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・メンバートーク①―手越祐也はゴルフ好き、FURUTATSUは運動オンチ
・メンバートーク②―メンバーからFURUTATSUへの誕生祝いプレゼントはトロフィーだった
・メンバートーク③―手越祐也はバカリズムを『難しい人』として恐れている
・新曲『Starting Over』を披露、すごくカッコいい/ コーラス部分について
・商品情報+最近の記事リスト
XYから独立した手越祐也(ボーカル、37)、KYOHEI(ドラム、28)、FURUTATSU(ベース、23)のロックバンド・T.N.Tが、2025年6月27日(金)深夜の日本テレビ系「バズリズム02」に出演し、メンバーのトークを経て、6月25日(水)に配信リリースした1stシングル「Starting Over」のスタジオライブを披露した。カッコよかった。
メンバートーク①―手越祐也はゴルフ好き、FURUTATSUは運動オンチ
T.N.Tのコーナーの冒頭で、ナレーションで、T.N.Tが2025年6月14日にヒロミがアンバサダーを務めた「八王子魂」メンバーのトークでは、ほとんどがバラエティー慣れした手越祐也のトークだった。中央に立った手越は金髪、向かって左のFURUTATSUはピンク髪、右のKYOHEIは銀髪だった。
お題は最近ハマっているものだった。手越は、以下のように、ゴルフにハマっていることを明かした。
「最近ハマっているものっていうことなんですけど、ゴルフ大好きでして、明日もゴルフなんですよ(笑)。ゴルフのいいところって、全国ツアーとかやると、東京だけじゃなくて、全国津々浦々ってゴルフ場があるわけですよ。だから、俺にとって全国ツアー、音楽だけのツアーじゃなくて、サブタイトル・ゴルフツアーなんですよ」
それから、手越は両隣のメンバーに、「アナタたち、やってない。始めますか?」と尋ねた。ゴルフは本格的にゴルフ場でコースを回るとなると、お金がかなりかかるスポーツだから、若者、特に駆け出しの若手ミュージシャンの多くは無縁だ。
FURUTATSUが笑顔で「めちゃめちゃ運動オンチなんですけど」と述べ、手越は「ぽいよね。打ちっぱなしに、近々行こうか」と提案した。これに、KYOHEIは「是非」と乗り気のようだった。
メンバートーク②―メンバーからFURUTATSUへの誕生祝いプレゼントはトロフィーだった
次に、話題がFURUTATSUの5月25日の23歳の誕生日祝いのエピソードに転じた。手越がFURUTATSUのほうを向いて「誕生日、先日迎えまして、そのサプライズがあったのね」と話を振った。
FURUATSUは「メンバーから、なぜかトロフィーみたいなのを頂いて。何でトロフィーなんですか?」と尋ねた。画面に「第23回 古野達識 生誕祭 優勝 2025.5.25」と刻まれた、大きめのトロフィーの写真画像が示された。
すると、KYOHEIが「もらったことないものを出したいと思った時に、トロフィーいいんじゃね?と。生誕祭、お祭りじゃないですか。優勝してもいいんじゃないかということで」と説明した。
メンバートーク③―手越祐也はバカリズムを『難しい人』として恐れている
最後に、番組MCのバカリズムにプレゼントを贈るとしたら何がいいか、の話題になった。
手越は「バカリズムさんにも、何か誕生日、せっかく番組にも呼んで頂いているし。恩返しとかしたいと思うんだけど、何がいいと思う?」と切り出したが、カメラに向かって「あの…難しい人よ」と訴えた。
さらに手越はバカリズムについて、「や足くて、頭の回転も速くてね、いろんな仕事やって素晴らしい方ですよ。でも、難しい人よ」と述べた。過去に何か具体的な事例があったのだろうか?
その上で、手越は「1人きりで行ける世界一周旅行券」とのアイデアを述べ、画面に向かって「僕らからもらうなら、ほしい誕生日プレゼントは何ですか?」と尋ねた。
ここでVTRが終わり、バカリズムは笑顔で「(Nintendo) Switch2をお願いします!」と答えていた。
新曲『Starting Over』を披露、すごくカッコいい/ コーラス部分について
披露曲「Starting Over」について、ナレーションで「自分の信じる道を突き進め、という応援ソング」と説明があった。歌詞を書いたのはKYOHEIだ。
T.N.Tの3人に、サポートギタリストが加わった4人での「Starting Over」パフォーマンスだった。
疾走感のある、カッコいいロックだが、清涼感もあって聴きやすい。手越はさすがのボーカルで、存在感も凄かった。手越にもバンド全体にも華がある。
原曲の尺は4分10秒だが、パフォーマンスの尺は約2分22秒で、テレビサイズ(約2分半)に短縮されていた。他の音楽番組の多くもテレビサイズ披露が慣例化しているから、仕方ない。
コーラス部分については、ベースのFURUTATSUが、ベースを弾きながら、マイクスダンドでコーラスを入れていたところもあった。
それとは別に、手越自身の声でのコーラスが入っていたことに、アレッと思った人もいるかもしれない。
当たり前のことだが、事前収録の音楽番組では、生放送の番組での生演奏と違って、必ず音質調整・編集されたサウンドが、オンエアで視聴者に届けられている。
動画編集をしたことのある人なら分かると思うが、多重録音は簡単にできる。ただの一般人の筆者ですら、音声編集ソフトを使って、複数の音源を取り込んで、編集・統合する簡単な作業を、何度もやっている(仕事ではない)。
テレビ番組の音響技術のプロなら、コーラス入りの公式音源と、スタジオでバンドが演奏して収録したサウンドを、絶妙の音量バランスで組み合わせることなど、朝飯前だ。
今回のオンエアで、手越の声でのコーラスも入っていたことに関しては、2つの方法が考えられる。1つは、番組のスタジオでバンドで演奏して録音し、その録音音源を流しながら手越がさらにコーラス部分を歌って録音して、組み合わせたのかもしれない。
もう1つは、バンドの演奏を収録する際に、イヤモニを通じてコーラス入りの(リリースされた)公式音源を流し、それに合わせて演奏するように、指示されたかもしれない。スタジオで演奏して録音したサウンドを、公式音源のコーラス・トラックと組み合わせて、コーラス入りのサウンドをオンエア視聴者に届けたのだろう。
実は、「NHK紅白歌合戦」のような生バンド伴奏での生放送の大型音楽特番であっても、ベテラン歌手が喉の調子が悪いなどの理由で、口パクを行うこともたまにあるという。その際には、生バンドは流れてくる公式音源に合わせて、楽器を演奏することになる。視聴者に届く録音音源と生演奏のバランス次第では、ほとんどエアバンドになりかねない。
そういう音楽番組の実態には、賛否もあるかもしれないが、たとえば韓国の音楽番組では、パフォーマンスの事前収録を何度も行い、編集でベストな部分だけつなげてオンエアするのが当たり前だ。
「バズリズム02」のような事前収録の音楽番組でのパフォーマンスのサウンドは、生放送での生演奏とは全く違う。スタジオで収録したサウンドは、調整・編集されて、ベストなクオリティーに仕上げられて、オンエアで視聴者に届けられている。それが音響技術者の仕事だ。
今回は生放送での生演奏ではないが、T.N.Tのファンはもちろん、手越の卓越した歌唱力をよく知っているし、KYOHEIもFURUTATSUも、オーディションでYOSHIKIに認められたスキルの持ち主だ。彼らのスキルには絶大な信頼があるから、何も心配することはない。
今回はまず、結成間もないT.N.Tが、「バズリズム02」という、地上波の知名度の高い音楽番組に出演できたことが、素直に嬉しい。
さらに、「Starting Over」という楽曲もT.N.Tというバンドも、とてもカッコよくて魅力的で、初見の視聴者の目を引いたと思われる。
今後T.N.Tに他の音楽番組にも出演してほしいなら、可能なファンは、MV再生回数やSpotifyなどのストリーミング再生回数を増やすことに貢献することから始めよう。
商品情報
*XYから独立したT.N.Tの2025年6月25日(水)0時デジタルリリースの1stシングル「Starting Over」表題曲はKYOHEIが作詞を担当。焦らずに信じる道を一歩ずつ歩いて行こうという気持ちが込められている。ギターはサポートギタリストのRyu.が担当。
Amazon: Starting Over (T.N.T) 2025/6/25
Apple Music/ iTunes: Starting Over (T.N.T) 2025/6/25
レコチョク: Starting Over (T.N.T) 2025/6/25
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*XYのボーカルの手越祐也とJAYと楽器隊のKYOHEI(Drums)、KAIRI(Guitar)、FURUTATSU(Bass)の5人組バンド・T.N.Tの初の音源リリースとなるデジタルEP「ZERO」が2025年4月6日(日)0時に配信開始。収録曲は全4曲で、「Leap Of Faith」と「My Beautiful Moment」はKYOHEI(共作)、SwallowtailはFURUTATSUとT.N.Tが制作に携わった。
Amazon: ZERO (T.N.T) 2025/4/6
Apple Music/ iTunes: ZERO - EP (T.N.T) 2025/4/6
レコチョク: ZERO (T.N.T) 2025/4/6
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T.N.Tの記事:
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