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・SKY-HIがBMSG志望の女子高生を深夜に複数回自宅に呼びつけていたことへの、世間の目は非常に厳しい
・SKY-HIは12月29日の日テレ大型音楽特番のBMSGコラボに出演予定―SKY-HIが出演を見合わせるべき理由
BMSGを率いているSKY-HI（日高光啓、39）が、現在17歳の女子高生アイドルを複数回深夜に自宅マンションに呼び出していたことが2025年12月19日にNEWSポストセブンで報じられ、同日にBMSGが謝罪コメントを発表したが、不祥事にもかかわらずSKY-HIが2025年12月29日（月）の日本テレビ系大型音楽特番「発表! 今年イチバン聴いた歌～年間ミュージックアワード～」にパフォーマンスで出演することに、違和感を唱える視聴者が続出、と12月25日配信の週間女性PRIMEが報じた。
SKY-HIが思っているよりも、世間の声は厳しい。少なくとも当面、表に立つ活動は自粛すべきではないか、と筆者個人的には思っている。このままでは、同番組でSKY-HIとコラボするBMSGアーティストたちにも、悪影響となりかねない。
SKY-HIがBMSG志望の女子高生を深夜に複数回自宅に呼びつけていたことへの、世間の目は非常に厳しい
SKY-HIがアイドル活動をしている現在17歳の女子高生と2023年の夏頃（当時は高校1年生）から親しくなり、2025年11月の「週刊ポスト」の追跡に至るまで、複数回その女子高生Aさんを自宅マンションに深夜に呼び出していた、という2025年12月19日10:00配信のNEWSポストセブンの記事は衝撃だった。
正当な理由なく未成年を深夜に外出させたとなると、東京都青少年健全育成条例違反の可能性もある、と記事中の弁護士が示唆している。
BMSG（のおそらく法務担当者）は、女子高生Aさんの親御さんの了承を得ていた、と説明している。だが、良識ある会社経営者であるなら、「深夜ではなくもっと早い時間帯に、自宅マンションではなく事務所で、2人きりではなく親御さんと一緒に会いましょう」と提案すべきだった。
AさんはBMSG志望だったというから、BMSGのトップのSKY-HIから呼ばれて、断れるはずがない。2人の力関係の差は明らかだった。
SKY-HIがAさんを自宅マンションに呼び出したのは、Aさんの母親によると、ダンスのレッスンのためとのことだったが、BMSGのコメントでは、音楽活動や今後のキャリアに関する相談が目的、としていた。
記事にはSKY-HIがAさんにLINEで「かわいすぎる死ぬ」「タイプすぎて辛いまである」「だぁいすき」などのメッセージを送っていたことも、報じていた。
結果的に、BMSGはAさんを自社のトレイニーとして採用しない決定をしている。わざわざ深夜に未成年の女の子を何度も自宅まで呼びつけるなどという非常識なことをしておいて、と本人や心配していた母親がブチ切れてもおかしくない。
Yahoo!ニュースのコメント欄の書き込みを見ると、SKY-HIに批判殺到の大炎上だ。深夜の自宅マンションで、本当に女子高生と話をしていただけなのか、疑っている人も多い。
たとえSKY-HI本人が公の場で「神に誓って、彼女には指一本触れていません」と断言できる場合でも、責任ある企業トップが、東京都青少年健全育成条例違反となりかねない行動をすることは、いかがなものか。
チャンネル登録者数が28万人超の某ユーチューバー氏などは、生配信で、SKY-HIは○○○○との見方を示し、憧れの事務所のトップという立場を利用して、まだ判断能力が未熟な未成年の女の子を深夜に呼びつけたことは、謝罪コメントで済む問題ではない、と厳しく批判していた。
筆者個人的には、SKY-HIが報道の3時間後の当日午後1時からのTOKYO FM「JUMP UP MELODIES」にゲストとして生出演して、「お騒がせして申し訳ございません。日高です、よろしくお願いします。SKY-HIです」と、軽く謝罪して、その後はMCと通常のトークをしていた、とのスポーツ新聞のオンライン記事を目にして、ちょっと驚いた。
不祥事を起こしたのに、活動自粛せずに生出演するんだ、と驚いたのだ。もちろん、ドタキャンすれば番組は困るだろうが、報道は生放送当日でも、記事化されることはそれ以前から分かっていたはずだった。BMSGのアーティストの誰かを、代打として送り込むことはできただろうに。
SKY-HIは12月29日の日テレ大型音楽特番のBMSGコラボに出演予定―SKY-HIが出演を見合わせるべき理由
さらに信じがたいのが、SKY-HIが12月29日（月）の日本テレビ系大型音楽特番「発表! 今年イチバン聴いた歌～年間ミュージックアワード～」生放送に出演し、BMSGアーティスト（SKY-HI、BE: FIRST、MAZZEL、HANA、STARGLOW）による一夜限りのファミリーコラボ「ドリームステージ」に出演する予定となっていることだ。
これに関し、週間女性PRIMEの2025年12月25日配信の記事は、SKY-HIの出演に違和感を覚える声が続出しているとし、同じ日本テレビが刑事事件化されていない国分太一をコンプライアンス違反として締め出した厳しい対応と、ダブルスタンダードだとの見方を伝えている。
筆者個人的には、SKY-HIは世間とズレていると思う。こういう華やかなステージに、スキャンダルの渦中の人物が生出演してパフォーマンスを披露することが、一般視聴者の目にどう映るか、分かっていないと思う。SKY-HIがBMSGコラボに出演することで、再度大炎上する可能性が高く、BMSGの共演者たちにもマイナスになりかねないのに…。
SKY-HIを詳しく知らない視聴者には、ああこの人が渦中の社長か、と完全な“見世物”となる。パフォーマンスなんかどうでもいい。目が行くのは容姿やチャラさだけだ。
また、SKY-HIの女子高生アイドルAさんに対する行動に嫌悪感を抱いている視聴者は、SKY-HIの顔を見たくないと思う。
重要なのは、見たくない顔がいると、一緒に出演している他のBMSGアーティストのパフォーマンスがいかに優れていても、集中できなくなることだ。SKY-HIが売り込もうとしている自社アーティストというだけで、いわれのない反感を持たれるリスクすらある。
BMSGの所属アーティストにとっては、大炎上しているSKY-HIと今コラボステージをすること自体が、マイナスになりかねない。
また、SKY-HIが登場することで、日本テレビに抗議が殺到すれば、日本テレビにも迷惑になる。
コラボステージの入念な練習をしたから、今さら変更できない、というのは理由にならない。BE:FIRSTにはSHUNTOのような優秀なラッパーもいるし、何ならNovel Coreとかにピンチヒッターを頼んでもいいだろう。
BMSGアーティストを守りたいなら、SKY-HIはこの華やかなコラボステージに参加すべきではないし、少なくとも当面は、表舞台での活動を自粛すべきだ、と筆者個人的には思っている。一般企業だったら、引責辞任事案だと思う。
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