズグループは、本家・JO1と派生グループのOWVと円神の3グループとなる。

もちろん、断トツに売れるのはJO1だが、ジャニーズやLDHのように、複数グループを立ち上げて知名度アップを図り、日本のボーイズグループ市場で着実に一角を占めるつもりだろう。この意味では、日プをきっかけに、日本のボーイズグループ市場の地図が塗り替わりつつある。

ほぼ個人事務所で自社レーベルのORβITは、アーティスト性とネット戦略で勝負すべき

それを考えると、2020年11月11日にデビューアルバム「00(オーツー)」を自社レーベルPresent Labelで発売する日プ派生グループの日韓7人組ORβIT(オルビット、オルビ)は、吉本ファミリーの3グループに比べると、かなり不利な環境にある。

これまで、コロナ禍の日韓渡航制限で、日本の5人と韓国の2人が分断されたまま、何とかレコーディングをこなしてきたが、ここにきてようやく、近いうちにビジネス目的の韓国から日本への入国が解禁されるという。

芸能人向けの興行ビザ(撮影や番組出演などの仕事も対象)がビジネスマンの出張用のビザと同じ扱いになるかどうかは分からないが、韓国在住のヒチョンとヨンフンが来日できれば、7人揃ってのプロモーション活動が可能になる。

しかし、ORβITの所属事務所は、日本は小さな新興事務所のDream Passport、韓国はヒチョンが代表を務めるFuture Passportという個人事務所だ。いずれも日本のテレビ業界への影響力はないし、吉本ファミリーの3グループとも共演NGだろうから、テレビ出演は期待できない。

しかも、メジャーレーベルではなく、CD取扱店もHMVなどに限られている。K-POPに力を入れているはずのタワーレコードすら、今のところ扱ってくれていない。

また、販売数が多いとみられるORβITの公式ショップ(SPACESHIP)は、今のところオリコン調査協力店の対象に入っていないから、このままではオリコンランキングの対象となる売上から漏れてしまう。

ORβITは安藤誠明やヒチョンのような卓越した歌唱力のメンバーがいて、上原潤のようなラップスキルに優れたメンバーがいて、メンバー全員がイケメンだ。もし、大手芸能事務所所属で、メジャーレーベルだったら、JO1に近い大人気・高水準の売上となっていた可能性もあると思う。

でも一方で、やっぱり日韓合同グループのORβITは、日本の大手芸能事務所のやり方には馴染まないような気もする。

テレビ出演が困難な代わりに、ORβITの7人は、ほとんど個人事務所だから、ついて行くファンがいる限り、自分たちのやりたい音楽、やりたい活動、売りたいグッズをセルフ・プロデュースできる自由があるし、メンバーへの利益配分も、大企業所属の場合よりも、おそらく大きくなるだろう。

ORβITはメディア露出では期待できないが、今やネットが音楽プロモーションの主戦場だから、ネット戦略を工夫し、アーティスト性やビジュアルが好感されれば、新規ファン獲得は可能だろう。

[PR]



amazon タイムセール

スポンサードリンク
スポンサードリンク

-PRODUCE 101 JAPAN
-, , , , , , , , ,